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ナポリの観光スポット11選と安全な楽しみ方!ベストシーズンや治安・グルメのナポリ完全情報!

2019.08.31

イタリア第三の都市・ナポリ。風光明媚な景観や温暖な気候から人気の観光地となっています。イタリアに行くならば是非行ってはみたいけれど、憧れるけれど、実際に行くとなると勇気がいる?!そんなナポリ観光初心者の皆様へ、現地在住ライターがお届けするナポリ虎の巻!

この記事に登場する専門家

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ナポリ在住ライター

Yuko

歴史と文化をこよなく愛し、その知識は道から建物、広場など多岐に渡る。特に、ナポリ文化が凝縮されている旧市街に関しては、素通りしてしまいそうな所にも歴史あり。有名な観光スポットから、知られざる秘境の地まで、幅広く造詣が深い。

  1. 南イタリアの宝石箱・ナポリ!
  2. ナポリの観光ベストシーズン!
  3. ナポリの治安とは?
  4. ナポリの優雅なひととき!【プレビシート広場周辺】
  5. ①ナポリのメイン広場!【プレビシート広場】
  6. ②ナポリ王室の贅を極めた!【ナポリ王宮】
  7. ③どこかで見た事があるかも?【サン・フランチェスコ・デ・パオラ教会】
  8. ④ヨーロッパ最古の現役オペラハウス!【サン・カルロ劇場】
  9. ⑤豪華絢爛なアーケード!【ウンベルト1世のガレリア】
  10. ⑥新しいのに古い??【ヌオヴォ城】
  11. ⑦「ナポリを見て死ね!」発祥の地!【卵城】
  12. ナポリの文化と歴史が凝縮!【旧市街周辺】
  13. ①ナポリの栄華を極めたバロックの殿堂!【ジェズ・ヌオヴォ教会】
  14. ②静かに、清らかに、時を越えて続く祈り!【サンタ・キアラ教会】
  15. ③ココだけで見られる奇跡!【サン・セヴェーロ礼拝堂】
  16. ④ナポリ市民の信仰心の結晶!【ドゥオモ(大聖堂)】
  17. ナポリピザはいかが?
  18. これは絶品!!ナポリのご当地ドルチェ
  19. ナポリ観光の思い出と共に!ナポリのお土産
  20. ナポリ1日観光モデルコース!
  21. ナポリ一日観光・前半編!【旧市街ウォーキングツアー】
  22. やっぱり本場は違う!ナポリの王道ランチ【ナポリピザ】
  23. ナポリ一日観光・後半編!【プレビシート広場周辺】
  24. 一生に一度は来るべき街・ナポリ!
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こんにちは!ナポリ在住ライターのYukoです!

南イタリア最大の都市・ナポリ。青く澄んだ空と紺碧の海、その景色の美しさから「ナポリを見て死ね!」の格言が生まれたことが有名です。1860年にイタリア南北統一が施行されるまで両シチリア王国の首都だったナポリは2000年以上の長い歴史があり、古代ギリシャ・ローマ時代の遺跡・中世の古城・大聖堂・各時代の教会など見所たっぷりの街!ユネスコの世界遺産に登録された本場のナポリピザが食べられるのも、ここナポリです。

今回は、観光のベストシーズンや気になる治安、街の見所・歩き方、グルメ、お土産に至るまで、個性的で活気に溢れる街・ナポリの魅力を紹介していきます!

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一年を通して穏やかで過ごしやすい気候のナポリは、日本と同様に四季があります。夏はカラリと暑く、冬は温暖ですが湿度が高い地中海気候で、梅雨はありません。また、イタリア北部に比べると、年間を通して晴天の日が多いので、ナポリ観光は一年中ベストシーズンと言えるかもしれません。

これから、楽しく思い出に残るナポリ観光には欠かせない、現地の気候や適した服装情報を見ていきましょう!

春のナポリ:3月,4月,5月

ナポリの春は青い海に太陽の光がキラキラと輝きを増す、楽しい観光シーズンとなります。

3月は東京の気温よりも少し暖かい気候。ただし、季節の変わり目ということで、変わりやすい天候の日もあり、突然冬に逆戻りしてしまうことも。特に、ナポリ市内に多い石畳の道では日が陰ると一気に寒さを感じますので、秋冬用のコートやジャケット、または薄手のダウンジャケットなども考慮しておくと良いでしょう。

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4月は暖かな日も増え、過ごしやすい陽気。ナポリ観光のベストシーズンに近づいていく時期です。ただ、日中と夜の気温差が激しいので、夜の観光も楽しみたい!という方は脱ぎ着しやすいジャケットなどをお忘れなく!

5月ともなると、ナポリでは海水浴に出かける方もいるほど!ナポリ観光ベストシーズンに入り、通常は気温が高くなる時期ですが、年によってはいつまでも寒かったりもします。その他、この時期は強風や突然の雨が降ることも。やはり、サッと羽織れるものがあると安心です。

春のナポリは、気温がそこまで上がらなくても、晴れると日差しがとても強いです。イタリアの紫外線は日本のものよりもかなり強力ですので、春とはいえ、日焼け対策はしっかりと行うことをおススメします!

夏のナポリ:6月,7月,8月

ナポリには梅雨がありませんので、6月は湿度が低く、気温が上がっても、快適に過ごせる季節です。ただ、朝晩の気温差には引き続き注意が必要!ナポリ観光のお供には羽織物が欠かせないと言えるでしょう。

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7月、8月は気温がグングン上昇し、晴天の暑い日が続きます。紫外線防止に備えて、日焼け止めのほかに、つばの広い帽子やサングラスは必須アイテムとなります。

また、この時期は日が長くなり、午後9時近くまで明るいというのも特徴です。日照時間が長いので、紫外線に弱い方は十分に注意しましょう!

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盛夏となり軽装になる季節ですが、教会などの宗教施設に入る際は、露出は控えたほうがよいでしょう。場所によっては、入場を止められてしまうところもあります。大判のストールを持参するなど、ほんの少しの心遣いでより楽しい観光となりますよ!

また、教会に入る前は帽子を取ることもお忘れなく!

秋のナポリ:9月,10月,11月

9月に入っても、初旬はまだ夏の終わりのような陽気で過ごしやすいのですが、中旬から下旬にかけてはやはり秋の気配を感じるようになります。朝晩の温度差が出てくる時期ともなりますので、温度調節が出来る服装を心がけましょう。

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10月は徐々に日が短くなっていく時期。季節の変わり目ということもあり、天候は少々不安定です。街歩き観光などで外にいる時間が長いこともあるかもしれませんので、薄手のニットやジャケットなど、変わりやすい気候に対応できるようにしておくと安心です。

11月になると、ナポリは一気に秋の深まりを感じるようになります。ジャケットやコートを着ている方を街で見かけることも多くなる季節。日中は日差しがありポカポカと暖かかったのに、日が落ちたら急に冷えてきた!という事がよくありますので、観光の際の防寒対策はお忘れなく!

