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商人の町滋賀・近江八幡日帰りおすすめ観光モデルコース!近江牛ランチ情報も!
滋賀の近江八幡は、昔からの風情が残っている情緒あふれる街で、八幡堀や新町通などの観光地はよく時代劇の撮影現場としても利用されています。近江八幡は、近江牛の産地としても有名で、近江牛がお得に食べられる近江牛ランチは特におすすめです。今回は、近江八幡の主要な観光地とおすすめランチが食べれる、日帰りの観光モデルコースを紹介します。
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旅行好きのセラピスト
meshimeshi
近江牛の産地!近江八幡を満喫しよう
こんにちは、meshimeshiです!近江八幡は知る人ぞ知る近江牛の産地で、ランチの時間になると大勢の観光客が近江牛を食べようとお店に殺到します。近江八幡は歴史情緒あふれる観光地としても有名で、街を散策するだけでも数々の観光スポットに出会えます。今回、おすすめの観光地ばかりを集めた日帰りの観光モデルコースを作成しましたので紹介します。
近江八幡ってどんなところ?
近江八幡は滋賀の中部で、琵琶湖の東に位置する地域です。豊臣秀次が築いた城下町として発展し、三大商人と呼ばれた近江商人もこの街で発症しました。アメリカの有名な建築家であるウィリアム・メレズ・ヴォーリズがこの地に住み、数々の建築作品を遺し、現代も観光名所となっています。近江牛の産地としても有名で、町中に近江牛のレストランや食堂が店を構えています。
近江八幡おすすめ日帰り観光モデルコース
それでは、近江八幡の主要な観光地を回る日帰りの観光モデルコースを紹介します。観光の途中でおすすめの近江牛ランチやディナーの候補も列挙しています。是非、近江八幡を旅する時の参考にしてください。
近江八幡観光午前:【近江八幡市立八幡小学校】
近江観光の最初に、近江八幡市立八幡小学校に行ってみましょう。八幡小学校は、現在も開講している小学校で真っ白な校舎が美しい建物です。大正9年に田中松三郎氏の設計で作られ、改修時にヴォーリズ設計事務所も関与したそうです。少し前にNHKの朝の連続ドラマの「はっさい先生」のロケ地として使われたこともあり、観光地としてもおすすめです。
とても立派な建物で、小学校というよりは大学の研究室のような豪華な造りになっています。木造のように見えますが、木造ではなく鉄筋コンクリート造りになっています。こんなおしゃれな校舎ならもっと勉強していたかもと校舎を見学しながら思いました。現役の小学校なので校舎の中には入れませんでしたが、十分楽しむことができました。
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近江八幡観光午前:【池田町洋館街】
近江八幡市立八幡小学校から徒歩すぐのところに、有名なヴォーリズ建築の住居が多い、池田町洋館街に到着します。通りにはレンガ塀で囲われた立派な洋館が立ち並んでいます。大正時代に建てられた家も多く、それぞれ趣があります。洋館街には観覧することが可能な住宅や、現在も住み続けている住宅もあります。
通りを歩いているだけで、見どころのある住居が多くあるので写真を撮る手が止まりません。通りを外れると通常の建設様式の住居となるので、この地域だけが特別の地域となっています。元々この地域には、近江ミッションに参加していたアメリカ人スタッフのための住居でしたが、その後日本人の手に渡りました。
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近江八幡観光午前:【新町通り】
新町通は近江の昔の古い佇まいの建物が立ち並んでおり国の重要伝統的建造物保存地域に指定されています。江戸時代から明治時代までの間の商人の建物が今も残されており、静かで落ち着きのある通りとなっています。古い佇まいの民家を活かした商店もちらほらあり、観光者向けというよりは、地元の人向けのお店のような感じがします。
お店の雰囲気も通りの雰囲気に調和しており、落ち着いて買い物を楽しむことができます。近江八幡の歴史や郷土の情報が満載の郷土資料館もこの通り沿いにあります。子供にとっては少々退屈だったようで、すぐに飽きて抱っこをせがまれてしまいました。
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近江八幡観光午前:【八幡堀】
新町通りを北に進むと大きな白壁の蔵と水郷が見えてきます。ここは八幡堀と言われるところで近江八幡の観光の目玉になります。八幡堀とは戦国時代に建設された人口の水路で、この水路によって近江商人が商売に出向けるようになり、近江国の発展に大きく貢献しました。八幡堀は琵琶湖と市街地を連結し、水路に寄る近隣諸国への交通を可能にしました。
八幡堀は、安土桃山時代に豊臣秀次の命により建設され、この地に建設した八幡山城を守る役割と、琵琶湖の水運を利用する商業的な役割を担っていました。
八幡堀により人の往来が増え、商業が発達し、近江八幡は近江商人の街として全国にその名を知られるように。現在八幡堀は国の重要文化的景観に制定され、多くの観光客が訪れるようになりました。
八幡堀は時代劇のロケ地やドラマの撮影現場となることも多く、様々な用途で利用されています。屋形船で八幡堀を周航する八幡堀めぐりも、人気のある観光コースです。
私もこの八幡堀めぐりに参加して、のんびりと八幡堀から見える風景を楽しみました。30分ほどのコースですが、歩いて見るのと船の上から見るのとでは、同じ観光地でも見える風景がずいぶん異なりました!!!
