Category沖縄
奄美大島を3日間モデルコースで丸ごと観光!雨の日でも楽しめる?穴場ドライブルートも!
奄美大島を観光するとなると、国道58号線に沿って移動するコースガイドが大半ですが、自然豊かな奄美大島を満喫出来るドライブコースもしっかりと存在します。海あり山ありのルートは穴場の観光地だらけ。実際の走行ルートをベースにご案内します。
この記事に登場する専門家
ひとり旅アクティブ系ライター
DJRかもちゃん
奄美大島へのアクセス
こんにちは。ひとり旅アクティブ系ライターのDJRかもちゃんです。
今回は、自分の経験をベースにした奄美大島ドライブコースをご紹介します。
特に奄美大島の西部については観光ガイドでもそれほど触れられることがありませんので、足をのばす時の参考にしてみてください。
1日目のお昼前に奄美大島に到着するという前提で案内していきますので、実際の飛行機の到着時間に合わせていただけると幸いです。
また、今回の旅は自然の景色を楽しむものが殆どなので、雨の日だとちょっと感動が半減してしまうかもしれませんが、是非参考にしてみてくださいね!
飛行機は3社が乗り入れ
鹿児島からの船のアクセスもありますが、ここでは飛行機に絞ってご紹介します。
2020年1月15日発~16日着のダイヤをベースにしており、月ごとにダイヤが変わりますのでご注意下さい。
ピーチ 成田8:30⇒奄美11:30、奄美12:10⇒成田14:15 往復14,500円(バリューピーチ)
ピーチ 関空14:10⇒奄美16:05 奄美16:45⇒関空18:15 往復12,270円(バリューピーチ)
スカイマーク 羽田14:00⇒鹿児島16:05 鹿児島17:00⇒奄美18:00、奄美11:10⇒鹿児島12:05 鹿児島15:05⇒羽田16:40 往復24,680円
スカイマーク 中部7:20⇒鹿児島8:50 鹿児島9:25⇒奄美10:25、奄美18:50⇒鹿児島19:45 鹿児島20:30⇒中部21:45 往復16,820円(いまとく)
スカイマーク 神戸7:45⇒鹿児島8:50 鹿児島9:25⇒奄美10:25、奄美18:50⇒鹿児島19:45 鹿児島20:25⇒神戸21:30 往復16,200円(いまとく)
日本航空 羽田12:20⇒奄美14:50、奄美15:45⇒羽田17:35 往復31,180円(ウルトラ先得)
日本航空 伊丹9:20⇒奄美11:10、奄美12:00⇒伊丹13:30 往復15,320円(ウルトラ先得)
航空各社のホームページ
奄美大島観光1日目お昼 奄美空港に到着、レンタカー受取
到着口で看板持ってお出迎え
空港の到着口を出ると、レンタカー会社の人たちが看板を持って迎えにきているので、声をかけてください。人が揃い次第、送迎車で送ってくれます。(車で1~2分)
事前に予約をしていない場合は、同様に声掛けをして空いてる車があるかを確認してもらってください。トヨタレンタカー、ニッポンレンタカー、タイムズカーレンタル、Jネットレンタカー、オリックスレンタカーといった全国チェーン店の他、地元のレンタカー店も含めて10社以上あります。
奄美大島観光1日目お昼 鶏飯のみなとやへ
奄美大島に来たら必ず食べたい鶏飯のお店
奄美地方の名物料理である鶏飯(けいはん)。中でも「みなとや」の鶏飯は元祖鶏飯の店としても有名で、その黄金スープに魅せられてくる人が後を絶ちません。
空港から車で10分ほどと近いので、奄美大島観光の最初と最後に来る計画を立てる人も多いです。
御櫃に入ったご飯、具材、スープが別々に出てきます。ほぐしたたっぷりの鶏肉に錦糸卵やしいたけなど。味付け海苔は刻まれています。
食べ方に特に決め事はありませんが、ひつまぶしのように、軽くご飯をよそって、具材をのせて、スープをかけてお茶漬けのようにいただけば良いです。
きれいに透き通ったスープ。これでラーメン作ったら・・・という衝動にもかられるはずです。このスープを具材をのせたご飯にかけていただきますが、最初はスープだけを入れてこの味を楽しみます。
鶏肉は乾燥しているので、スープがしみわたるのを少し待ってから食べるのがおすすめです。
みなとやさんのホームページはこちら
奄美大島 元祖鶏飯 みなとや
