セックスボットとのエッチが当たり前になる日が来る!?

こんにちは。

夜遊びを知り尽くしていると自負しているアブノーマル子です。

今回はこれから夜遊び……いやセックスの最先端！？のトレンドになりそうなセックスボットについて解説していきます。

セックスボット（sexbot）とは何でしょうか？

ロボット？と思われるかもしれません。確かにbotはロボット（robot）の短縮形・略称として使われます。

答えは、人工知能を備えたロボットのセックスパートナーです。

ロボットのセックスパートナーと言われてもパッと想像できる方は少ないと思います。

映画「ブレードランナー」あるいは「エクス・マキナ」のような感じかな？と想像されるかもしれません。

それにしても、ロボット相手にセックスなんて不気味じゃない？そんなことできるの？と眉をひそめる方もいらっしゃるでしょう。

知らないだけでロボットの開発は相当すすんでいます！

動画や写真を3例載せていますので、ぜひご覧ください。

まずはSamantha（サマンサ）という2017年に発売されたセックスロボットです。

見た目は人形の様です。

外見は好みに合わせてカスタマイズ可能で、価格は約56万円ほどです。

動画では表情や口の動きはなく、なんだか不気味に感じてしまいます！

サマンサにはAIやセンサーが取り付けられており、会話を重ねていく中で様々なことを学び、行為を記録し、どの部位に触れられているかもセンサーで判断可能で、会話や性行為を重ねるうちに反応が変化していきます。

サマンサには「性行為モード」と「家族モード」という2つのモードがあります。

家族モードではジョークを言ったり日常会話をします。このモードはスイッチで切り替わるものではなく、きちんとサマンサにタッチしたり、上手く話しかけたりしてサマンサがその気になったときに初めて切り替わります。セックスボットでも無理矢理セックスをすることができないようになっています。

これにはロボットであっても女性をモノとして扱わないという開発者セルジ・サントス博士の主張が込められています。

さらに、開発者の妻からの発案により相手が暴力的であった場合、サマンサが退屈している場合はセックスに応えないという機能も追加されました。

ここまで考えて開発されていると、最初は不気味でしたが興味が湧いてきますね！

次はHarmony（ハーモニー）という、2018年発売のAI搭載セックスロボットです。

首や口、表情が動き瞬きもしていて格段にリアルさが増しています！

価格はヘッド部分だけで約85～110万円。ボディ部分も買うとさらに高額になります。

ハーモニーの性格は12種類から選択可能で、外見から乳首、陰毛量まで細かくオーダーができます。

セックスの体位、持ち主の性的な趣味等を認識して、持ち主が最も興奮するような隠語・喘ぎ声を発するようになります。

さらに外性器、膣、子宮、子宮頚管まで様々な素材で再現されており、自然に人工体液が分泌され、熱を帯びるようなつくりです。

しかしボディ部分はまだ自動で動かないので、セックスの際はハーモニーの関節を動かしてポーズを取らせる必要があります。

すぐにボディ部分も動くセックスボットが開発されそうです！

男性向けがメインですが、女性向けもあります！

その名もHenry（ヘンリー）です。

ハーモニーと同じ会社が手掛けており、AI搭載でセックスのみならずコミュニケーションも楽しめます。もちろん外見も好みでカスタマイズ可能で、価格は110万円ほど。

写真では整った顔と鍛えられた肉体が見えます。

ヘンリーの股間にはシリコン製ペニスが搭載されており、オプションで取り外し可能なペニスを選択することもできます。

興味深いことに女性からはセックスパートナーという役割より、話し相手や友達としての需要が多かったそうで、ハーモニーよりAIによる会話機能を重視しているとのこと。

女性と男性では求めるものが違うんですね！

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ここまで具体的に3例を紹介してきました。

次はメリットについて紹介していきます。

最初のセックスが良くなかったから苦手になった……相手に下手だと言われた……そんな不安やトラウマでセックスができない人、初体験が怖い人にはセックスロボットはうってつけではないでしょうか。

相手がロボットなので、行為中に過剰に顔色を窺わなくて済みますし、痛いのに行為を続行されることもなく、望まない妊娠のリスクを背負う必要もありません。パートナーと緊張状態でセックスするよりも気楽に練習できます。

そして、セックスボットを購入した人達に向けた調査で驚くべきことが分かっています。

購入者たちはセックスボットを性のはけ口にせず、一緒にテレビを見たり、服を選んで着せたり、メイクをしたり、写真を撮ったりと恋人のようなことをしていました！

購入者たちはセックスボットに愛情や仲間意識を抱いており、人間の孤独を癒すというメリットもあります。

亡くなったパートナーに似せたセックスボットを要望する人もいます。

セックスボットに絆を感じるというのはなんだか不思議な感覚ですが、ドラえもんや鉄腕アトム、ターミネーターで見慣れているためかそこまで嫌悪感は感じませんね。

セックスボットなら体調が悪い、気分が乗らない、夫や妻を生理的に受け付けないということなくセックスができます。

セックスボットを性の道具にしているだけと思われるかもしれませんが、セックスボットを購入したことにより、妻とのセックスをより丁寧でロマンチックに楽しめるようになった男性もいます。

