【バックパッカーが解説】裏ピースは国によって意味が違うので要注意！侮蔑的サインで集団リンチに遭うことも!?

こんばんは！ライターDOsです。

SNSなどで女子に人気な裏ピースのポーズ。写真で撮影するときなど小顔効果が見込めることから流行りの人気なポーズになります。

しかし、この裏ピース、日本では人気となっていますが、海外の一部地域では「絶対にしてはいけないポーズ」とされているのです。

もし知らずに旅先でしてしまえば多くの人の笑いものにされてしまうことも。今のうちに裏ピースについて知っておきましょう。

記事の最後には裏ピースに関する記事もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

日本の常識では裏ピースにはとくに意味はなく、写真を撮るときの「小顔ポーズ」ともされており、かえって好印象を感じさせます。

裏ピースのV部分を顎に添えると輪郭がV部分となり、いつもの顎のラインが見えなくなり、かえってそっちの方が小顔に見えたりするのです。

また、裏ピースだけでなくピースサインは好意的な意味に捕えやすいです。例えば、争いごとに勝利したときの喜びの表現として使ったり、なにか嬉しいことが起こったり、達成したときに使われやすいハンドサインが日本おけるピースサインのイメージ。

楽しさ、親愛を表現するときのピースサインですが、これが国外に出ることにより常識が変わり、その国の特色によってマイナスなイメージがついてしまうことがあります。

日本では好意的なサインととらえられるピース、そして裏ピース。しかし、国柄が変わることによりその常識は反転してしまい、無知故に使ってしまうと思わぬトラブルを招いてしまうことも。

一般的な常識をしっておく上でも裏ピースのハンドサインの意味を知りましょう。

海外での裏ピースの細かい意味はその国柄によって違いがありますが、共通していえるのは相手を侮辱するサイン、またはマイナスなイメージであることが多いです。

例えば、イギリスでは裏ピースは相手を侮辱する意味として知られています。

裏ピースが侮辱的サインだと捉えられるようになったのはイギリスとフランスの間で起こった百年戦争の時期。弓の技術が長けていたイギリスでは、誇れる戦力、そして技術のひとつ。

それを理解しているフランスは捕虜にしたイギリス人の弓兵の指を切断し、二度と弓を引けない状態にしたのです。

当時はイギリスがフランス側に使うときの挑発的なハンドサインでしたが、時代が進むにつれて意味が変化し、今では侮辱的な意味合いとしてとらえられています。

わかりやすくいえば、日本でいう「中指を立てる」ハンドサインと似たような意味合いになります。

イギリスにおける裏ピースの意味を代表的にご紹介しましたが、国によって裏ピースの意味は違いがあります。

次はほかの国における裏ピースの意味を一挙ご紹介します。

オーストラリア

オーストラリアはその昔、イギリスの植民地とされていました。その理由からイギリスの文化が根強く残り、イギリスと同じく、裏ピースは「日本における中指を立てるサイン」と同じような意味にとらえられます。

アメリカ

アメリカにおける裏ピースはこのVラインが女性器を模していることから、女性器を舐める意味として非常に下品なポーズだといわれています。

アダルトな業界やフリーダムさを売りにしている界隈ではあえてこのポーズを使うことがありますがけしていい意味合いを持ちません。アメリカ旅行や留学をするとき、写真を撮るときについ裏ピースを使ってしまう人は卑猥なポーズととらえられる可能性があるので注意しましょう。

オーストラリアやイギリスなど、イギリス文化がある地域では侮辱的な意味ととらえられてしまいます。アメリカでは卑猥な意味としてある意味笑いものにされかねません。

ポーズをとるにもその意味を知っておかないと自分も、そして相手も恥ずかしい思いをしてしまいます。

郷に入っては郷に従えといいますし、もし海外に行かれる予定があるのなら覚えておくと便利ですよ！

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知らないで裏ピースを含むハンドサインを使うと思わぬトラブルを招いてしまうことも。海外の人もいちいちその人の国の文化を知るとったことは難しいですし、ハンドサインなどの細かい常識はその国の知識に偏ってしまいます。