昭和21年創業。奄美大島北部にある鶏飯専門店 「みなとや」 です。 初代の岩城キネが、炊き込みごはんのようだった鶏飯をアレンジし、ごはんに具材をのせ鶏スープをかけて食べる今のスタイルを作り上げた、奄美大島の郷土料理 鶏飯の元祖。 地元の鶏を丸ごと使ったスープは、その日に作ったものしか使いませんので、スープがなくなったら閉店させていただいております。お早目にどうぞ。
minatoya.amamin.jp
与論島観光を100倍楽しむ!観光スポット10選を2年間在住した筆者がお届け【超穴場スポット情報もあるよ!】
みなさん、与論島ってご存知ですか?日本とは思えないその海の美しさで、リピーター観光客が増加中! 大注目の話題の島なんです。元在住者だから知っている、与論島観光を100倍楽しむ手順を、超穴場スポット解説つきでご紹介します。
trip-partner.jp
奄美大島観光1日目13時:あやまる岬
まず奄美の青い海を感じる場所
あやまる岬は、つい「ごめんなさい」と言ってしまう岬・・・ではなくて!このあたりのなだらかな地形を指している言葉だそうです。サンゴ礁の向こうには青い太平洋、天気が良ければ喜界島を見る事が出来ます。
すぐ下には観光公園、子供連れ向けの遊具や芝広場がたくさん!
展望台のすぐ下には、あやまる岬観光公園があり、公園内を走るミニ列車の他、グラススキーやアスレチック遊具、家族で楽しめるグラウンドゴルフ(用具レンタル有)といった施設があるので、空港に向かうまでに時間が余った時に利用したりすることが出来ます。
また2018年4月には観光案内所が出来て、中にはカフェもオープンしました。あやまる岬からの絶景を眺めながらゆっくりとくつろぎながら旅の思い出を整理したり、これから始まる旅のイメージを膨らませるにも良い場所です。
あやまる岬観光公園のホームページはこちら
あやまるみさき観光公園
2018年4月に観光案内所もオープンしました
ayamaru.amamin.jp
奄美大島観光1日目14時:西郷南洲謫居(たっきょ)跡
西郷隆盛は一時期名を変えてこの地に潜伏していましたが、その生活の場所となります。この地での奥さんの家系が建物や当時の資料をずっと残し続けており、有料拝観することが出来ます。ソテツなどの南洋植物に覆われており、陽射しを避けると気持ち良い風が入ってきます。
奄美大島観光1日目15時:かがんばなトンネル
荒々しい地形と「龍の目」の夕陽撮影スポット
県道81号線の海岸線は山が迫り、高波が打ち付けるような荒々しい景色が眺められます。その途中にある海に迫る崖をくり抜いたかがんばなトンネルのあたりは夕陽を眺めるスポットとしても有名です。
龍の目
このトンネルに夕陽を通す眺めが見られるさまは「龍の目」と呼ばれていて、2月後半から3月後半、及び9月中旬から10月中旬のわずかな期間だけ見ることが出来ますので、水平線まで晴れた日にはぜひチャレンジしてほしいです。
住所:大島郡龍郷町嘉渡
奄美大島観光1日目16時:田中一村終焉の地
表舞台に出なかった日本画家
日本画家の田中一村は、50歳から亡くなるまでの間、奄美のこの地に滞在し、ひっそりと過ごしながら奄美の植物や鳥を描いており、画力が評価されたのは実は没後に開かれた展示会からとなります。
清貧な生涯を過ごしたと言われる田中一村の暮らしぶりが偲ばれる場所です。建物の中に入る事は出来ません。
なお、空港の近くには、作品を展示した美術館のある奄美パークがあります。
与論島観光を100倍楽しむ!観光スポット10選を2年間在住した筆者がお届け【超穴場スポット情報もあるよ!】
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奄美大島観光1日目17時:大浜海浜公園
大浜海浜公園も夕陽を眺めるスポットとしても有名で、きれいな砂浜が一直線に広がっています。山を一気に下りたところが駐車場になるので、周辺の荒い景色と対照的な眺めを感じることが出来ます。
大浜海浜公園のホームページはこちら
奄美市大浜海浜公園 | OHAMA SEA SIDE PARK 公式サイト
