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ゴッホやピカソも!ミュンヘンの3つの美術館・ピナコテークがスゴイ【ドイツ】

2019.09.25

ドイツ・ミュンヘンに行ったらぜひ見ておきたい、「ピナコテーク」と呼ばれる3つの美術館。有名な作品も数多く展示されており、美術に詳しくなくても十分に楽しめる場所なのです!ここではミュンヘンの3つの美術館と、肖像画ギャラリーのある「レジデンツ」を紹介します。

この記事に登場する専門家

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旅ライター

松本マユ

ドイツ在住経験のあるフリーライター。ドイツ滞在と世界15ヶ国以上を旅した経験を活かして、ワクワクする海外情報をお届けします。
旅先はヨーロッパや南の島が多め。旅行と犬とドイツビールが何よりも好き。

  1. ミュンヘンは美術の街?素敵な美術館をご紹介!
  2. ミュンヘンには3つの「ピナコテーク」がある
  3. ①中世の絵画が楽しめる!「アルテ・ピナコテーク」
  4. ②有名な作品がズラリ!「ノイエ・ピナコテーク」
  5. ③現代アートからピカソまで!「ピナコテーク・デア・モデルネ」
  6. ④番外編:美しい肖像画ギャラリーがある「レジデンツ」
  7. ピナコテーク3館を回るなら1日券がお得!
  8. ミュンヘンで美術館めぐりを楽しもう!
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こんにちは、元ドイツ在住者で旅ライターの松本マユです。

ドイツ南部にあるバイエルン州の州都・ミュンヘン。ビールやオクトーバーフェスト、そしてサッカーチームの印象が強いミュンヘンですが、実は「美術の街」と言えるほど素敵な美術館が3つもあるのです!

それが「ピナコテーク」と呼ばれる、ミュンヘンの3つの美術館です。

私はドイツに住んでいたころ、20都市以上を旅行していろいろな美術館に足を運んできました。その中でも特に印象深かったのがこの「ピナコテーク」。誰でも知っているような有名画家の傑作を観ることができ、とてもいい記念になりました。

ここではミュンヘンの3つの美術館について解説します。美しい肖像画ギャラリーがある「レジデンツ」も紹介するので、ミュンヘン旅行の参考にしてくださいね!

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ミュンヘンには「ピナコテーク」と呼ばれる3つの美術館があります。そこにはラファエロボッティチェリゴッホモネピカソなど、美術に詳しくない人でも聞いたことがあるような有名画家の作品が数多く展示されています。

ミュンヘンにあるピナコテークは以下の3種類。それぞれ異なる年代・ジャンルの作品を所蔵しています。

  • アルテ・ピナコテーク(Alte Pinakothek)
  • ノイエ・ピナコテーク(Neue Pinakothek)
  • ピナコテーク・デア・モデルネ(Pinakothek der Moderne)

3つのピナコテークは隣り合った位置にあるので、いっぺんに見て回ることができます。

地下鉄の駅やバスの停留所も近く、アクセスも便利ですよ!

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ミュンヘンの3つのピナコテークの中でもっとも歴史が長いのが、この「アルテ・ピナコテーク」。ドイツ語で「アルテ」は「古い」を意味します。

アルテ・ピナコテークに飾られているのは、バイエルン王家であるヴィッテルスバッハ家が収集した名画。それらを市民にも公開しようという目的のもと、19世紀に開館しました。

絵画は14世紀~18世紀のものが中心。ルネサンス美術を代表する名画や、バロック期にかけての絵画が数多く展示されています。

デューラー、ルーベンス、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、レンブラントなどの作品を鑑賞できます。

アルテ・ピナコテークで見られる作品一例

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  • ルーベンス「最後の審判」
  • ラファエロ「カニジャーニの聖家族」

名称:アルテ・ピナコテーク(Alte Pinakothek)

住所:Barer Str. 27, 80333 München

営業時間:10時~18時(火曜日と水曜日は20時30分まで)

定休日:月曜日

アクセス:地下鉄のケーニヒスプラッツ駅(Königsplatz)またはオデオンプラッツ駅(Odeonsplatz)から徒歩約7分

入場料:大人7ユーロ(約840円)、割引5ユーロ(約600円)、日曜日は1ユーロ(約120円)

※1ユーロ=約120円

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アルテ・ピナコテークの向かいに立つ「ノイエ・ピナコテーク」。「ノイエ」はドイツ語で「新しい」という意味で、アルテ・ピナコテークよりも後の時代の絵画を所蔵しています。

ノイエ・ピナコテークが建てられたのは19世紀で、アルテ・ピナコテークの開館から20年も経たないころでした。バイエルンの国王であるルートヴィヒ1世が、当時の現代美術を所蔵するために建てさせたのだといいます。