石畳の道が多いナポリでは、冷えは足元からやってきます。地面の冷気対策として、靴下や靴などは温かなものがおススメです!

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9月下旬から11月にかけては、一年の中で最も降水量が多い時期。秋晴れの日はポカポカ陽気のナポリですが、雨が降り湿度が高くなると体感温度は一気に下がります。

折りたたみ傘のほかに、温かな服装の備えも万全に、ナポリ観光を楽しんで下さい!

冬のナポリ:12月、1月,2月

12月に入ると冬らしくなりますが、気温は東京よりも少し温かいくらいです。ただし、日の長さが一年で一番短い時期となりますので、日没後はグッと冷えを感じます。クリスマスシーズンで煌く街のイルミネーションを楽しむ場合は、コートやジャケットなどを必ず持参し、温かな服装を心がけましょう!

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1月も引き続き朝晩の温度差が大きいため、防寒対策はしっかりと!

2月のナポリは、年間で一番気温が低く、さらに降水量が多い時期になります。曇りや雨の日が続くため、寒さをより強く感じるかもしれません。コートやジャケットに加えて、帽子や手袋、マフラーなども持参すると安心です!

1月、2月は天候不順が多いですので、折り畳み傘などの雨具はどうぞお忘れなく!

ナポリというと、残念ながら一番に頭に浮かぶのが治安の悪さ。それ故に、ナポリはツアーバスから降りずに車窓観光のみという経験をされた方もおられるのではないかと思います。

本当にナポリは危険な街なのか?在ナポリ歴8年、現地で平和に暮らす筆者による「本当のナポリ治安情報」を基に、旅行の際の様々な不安を払拭していきましょう!

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ナポリ中央駅

ナポリ市内でも治安が悪いことで有名なこのエリア。

ナポリ中央駅は、ローマなど各都市からのアクセスで降り立つ方も多いと思います。駅構内には警察官が配備され、警戒にあたっているほか、構内にはショッピングエリアもあり、危険という雰囲気はありません。

ナポリでは年間を通じて観光客が多いため、構内は常に少々混雑していますが、治安の面での不安はあまりないかと思います。

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引用: https://www.vesuviolive.it/wp-content/uploads/2015/12/napoli-centrale.jpg

また、このエリアはホテルが集中していますが、特に女性の一人旅の場合はナポリ中央駅周辺には滞在しない方が良いでしょう。多少不便にはなっても、サンタルチア地区や、ムニチピオ広場周辺の方が安心して滞在出来、また、市内観光にもアクセスしやすいという利点がありますよ!

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主要観光地・プレビシート広場周辺

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ナポリ・プレビシート広場周辺は、王宮やガレリア、サン・カルロ劇場にヌオヴォ城と様々な主要観光スポットが集中。また、トレド通りやキアイア通りなど、ナポリのショッピングを楽しむエリアともなります。プレビシート広場、トレド通りなど、観光客の多い場所では軍の警備が配置され、市内の安全に目を光らせています。

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ナポリの目抜き通りであるトレド通り沿いにあり、上り坂になっているのがスペイン人地区。こちらは地元の方々でも注意が必要と言われるエリアです。細い路地に昔ながらの街並みが広がり、ナポリの方々の普段の生活風景が眺められるのですが、特に目立つ観光スポットはありませんので、出来るだけ近づかないようにしましょう。

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スパッカナポリ・旧市街周辺

ナポリ市街の心臓部分といわれるのが、旧市街を東西に貫く一本道・スパッカナポリがある旧市街。ナポリへ来たら、誰もが行ってみたい、憧れのエリアではないでしょうか。常に観光客で賑わう旧市街には、ピザ屋さん、お土産屋さん、その他たくさんのお店がひしめき合い、さらに、大学の校舎が4つあることから、常に地元の若者でも溢れています。

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スパッカナポリは、フォルチェッラ地区からスペイン人地区を結ぶ一本道。この両地区は、市内でも有数の治安注意エリアとなります。スパッカナポリ観光を行う場合は、ジェズ・ヌオヴォ広場からドゥオモ通りまでとすると安全。なるべく明るいうちに観光を楽しむようにしましょう!

常に混雑しているしているエリアですので、スリには注意。また、旧市街では歩行者の合間をぬってスクーターが通り抜けていきます。後ろからクラクションが聞こえた時は、すみやかに道の端に寄りましょう。旧市街観光の際は、危険ですので歩きスマホは絶対に避け、周囲の状況をよく見ながら歩きましょう!

自己対策も大切に!

ナポリの治安はそれほど悪くはないとはいえ、やはり自己対策も大切です。観光の際は、高級腕時計、高価な貴金属などは避けたほうが良いでしょう。リュックサックも、後ろからスリ被害に対応することがかなり難しいので、手で抱えられる斜めがけの小さなバッグなどにすると安心です。クレジットカード類は内ポケットにしまう、現金は小分けにするなどの心配りもしておくと良いでしょう。

ナポリでは東洋人は目立ちますので、いかにも観光客と分かるような華美な服装を避け、シンプルで動きやすい装いを心がけると、トラブルに遭うことも少ないのではないかと思います。

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そして最後に大切なのが、「時」と「場所」をよく選んで観光をすること!

夜遅くに人気のない細い路地を歩けば、どんな所でも危険です。そして、危ない地域には絶対に足を踏み入れない事も大切。

以上の事柄に気をつけて、安全なナポリ観光を愉しんで下さい!

ナポリ市内観光の主要スポットが集中しているのが、プレビシート広場周辺エリア。一度現地へアクセスしてしまえば、その後の移動は徒歩でOK!王宮や、劇場、ガレリアなど、18世紀のナポリ王室の栄華を一挙にまとめて見学出来ます!