奄美市大浜海浜公園は豊かな自然あふれる奄美大島でも人気の高い海浜公園のひとつです。サンゴ礁と透き通る海、白い砂浜、奄美ならではの植物や野鳥といった亜熱帯の大自然を満喫できます。大浜海岸では東シナ海に落ちていく夕日を眺めることができ、感動的な風景を楽しめます。奄美海洋展示館や小浜キャンプ場といった施設も整備されており、バーベキューも楽しめます。機会がありましたら、ぜひ、奄美大島有数の観光スポット「大浜海浜公園」にお越し下さい。
www.ohama.marutani-amami.com
奄美大島観光1日目夜 奄美市内での郷土料理
薩摩と琉球が入り混じりつつ独自性のある味
奄美市内には、郷土料理のお店が沢山あり、地元銘柄の焼酎と共にいただいたりするのがおすすめです。
中心地が固まっているので、徒歩圏内で行けて、こじんまりとしたお店が立ち並んでいます。
地域柄鹿児島と沖縄の名物がほどよく混ざりつつも独特の味を出している感じなので、必ずしも沖縄の味とは重ならないのが面白いところです。
焼酎ひとつとっても、芋や米、麦だけでなく、奄美黒糖焼酎があるなど奥が深く、酒蔵も20以上存在していますので、自分に合う美味しい味を探し出してみてください。
奄美大島観光2日目9時:マテリヤの滝
森の道を走るとマイナスイオンたっぷりの滝へ
奄美市内から西へと走り、大和まほろば館の交差点を左折すると山道に入り、30分近く走って駐車場へ停め、階段を下りるとマテリヤの滝があります。
高さは12mとあまりありませんが、滝の流れる音とうっそうとした森の鳥の声だけが広がり、この滝の場所だけ日が射す中で深呼吸すると心の中からすっきりします。
奄美大島観光2日目10時:徳浜の断崖
覆いかぶさる迫力の崖
大和村の海岸線を走る道路沿いには、山の上から見下ろす展望箇所がいくつか存在します。そして一番インパクトが高い徳浜の断崖をご紹介します。ここは170mもの高さがあり、すぐ近くでは波が音を立てて打ち付けており風の強い日は特に迫力満点です。そこにトンネルを掘り車が通っていますが、写真で見ての通り車幅が狭いので対向車に気をつけながら走るというスリリングな場所でもあります。
道中のふれあいパークからの眺めもGood
住所:大島郡大和村大字名音 名音トンネルの東に駐車場有
奄美大島観光2日目11時半:宇検食堂で地元料理のランチ
県道79号線は海岸線の近くを忠実に走りますが、遠回りになる場合は、山越えの細い道で抜けていくと20分以上早く宇検村の中心部に出ます。これはリアス型の地形によるもので、地図で見ると横を向いた怪物の長い口のように見えます。その入江の先端が宇検村の中心部で、宿と併設の食堂でランチ休憩をするのがおすすめです。
営業時間:11時~14時、17時~22時
宇検食堂のホームページはこちら
やけうちの宿・宇検食堂 |
奄美のとぅぐら 開運の郷
amami.blue
奄美大島観光2日目13時:屋鈍の入江の景色
焼内湾に沿って西へ西へと走ると、最後に道が尽きますが、この屋鈍地区のひなびた漁村の風景は目の当たりにしてもらいところです。神社やカフェもあったり、ちょっと変わった生け垣が見られるなど一風変わった風景です。入江も奥まったところから先端に向かうので、静かな海岸から荒々しい海岸に変わっていくさまを感じることが出来ます。
また、対岸の枝久手島は大きな無人島ですが、この島から「ハブ」が広まっていったという言い伝えがあります。
奄美大島観光2日目14時半:油井岳展望台
宇検村からもう1つ山を越えて瀬戸内町に入ると奄美大島の南部に入り、加計呂麻島がすぐ迫ってきます。油井岳展望台からは、海岸線が複雑に入り組んでいて、宮城県の松島海岸のような眺めを見る事が出来ます。また、宇検村から向かう道より眺める海は透明度が高く、一見の価値があります。
住所:大島郡瀬戸内町大字阿木名
奄美大島観光2日目15時半:マネン崎
国道58号線を南下して、瀬戸内町からは東へ向けて走っていきます。
加計呂麻島に挟まれた大島海峡は穏やかで、マネン崎の展望所に立つと、うまく陽射しが差し込めば海の青さが際立つ眺めを見る事が出来ます。
住所:大島郡瀬戸内町大字嘉鉄
奄美大島観光2日目16時:ハートに見える海岸
しばらく走ると思わず立ち寄りたくなる看板が!