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近江八幡観光午前:【白雲館】
八幡堀を巡った後は、日牟禮八幡宮近くにある白雲館を見学します。白雲館は、1877年に八幡東学校として建築され、洋風の建築様式と和風の建築様式を合わせた和洋折衷の建物で、1891年までは、子供の教育を充実させるために使用されていましたが、1893年以降は、役場などの目的に使用されてきました。
現在は民間の管轄から近江八幡市の管轄となり、観光案内所やイベントスペースとして活用されています。白雲館は国の有形文化財としても登録されており、日牟禮八幡宮に行く前に白雲館を見学する人も多いそうです!
観覧は無料で、館内にはイベントスペースだけでなく、白雲殿の歴史についても記されています。ちょっと立ち寄るにおすすめの観光地です。
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近江八幡観光PM13時:おすすめランチ候補
午前の観光の後は、おすすめの近江牛ランチのお店に向かいましょう。近江八幡市は近江牛の産地でもあるので、美味しい近江牛ランチは是非食べたいところです。どのお店も美味しく差お得な近江牛ランチを食べることができるので是非参考にしてください。
おすすめランチ候補①【近江牛創作料理 久ぼ多屋】
一軒目に紹介する近江牛ランチのお店は、近江牛創作料理 久ぼ多屋です。看板メニューである近江牛の網焼きや、ステーキ、すき焼きがお得なお値段で食べられるお店です。
広々と開放感のある店内はカフェとして利用する人も多いそうです。カウンターやターブル席以外にもお座敷席も用意されているので、子供連れでも安心して利用することができますよ~!^^
私がおすすめする近江牛ランチのメニューは、網焼き御膳(ロース80g)3300円です。あっさりとしたもも80g 2300円もありますが、脂ののりが多いロースの方をおすすめします。網焼きは、鉄板の上で牛の旨味をしっかりと閉じ込め、口に入れるの牛の旨味が広がります。ステーキとはまた違った近江牛の魅力を楽しめます^^
詳細情報
電話番号 | 0748-32-2121 |
営業時間 | 10:00~17:00 定休日:毎週木曜日 |
予算 | ~2000円 |
おすすめランチ候補②【千成亭八幡堀店】
続いて紹介する千成亭は80年余の歴史を持つ近江牛販売の老舗で、近江八幡や彦根で名前を知らない者がいないほど有名なお店です。
千成亭は、契約牧場であるまるさん牧場から上質な近江牛のみを仕入れています。まるさん牧場は独自の方法で牛にストレスを与えない育て方をしています。ストレスを与えないことで、より柔らかく、旨味のある近江牛になるそうです。
千成亭八幡堀店のおすすめのランチは、ロースステーキ重3560円です。旨味の強い極上の近江牛のステーキを特製ソースに絡め、ミディアムレアで焼いてあります。簡単に口の中で噛み切れるほど柔らかく、噛みしめると肉汁があふれ出します。私が今まで食べた中で一番おいしいステーキ重で何度もリピートしています!!!!
