Category台湾
台湾旅行の服装はどうする?月別おしゃれ女子旅用コーディネートを在住者がご紹介!
女子旅で人気の旅行先台湾!日本よりも気温が高いというのはわかるけど、現地で何を着れば良い?持って行くべきアイテムは?台北在住女子が台湾旅行の天候やファッションを解説、おすすめのコーディネートやアイテムをご紹介します。ぜひ台湾旅行準備の参考にしてください。
この記事に登場する専門家
台北在住ライター
Taylor
台北在住女子が現地で着用しているコーディネートをご紹介
みなさま、こんにちは!2020年で台北在住8年目を迎えましたTaylorです。女子旅に大人気の旅行先台湾。旅先でもおしゃれを楽しみたい女子必見です。台湾の天候に合わせたおしゃれなファッションコーディネートをご紹介します。
掲載したコーディネートの写真は、すべてTaylorが実際に台北で着用しているスタイルです。在住者目線で台湾旅行の服装を解説しますのでぜひ旅行準備の参考にしてくださいね。
気温・湿度がとても高く、雨が多い天候が特徴の台湾
台湾は日本よりも南に位置している亜熱帯気候の地域。一年を通して気温や湿度が非常に高く、雨が多いのが特徴です。気温は5月頃から30度前後と高くなり、午後のスコールや台風に注意が必要。1月から真冬になりますが日本ほど寒くはありません。
困ったことに台湾の天候は毎年変化が激しく、汗をかくような暑い冬もあれば台北でもみぞれが降る寒い冬もあります。また真夏の暑さはもちろん過酷なのですが、ここ最近では日本の夏も耐え難い暑さになることが多く、日本と台湾同じぐらい暑い?!と思う日もあります。
台湾人の服装はラフ!汗や雨もOKなスタイルがおすすめ
台湾の街は日本よりもずっとラフな服装をしている人が多いです。日本でよく見かけるスーツ姿のサラリーマンやハイヒールを履いた女子はとても少ない。雨が多いので冬でも足元はビーチサンダル、街なかではTシャツに短パンというラフなスタイルが基本。
ホテルやレストランでもラフな服装をしている人が多い台湾。あまりキメキメのスタイルで街を歩くと浮く可能性があります。気温が高く湿度は99%という日も多いので、汗をかいてもOKなスタイルがおすすめ。靴は濡れる可能性大なので必ず2足用意します。スニカーとビーサンをセットで持ち込むと便利です!
台湾の服装タブー。露出の高いファッションはNG
台湾に住み始めた最初の頃、ファッションというよりもあまりの暑さに露出度の高いタンクトップと短パンで過ごしていたTaylorなのですが、街なかでオバちゃんに注意されたことがあります。(笑)けして他人の服装に厳しい台湾人ではないのですが、日本とはちょっと感覚が違います。
観光で必ず訪れる台湾の寺院では特に注意が必要です。台湾では神様に祈ることはとても重要な文化。服装だけでなく「神様にお尻を向けないで!」と注意されたこともあります。寺院では露出度高い服装はタブー、派手な色や柄も避けた方が無難です。
それからもうひとつ注意したいのが、お洋服や下着、靴やバックなどの素材です。汗や雨に濡れる可能性が高いので皮のバックや靴はやめた方が良い。高級下着や色落ちする可能性のある素材も持ち込まないほうが良いです。せっかくの高級アイテムが台湾でボロボロになった~!(泣)というのは在住者あるあるです。
台湾旅行に持って行くべき必須お役立ちアイテム
季節に関係なく1年を通して台湾旅行に必須なアイテムをまとめてみました!台湾旅行で絶対に役立つアイテムです。ぜひ準備してスーツケースに入れてくださいね。
①雨も兼用の日傘:
台湾では折りたたみ傘が基本。雨用の折りたたみ傘を日傘にも使います。日本でよくある布製の日傘は使いません。これは絶対必要です!
②ビーチサンダル:
Taylorは真冬以外はビーチサンダルで過ごします。日本の空港からもうすでにビーサン着用です。靴はスニカーとビーサンの2足を用意して。
③日焼け止め:
台湾の紫外線ハンパないです。顔はもちろん地面の照り返しが強いので、足など全身に必要。Taylorはスプレータイプを愛用中。
④さらさらパウダーシート:
1年中持ち歩いています。食べ歩きが多いのでTaylorはウェットティッシュ代わりにも使っちゃいます。これは便利!