ナポリ最大かつメインの広場・プレビシート広場。25000平方メートルもある同広場では、コンサートやイベントも開催されます。

プレビシートとは、市民投票という意味。1860年にイタリア南北統一を決める投票が行われたことを記念して、この名前が付きました。

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【プレビシート広場】


住所: Piazza del Plebiscito, Napoli

プレビシート広場に面しているのが、ナポリ王宮。元々、ナポリ副王の居住地だったところに建てられました。1600年から建設を始め、王位が変わるたびに修復が続けられ、内部には王宮としては非常に珍しい劇場や礼拝堂も併設されています。

内部は見学可能。壮麗な調度品や絵画、タペストリーなどの保存状態は非常に良好。時を忘れてナポリ王室の栄華を垣間見ることが出来ます。

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内部は見学可能。壮麗な調度品や絵画、タペストリーなどの保存状態は非常に良好。時を忘れてナポリ王室の栄華を垣間見ることが出来ます。

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【ナポリ王宮】


住所: Piazza del Plebiscito, 1, Napoli

TEL:081 580 8255

開館時間:9時~20時(入場は午後7時まで)

閉館日:水曜日、12月25日、1月1日

入場料:6ユーロ

見学所要時間:1時間半程度

プレビシート広場に面しているもう一つの建物が、サン・フランチェスコ・デ・パオラ教会。1817年にフェルディナンド1世の国王復活を記念して建てられました。当時一世を風靡していた新古典様式にちなみ、教会はローマのパンテオンを、横に広がる回廊部分は同じくローマの聖ピエトロ大聖堂をモデルにしています。

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こちらの教会は、入場の際に服装チェックがあります。肌の露出、帽子の着用などには気をつけましょう。万が一、ストールや羽織物を忘れてしまった!という場合は、教会の方がストールの貸し出しを行っていますので、ご安心下さい。

【サン・フランチェスコ・デ・パオラ教会】


住所:Piazza del Plebiscito, Napoli

拝観時間:8時30分~19時30分

入場無料

見学所要時間:30分程度

ヨーロッパ最古の、かつ現役のオペラ劇場である、サン・カルロ劇場は1737年に創設。ナポリ王宮に隣接しているのは、王宮から直接劇場へ向かう王室専用通路があるためです。

その当時、ナポリは、ロンドン、パリに次ぐ欧州第3の芸術の都でした。そしてまた、18世紀は「ナポリ派」オペラにヨーロッパ中が熱狂。その本拠地ナポリで建設されたのが同劇場。当時、ナポリを支配していたブルボン朝カルロ7世(のちに3世)の名を冠して、また、同名の聖人名からサン・カルロ劇場と命名されました。

サン・カルロ劇場内部
引用: https://www.napolike.it/turismo/wp-content/uploads/2015/05/Teatro-San-Carlo.jpg

サン・カルロ劇場では内部見学ツアー(伊語・英語・仏語)を行っており、見学には予約が必要。金と赤で統一された豪華な内装を愉しむことが出来ます。

【サン・カルロ劇場】


住所:via San Carlo, 98/F Napoli  

公式サイト:https://www.teatrosancarlo.it/


【内部見学ツアー】


予約TEL:081 7972412

メール:visiteguidate@teatrosancarlo.it

料金:9ユーロ

見学時間:イタリア語:10.30; 12.30; 14.30; 16.30

英語:11.30; 15.30 

フランス語:毎週土曜日 17.00

公式サイト:https://www.teatrosancarlo.it/it/pages/visite-guidate.html

見学所要時間:40~45分程度

サンカルロ劇場の向かいに位置するウンベルト1世のガレリアは、1887年に建設が始まり1890年に完成。1884年のこれら流行の後、荒廃した街の美化を目的として作られました。ミラノの「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア」をモデルにしています。

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ガレリアとはアーケードのことですが、外観・内観ともに驚くほど美しい!十字に交わる中央の天井部分は高さ58メートルのドームとなり、床にはタイルで装飾された12星座が描かれています。

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当時は芸術家や音楽家たちもここへ集まり、しばしの芸術談義を交わしていたのだとか。現在、中にはショップやカフェが立ち並び、華やかな雰囲気となっています。

【ウンベルト1世のガレリア】


住所: Via San Carlo, 15, Napoli

見学所要時間:30分程度

中世の古城、ヌオヴォ城。ムニチピオ広場の向かいに面し、13世紀に建てられた同城は、既に建っていた卵城と区別するためにヌオヴォ(新)城と名づけられました。

当時、ナポリを支配していたフランス出身のアンジュー家の王カルロ1世が、フランスにあるアンジェ城をモデルにして建設を命令。ルネッサンス様式で建てられています。

15世紀からはアラゴン家により再建。城の修復などが行われました。

当時のフランス風建築の特徴である円筒と、城壁の重圧感が特徴。

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内部見学も可能で、ジョットのフレスコ画が見られるパラティーナ礼拝堂のほか、市民博物館として15世紀から20世紀までの絵画や彫刻が展示されています。

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【ヌオヴォ城】


住所:Via Vittorio Emanuele III, Napoli

TEL: 081 795 7722

開館時間:月~土曜日 8時30分~19時

日曜日 10時~14時

入場料:6ユーロ

見学所要時間:1時間程度

プレビシート広場を抜け、サンタルチア湾を海沿いに歩く卵城に到着。

その歴史は古く、古代ローマ帝国時代よりメガリデの小島と呼ばれていたこの地には、古代ローマの軍人ルクルスが建てた豪華な別荘がありました。これが、卵城の原型です。その後、10世紀に要塞として建て替えられ、その際に魔術師が基礎の部分に卵を埋め、「この卵が割れた時には、城もナポリも滅びる」という呪文をかけたことが「卵城」という名前の由来。

「ナポリを見て死ね!」というゲーテの格言は、同城の展望台から見える美しい風景のことを指していると言われています。

卵城
引用: https://www.napolike.it/turismo/wp-content/uploads/2017/01/Castel-dellOvo-Napoli.jpg

また、こちらはナポリっ子の定番デートコース。美しい景観と共に、ロマンチックな気分に浸ってみるのもおススメです!

【卵城】


住所:Via Eldorado, 3, Napoli NA

TEL: 081 795 6180

開館時間 夏時間 月~土 9時~19時30分(入場は19時まで)

日曜・祝日 9時~14時(入場は13時30分まで)

冬時間 月~土 9時~18時30分(入場は18時まで)

日曜・祝日 9時~14時(入場は13時30分まで)

入場無料

見学所要時間:1時間半程度

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ナポリ観光で誰もが憧れる場所、旧市街。ナポリの長い歴史と華やかな文化が時代を超えて今に息づくエリアです。旧市街を東西に貫くスパッカナポリを中心に、教会などの宗教施設と地元民の生活が混ざり合う、独特の雰囲気がある旧市街の見所を見ていきましょう!

