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小樽のお土産は魚介と酒がオススメ!おすすめの市場を在住者がお伝え!
小樽の街は海と山に囲まれており、魚介類だけではなく自然の恵みから生まれたお菓子やお酒なども豊富です。街をちょっとブラブラすると老舗からトレンドの有名店まで個性豊かなお菓子屋さんにも出会えます。おすすめのお店からお土産を紹介します!
この記事に登場する専門家
札幌在住ライター
Miss.Tobi
小樽のおすすめお土産スポット
こんにちは!北海道在住のTobiです。
小樽には「美味しいお店」がいっぱいあります。駅を出たらもうすぐそこにも。
小樽と言えば海の幸の宝庫。まずは市場を覗いて美味しいもの探しをしてみませんか。
小樽のお土産スポット①三角市場
海と山に囲まれた小樽は食材が豊富に揃っています。
小樽の旅は、まず市場を覗いてみてから始めるのもおすすめです。
アクセス抜群の市場
三角市場は、JR小樽駅から徒歩3分という抜群のアクセスの良さで、観光客にとって最適な買い物スポットです。この日も多くの観光客で賑わっていましたよ。
ランチ時には行列も!少し時間をずらしてから行くのもいいかもしれませんね。
三角市場の入り口はJR小樽駅側と国道5号線沿いの2か所。JR小樽駅側の出入り口前には、石川啄木の歌碑があります。ちょっと立ち止まって、小樽駅を詠った短歌に古き時代を思い起こしてみませんか。
三角市場内には、7軒の鮮魚店、2軒の野菜・菓子店、そして6軒のお食事処が所狭しと並んでいました。
どの店も、新鮮な魚介、野菜などがリーズナブルな価格で提供しています。
そして何と言ってもおススメなのが市場内の活気。飾り気のないお店の人たちの声が旅の疲れを癒してくれます。旅の終わりにぜひ立ち寄りたいスポットです。
鮮魚店での買い物では、旬のものが多く1,000~2,000円程度、カニは3,000円前後のものがお買い得。
また、食堂ではホッケなどの焼き魚定食なら1,000円以内、海鮮丼などはネタにもよるが1,300円~3,000円。
1,500円で好きなネタを選んで丼にしてくれる店もあり、食べても、見て歩きも楽しい市場でした。
小樽のお土産スポット②麟友市場
朝市ならココ!ちょっとだけ早起きして
旅に来たのならぜひ立ち寄りたいのが小樽の朝市ではないでしょうか。小樽にも朝市で有名な市場と言えば、鱗友市場です。
運河沿いのはずれにあり少し繁華街から離れている所ですが、朝ちょっとだけ早起きして運河沿いをゆったりと散歩し、ちょうどお腹が空いたころに鱗友市場で魚介尽くしの朝食を楽しむ。こんな贅沢な朝を過ごすのに格好のスポットだと思いました。
小樽のお土産スポット③南樽市場
地元に密着した市場
JR南小樽駅近くにある市場で、古くから地元に愛されてきた小樽市民の台所です。地元の空気に浸るのなら、南樽市場がおすすめです。
市場内には鮮魚店9店舗、海産物3店舗、青果3店舗、精肉店2店舗、その他食料品4店舗、日用品3店舗、お食事処3店舗、計27店舗あり、まさに地元の人たちの生活を全面的にサポートしています。
小樽のおすすめお土産~お菓子編~
小樽は、美味しいお菓子屋さんが多いことでも有名です。地域に密着した老舗から全国的に有名な店までいろいろな味が楽しめます。
小樽のお菓子お土産①トレンド
小樽には多くのおしゃれなお菓子屋さんがあります。ここでは、皆さんもよく知っている定番のお菓子屋さんについて詳しくご紹介します。
ルタオ
現在、小樽市内にあるルタオの店は6店舗。いずれもそれぞれの特徴を生かしており、お店ごとに扱っている商品が違います。それぞれに限定品もありますので、じっくりとお店巡りをしてみてはいかがでしょうか。どの店も品揃え豊富なので買い物には時間に余裕を持って行きましょうね。
美味しいものがたくさんある小樽ならではの、コラボ商品も豊富です。