⑤虫除けスプレー&虫刺されの薬:
台湾では10月頃まで蚊がいます。公園や緑の多い場所では1月でも蚊に刺された経験あり。台湾の薬よりも日本の薬の方が効くので必ず持っていきます。
⑥エコバック:
台湾ではコンビニやスーパーでビニール袋をくれません。コンビニで買いすぎてあたふたしている外国人観光客をよく見かけます。(笑)折りたたみできるエコバックは常に持参。
⑦洗濯用洗剤:
かなり汗をかくのでホテルでお洗濯は女子必須です。もちろん台湾でも購入できますが、小さいサイズはないので旅行の際には日本から用意した方が良いです。
⑧お財布ショルダー:
街歩き、食べ歩きが多い台湾。お金、カード、スマホが入るお財布ショルダーが必須。ちょっと近所にタピオカを飲みに行ったり、朝ごはんを買いに行く時に毎日使います。
その時の天候に合わせて現地で購入もおすすめ
冬に暖かくして出かけたら暑くて汗だくになり、着替えにお部屋に帰ることがよくあります。逆にコートを着ないで出かけたら寒くてみんなに「どうしてもっと着て来なかったの?!」と言われたり(笑)在住者でも日々台湾の天候に振り回されっぱなしです。
ユニクロ、ZARA、GU、H&Mなど日本でもお馴染みのブランドは台湾でも購入可能。Taylorのおすすめは台湾版GUといったイメージの台湾女子ブランド「NET」です。安くておしゃれなアイテムがあります。お洋服はもちろん、靴やサンダルやバック、下着や靴下など旅行で使えるアイテムがいっぱいあります。
これがTaylorおすすめ台湾街歩き女子旅基本スタイル!
カットソー素材のTシャツワンピースがおすすめです。スーツケースに入れてもかさばらない、汗をかいても簡単に洗える素材。Taylorのお気に入りはビックサイズのルーズなシルケットのTシャツワンピース。コーディネートの必要がなく、外でもお部屋でもどこでもOKなスタイルが台湾では便利です。
靴は冬ならスニーカー、夏ならビーサンです。雨でスニーカーが濡れて履けない!となってもビーサンがあれば大丈夫。バックはお財布ショルダーが断然便利。この基本スタイルにパーカーを羽織ったり、レギンスを履いたりして調節してみてください。
【1月~3月・冬の服装】日本ほどではないですが寒さ対策が必要
1月、2月は台湾の真冬で一番気温が低い時期です。台湾人は10月頃から少し寒くなるとすぐにダウンを来たりニット帽を被ったりしますが、Taylorは台湾でダウンコートは着用しません。ウールのコートにマフラー、手袋がいつも冬のスタイルです。
日本の真冬よりも温かいので過ごしやすいですが、3月も日本同様に寒い日が多くまだコートを着ています。冬も毎日雨が降り続く時が多いです。靴はスニーカーが良いのですが、濡れてしまう可能性が高いので2足用意しておくと便利です。
1月~3月台湾旅行のスタイリング例
コート、マフラー、手袋は必要ですが日本よりも軽めのもので大丈夫です。台湾の真冬はウールのコート、軽く羽織れるファーコート、ブルゾン、パーカーなどのアウターが使いやすいです。
真冬は基本スニーカーを履いています。ニューバランスやコンバースを愛用していますが、水濡れやカビに注意が必要。バックは斜めがけのお財布ショルダーが便利!
モコモコニットのトップスは台湾でよく着用しているアイテムです。厚手のニットやスウェットは旅行に持っていくべき。ヒートテックなどの暖かインナーやライトダウンも台湾で活躍します。ですが日によっては暑さで脱ぐことになる日もあります。
台湾は外でお食事などでお部屋を出たり入ったりすることが多いので、小さめのバックの方が使いやすいです。靴はバレエシューズも楽ちんでおすすめです。スニーカーと2足で併用してください。
1月~2月には台湾旧正月がありますので旅行の際にはご注意を!