詳細情報
電話番号 | 074-843-1129 |
営業時間 | 9:00~18:00 定休日:毎週火曜日 |
料金 | ~4000円 |
ホームページ |
おすすめランチ候補③【 肉のかね安】
最後に紹介するおすすめ近江牛ランチは、肉のかね安です。肉のかね安は、精肉店が営業しているお店で、以前有名なブロガーがこのお店を紹介し、注目されるようになりました。店舗は年季の入ったお店で、少し入りにくい雰囲気があります。様々なメニューがありますが私の一番のおすすめは大盛焼肉丼1500円です。
大盛焼肉丼は、近江牛の薄切り肉と玉ねぎをじっくり炒め、濃厚なタレで具材を絡めてあります。タレの甘辛い味付けと近江牛の脂の旨味がぴったりで、ご飯がよく進みます。同じ焼肉丼でも近江牛を使うとひと味違います。美味しい焼肉丼が食べたいと思った時、真っ先に浮かぶのがこの店です。
詳細情報
電話番号 | 0748-33-2628 |
営業時間 | 10:00~22:00 定休日:毎週水曜日 |
料金 | ランチ ~2000円 |
近江八幡観光PM14時:【日牟禮八幡宮】
近江牛ランチでお腹がいっぱいになった後は、日牟禮八幡宮に向かいます。日牟禮八幡宮は、平安時代に建設されたと言われる神社で、
昔から近江商人の信仰を集めた神社で、近江八幡の市名の由来となったとのことです。誉田別尊(ほんわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、比賣神(ひめがみ)の三神を奉っています。
昔から地元の人の守り神として崇められてきましたが、江戸時代には近江商人の商売の守り神として厚く信仰されました。近江商人がお供えした宝物の数々は今も神社に残されています。
左義長まつりや八幡祭りもこの地で行われており、大きなたいまつを使用した祭りで織田信長も参加したと言われています。10㎡を超えるたいまつが燃える様子は圧巻でした。
詳細情報
電話番号 | 0748-32-3151 |
営業時間 | 通年 0:00~24:00 |
ホームページ |
近江八幡観光PM15時:【八幡山】
日牟禮八幡宮の次は、八幡山に登ります。八幡山はかつて豊臣秀次が築いた八幡山城があったところです。今では八幡山城はなく、石垣のみが残っています。八幡山城跡には様々な神社や建物が建てられています。
八幡山の山頂に登るにはロープウェイが便利です。八幡山の山頂には近江の街を一望できる展望台があるだけでなく、恋人の聖地があります。おしゃれなベンチやハート型のモニュメントなどがあります。
さらに上に登っていくと、八幡山城跡北の丸跡や西の丸跡が現れます。北の丸跡の近くには」縁結びのパワースポットのある瑞龍寺があり、300円で配管することができます。本堂の隣には金生稲荷があり、金運アップのご利益があるそうです㊎
八幡山城跡西の丸跡には絶好の眺望のスポットがあり、琵琶湖やその周囲の田園風景が非常にきれいに見えます。この辺りの道は整備されていないところもあるので、移動に注意してください。
詳細情報
住所:滋賀県近江八幡市宮内町
電話番号 | 0748-33-6061 |
営業時間 | 9:00~17:00 定休日:年中無休 |
料金 | ロープウエイ 大人 :片道500円、往復890円 小人 :片道250円、往復450円 |
ホームページ |
近江八幡観光PM16時30分:【たねや日牟禮茶屋】
ロープウェイで下山した後は、日牟禮八幡宮の近くに店を構えるたねや日牟禮茶屋に寄ってみましょう。たねやは滋賀県発祥で日本全国の百貨店でも出店している滋賀を代表する和菓子屋です。
たねや日牟禮茶屋ではこの店でしか販売していない限定メニューの「つぶら餅」(一個80円)があります。店頭では実演販売してくれるので、つぶら餅が焼けていく様子を楽しむことができますよ!
つぶら餅は見た目がたこ焼きに似ている真ん丸のお餅で、表面はカリカリに焼かれ、中は熱々の粒あんが入っています。中のお茶屋では、このつぶら餅が入ったぜんざいのつぶらぜんざい(680円)を食べることができます。
ぜんざいは本当に絶品でこのぜんざいを食べるためだけに滋賀まで来たこともあります。お土産も豊富に揃えられるので、食べ終わったらお土産を買い求めましょう~!
