【経験者が教える】障害者向けの射精補助のお仕事の実態を暴露！障害者だって当然”性欲”はあるんです！

こんにちは！AIKAです。

突然ですが皆さん、障害者の射精補助って知っていますか？

というか障害者の方たちの「性」の部分について、今まで考えたことはあるでしょうか？

障害者の方たちというと、その「障害」の部分についてばかり目が行きがちで、なかなか「性欲」については意識が向きづらいですよね！

かくいう筆者も長い間そうでした。

ですが筆者は、たまたま大学生の時に読んだ本が「セックスボランティア（障害者向けの射精補助）」について書かれており、それを機にその問題について関心を持ち始めました。

そして当時、大学のコミュニティの一環で、障害者向けの学習補助ボランティアを行っていたんですよね。

それに参加をはじめ、その中から「障害者向けのセックスボランティア」を立ち上げることになったんです。

もちろん筆者も「女性ヘルパー」として、希望障害者男性向けの射精補助を行っていました。

そこで今回は、なかなか知ることのできない「障害者向け・射精補助の現場のリアル」、そして現場に立ったからこそわかるアレコレをご公開！

この問題、なかなか奥が深いので、ぜひ簡単にでも「障害者と性」について理解を深める機会にしていただけたら嬉しいです！

障害者…それだけで、なんとなく「サポートを受ける人」というイメージ、ありませんか？

もちろん色々な障害の程度はあれど、人よりも「人からの援助・ヘルプ」が必要なことには変わりはないのでしょう。

同時にそれを受けるのは、その障害者の方の権利です。

そしてもし、その障害者の方が「自分一人だと、性欲を満たせない」という悩みを抱え、人からの援助やヘルプが必要だとしたら？

当然そのニーズに対しても、できる限り応えられるように援助の手を差し伸べるべきではないでしょうか。

もちろん100％の援助は難しいかもしれません。

ですが援助の機会を増やし、色々なオプションから「ニーズを満たす可能性を広げる」ことは大切なのではないでしょうか。

だって、性欲は人間の3大欲求の一つ！

性欲を持っていて、それを解消したいという思いは、まったく恥ずかしいことでも人から後ろ指さされることでもないんですから（だったらヤリマンの筆者なんて、恥ずかしくて外を歩けなくなっちゃう！！）。

「障害者はただでさえ人よりもサポートを受ける回数が多いんだから、性欲くらいは諦めろよ！」

万一そんなこと言う人がいたら、人権侵害もいいところですよ！

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そして筆者が行っていた、障害者の方の射精補助ボランティア。

これは無償のものでした。

学生の運営していることですからね。

そして一応「20歳以上の学生しか、射精補助ヘルパーとして働かないことにしよう！」と決まっていたので、筆者も20歳から約2年間だけ、射精補助を行っていました。

そして筆者たちはどんな射精補助のボランティアを行っていたか…

ご紹介したいと思います！

まず、筆者たちの団体は、特にHPなどは何も用意せず。

ですがもともと「学習補助」の障害者支援を長年行ってきていたので、その繋がりからの「口コミ」で活動の輪が広がっていきました。

そして基本的に、筆者の団体に問い合わせをしてきてくれたご家庭とは「筆者が直接やり取りをし、日程等の詳細を決め」当日実際に訪問していました。

直接やり取りをするのは、やはり「色々な不安」を持って問い合わせをしてくてくださる方も多いので、本人がやり取りをして説明をした方が「不安を取り除きやすい」から。

実際訪問後「やはり事前に○○(筆者）とお話ができたので、それがとっても良かったです」と言っていただけることも多かったです。

そして問い合わせをしてきてくださるのは、知的障害者の方ではない場合（そしてご本人も割と活動の自由度が高い場合）、ご本人からということも多かったですね。

ですがやはり圧倒的に多かったのは、お母様から。

やはり身体を拭いてもらったりと、その障害者の方は「ご家族に」色々な補助をしてもらうことも多いのでしょう。

特にその割合が高いのはお母様ですよね。

そのため「勃起」「朝勃ちでパンツに出してしまう」そんなことも普通にお母様は見てきています。

時には射精補助を「お母様自ら」していることだってあります。

だから「射精補助を外部に頼む」のもお母様がしたとしても、それは自然なことなのでしょう。

サービス内容は、筆者たちは「基本挿入はなし」だけルールを決めていて、そのサービス内容は女の子によってマチマチでした。

フェラもなし、手コキだけでイカせる子。

フェラはしっかりしてあげてイカせる子。

それこそ女の子がルールですから。エッチしちゃう子だっていました。

…そして筆者はその最後のタイプ。

ほんと射精補助の現場って暖かくて、何をしても、それこそ泣く勢いで喜んでくれるんですよね。

ほんとオンナ冥利に尽きるんです…。

そして基本受け持ち男性は同じ人。

そのため会う度だんだんと愛着？もわいてきますし、筆者はだんだんと挿入アリのセックスまでしていました。

車いす男性だったので、ある程度キスや乳首、フェラなど一通りしてあげてから（サービス前に彼はしっかりシャワーを浴びてくれています）、筆者が上に乗ってセックスしていた感じです。

筆者たちは「交通費だけはそのご家族に負担してもらう」ということにし、サービス料は一切無償！を貫いてきました。

ですがご家族によっては「どうしても…」と数万円包んでくださったことも。

お母様的には「女の子たちが息子のために、身体を差し出してくれた…」それは何万円にも匹敵する価値だと思ってくださったのだと思います。

その時は有難くお気持ちをいただくようにしていました。

またその他にも、当然のようにご飯をご馳走していただいたり、何かとギフトをくださったり…

本当に「感謝の気持ち」をいろんな形でいただいた射精補助のボランティアでした。

そして今回は、男性の障害者の方向け「射精補助」について取り上げました。

ですが最後に触れておくと…

女性向けの「性的補助」だって必要ですが、まだまだその理解や整備は進んでおらず、日本だとそういう機会を得るのはとても難しいのが現状です。

その上悲しいことに、その「理解」がえられてないのは、私たち「健常者（サービス提供者や社会一般）」からだけではなく、当の「女性障害者・およびその家族」も同様だと思うのです。

実は筆者の所属団体、一応「女性向けの性的補助」もやってたんですよ。

「女性だって、なかなか声は挙げづらくても性欲はある！お年頃になってきて性欲が出てきた女性とかもいると聞くし、絶対に女性向けも作るべき！」という（ヤリマン筆者も含めて笑)、いろいろな声が女性サイドから上がったからです。

…でも結果から言うと、筆者が所属してた約2年間、一切申し込みはなかったんです。

それこそ問い合わせも皆無。

しかも「学生団体」である以上、ある程度「どこの骨かわからない」という不安感もない少ないはずなのに。

この結果になったのは、やはり「女性なのに、性欲補助なんて」という、特にご家族サイドの気持ちがあったからだと思うのです。

ですが人間なんですから、女性だろうがLGBQの方であろうが、誰だって性欲はあってしかるべき。

そして恥ずかしく思う気持ちは絶対に不要です！

ですがまだまだ日本社会では「女性と性」というところから軽視されてるのかも。

そのため「女性障害者と性」なんて、より一層目は届かないのかもしれません。

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