台湾には西暦と旧暦、両方の文化があります。台湾では旧正月がとても重要な文化です。旧正月のスケジュールは毎年変動し6月頃に台湾政府が休日を発表します。この時期に台湾旅行を計画されている場合には旧正月の日程を確認したほうが良いです。
台湾旧正月は1月~2月頃で1週間程度の連休になります。この時期は銀行や郵便局などが時短で営業したり、個人経営のお店は休暇になります。台湾は長い連休はほぼないのでこの時期台湾人は海外旅行へ行くのがお決まりです。
台湾旧正月についてTaylorのブログで詳しくご紹介しています。こちらもぜひ御覧ください。
【台湾旅行】2020年台湾旧正月は1月!台湾旅行計画の際はご注意を
【4月~6月・春の服装】最も気候が良い台湾旅行ベストシーズン!
4月~5月は1年の中で最も台湾旅行に適した時期だと思います。朝晩は少し寒さを感じる日もありますが、日中は気温が高くなりTシャツで過ごせます。寒暖差が激しいのでパーカーなど羽織れるものを用意しておくと便利です。
5月~6月も雨が多いので持ち歩きできる折りたたみ傘、ビーチサンダルは必須アイテム。日本よりも湿度が高く暑いです。気温は30度を超える日があるので夏の服装にプラス上着や羽織れるものを用意。
4月~6月の台湾旅行スタイリング例
スタイリングする必要もなく1枚でサラッと着れるワンピースは台湾旅行に便利なアイテムです。ホテルやレストラン、バーなどに行けるキレイめワンピを1着用意しておくと良いです。
台湾人は冬でも雨が多いので短パン+ビーサンのスタイルですが、Taylorはこの時期ぐらいから短パンになります。足元は真冬以外はビーサンやサンダルで過ごしています。
Tシャツ、短パン、サンダル。このスタイルにパーカーをプラスすれば台湾の春の服装は完成です。クラッチバックもTaylorが台北で愛用しているアイテム。スマホ、現金、カードだけを入れて身軽に街歩きします。
Tシャツ、パーカー、インナー、レギンスなど重ね着して温度調節できるアイテムは台湾旅行に大いに持っていくべきだと思います。台湾の気候は変わりやすいその年によっても違っているので調整できるようにしておくと安心です。
夜市やショッピング、観光など思いっきり台湾を楽しめる時期
真冬の台湾は雨が多くけっこう寒い、真夏の台北は暑すぎるということで5月前後の春の季節が一番台湾旅行におすすめです。台北は都会ですが緑も多いです。台湾の空や緑の美しさもぜひ堪能してください。
しかしながら5月~6月は雨も多いです。雷雨など激しく降る時もあります。日本から持ち歩きできるレインコートを用意しておくのも良いと思います。湿度が非常に高いので体調を崩さないように注意が必要。
海外旅行へ行く前に100円ショップ「ダイソー」でお役立ちアイテムをお買い物した際の記事です。ぜひ参考にしてください!