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15世紀に宮殿として建てられた同教会は、その後、イエズス会によって教会に改修されました。教会の正面部分は竣工当時のままで、突起状の石がはめ込まれた不思議な形となっています。表面の石は、当時の楽譜ではなかろうかという推測が立てられていますが、現在でもその謎は解明されていません。

いざ、教会内部へ!息を呑むほどの美しさ

中へ入ると、その外観からは想像できないほど豪華絢爛!金装飾がふんだんに施された内装、大理石で出来た華麗な祭壇、クーポラと呼ばれるドーム状の天井は天高くまで広がり、見る人を魅了してやみません。

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教会中にくまなく飾られた幾多のフレスコ画や彫刻、絵画はどれもキリスト教のストーリーを表現。いかにナポリが信仰心の強い街であったのかという揺るぎない証拠となっています。

教会内部の柱や床、壁に至るまで、あらゆるところに彫刻・大理石細工の巨匠コジモ・ファンサーゴによって施された壮麗な大理石装飾を見ることが出来ます。花と唐草模様をモチーフにした装飾は、教会内部に優雅さを与え、華やかなバロック様式をさらに引き立てています。

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【ジェズ・ヌオヴォ教会】


住所:Piazza del Gesù Nuovo, 2, Napoli

TEL:081 557 8111

拝観時間:7時~13時 16時~20時

入場無料

見学所要時間:1時間程度

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サンタ・キアラ教会は、教会、修道院、美術館などを含む、宗教的な複合施設。

教会はパリのノートルダム寺院と類似した外観でゴシック様式を持って建築されましたが、17,18世紀にバロック様式に改修。その後、第二次世界大戦で爆撃で教会の大部分が破損。1953年に再びゴシック様式にて修復されましたが、現在は14世紀の姿とは少し異なる外観となっています。

空高く向かう祈り!心穏やかになれる教会内部

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教会内部は天井が高く、広々とした空間が広がり、美しいステンドグラスの数々が見られます。ゴシック様式の教会独特の落ち着いた雰囲気で、神に捧げられた静謐な祈りを感じれる場所。

14世紀初頭に当時ナポリを支配していたフランス・アンジュー家の王・ロベルト・ダンジョーと王妃サンチャの命を受けて建てられました。ちなみに、前述のヌオーヴォ城の建設を命じたのも、このアンジュー家。その権力を知らしめるかのように、教会内の祭壇上部には、ロベルト王が奉られています。

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教会に併設されている回廊には、「クラリスの中庭」と呼ばれるマヨルカ焼きの円柱が続く中庭が広がります。色鮮やかなマヨルカ焼きでは、田園風景や神話などが描かれ、その色彩の鮮やかさはハッとするほどの美しさです。

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引用: https://www.lacooltura.com/2015/03/chiostro-maiolicato-di-santa-chiara/

クラリスの中庭の奥には、爆撃以前の教会装飾のオリジナルコレクションと共に、古代ローマ時代の浴場遺跡が見学できる美術館が併設され、古代ギリシャ・ローマ時代から続く街の歴史を垣間見ることが出来ます。

【サンタ・キアラ教会】


住所: 49/c, Via Santa Chiara, 49, 80134 Napoli NA

TEL: 081 014 5942

拝観時間:7時30分~13時 16時30分~20時

閉館日:なし

入場無料

見学所要時間:45分程度


【回廊】


開館時間:月~土 9時30分~17時30分

日曜日 10時~14時30分

入場料:6ユーロ

見学所要時間:1時間程度

公式サイト:http://www.monasterodisantachiara.it/

ナポリ・旧市街の中心部、サン・ドメニコ・マッジョーレ教会の近くにあるサン・セヴェーロ礼拝堂。小さな飾り気のない建物は、ついうっかり通り過ぎてしまいそうなほど。内部には、中央に据えられた「ヴェールに覆われたキリスト」のほか、「栄光」や「恥じらい」といった「10の美徳」とされる像が周りを囲み、静謐な空気が漂います。

息を呑むほど美しい「ヴェールに覆われたキリスト」は、ココでしか見ることが出来ません。イタリアの彫刻技術の高さを、直接目で見て感じてみてはいかがでしょうか。

ヴェールに覆われたキリスト
引用: https://www.analisidellopera.it/wp-content/uploads/2019/02/Sanmartino_Cristo_velato.jpg

ひっそりとした佇まいとは裏腹に、礼拝堂は人気の観光スポット!入場には人数制限がかけられ、見学者で常に行列しています。観光の際は、時間に余裕を持って行きましょう!内部は写真撮影禁止。礼拝堂内が小さいため、他の観光客の方の妨げとならないように、大きな声で話すことも控えたほうがよいでしょう。

サン・セヴェーロ礼拝堂内部
引用: https://wips.plug.it/cips/initalia.virgilio.it/cms/2019/02/cappella_sansevero.jpg

【サン・セヴェーロ礼拝堂】


住所:Via Francesco de Sanctis, 19/21, Napoli 

TEL:081 551 8470

開館時間:9時~19時(最終入場は18時30分まで)

閉館日:火曜日

入場料:大人 8ユーロ

アルテカード保持者 6ユーロ

10歳から25歳まで 5ユーロ

10歳以下 無料

ナポリ大聖堂
引用: https://www.vesuviolive.it/wp-content/uploads/2015/06/duomo2-600x507.jpg

海に面した街として地中海貿易が栄え、常に外国勢力からの侵攻に脅かされていたナポリは、それだけではなく、ヴェスビオ山の噴火やそれに伴う地震などの自然災害にも悩まされていました。そんな市民の心の拠り所として建てられたのがナポリ大聖堂。

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もともとこの地には、5世紀建造のステファニア聖堂と4世紀建造でナポリの聖人・聖ジェンナーロに捧げて建てられたサン・レスティトゥータ聖堂がありました。13世紀後半の大聖堂建設に伴い、ステファニア聖堂は取り壊され、サン・レスティトゥータ聖堂が大聖堂の一部として組み込まれました。

1688年の地震により破損を負った後、修復が施され、現在のバロック装飾が施される形となったのでした。

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大聖堂内の右側廊にあるのがサン・ジェンナーロ礼拝堂。1638年に、前世紀に猛威を振るったペストの収束に感謝して建てられました。建設に先立ち、ナポリ王妃から寄進の申し出がありましたが、市民が自力で建設することを望んだため、寄進は断られたのでした。

ナポリ市民の誇りとも言える同礼拝堂には、ジョルダーノなど一流芸術家によるバロック絵画や彫刻で煌びやかに装飾されています。

反対に、大聖堂の左側に位置するサン・レスティトゥータ聖堂では、「聖ジェンナーロとレスティトゥータに囲まれる玉座の聖母子」のモザイク画があり、保存状態は良好。黄金に輝くモザイク画は時代を超えてその輝きを今に伝えています。大聖堂では必見の芸術作品ですので、お見逃しなく!

