【ラバーファンのS女が解説】ラバーフェチの甘美なる世界にようこそ！ラバーの魅力や楽しみ方！

こんにちは！

数年前からラバーにハマり、オーダーメイドのスーツを愛用している山口メトロです。

ラバー愛好家、ラバリストは長らくアンダーグラウンドの存在でした。ですが昨今地上波のテレビで紹介されたり、アーティストがラバースーツなどを着用するなどして注目が上がっています。

ラバー、着たことありますか？独特の質感が病みつきになっちゃいますよ。

今回はそんなラバーフェチについて解説をしていきます。もしもこの記事を読んで少しでもラバーに興味を持ってくださったら、ぜひ1度実物を触ってみてくださいね。質感こそが大きな醍醐味なので、一次体験の衝撃をぜひ感じてほしいです♡

ラバーフェチとは、正式名称を「ラバーフェティシズム」と言います。数多くある性的嗜好＝フェティシズムの1つであり、自分や相手をゴム（ラテックス、ラバー）で作られた服で覆うことで興奮する嗜好のことです。

日本ではラバーフェチという名称が一般的であり、衣類そのものの愛好者のことをラバリストと呼ぶこともあります。その中でも細分化され、プレイにセックスが伴うかすらも個人の嗜好に委ねられています。

ラバーフェチは元々フェティシズムの中でもSM要素の強いアプローチとして親しまれてきました。現在でもSMプレイに用いるシーンは多く、拘束から呼吸制御、人格否定まで肉体的・精神的加虐道具として安定した支持を得ています。

ラバーコスチューム単体としても見てもその要素は強く、ラバーとの親和性が高い拘束具やガスボンベに代表される呼吸管理グッズなどがネットでも多く並び、SMとは切っても切れない関係であることを示唆しています。

そして今、先にも挙げたようにラバーフェチの注目度が上がっています。全身のコスチュームだとハードルが高いと感じるかもしれませんが、頭部だけ・グローブだけなどでも楽しめるのが魅力なんですよ。

次項ではラバーフェチの魅力そのものについて解説していきますので、ぜひ読んでみてくださいね(*ﾉωﾉ)

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ラバープレイでは多くの場合、体の全てもしくは大部分をラバーで隠します。これには顔面や後頭部なども含まれ、相手の人相はおろか表情さえも判別つかない姿になります。そしてこれこそが、匿名性というラバーフェチの醍醐味です。

自分や相手が社会的にどのような肩書であろうと、イケメンであろうと不細工であろうと、1度ラバーを着ればそのような情報は無価値になります。相手や空間との同一化を深く感じることができるのです。

またラバーは伸縮性に富んでいる素材ですから、男女限らず身に纏うことでボディラインを強調します。と聞くと「スタイルが良い人ばかりが得をする」とも思われるかもしれませんが、実際にはそうとも限りません。

黒い縁のシルエットとなったその姿は当然モデル体型の方は美しいですが、そうでない場合でも普段は服で隠されているラインが強調され「着ているのにエロティック」という独特の美しさ、赤裸々さを体現してくれるのです。

伸縮性があるからこそ、肌とラバーの間には余裕のある空間などはほぼ一切ありません。まるで真空パックで張り付けたかのように、ピタッと密着しています。なのでラバーは着ると特有の圧迫感を感じるのです。

体は自由に動かせるのに、なんだか締め付けられている。この不思議な感覚は日常生活では早々味わうことはできません。拘束感を感じさせる質感は、日常から離れた時間であることを自覚せしめるエロスが秘められています。

またラバーを着ることで、当然ながら直接モノが触れることはなくなります。ですがラバーはモノを触った時の感覚が分かる程度の薄さは残されているので、1枚薄い膜を挟んだかのような独特の遮断感を感じることができます。

そしてラバーは温度を比較的通しやすいので、普段生活しているよりも過敏に温度変化を感じるのです。人間の肌のままでは感じることのできないい触感と温度、これもまた非現実性を感じさせる要因です。

特に全身をラバーで覆うことで、人間らしさを極限まで抹消することができます。目元や口元などもマスク等で覆えば、その人が本来は肌や表情や心を持つ人間である…ということすらも麻痺させます。

これらは人体家具などにも通じた「人体の無機物化」を誘発し、多くのフェティシズムとリンクします。自然との調和、同じ無機物への精神的な擬態など、各々の形で無機物化を楽しむことで日常を忘れることができるのです。

昨今ゴールデンタイムでもラバリストが紹介されたこともあり、ラバーコスチュームそのものに対してのイメージも広まってきました。ですがそれも影響してか、国内外問わず粗悪品の流通も広まってしまっている問題があります。

ほんの少しひっかけただけで破れてしまうものや、写真と全く違うもの、伸縮性が非常に低く着づらいものなどが挙げられます。国外品だとサポートを受けづらいのもネックとなり、昔よりも買い手側の判断力が求められています。

SMやそれに準ずるプレイは常に危険と隣り合わせではありますが、例に違わずラバープレイもそれに当てはまります。特に昨今、ラバーを使用した可能性が高いバキュームプレイにおいて重篤な事故が発生し、全国でニュースとなりました。

それに伴い、SMプレイの派生であるバキュームプレイ（体を真空パック状にする）やラバープレイへの偏見も強まり、残念な形で注目されてしまうことに。これらの誤解やイメージを拭っていくこともこれからの課題となるでしょう。

私が実際に初めてラバープレイをした時に思ったのは、見た目以上に脱ぎ着が大変なこと。日常の中のゴムと言うと、ビヨ～ンと長く伸びるようなイメージがありますが…コスチュームとなると厚みと固さもあり驚きました。

ダイビングウェアに感覚は近く、後ろのチャックを自分で閉めることも簡単にはいかなかったので人の手を借りました。脱ぐときも体の汗でゴムがくっついて、張り付いてしまうのでかなり苦労をした思い出です。

ラバーは「第二の皮膚」と呼ばれるほどの独特な質感を持っています。ラバー超しに相手に触れているのに、皮膚には触れていない。でも、まるで皮膚に触れているかのような感覚はある…という、ラバーにしか無い特有の感覚です。

抱きしめ合っているのにも関わらず、どこか壁を感じる。けれども相手の体温はしっかり伝わる…。事前にどんな感覚になるかは聞いていたものの、いざ自分が体感すると、ラバーを1枚着ているだけなのに異次元体験をしたような気持ちになりました。

これはエロティックな話ではなくもうしわけないのですが、ラバーを着ていると普段なら適温の室温でもすごく寒いんです（笑）。特に冷房をかけていると、風が当たるとその温度がモロに地肌に貫通してきます。

とは言え少し熱くすると今度は熱中症になりそうな程に多くの汗が！ラバーを楽しめるベストな温度と湿度は、実はかなりシビアなのだなと気付かされました。温度のストレスが気になっていては入り込みづらいですからね…！

そんなラバープレイを楽しめる相手と出会ったのは、PCMAXがきっかけでした。私にラバーの手ほどきをしてくださった方と出会えたので感謝しています。色々なフェチの方が多いので、出会いが欲しい方はぜひ使ってみてくださいね。

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