南の果ての青ヶ島はビューポイントだらけ！観光に訪れたいモデルコースを紹介

こんにちは！　生涯旅人のうなお丸です。

太平洋に浮かぶ小さな島、青ヶ島を知っていますか？

とても小さな島なのですが、「死ぬまでにみるべき世界の絶景13」や「活火山内に眠る日本の町」としてアメリカで紹介され、世界的に注目されるようになってきました。

アクセスが少し難しいのですが、風景や夜空が美しくて、ものすごくおすすめの島なんです。

青ヶ島のおすすめモデルコースやお土産スポットを紹介しますね。

青ヶ島へは、八丈島からヘリコプターか船で行くことになります。

ヘリの場合は10時頃に青ヶ島のヘリポートに、船なら13時頃に三宝港に到着。

ヘリポートはとても見晴らしがよく、昼も夜も空がよく見える場所にあります。

そこから、おすすめモデルコースに出発！

青ヶ島へのアクセスは、便利なのはヘリコプター。ただしチケットはすぐに売り切れるので、発売日に買いましょう。

船「あおがしま丸」の場合は、就航率が5割ほどなので、出れば幸運です。

住所︰東京都青ヶ島村

電話番号：04996-2-5200

ホームページ：東京愛らんどシャトル

「大凸部（おおとんぶ）」と呼ばれる、外輪山にある峰が、青ヶ島の最高点。青ヶ島全景を見渡せます。

標高は423m。

二重カルデラの内側・丸山や、青い海が見られる三角点は、新東京百景のひとつにも選出されたスポット。

青ヶ島で観光モデルコースを語るなら外せません。

大凸部への道です。

登山口と言われたら、山屋としては進むしかありません。

運動靴でも登れますが、かなり獣道ぽくなっていたので、慣れていない人は注意してください。

アクセス︰ヘリポートから徒で45分ほど。

住所︰東京都青ヶ島村

住所︰東京都青ヶ島村

「尾山展望公園」も、二重カルデラの内側や、太平洋を360°見渡せる絶景スポット。

夜は、降るような満天の星。

昼は、晴れた日なら八丈島や八丈小島まで見られます。

住所︰東京都青ヶ島村

島の宿はたいてい三食付きですが、村民と交流したかったり、キャンプ泊まりという人には、村に2軒ある居酒屋へ行ってみてください。

「居酒屋もんじ」と「おじゃれ杉の沢」二軒です。

私は、サウナで知り合った村民に誘われ、「居酒屋もんじ」さんへお邪魔しました。

お話の楽しいオーナーさんが経営する、アットホームな居酒屋さん。カウンター、テーブル席、お座敷まで揃っています。

青ヶ島の特産品、青酎を飲めるので、味わってみてくださいね。

住所︰東京都青ヶ島村

電話番号：049-969-0184

営業時間：18:00〜0:00（日曜定休）

丸山のそばで、火山の熱が噴出しているポイントを利用して作られた天然サウナ。

村民や観光客のふれあいの場所になっています。

私はここを利用しているときに、村民と仲良くなって、その後居酒屋まで連れて行ってもらいました。

住所： 東京都青ヶ島村

アクセス：ヘリポートから約5キロ

電話番号：049-969-0203

営業時間：

平日16時～20時　土日祝14時～20時

定休日︰第１、３、５水曜日

入浴料：300円

青ヶ島の宿泊は、基本的に民宿です。

ヘリポートの南側に集まっています。

青ヶ島への旅行が決まれば、民宿に連絡して宿を確保しましょう。たいていの民宿が一泊三食付き。

現場作業員の人々の定宿として利用されていることが多いので、民宿は常に予約が混みあっています。予定が決まったら早めに宿をとることをお勧めします。

丸山のすぐそばに、青ヶ島村キャンプサイトもあります。

ふれあいサウナからほど近く、景色も良いところなのですが、街の明かりからは少し遠め。

晩御飯をお店で食べたいなら、自転車などがないと少し不便を感じるでしょう。

キャンプサイトの利用は無料。

何かあった時のため、前日までに青ヶ島の役場にメールかファックスで予約を入れておきましょう。