悪気はないとしても好意的な印象を持てないといったことがありますので、今のうちに注意しておくのがベストです。

日本では小顔効果もある裏ピースですが、例えば、アメリカでこれをしてしまうと非常に卑猥な意味合いになってしまいます。

例えば、アメリカ旅行に行ったときに、友達と一緒に記念撮影をしたとしましょう。現地の人に写真を撮ってもらうときに裏ピースを使ったポーズをしてしまった場合、現地の人はとても驚いてしまいますし、人によっては失笑も浮かべることも。

また、アメリカでは性にオープンだとは言われていますが、それでも世代によっては性の話題に敏感で知らない間に話のネタにされてしまうということもあります。

知らない間に話のネタにされているのであればどうしようもありませんが、それが自分の耳に届いてしまえばいい気分はしないでしょう。

こういったトラブルを避けるためにも下手なハンドサインは使わないようにしましょう。

イギリス文化がある国では裏ピースは侮辱、そして挑発的なサインとして知られています。

癖で裏ピースをしてしまったりすると勘違いしてしまいやすい人や喧嘩っ早い人の場合、喧嘩の原因にもなりかねません。以前イギリスにいったときにそれに近い事例を見たことがありますので、やはり裏ピースは避けるべきだといえます。

日本でもわざわざ故意に中指を立てる人はなかなかいませんし、無意識でもしないでしょう。イギリスでもその意識的に「ピースサインはしてはいけない」といった考え方もあるので、うかつにはしないように注意してみてください。

裏ピースの意味合いを中心に焦点を当ててきましたが、ここからは裏ピースに近いハンドサインの意味などをみていきます。

やはり、日本の常識とは異なり日本では好意的な印象ととらえられるサインが海外ではマイナスなイメージがつくサインになるので注意してくださいね。

まずは海外におけるピースサインの意味についてみていきましょう。日本では勝利などのサインとしても用いられる好意的なハンドサインですが、下記の国ではこういったマイナスな意味合い、そしてイメージがあります。

ギリシャ

ギリシャでは犯罪者などに２本指で物などを投げていたことが由来で、ピースサインは日本でいう親指を立てて下に向けるのと等しい意味合いを持ちます。

つまり侮辱的な意味合いなのです。ピースサインをしてしまうとトラブルを招きかねませんので気を付けてくださいね。

インド

厳密にいえばピースではありませんが、異国の人がピースをしていると「トイレに行きたいのかな？」「うんちがしたいのか」と思ってしまうサインでもあります。

日本では大がうんち（大便）のこと、そして小がおしっこ（小便）のこととして表現されます。インドではこの大、小を置き換え、おしっこが1、うんちが2の表現とされています。指を２本立てる行為は「うんち」を表現していると捉えかねないのです。

フランス

こちらもイギリスと同じく、侮辱的な意味合いを持ちます。なるべく使わない方がいいといえます。

ベトナム

ピースサインとは若干異なりますが、ピースを交差したポーズは女性器を表す意味になります。英語圏では幸福を意味するポーズでも国が違えば卑猥な意味に代わってしまうのです。

裏ピースやピース意外でも日本では常識的に好意的なポーズだと捉えられているハンドサインが海外ではマイナスなイメージのサインがあります。

ついクセでやってしまいがちなハンドサインも今回をきっかけに意識してみてください。

多くの人がやってしまいがちな親指とひとさし指で輪っかを作るOKのサイン。日本では「大丈夫だよ」「OK」といった肯定を表す意味で使われますが、海外では下品な表現とされ、嫌煙されています。

フランス

フランスでは親指、人差し指で輪っかを作るポーズは数字のゼロを表すものになっており、これを人に向けてすることで「おまえは役立たずだ」という意味合いを持ちます。

侮辱的なサインとなりますので、フランス圏でもやらないようにしましょう。

ブラジル

ブラジルでは親指、人差し指で輪っかを作るポーズを「尻の穴」を意味します。ですのでこれをしてしまうと相手は下品なやつだと侮辱していることになるのです。

また卑猥なサインでもあるので、使用は避けるべきです。

トルコ

トルコの場合はおかまやゲイなどといった意味合いを持ちます。同性愛者が悪いというわけではありませんが、侮辱的な意味合いを持ちますので使わないようにしてください。

日本の場合だと「彼女」を表現する意味だったり、約束を意味するだったりと意外にプラスの表現で使われますが、海外の場合はこういったマイナスな表現になります。

中国

小指は足の指でも手の指でも一番小さい指になります。そのことから中国では小指を立てることは出来の悪い人間だと侮辱する意味になります。フランスのOKサインと近い意味合いにもなってきますので、つい小指を立ててしまいがちな人は注意です。