なかでもルタオと小樽ワインのコラボ商品「ルタオ ナイアガラ ショコラ フレ」は小樽ワインの人気商品であるナイアガラフレーバーのホワイトチョコレート、口に入れるとワインの香りが広がり大人の味ではと思いました。今一番のおススメです。
小樽のお菓子お土産②老舗
あまとう
あまとうは小樽の老舗洋菓子店です。駅から近くの都通り商店街にある、地元に愛されている「優しい」雰囲気をもつ洋菓子屋さんでした。
2階には喫茶コーナーがあり、ケーキやパフェなどを楽しむことができます。
お土産には「マロンコロン」がおすすめです。チーズ、ウォーナッツ、いちご、クリームの4種類クリームをサクサクっとしたクッキー状の生地で挟んだお菓子です。
1階のショップで買うことができます。
ぱんじゅう
小樽には、昔からあるぱんじゅうというお菓子があります。餡などの具をどら焼きの生地で包んだ、見た目も可愛らしいお菓子です。一口で食べれるほどのサイズなので、食べ歩きにも向いているのではと思いました。
ぱんじゅうは小樽市民のソウルスウィーツ
「ぱんじゅう」という名前の由来には2つの説があり、一つには、従来饅頭は蒸して作るものに対して焼いて作ることから「パンのようにして作る饅頭」の意味、もう一つはパンの生地を使って饅頭を作っていることから。手軽に食べられて「食べ歩き」にもってこいの「おやつ」。
桑田屋
運河沿いにあるターミナル内にある桑田屋は、連日多くの観光客で賑わっています。運河沿いを散策して、気軽に立ち寄れるお店でした。
正福屋
正福屋は、昭和20年より長い間市民を楽しませてきた『田中のぱんじゅう』の味をそのまま受け継ぎ、今もなおその味を守り続けています。
十勝産の小豆と道産小麦を使ったぱんじゅう。冷めても美味しいぱんじゅうは、食べ歩きも出来る一口サイズが特徴的です。
素敵なお兄さんが一人で切り盛りしているので、夕方にはお店が閉まっていることも。
西川ぱんじゅう
都通りアーケード商店街にある和菓子店。いつも忙しそうにぱんじゅうを焼いている店主の姿が窓越しに見られるのも楽しく、昔ながらのお菓子屋さんという雰囲気でした。
新倉屋 花園だんご
花園だんごで有名な小樽 新倉屋は、創業1895(明治28)年の古い街の小樽の中でも老舗中の老舗です。
花園だんごは、黒あん、白あん、抹茶あん、胡麻、醤油の5つの味があり、どれも甲乙つけがたい美味しさでした。小樽駅前などでも気軽に買えるので、旅の終わりにお持ち帰りするのもいいですね。
小樽のおすすめお土産~お酒編~
美味しい水と温度差が激しい気候は上質なお酒を造るのに適しています。このお酒造りに必要な条件を満たしているのが小樽です。
小樽のお酒お土産①日本酒
田中酒造
田中酒造は創業1899(明治32)年以来小樽で酒造りを続けています。本店の建物も1927(昭和2)年に建造され、現在は小樽市の「歴史的建造物」として指定されています。
賑やかな繁華街からはちょっと離れた閑静な所に佇んでいる姿は、昔の「小樽」を物語っていて、とても落ち着く風景です。
宝川
田中酒造が創業以来作り続けてきた銘酒「宝川」。現在5種類の銘柄があり、この他に「宝川」以外のお酒も数多く造り続けています。
のど越しが柔らかく、鼻に抜ける香りからお米の美味しさが感じられました。
宝川の情報はこちら
カムイトノト
田中酒造オリジナルの「カムイトノト」は稗で作ったお酒で、米麹とは違った稗独特の香ばしい香りが漂う味わい深い大人のための濁り酒でした。
カムイトノトの「カムイ」は「神さま」、「トノト」は「お酒」を意味するアイヌ語で、文字通り「神さまのお酒」としてアイヌの大切な儀式に必ずお供えするお酒です。
当時の資料や伝承などから忠実に再現したお酒としても有名です。
アイヌ文様をあしらったボトルも、旅の思い出に飾っておきたくなります。
小樽のお酒お土産②ワイン
小樽ワイン
小樽ワインは生食用のブドウをふんだんに使っており、果物としてブドウを食べているかのような甘い香りが印象的でした。多くの種類があるので、自分好みのワインを選ぶ楽しさもあります。
ナイアガラ
小樽ワインの中でも甘みの強いワインで、アルコールが苦手な人や女性に人気のある銘柄です。