・土日祝は予約受付不可。閉庁日の場合、その前日等、平日に予約すること

・当日予約不可

・宿泊当日、村役場窓口で予約番号を伝え、署名すること。

2日目も朝から動きましょう。

観光の日の朝ご飯はとても大切。

民宿に泊まった人ならおいしい朝ごはん、キャンプサイトに泊まった人なら地熱窯を利用した朝ごはんがおすすめです。

ふれあいサウナの近くにある、地熱を利用した窯。

地上から吹き上がる蒸気の上に網と蓋を設置したもので、網に野菜を入れるととてもおいしく蒸しあがりました。

誰でも無料で利用できます。

素材は十一屋酒店さんで購入できます。

住所：東京都青ヶ島村池之沢

佐々木次郎太夫さんというのは、江戸時代に青ヶ島が噴火した際、一度島を離れた島民たちを率いて青ヶ島に戻ってきた人です。

噴火後、島民は島へ戻るために様々な困難を乗り越えなければなりませんでした。当時の名主たちが島を目指したのに、大しけで船が遭難し、乗組員の多くが亡くなったという悲劇もありました。

その後名主となった佐々木次郎太夫さんは、努力の末にインフラ整備と経済復興を果たします。

近代になって、彼は、学者柳田國男さんから「青ヶ島のモーゼ」とたたえられています。

住所︰東京都青ヶ島村

青ヶ島には、港が作れるような形の土地が少ないのですが、山と崖を切り開いて小さな港が作られています。

桟橋が一つしかないため、漁に出ないときの漁師船は陸に並べられていて、他のところではあまり見えない風景を作っています。出港するときは大きなクレーンで釣り上げられ、海面へおろされます。

狭い場所ですが、海水浴も楽しめる希少なスポットです。

港の裏山は護岸工事でがっちりと固められていて、要塞のような風情をただよわせています。

住所：東京都青ヶ島村

電話番号：049-962-1115

ホームページ：青ヶ島（三宝）港

アクセスがヘリコプターか船のみの青ヶ島。

あおがしま丸には自転車と50ccバイクしか乗せられません。

ただ、安心してください。

青ヶ島は、車がないと不便を感じるほど大きくありません。

本当に小さな島なのです。

それでも乗り物があった方が安心なら、ヘリポートの近くにレンタカーがありますので覗いてみてください。

ヘリポートや港まで、車を運んできてくれます。

住所：東京都青ヶ島村無番地

電話番号：04996-9-0088

営業時間：8:00～19:00

ホームページ：青ヶ島レンタカー

青ヶ島でお土産を購入するなら、ヘリポート近くにある「十一屋酒店」で購入しましょう。

小さい島の中にありながら、色んなものが購入できるお店です。

そちらで購入できなかったら、八丈島空港や本土の竹芝桟橋の売店でも販売しています。

住所：東京都青ヶ島村無番地

電話番号：04996-9-0135

営業時間：8:00～19:30

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こちらは、青ヶ島で精製している塩、ひんぎゃの塩。

「ひんぎゃ」とよばれる、火山の熱気が上がってくる窯で乾燥した塩です。

おにぎりなど、塩の味がダイレクトにわかる料理に使うと、まろやかでおいしかったです。

他に、青ヶ島特産の焼酎「青酎」や、青ヶ島のお祭りで使われる文字入りシャツなども、お土産に向いた商品。

前述の十一屋酒店さんで購入できます。

東京と大都会からかけ離れたイメージですが、ここも東京都の一部。

立地条件やアクセスの悪いさ、行くためにかかる時間を考えると、簡単には渡れない島です。

ですが、そんな大変な思いをしてたどり着いた絶海の孤島には、とてもきれいな青空と海、温かい人々がいました。

ぜひ時間ができた際には、青ヶ島に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

きっと楽しい時間が過ごせると思いますよ。