聖人たちに囲まれ玉座に座る聖母子
引用: https://www.ecampania.it/sites/default/files/styles/copertina_articolo/public/cappella-santa-maria-del-principio.jpg?itok=6wm2R9k_

【ナポリ大聖堂】


住所: Via Duomo, 147, 80138 Napoli NA

TEL:081 449 097

開館時間:月~土 8時30分~13時30分 14時30分~19時30分

日曜・祝日 8時~13時 16時30分~19時30分

入場無料

見学所要時間:1時間程度

名所旧跡見学に匹敵するナポリ観光の愉しみと言えば、グルメ!

ナポリといえばピザの発祥の地として有名で、イタリア語ではナポリピッツァと言います。世界遺産にも登録されているナポリピッツァは、モチモチとした生地と、絶妙な塩味が特徴!お皿からはみ出してしまうほど大きなピザですが、一人一枚食べるのがナポリ流。ゆっくりと時間をかけて自然酵母で発酵した生地は、食べても胃にもたれないのでご安心下さい!

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ピザ屋さんのことをイタリア語ではピッツェリアと言います。今回は、プレビシート広場周辺と旧市街周辺からそれぞれ一店ずつ厳選して、ナポリピッツァの名店をご紹介します!

ナポリピザ発祥のお店!【ピッツェリア Brandi】

ピッツェリア Brandi
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1880年創業の老舗ピッツェリア・Brandiは、ナポリのピザの王道・マルゲリータ発祥のお店。

プレビシート広場周辺にあるピザの名店です。

1860年のイタリア南北統一後、サヴォイア家のマルゲリータ女王にピザを献上したのがマルゲリータの始まりだと言われています。その際、王女様はイタリアの国旗を模して、赤いトマトソース、緑のバジル、白い水牛のチーズで彩られていたピザにいたく感激したのだとか。

来店の際は、マルゲリータ王女になった気分でピッツァ・マルゲリータをご賞味下さい!

ナポリピザとピザ窯
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こちらのマルゲリータの特徴は、他のお店に比べると少しサイズが小さいこと。イタリア人に比べると小食な日本人のお腹でも大丈夫なサイズです。店内は落ち着いた雰囲気で、お天気が良い日は外のテーブル席で食べることも出来ます。

優雅な雰囲気のプレビシート広場周辺にピッタリのエレガントなお店。ナポリ観光のあとは、こちらのピザもお愉しみ下さい!

マルゲリータ(水牛のチーズ使用)は9ユーロです。

ナポリピザ誕生100周年記念石碑
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なお、こちらのお店には、ナポリピザ発祥の地を記念する「ピザ生誕100周年記念石碑」が、入り口付近の壁に備えられています。来店の際は、記念撮影をお忘れなく!

【Pizzeria Brandi(ピッツェリア ブランディ)】


住所:Salita S. Anna di Palazzo, 1/2, 80132 Napoli NA

TEL: 081 416 928

営業時間:火~日 12時30分~15時 19時~24時

定休日:月曜日

伝統を守り続ける職人のお店!【ピッツェリア Di Matteo】

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1936年創業の老舗ピッツェリア・Di Matteoは、旧市街のトリブナーリ通りに位置しています。トリブナーリ通りはナポリ市内でも有数のピザ激戦地ですが、Di Matteoは地元で知らない人はいないと言われるほど有名なお店!その味を求めて国内外から著名人が駆けつけるほどで、米国のクリントン元大統領も来店したほど。旧市街観光の際は、是非こちらにも足を運んでみてください!

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お店の入り口は小さいですが、二階にも席があるので大丈夫。地元ナポリっ子も通う、ナポリの雰囲気たっぷりのピッツェリアです。

ナポリでは、ピザといえばビール!是非、ピザと合わせて注文しましょう!

ナポリのお昼は13時から13時30分頃が目安。この時間帯の店内は非常に混みますので、お店に入る前に並ぶかもしれません。スムーズな入店をご希望の方は、12時半を目安に足を運ぶと良いでしょう!

Bufarina D.O.C.と呼ばれるマルゲリータ(水牛のチーズ使用)は、なんと驚きの5ユーロ!他の都市に比べて物価が安いナポリならではの価格です。

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【Pizzeria Di Matteo(ピッツェリア ディ マッテオ)】


住所:Via Tribunali, 94 - Napoli Italy

TEL: 081 455 262

営業時間:9時30分~24時

定休日:日曜日(8月の第2、3週は夏季休暇なので注意)

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イタリアの食いどころ・ナポリは、塩気の食べ物ピザの他にも、絶品ドルチェが存在します。そのため、甘党男子が多いのもナポリの特徴!観光で少し疲れたときにホッとする甘いもの。

ナポリ二大ご当地ドルチェの他に、プレビシート広場周辺と、旧市街周辺にあるご当地ドルチェの名店も合わせて紹介していきます!

①パリパリとしっとり、どちらがお好み?【スフォイヤテッラ】

ナポリにいくつかあるご当地ドルチェ、そのうちの一つが「スフォイヤテッラ」。パリパリの皮が特徴で貝殻の形をしたリッチャと、お饅頭のような形のフロッラの2種類があり、いずれもスフォイヤテッラと呼ばれています。

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アマルフィの修道院で作られたのがその始まりと言われていますが、その後、ナポリに伝わり、現在ではパスティッチェリアと呼ばれるお菓子専門店で、バールで、またホテルでも目にする、ナポリを代表するご当地ドルチェとなっています。

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サクサク、しっとり、二種類の生地の中には、南イタリア特産のリコッタチーズをふんだんに使ったクリームがたっぷり!一口食べると、ほのかな柑橘系の香りが口中に広がります。

スフォイヤテッラは、その場で食べる以外に持ち帰りも可能。注文の際には「da portare(ダ・ポルターレ)」と伝えると袋に入れてくれます。持ち帰りの場合は、購入当日のうちに食べましょう。

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②ラム酒が効いた大人の味!【ババ】

ナポリのもう一つのご当地ドルチェ、「ババ」。スフォイヤテッラと同様に、ナポリではどこでも目にするドルチェです。

元は東欧発祥のですが、その後、ナポリへ伝わったと言われています。

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形はコロンとしたキノコ状。フワフワの生地にラム酒がたっぷりと染み込んでいます。上部のトッピングは生クリームやチョコレート、フルーツなど様々。ババと合わせて色々な味を愉しみましょう!

食べる直前に、お店の方が再びラム酒でしっとりさせてくれるのがナポリ流ババ。大人の味わいのたっぷりのババなので、お酒に弱い方は一口食べただけで酔ってしまうかもしれません。

ババはお持ち帰りが出来ないお菓子ですので、購入後はすぐに食べましょう!