詳細情報
電話番号 | 0748-33-4444 |
営業時間 | 09:00~18:00 定休日:年中無休 |
料金 |
近江八幡観光PM17時:【クラブハリエ 日牟禮館】
つぶら餅を食べた後は、たねや日牟禮茶屋の前のクラブハリエ日牟禮館にもよってみましょう。クラブハリエの看板商品であるバームクーヘンは一時期どの店舗でも売り切れが続出し、社会現象となったこともあります。クラブハリエのバームクーヘンは、ふわふわで柔らかく、しっとりとした優しい口当たりが特徴です。
クラブハリエは機械化が進んだ現代においても昔ながらの製法にこだわり、すべてを機械任せとせず、大事な所は全て人の手にて作っています。クラブハリエ日牟禮館では、店内にカフェが設置されており、クラブハリエのお菓子のメニューがお茶とコーヒーと共に食べることが出来ます。お土産用のお菓子も充実しているので、店内をくまなく見て回りましょう。
詳細情報
電話番号 | 0748-33-3333 |
営業時間 | 09:00~18:00 定休日:年中無休 |
ホームページ |
近江観光PM18時:おすすめディナー候補
お土産も買った後は、夕ご飯を食べましょう。近江八幡名物グルメの近江牛をゆっくり堪能できる2店舗を紹介します。どちらのお店も近江八幡市民のおすすめのお店なので、どなたも満足できると思います。
おすすめディナー候補①【まるたけ近江西川】
まるたけ近江西川は、地元の人に特に人気のあるお店で、バナナマンの日村氏がレポーターを行うバナナマンのせっかくグルメで地元の人がおすすめするお店として紹介されました。まるたけ近江西川では、精肉店だけでなく、自家牧場も持っており、お客さんに届けたい近江牛の味を細部までとことんこだわり、自らの手で最高の近江牛を作り出しています。
近江牛を自ら育てているので、そのこだわりや愛着の持ち方は、他の店とは根本からして違います。一番いい状態の肉を一番美味しい食べ方で提供したいという想いは世代が変わっても伝承されています。まるたけ近江西川のモットーとして「美味い肉には、肉自身に味がある」として、肉の旨味を野菜や他の具材に活かすすき焼きを看板メニューとしています。
まるたけ近江西川のこだわりのすき焼きは、コースがおすすめで3700円~12000円で食べれます。コースによって近江牛のたたきや、近江牛のお寿司もついてきます。私は接待で頂きましたが、近江牛のとろとろの脂の甘みが口いっぱいに広がりました。すき焼きのたれもお肉の旨さを見事に引き立て、最後まで堪能することができます。
詳細情報
電話番号 | 0748-32-2336 |
営業時間 | 11:00~21:00 定休日:毎週火曜日 |
料金 | ~10000円 |
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おすすめディナー候補②【特選近江牛レストランティファニー】
続いておすすめの近江牛ディナーの食べられるお店は特選近江牛レストランティファニーです。近江牛の老舗としてよく知られているかね吉山本直営のレストランで、質の高い近江牛をステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどの料理の他、近江牛の炙り寿司、ローストビーフ、たたきなど近江牛の様々な料理が味わえ、地元の人からも親しまれているお店です。
1階が精肉店や様々な近江牛の商品が販売しているので、お土産にも最適です。ティファニーの一番のおすすめは、目の前で焼いてくれるステーキです。ステーキの部位は、ロース、フィレ、ランプ、リブロースがあり、6160円~13200円と料金にも幅があります。私のおすすめは、ロースステーキで、しっかり脂がのったステーキは噛むと極上の肉汁があふれ出してきます。
焼く前にステーキの焼き加減を聞いてくれます。私はミディアムレアを注文しました。目の前で曲芸のような手さばきで肉を焼いてくれ、ステーキが出来るまでの一部始終を目の前で見れるので否が応でも期待が高まってきました。近江牛のロースステーキはきめ細やかな肉質で、柔らかく肉自体の旨味が強かったです。脂はとろけるように甘く、焦げ目がとても香ばしくて美味しかったです。
詳細情報
電話番号 | 0748‐33‐3055 |
営業時間 | 11:30~15:00 17:00~20:30 定休日:火曜日(祝日の場合は営業) |
料金 | ~15000円 |
ホームページ |
近江八幡で楽しい日帰り旅行を!
近江商人と近江牛の街、近江八幡は見どころや食べ応えのあるスポットがいっぱいです。今回は日帰りで行ける近江八幡のおすすめ観光地を紹介しましたが、今回紹介していない安土の方や、琵琶湖周辺にも有名な観光地があります。また、近江牛以外もおすすめグルメも沢山ありますので、ぜひ近江の地で素敵な想い出を作ってください。