上手に使えばセックスレスを解決していけそうですね！

セックスボットで性欲を解消することで、浮気・不倫に走る、援助交際や違法な売春などの性犯罪を防ぐことにつながる可能性があります。

データで証明されていないのでまだ可能性ですが、これらが減ることで離婚裁判や慰謝料を求める裁判も減り、犯罪、望まない妊娠も減っていけばいいですね。

風俗店や接待を伴う飲食店でクラスターが発生したと連日ニュースが賑わっていたことは記憶に新しいです。

人との距離が近い分、コロナウイルスは心配ですし行為に及んだ場合は性病にも気を遣います。

でも、もしセックスボットを持っていて自分しか使っていないならば感染リスクは風俗店等に行くよりも格段に下がります。

目に見えないウイルス・細菌におびえず楽しむことができます。

メリットの次は問題点をあげていきます。

セックスボットに反対する運動は世界中に存在します。

イギリスのモンフォート大学のキャサリン・リチャードソン博士は反対運動の発起人です。主な反対理由はセックスボットは性の対象でしかないため、女性や子供そして時には男性やトランスジェンダーの人々をも性的道具としてみてしまう危険な思想をもっているから、とのこと。

やはり新しいものには反対や批判が付き物です。これから研究や開発が進んでデータが出てくればまた風向きも違ったものになってくるでしょう。

セックスボットは外見や性格を自分好みにカスタマイズできるので理想を体現しています。触り心地は人間と同じで、持ち主の好みに合わせてセックスボットも変化していきます。

これなら生身の相手よりも楽だし、自分好みでイイ！となってしまうかもしれません。

ひょっとしたら生身の相手とセックスしたくなくなる可能性もあり、そうすると離婚や少子化が進んでしまいます。

セックスボット開発者の1人は「使ってみればわかるが、人間とは違い、あくまでセックスボットは道具であり玩具」と言っていますが、使う側の人間によって将来に影響を及ぼしそうです。

相手はロボットなのでセックスの回数に制限がなく、疲れる事はありません。関節が動かせる限り好みの体位にできるので、生身相手のセックスを凌駕する楽しみを提供してくれるかもしれません。

特に性的な刺激に溺れやすい若者にとってはセックスボットの普及は危険な可能性があります。

機械で1番心配なのは安全性とセキュリティです。

オーストラリアのディーキン大学のニック・パターソン博士は、インターネットに接続されたセックスボットをハッキングするのは、パソコンやスマートフォンに侵入するより容易だと言います。

ハッキングされてしまうと、カメラ・マイク・稼働部位等の制御権は奪われてしまうので物理的な危険が及ぶ可能性があります。

もちろんセックスボットに蓄積されたデータ（会話や行為など）も抜き取られてしまうでしょう。

また、セックスボットがセックス中に故障したらどうなるのか？パワーが強すぎることはないのか？誤作動したらどうなのか？不安はつきません。

ハッキングしてセックスボットで傷害・殺人という事件も起こるかもしれませんし、セキュリティはしっかりしたものを選ぶ必要があります。

現時点で製造している会社はありません。

AI技術は日本でも発展していますが、性風俗産業にはまだ進出していないようです。

しかし日本には優れた技術があるので、セックスボットも製造される日は近いかもしれません。

現時点ではどちらもないです。

購入したい場合はオンラインで注文するようです。

しかし、セックスボットの買取をしている店舗もあるので、数が揃えば中古品で店頭に並ぶ日も近いかもしれません。

セックスボットの風俗店はモスクワ、スロベニアでは既にオープンしています。スロベニアのその風俗店の利用料金は1時間で120ユーロ（約14500円ほど）です。

オリンピックが2021年に開催予定なので、もしかしたらまずは海外向けにセックスボットの風俗店がオープンするかもしれません。

現時点で規制はありません。

しかし、今よりもっとセックスボットが一般的になれば規制は進むでしょう。

イギリス、オーストラリア、アメリカでは幼い女児をイメージさせるセックスボットの輸入・流通・販売を禁止する措置が実施されています。

これはチャイルドセックスボットに飽きたら次は本物の子供に手を出したくなるかもしれないという懸念からですが、もしチャイルドセックスボットによって犯罪が減ったというデータが出れば規制は緩和されるかもしれません。

まさに今は過渡期と言えます。

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最初に紹介したセックスボットのハーモニーがコロナによるロックダウンの最中、リモート会議をする動画が公開されました。

難しい質問にも流暢に答える姿に驚きの声が上がり、現在では注文が殺到していて製造が間に合わない状態です。

セックスボットはこれから他の産業用ロボットと一緒に普及していく可能性が高いでしょう。

安全性やセキュリティ、そして犯罪が減少する等のデータがハッキリ出れば少しは不安が軽減されるかもしれません。

現時点では「ロボットを恋人にしますか？」という問いに「ノー」と答える人が大多数です。最初こそセックスボット所有者は奇異の目で見られ、差別され反対されるかもしれません。

ですが、思い出してみてください。少し前までは同性愛は認められませんでしたが、現在では認めるような風潮になってきています。

セックスボットにはメリットも問題点もたくさんありますが、普及していくことで認める風潮が出来上がってくる可能性は大きいです。

そうすると50年後には様々な機能を備えたセックスボットが1家族に1台、あるいは1人に1台という世界が出来ているかもしれません。

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