ナポリっ子御用達の名店!【スフォイヤテッラ・マリー】~プレビシート広場周辺~

プレビシート広場周辺にあるスイーツの名店「スフォイヤテッラ・マリー」。トレド通りに面したウンベルト1世のガレリア入り口という絶好の立地ですので、プレビシート広場周辺を観光の際は、是非とも足を運んで頂きたい名店です!

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テイクアウト専門で、有名店とは思えないほど小さな佇まいのお店ですが、その評判を聞きつけて国内外から毎日たくさんのお客さんで賑わっています。イタリア語が不安でも大丈夫!お店のお姉さんが英語で対応してくださいます。

【スフォイヤテッラ マリー】


住所: Galleria Umberto I, 66, Napoli NA

TEL: 081 402 218

営業時間:8時~20時30分

定休日:月曜日

ナポリドルチェ・伝統の名店!「スカトゥルキオ」~旧市街周辺~

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旧市街・スパッカナポリにあるご当地ドルチェの名店「スカトゥルキオ」。

1905年創業のこちらのお店は、ナポリでは知らない人はいないというほど伝統の名店。その割りに入り口が小さいので見逃さないように!入り口にドーンと飾られている「ヴェスビオ火山を模ったババ」が目印です。

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店内は小さめで、常に人でひしめき合う感じ。先にレジでお会計を済ませてから、レシートをお菓子係りの方に渡しましょう。こちらも英語対応OKのお店です。

店内ではエスプレッソ・カフェも合わせて愉しむことが出来ます。観光の合間に、ナポリ風立ち飲みカフェはいかがでしょうか。

【スカトゥルキオ】


住所: Piazza S. Domenico Maggiore, 19, Napoli

TEL:081 551 7031

営業時間:8時~21時

楽しいナポリ観光の合間に欠かせない、お土産購入。いつまでも旅の思い出になる大切なアイテムです。

こちらでは、ナポリのお土産厳選2種を紹介していきます!

レモンの香りに包まれて!【リモンチェッロ】

南イタリアと言えばレモン!燦々と輝く太陽の日差しを受けるレモンをベースにした南イタリア伝統の食後酒・リモンチェッロ。黄色が目にも鮮やかな飲み物です。

リモンチェッロ
引用: https://www.florenceinferno.com/wp-content/uploads/2014/03/Some-Limoncellos-by-Larry-Miller.jpg

アルコールは30度と強めで、食後にショットグラスで少量飲むのがナポリ流。そのほか、お菓子のお供として飲むこともあります。

お土産用として販売されているものは、大小様々に、工夫を凝らしたボトルがあり、インテリアとしても素敵です。

リモンチェッロの名店!【リモネ】~旧市街周辺~

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自家製で無添加のリモンチェッロを作っているのが、旧市街にある「リモネ」!こちらでは、リモンチェッロのテイスティングも行っているほか、リモンチェッロの製造工程も見学することが出来ます。

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店内はレモンの香りでいっぱい。南イタリアの雰囲気溢れるお店です。

また、リモンチェッロの他にはキャンディーやジャムなども販売しており、ちょっとしたお土産探しにピッタリです!

【リモネ】


住所:Piazza San Gaetano, 72, Napoli

TEL: 081 299 429

営業時間:11時~20時30分

ナポリ王室御用達!ナポリの伝統磁器【カポディモンテ焼き】

カポディモンテ焼き・貴婦人
引用: https://www.turismo.it/typo3temp/pics/32684de6bc.jpg

カポディモンテ焼きは、マイセン・リモージュと並ぶ世界三代磁器のひとつ。

18世紀にブルボン朝の王としてナポリを統治していたカルロ7世は、磁器で有名なザクセンより妻を迎える。その後、王女の意向で、故郷のマイセン焼きに匹敵する磁器をナポリでもとのことで、スペインより職人を招集。王立の磁器学校をカポディモンテに建てたことが焼き物の名前の由来となっています。

カポディモンテ焼き・ブーケ
引用: https://angelafortibet.files.wordpress.com/2011/11/porcellana-carusio-capodimonte.jpg

ナポリ王室の器や装飾にはカポディモンテ焼きがふんだんに使われており、その人気を窺い知ることが出来ます。

王室でも愛されたカポディモンテ焼きはお花のモチーフが多く、まるで本物のお花が咲いているかのような錯覚を覚えるほど見事に実物を再現しています。

気品溢れる磁器はお土産にピッタリ。大きさは大小さまざまで、小さくてもその存在感は大!

一枚、一枚の花びらを手で作る職人技が光るカポディモンテ焼きは、非常に壊れやすく繊細。ご帰国の際は、必ず手荷物としてお持ち帰り下さい!

カポディモンテ焼きの直売店!【スパニョーロ】~旧市街周辺~

旧市街・スパッカナポリにあるカポディモンテ焼きのお店、「スパニョーロ」。お店の名前「スパニョーロ」は、イタリア語でスペイン風という意味。この陶器がスペインの職人からナポリへ伝わったことに由来しています。

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お店の二階部分には工房があり、磁器職人の方々が毎日製作に励んでいます。職人手作りの磁器の直売店であるこちらのお店では、置物の他に壁掛け作品や、女性にはたまらないピアスなどのアクセサリー類も販売しています。

接客は非常に丁寧で、英語対応可能。どれにしようか迷ってしまったという時も、落ち着いて最後までお付き合い下さります。非常に壊れやすいため、緩衝材で一点ずつ大切に包んでくれる姿を見ると、職人さんの想いがこもった一品なのだということが伝わってきます。

カポディモンテ焼き
引用: https://www.napoli-turistica.com/wp-content/uploads/2017/12/Porcellana-di-Capodimonte-2.jpg

職人さんによって真剣に作られた作品ばかりですので、店内の写真撮影は遠慮してほしいとのこと。観光の際は気をつけましょう。

直接見て、その価値を確かめてほしい、また、それだけの価値がある、歴代の王たちに愛され続け、エレガンスを極めたカポディモンテ焼き。その長い歴史を現在に伝える、ナポリ土産の至宝を販売する名店です。

【スパニョーロ】


住所: Via Benedetto Croce, 55, Napoli

TEL:081 552 1102

営業時間:月~金 8時~18時

休業日:土日

ここまで、ナポリ観光の注意点、見学スポット、グルメ、お土産についてご紹介してきました!ここからは、実際にどうやって観光したらいいの?という疑問にお答えして、現地ガイドも務める筆者がナポリ一日観光モデルコース、また、詳細な道順をご紹介します!