ハートが見える風景ということで、もちろんハート型を想像するはずです。
見る目線の高さをうまく調整すると、入江がせき止められたように見えてハートの形に見えるので、是非試してみてください。
住所:大島郡瀬戸内町大字嘉鉄
奄美大島観光2日目16時半:ホノホシ海岸
島の先端部の海岸は、丸石がごろごろする太平洋に面したホノホシ海岸と、大島海峡に面した砂浜のヤドリ浜の2つの顔を見せます。
ホノホシ海岸のきれいな丸石は、波に洗われて石の先端部が丸くなったもので、波の強い日はカラカラと音を立てながら波打ち際を転がっています。この石はパワーを持っていると言われており、持ち帰ったりせずにそのままにしておきましょう。
住所:大島郡瀬戸内町大字蘇刈
奄美大島観光2日目17時:ヤドリ浜
ヤドリ浜はホノホシ海岸とは打って変わって、細かな砂が白く広がっていて打ち寄せる波も穏やかです。キャンプ場に車を停めて歩いていくとこの海水浴場に出ます。
海も遠浅なので、シュノーケリングをしたりするには最適で、更衣室付のシャワールームもあるので、海遊びにおすすめです。
住所:大島郡瀬戸内町大字蘇刈
奄美大島観光2日目17時半:瀬戸内町に泊まる
瀬戸内町は奄美大島の最南端にあり、加計呂麻島等、与路島、請島を結ぶフェリーの起点になります。ビジネスホテルの他、民宿やゲストハウスも点在しています。
油井岳展望台からは車で20分ほどのところが中心地になります。
瀬戸内町での夕食
この日は丸屋レストランというところで夕食をいただきました。ひとり旅でもあたたかく迎えていただき、美味しい料理を食べられました。定食メニューも鶏飯セットをはじめ豊富にあり、鶏料理など一品料理の追加も出来ます。
丸屋レストランさんのホームページはこちら
丸屋レストラン
和風レストラン丸屋は瀬戸内町古仁屋で昭和57年創業以来、三代目に引き継がれ変わらぬ味を守り続けご年配の方からお子様まで幅広い方に愛されているお店です。広々とした店内では定食から奄美の郷土料理、地場産の食材を使用したメニューをお楽しみいただけます。
maruya72-3057.com
奄美大島観光3日目8時:古仁屋港の巨大モニュメント
奄美大島最南端の古仁屋港には巨大なクロマグロのモニュメントがあり、人気の撮影スポットです。すぐ近くには「せとうち海の駅」があって、お土産品の他、加計呂麻島などに向かう乗船券の販売もしています。
最終日は昼前後の飛行機になるので、まっすぐ空港へ向かいます。
時間帯が変更になり余裕がある場合は、昼食時間に充てたり、1日目の北東部観光をするとよいでしょう。
住所:大島郡瀬戸内町大字古仁屋大湊26-14(せとうち海の駅)
奄美大島観光3日目10時:奄美パーク
空港から3分、最短で行ける観光スポット
奄美パークは空港から車で3分の位置にあり、奄美の人たちの集落(シマ)の暮らしぶりなどを紹介する「奄美の郷」と、奄美で生涯を終えた日本画家の「田中一村記念美術館」で構成されています。田中一村記念美術館は年に4回展示替えが行われており、80ほどの作品が展示されています。
雨の日は、こちらでゆっくりと過ごすのもよいかもしれません。
奄美パークのホームページはこちら
鹿児島県奄美パーク
奄美の郷、田中一村美術館など
amamipark.com
奄美大島で島時間をのんびり楽しんでみよう!
奄美大島は島全体も広いですが、海岸線をこまめに走っていくとよりその長さが実感できます。観光地化されていない南西部では、特に島時間のゆったりした感覚を味わうことが出来ますので、思うがままに走ってみて、自分だけのスポットを見つけてください。
筆者のブログはこちら!
日本は広いな大きいな
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kamochan058165.net