ノイエ・ピナコテークで見られるのは18世紀~20世紀初頭の作品。ゴッホやモネ、セザンヌ、クリムトなどの絵画が飾られています。

ノイエ・ピナコテークで見られる作品一例

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  • ゴッホ「ひまわり」、「アルルの風景」
  • クリムト「音楽Ⅰ」

現在は改修工事で閉館中

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ノイエ・ピナコテークは、2018年12月より大規模な改修工事のため閉館しています。再オープンは2025年を予定しているとのこと。

しかしノイエ・ピナコテークが有する「19世紀アートの名品セレクション」は、隣のアルテ・ピナコテークやシャック・ギャラリーに移されているため鑑賞可能です。

名称:ノイエ・ピナコテーク(Neue Pinakothek)

住所:Barer Str. 29, 80799 München

アクセス:地下鉄のケーニヒスプラッツ駅(Königsplatz)またはオデオンプラッツ駅(Odeonsplatz)から徒歩約7分

3つのピナコテークの中ではもっとも新しく、2002年に開館した「ピナコテーク・デア・モデルネ」

ほかの2つのピナコテークとは異なるモダンな雰囲気で、現代美術やグラフィックアートが中心となっています。

こちらのピナコテークは外観も近代的。前庭には中に入ることのできるUFOのオブジェが置かれています。

ピナコテーク・デア・モデルネには絵画も展示されています。20世紀を代表する芸術家であるピカソのほか、マグリット、ダリ、マックス・ベックマンなどの作品がありますよ。

ピナコテーク・デア・モデルネで見られる作品一例

  • ピカソ「座る女 ドラ・マール」
  • マックス・ベックマン「誘惑」

名称:ピナコテーク・デア・モデルネ(Pinakothek der Moderne)

住所:Barer Str. 40, 80333 München

営業時間:10時~18時(木曜日は20時まで)

定休日:月曜日

アクセス:地下鉄のケーニヒスプラッツ駅(Königsplatz)またはオデオンプラッツ駅(Odeonsplatz)から徒歩約7分

入場料:10ユーロ(約1,200円)、割引7ユーロ(約840円)、日曜日は1ユーロ(約120円)

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美術館ではありませんが、大きな肖像画ギャラリーがある「レジデンツ」も必見。

ミュンヘンのレジデンツは、かつてのバイエルン王家・ヴィッテルスバッハ家の王宮でした。中には金の飾りが施された部屋や、全長約70メートルの大ホール「アンティクヴァリウム」など、見どころがいっぱい。

そんなレジデンツには、ヴィッテルスバッハ家の先祖の肖像画がズラリと並んだ、まるで美術館のような場所があります。このスペースは「祖先画ギャラリー」と呼ばれ、歴代の王族たちの肖像画がなんと121枚も飾られているのです!

美しい肖像画にはじっくり見入ってしまいますが、祖先画ギャラリー全体を覆う金の装飾や、肖像画を囲む豪華な金の額縁も圧巻。淡いグリーンの壁や白い天井に金細工が映え、息をのむほど壮麗な空間になっています。

名称:レジデンツ(Residenz München)

住所:Residenzstraße 1, 80333 München

営業時間:9時~18時(4月~10月20日)、10時~17時(10月21日~3月)

定休日:12月24日、12月25日、12月31日、1月1日、パンケーキ・デイ (カーニバル「灰の水曜日」の前日)

アクセス:地下鉄のオデオンプラッツ駅(Odeonsplatz)から徒歩約2分

入場料:7ユーロ(約840円)、割引6ユーロ(約720円)

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3つのピナコテークをすべて回るなら、1日券(ターゲスチケット)を購入すると非常にお得です。

1日券は12ユーロ(約1,440円)。これがあればアルテ・ピナコテーク、ノイエ・ピナコテーク、ピナコテーク・デア・モデルネ、そしてブランドホルスト博物館、シャック・ギャラリーの5ヶ所に入ることができます。

1日券はそれぞれのピナコテークや博物館のチケット窓口で購入可能。

2019年現在、ノイエ・ピナコテークは休館ですが、アルテ・ピナコテークとピナコテーク・デア・モデルネだけでも訪れる価値は大あり! ぜひ1日券を購入し、ピナコテークを堪能してきてください!

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有名画家の絵画が数多く展示されている、ミュンヘンの3つのピナコテーク。世界の美術館の中でもかなり重要な場所で、アルテ・ピナコテークは「世界七大美術館」の1つにも数えられているのです。

みなさんもミュンヘンを訪れた際は、ルネサンス期の絵画から現代アートまで楽しめるピナコテークに足を運んでみてくださいね。肖像画ギャラリーのあるレジデンツも忘れずに!

ミュンヘンにはさまざまな名物グルメがあります。こちらの記事ではドイツで食べたい名物10選を紹介しています!