インド

インドの場合は相手に怒りを表すポーズになります。「この人怒っているのかな」と勘違いさせてしまいますので、なるべく使用は控えましょう。

相手にされた場合は相手が怒っているサインにもなります。

バングラディッシュ

バングラディッシュでは小指を立てるサインは「トイレに行きたい」という意味合いがあります。中国やインドよりは柔らかい表現ですが、勘違いの元にはなりますので知識として覚えておきましょう。

日本では喜びを表現するときに使うポーズの代表格だともいわれるガッツポーズですが、海外で使うとこんな意味合いがあります。

日本

喜びで表現するときに使うポーズではあるのですが、剣道などの武道ではガッツポーズはNGとされています。例えば剣道などは「礼に始まり、礼に終わる」精神から他人に勝つ喜びを表現するポーズをとるのはご法度とされています。知識として覚えておきましょう。

フランス

ガッツポーズをして、ガッツポーズをした反対の手をたたく行為は挑発の意味合いを持ち、喧嘩への発展につながります。とくに男性にやりがちなポーズですので覚えておきましょう。やるのも、やり返すのもダメです。

ブラジル

ブラジルでもフランスでご紹介したポーズは同じ意味合いを持ちます。特にブラジルはフランスよりも国の規模が近く、犯罪大国としても知られています。一部の人たちは喧嘩早く、重大な事件にも巻き込まれる可能性があるので注意しましょう。

日本では肯定的な返事をするときなどに用いられる親指を立てるサイン。グッドサインとも呼ばれていますが、一部の国ではこういった意味合いも持ちます。

アメリカ（南アメリカ）

アメリカではこのグッドサインは挑発的な意味合いを持ちます。ただ一部の英語圏では日本と似たような意味合いを持つこともあります。

イタリア（一部ヨーロッパ地域）

こちらの場合は挑発的な意味合いとは別に卑猥な表現としても使われます。起源はわかってませんが一説によれば古代ローマ時代にあった剣闘士競技場で観客が使っていた「敗者を殺せ」というポーズから取られているともいわれています。

反対に好意的なハンドサインもあります。なにかを表現したいとき、言葉が通じない海外の人に向けて伝える方法のひとつとして脳内にとどめていただければいいかと思います。

こういったポーズは一部海外ではNGとされる一方で好意的にとらえられるものがあります。

〇サムズアップ

いわゆる親指を立てるサインです。一部英語圏では日本と同様肯定的な意味、そして「GOOD」を表すサインだといわれています。安心して使うと良いでしょう。

〇ピースサイン

イギリスなどの英語圏ではマイナスな表現として使われるサインでも、欧米の一部地域では日本と同じように勝利などの意味合いを持ちます。

この勝利を意味する「Victory」の言葉、この頭文字のVがピースを連想させています。

〇手招き

日本では「こっちにおいで」という意味合いがありますが、海外では「あっちにいけ」といった意味合いを持ちます。海外で友達に使う際にも極力ならば別のサインをした方がよいでしょう。

海外でついやってしまいがちなハンドサイン。日本では常識的だとしても、海外ではその常識が通用しません。

日本で、ピースサインが勝利や平和を象徴するポーズですが、イギリスの文化が根強いところでは侮辱的な行為ととらえられますし、アメリカなどでは卑猥なポーズとしてとらえられます。

無知なままこれらのポーズをとってしまうと、自分が恥をかくどころか思わぬトラブルに巻き込まれることも。海外では日本の常識は通用しませんので、今回を機に少しでもハンドサインを学ぶきっかけになれば幸いです。

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