スパークリングワインもあり、こちらもおススメです。
オサワイナリー
オサワイナリーでは、小樽ワインをはじめ余市産のブドウを使ったワインを独自に醸造し販売しています。
2階建ての建物は築100年の軟石蔵を使用しており、1Fを醸造所、2Fにワインショップやテイスティングバーとして週2回、ワインを提供していました。
おたるワインギャラリー
おたるワインギャラリーは、小樽に本社を置き全国展開している北海道ワイン小樽醸造所が併設しているワイン専門店です。
おたるワインギャラリーでは、ワインを造る過程を見学できるだけではなく、試飲も楽しめるサービスも行っていました。
ワインをじっくり楽しみながらお気に入りの1本を選びたい人におすすめのスポットです。
小樽のお酒お土産③ビール
小樽ビール
小樽ビールは、「麦芽、ホップ、水のみを使用すべし」という1516年に公布されたドイツの「ビール純粋令」を受け継いでいます。
その後、「酵母」も加えられ、現在の形に。
日本で本格的なドイツビールが味わえるのは小樽ビールだけです。
しっかりした味わいとのど越し。ビール好きがもっとビール好きになってしまいそうなビールでした。
小樽のおすすめお土産~海鮮編~
小樽は日本有数の海の幸の宝庫。1年を通していろいろな魚介類を食べることができます。
小樽の季節限定魚介類
ここでは、季節限定の小樽でしか味わえない魚介類をご紹介します。
しゃこ
すしネタとして使われることが多いしゃこですが、ここ小樽のしゃこはビッグサイズ!お店で見たのは全長15センチほど!
このサイズが普通に市内の鮮魚店で売っています。
たいてい塩ゆでして売っていたので、そのまま殻を剥いて好みのタレに付けて食べることができます。
八角
正面から見た顔が八角形をしていることから名づけられた「八角」。この魚は、北海道内でもあまり見かけることがなく、道産子でも食べたことがない人が多い魚でもあります。
白身の魚で、グロテスクな風貌からは想像がつかないほど淡白な味でした。「『ふぐ』に似てるかも」という人もいるとかいないとか。
焼いても美味しいですが、せっかく小樽に来たからには是非新鮮なお刺身でどうぞ。
小樽の一年中美味しい魚介類
1年を通して魚介類を味わうのなら、干物といった加工品がおすすめです。保存も効くしお土産には最適です。
干物
北国ならではの魚の干物の種類も大きさも特徴です。海の街小樽だけに、どの魚もビッグサイズでした!地元の人にとっては、これが普通サイズなんですけど。
小樽炊き
小樽は何と言っても「ニシン」で有名。一時はあまり獲れなくなったニシンでしたが、数年前から獲れ高右肩上がり。ニシンを使った加工品も多く出ています。
中でもおすすめなのが、身欠きにしんをふんだんに使った「小樽炊き」。
ニシンはもちろんのこと、タケノコやフキ、昆布など全て小樽界隈で採れたものばかり。身欠きにしんの風味が山菜に沁みて、とても美味しいお惣菜でした。このまま食べられますし、袋のまま湯煎するのもOK。まさに、「オール北海道」フード。
小樽の美味しい練り物
かま栄
かま栄は、創業1905(明治38)年の老舗で、長きにわたって小樽市民の味を守ってきました。
現在では地方発送もしていますが、せっかくの「小樽の旅」、店頭でしか購入できない「揚げ立てかまぼこ」9種をぜひおすすめします。
大八栗原蒲鉾店
1914(大正3)年創業で地域に愛されている老舗蒲鉾店です。
手作りにこだわった技法は、今も変わらない味を多くの人に提供しています。
親しみやすい女将さんとの会話も楽しい旅の思い出になりました。
小樽の美味しいお土産で楽しいお土産話を
いかがですか?小樽は決して大きい街ではありません。でも、ちょっと歩けば美味しいものに出会える楽しい街です。
古い街並みと共に美味しい「味」を見つけてください。
そして、お土産を囲みながら楽しい「小樽話」をしてみませんか。
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