尚、ナポリの雰囲気を肌で感じられるよう、今回はウォーキングツアーのモデルコースを提案していきます。

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ナポリ一日観光・前半の午前中は旧市街ウォーキングツアーがおススメ!午前中は学生など若者の姿が少なく、旧市街は落ち着いた雰囲気が漂います。

早速、前半のモデルコースを見ていきましょう!


【ナポリ旧市街ウォーキングツアー・モデルコース】


1、サンタ・キアラ教会・回廊

2、ジェズ・ヌオヴォ教会

3、サン・セヴェーロ礼拝堂

4、大聖堂

とっても分かりやすい!【ナポリ旧市街ウォーキングツアー】スタート地点へのアクセス

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地下鉄1号線(L1)ダンテ駅下車。ポルタ・アルバと呼ばれる大きな門をくぐり、一本目の道を右に。真っ直ぐ直進後に一本目にぶつかる道がスパッカナポリと呼ばれる旧市街の目抜き通り。その角に建つのがスタート地点のサンタ・キアラ教会。大きくそびえ立つ鐘楼が目印です。教会の入り口はスパッカナポリ沿いにあるため、角を右折しましょう。

一気に3世紀を飛び越えて!サンタ・キアラ教会からジェズ・ヌオヴォ教会へ

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まず始めに向かうサンタ・キアラ教会は、1328年に建てられたゴシック様式の教会です。その規模は市内最大。壮大な内部は落ち着いた雰囲気で、美しいステンドグラスが印象的。その後は、教会を出て、建物後部にある回廊へと向かいましょう。

クラリスの中庭
引用: https://www.lacooltura.com/wp-content/uploads/2015/03/monastero_santa_chiara.jpg

黄色が眩しいマヨルカ焼きのタイルで装飾された回廊は、絶好の撮影ポイント!立ち並ぶ円柱をバックに是非一枚、記念写真を撮りましょう。素敵な思い出になりますよ!

その次に向かうのは、サンタ・キアラ教会の向かいに位置するジェズ・ヌオヴォ教会。ボコボコとした石が敷き詰められた教会正面部分が目印です。

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ここで、時代は14世紀から18世紀へと一気にタイムスリップ!金を多用した装飾は誰もが息を呑むほどの美しさのジェズ・ヌオヴォ教会。ナポリが、ロンドン・パリに次ぐヨーロッパ第3の文化都市として最も栄えた18世紀・バロック時代の栄華を極めた教会です。

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先に訪れた質素なサンタ・キアラ教会との違いは歴然。ここで、十分に時代の変遷を、そしてまた、ナポリという街の長い歴史を感じて頂けるのではないかと思います!

観光にはこれも大切!カフェ&ドルチェ休憩

ジェズ・ヌオヴォ教会を後にして、ドゥオモ通りへ向かってスパッカナポリ(正式には、サン・べネデット・クローチェ通りと言います)を直進すると左手に現れるのがサン・ドメニコマッジョーレ広場。オベリスクと呼ばれる巨大な尖塔があるのが目印で、その向かいにナポリドルチェの老舗「スカトゥルキオ」が位置しています。

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楽しい観光の合間に欠かせないのがひとときの休憩!ナポリの絶品ドルチェに濃いエスプレッソ・コーヒーで一休みというのも良いかもしれません。

ちなみに、こちらの店舗ではテーブル席もありますが、ナポリ・カフェのお作法は基本的に立ち飲み。サッと飲んで潔く立ち去るのがナポリ風です!

ナポリの奇跡が集中!サン・セヴェーロ礼拝堂から大聖堂へ

続いての見学ポイントはサン・セヴェーロ礼拝堂。

前述のナポリドルチェの老舗「スカトゥルキオ」を通過し一本目の道を左折・直進後、一本メの細い路地を右折すると、左側にサン・セヴェーロ礼拝堂のチケットセンターが現れます。礼拝堂はチケットセンターの向かい。入り口が少々分かりにくいですが、常に行列しているので、チケット購入後はすみやかに列に並びましょう。

ヴェールに覆われたキリスト
引用: https://www.analisidellopera.it/wp-content/uploads/2019/02/Sanmartino_Cristo_velato.jpg

礼拝堂見学後は右へ進み、一本目の細い路地を右折。入場のために並んでいた通りへ戻る形となります。列に並ぶ方々を横目に直進し突き当たる通りが、旧市街のもう一つのメインストリート・トリブナーリ通り!左側に薬局があるのが目印です。

トリブナーリ通りを右折し、しばらく直進すると大聖堂が位置するドゥオモ通りに到着。ドゥオモ通りは、トリブナーリ通りを横切る細い路地と異なり、車道と歩道が整備された大きな通り。そこを左折して徒歩1分、右手に位置しているのが大聖堂です!

ナポリ大聖堂
引用: https://www.vesuviolive.it/wp-content/uploads/2015/06/duomo2-600x507.jpg

街中に突然現れる白亜の大聖堂は、正面部分の高さも相まって、目にしたときの驚きはひとしお。外階段を上がると、大聖堂へ入ることが出来ます。

大聖堂内は、左右それぞれに礼拝堂があり、右はナポリの守護聖人・聖ジェンナーロに、左は同地に元々立っていた5世紀建立のサン・レスティトゥータ教会が大聖堂に取り込まれ、現在サン・レスティトゥータ礼拝堂となっています。主祭壇だけでなく、こちらも見逃さないようにしましょう!

午前中の最終地点・大聖堂を見終わると、だいたいランチの時間になっているはず。ランチは、せっかくなので本場のナポリピザがおススメです!

ピザの激戦地と言われる旧市街で食べるのか、それとも午後の観光エリア・プレビシート広場周辺へ移動して食べるのか、選択は自由です。

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優雅でエレガントなピザか、庶民パワー炸裂のピザか?!悩めるピザランチ

大聖堂から徒歩2分、トリブナーリ通りに位置するピッツェリア「Di Matteo」は観光客だけでなく、地元ナポリっ子でも賑わう有名店。入り口は狭いですが2階席があり、テイクアウトも可能です。男子ばかりの店員さんですが、皆さん明るく親切です。

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一方、プレビシート広場から徒歩2分、キアイア通りからすぐのところに位置するピッツェリア「Brandi」は落ち着いた雰囲気。ナポリピザの王道「マルゲリータ」発祥のお店というだけあり、伝統を感じる店内です。

ピッツェリア Brandi
引用: https://www.2anews.it/wp-content/uploads/2019/02/Brandi.jpg

気になるピザのお値段は、「Di matteo」のほうがお手頃価格、ピザの大きさは「Brandi」のほうが、日本人のお腹に合う小ぶりサイズとなっています。

大聖堂からプレビシート広場への移動はタクシーが便利!大聖堂の向かいにタクシー停留所があるので、そちらから乗車しましょう。その際、行き先は「プレビシート広場」ではなく「トリエステ・トレンタ広場」とお願いすると、ナポリカフェの老舗「カフェ・ガンブリヌス」の向かい辺りで降ろしてくれますよ!

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カフェ・ガンブリヌスの向かい、車道の中央部分には「アーティチョークの噴水」があります。こちらの噴水は、午後観光の際に道順の目印となりますので、忘れずにチェックしておきましょう!

ランチの後は、プレビシート広場周辺を観光です。

華やかな雰囲気を愉しみながら、効率よく見学を進めていきましょう!

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時間を有効活用できる午後のモデルコースの紹介です。


【ナポリ市内・プレビシート広場周辺ウォーキングツアー・モデルコース】


1、ヌオヴォ城

2、サン・カルロ劇場

3、ウンベルト1世のガレリア

4、プレビシート広場

5、王宮

6、サン・フランチェスコ・デ・パオラ教会

7、卵城

とっても分かりやすい!【ナポリ市内・プレビシート広場周辺ウォーキングツアー】スタート地点へのアクセス

午後のスタート地点は当エリアで一番遠いところに位置するヌオヴォ城。

プレビシート広場のすぐ近くにある「アーティチョークの噴水」を背にして、サンカルロ劇場の前を横切りムニチピオ広場方面へ直進すると右手に現れるのがスタート地点のヌオヴォ城。5本の巨大な円筒状の柱が目印です。

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プレビシート広場周辺は見所が集中しているとはいえ、それぞれの建物の規模が大きいため、うっかりしていると歩き疲れてしまうことも。しっかりと順序立て、効率よく周っていきましょう!

フランス風かナポリ風か?!ヌオヴォ城からサンカルロ劇場へ

1279年に建てられた、巨大な円筒が目印の古城・ヌオヴォ城。イタリアでは珍しいフランス風のお城となっています。14,15世紀に描かれた素晴らしいフレスコ画が鑑賞出来るパラティーノ礼拝堂には是非足を運びましょう。

剛健なお城の後は、ヨーロッパ最古のオペラハウス・サン・カルロ劇場へ。ヌオヴォ城以降の観光ポイントはムニチピオ広場からプレビシート広場へ少しずつ戻る形となります。

サンカルロ劇場内部
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サン・カルロ劇場は現在劇場正面部分を改装中ですが(2019年現在)、赤い椅子と黄金に輝く装飾の超豪華な劇場内部は見逃せない観光スポット。内部見学ツアーをご希望の際は、事前予約をお忘れなく!

休憩タイムもお忘れなく!ウンベルト1世のガレリア

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サンカルロ劇場の向かいにあるのがウンベルト1世のガレリア。その華やかな外観は見る者を魅了してやみません!十字に交差したガレリアはトレド通りに面した出口もあり、こちらへ出るとひとときのショッピングを愉しむことも可能です。

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小さな店舗ながら高い知名度を誇るナポリドルチェの名店「スフォイヤテッラ・マリー」もこちらのトレド通り側の出口に位置しています。美味しいドルチェで休憩も取りながら、午後の観光を楽しく続けていきましょう!

ナポリ市内最大の規模!プレビシート広場

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優美なガレリアを後にして、「アーティチョークの噴水」を目指して徒歩1分。噴水を左折すると、そこは果てしなく広大なプレビシート広場!広場に面する王宮に向けて、王室付きの豪華な馬車が走っていたことを想像すると、なんとも優雅な気持ちになると共に、その広さも納得。とにかく広いプレビシート広場、その開放感をたっぷりと味わいましょう!

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広場の左側に位置する王宮。ナポリ王室の贅を尽くした王宮内部は必見の観光ポイント。王宮付きの劇場や礼拝堂のほか、スペイン・ブルボン朝の栄華の歴史がたっぷりと詰まった王宮です。豪華壮麗極まりない王様のアパルタメントと、優美で柔らかな女王様の専用スペースを是非見比べてみましょう。街中に建つ王宮とは思えない、広い庭園部分の観光も可能です!

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広場右側にはサン・フランチェスコ・デ・パオラ教会が建っています。建築当時に流行していた新古典主義様式を取り入れ、古代ローマ時代の建物をモデルに造られた当教会。ローマのパンテオンを模した外観・内装は、見ているだけで時代を一気にタイムスリップしたかのような錯覚に襲われます。

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ロマンチックな夕暮れ散歩も楽しめる!卵城

王宮とサン・フランチェスコ・デ・パオラ教会を左右に見ながらプレビシート広場を突き抜けると、サンタルチア地区に入ります。そのまま突き当たりまで直進すると一気に視界が開け、ナポリ湾とその奥に鎮座するヴェスビオ山が目に飛び込んできます。道に沿って右折するとそこはルンゴ・マーレと呼ばれる海岸沿いの道。海と山を一望出来る、風光明媚なナポリの景色を思う存分愉しめる絶景スポットとなっています。

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この道に沿ってずっと進むと現れるのが卵城。徒歩で約15分程の距離ですので、時間がある場合はゆっくりと海風に吹かれながらのナポリ散歩を愉しみましょう。そうこうしているうちに、あっという間に卵城へ到着です!

卵城
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頑丈な石造りの建物内はひんやりとしていて、長い時代の流れを感じさせます。お城から要塞へとその目的が変化していったため、城内には大砲も残されています。展望台からの眺めを思う存分愉しんで、午後のナポリ市内観光は終了。

卵城の向かいにはタクシー乗り場があります。見学後はタクシーでホテルへ戻ることも、また、ディナーのお店へ移動することも可能です。

ルンゴマーレ・夕日
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もし時間が許す場合は、海に沈む美しい夕日を眺めながら再び海沿い散歩も良いでしょう。卵城へと続くこの道は、地元ナポリっ子の定番デートコース。ナポリ一日観光の締めくくりにふさわしい、ロマンチックな一生の思い出となること間違いなしでしょう。

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南イタリア最大の都市・ナポリの魅力について様々な角度から紹介してきました。

文豪ゲーテの格言「ナポリを見て死ね!」の通り、美しい景観、長い歴史、栄華を極めた芸術作品などがダイヤモンドのような輝きを放ちながら街中に点在し、さらにはピザからドルチェまでグルメも堪能出来る街・ナポリ。

一生に一度は訪れて欲しい、また、その価値が十分にある街ということ、十分にお分かり頂けたのではないでしょうか。イタリア旅行の際は、是非南イタリア・ナポリまで足を伸ばして下さいね!

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