【海外旅行準備】汀羅が100円ショップ「ダイソー」でいつも購入する海外お役立ちアイテム12
【7月~9月・夏の服装】真夏は過酷な暑さ!外出には注意が必要
台湾の真夏です!日本と違い強烈な日差し、強烈な暑さです。真夏の午後は外に出るのが危険に感じるほど暑いです。太陽が近い…というのがTaylorの台湾の夏のイメージ。Taylorの体感温度は40度を越えてますが、温度計は日本と同様の36度~38度だったりします。日本と同様に熱中症に注意が必要。
この時期ずっと屋外は厳しいので、移動の合間に建物に入ったり地下を移動するなど工夫をしてください。また蚊などの虫刺されにご注意。日本よりも巨大な蚊で一瞬で10箇所刺されてる~(泣)という恐ろしい事も体験済みです。
7月~9月の台湾旅行スタイリング例
暑さ対策が必要。汗や雨に濡れても大丈夫なアイテムを選んでください。お洋服やバックは色落ちしないものを選んでくださいね。インナーやTシャツ、ハンカチなどはホテルのお部屋でお洗濯します。
午後から夕方は突然のスコールがあります。日本で言う「ゲリラ豪雨」みたいなものですが、台湾人はコンビニに入って避難します。スニーカーは濡れる可能性が高いのでやはりビーサンと2足併用が安心。
真夏は短パン、サンダル、ノースリーブのトップスというのが基本のTaylorのスタイルです。キャミソールやタンクトップ1枚ではちょっと歩きづらい気がする台北市です。とにかく暑いので一瞬で汗で濡れてしまいます。
かなり汗をかくので一日に数回シャワーする日があります。下着やTシャツは多めに持っていくと良いと思います。日本で短パンなんて履かない!ビーサンなんて履かない!という方も台湾旅行では必ず良いしたほうが良いです。
暑いけど、これぞ台湾!という雰囲気が味わえる真夏の台湾旅行
台湾の夏はめちゃくちゃ暑いですが、店内は寒いぐらいクーラーがかかっていたりします。暑くて汗をかきながらの街歩きは台湾ならではという感じもします。かき氷やアイスなど冷たい台湾スイーツを楽しむのも良いです。
日本同様に台湾でも真夏は熱中症の注意を呼びかけます。水分を摂ったり休憩をするなど無理をしないようにしてくださいね。日焼け止め、虫除けスプレー、虫刺されの薬などを準備して持って行ってください。
【10月~12月・秋の服装】スウェットパーカーやライトダウンが活躍
少し気温が下がるとすぐにダウンなどを着込む地元台湾のみなさまなのですが、基本的に台湾人と日本人は体感温度が違うんだなと台北にいるとよく思います。10月~12月も日本ほど寒くはありません。12月でも気温が30度ぐらいになる日があります。
10月はTシャツなどに羽織れるパーカーやライトダウンが便利です。11月~12月はコートを着ますがダウンではなく、ウールのコートにマフラーといったスタイルです。靴はスニーカーとサンダル、ビーサンなどを併用。
10月~12月台湾旅行のスタイリング例
パーカーは必ず1枚用意しておくと調節できて良いです。コートの中に着ても良いしお部屋でも着用しています。靴はスニーカーが良いですがやはり雨があるので2足準備してください。バレエシューズも良いです。
その日の天候に合わせて短パンの下にレギンスを履くとか、暑かったら短パンのみにするとか調整できるようにしておくと便利。
11月~12月は厚手のニットも活躍します。雨のない日には最近ロングスカートも愛用しています。カットソー素材やシフォンのロングスカートは楽ちんでおしゃれなアイテムで活躍します。
12月でもコートが必要ないぐらい温かい、暑い日もあります。1日の間でも寒暖差が激しい台湾の天候なのでその時の気温に合わせられるようにしておくと便利です。急遽必要になったアイテムは現地で調達します。
大晦日のカウントダウンを外で過ごしてもそこまで寒くはない
12月31日の大晦日には101のカウントダウン花火があります。深夜12時のカウントダウンを外で楽しむ台北市ですが、日本ほど寒くはないので数時間外にいても大丈夫です。冬の寒さに勝るほどの熱気と盛り上がりがあるカウントダウンです。
Taylorは台湾の真夏より、冬の旅行の方がおすすめです。真夏は外出をためらうぐらいの暑さになります。台湾の冬は日本よりも軽装な冬の防寒具でOK、日本よりは寒くないので外出も問題ないです。
♥台湾旅行女子旅用コーディネートのまとめ
Taylorが台湾でずっと感じていた気候や服装に関することをまとめました。いかがでしたでしょうか?ぜひ台湾旅行準備の参考にしてください。
温度の変化が激しい台湾では、パーカーやレギンスなど調節できるようにしておくと安心です。雨が多いので靴が濡れても大丈夫なように必ず2足用意してくださいね。
♥筆者紹介:台湾歴8年目。台北を愛してやまないTaylorです!
はじめまして!台湾と日本を行ったり来たりする人生も今年2019年で早7年目を迎えたTaylorです。2013年より台湾での海外生活を日本の友人へ知らせるためにブログを書き始め「Taylor♥Blogg」というサイトを運営しています。
中国語検定2級、HSK5級取得の中国語&日本語の自力バイリンガル大人女子。台北のおしゃれなスポットを見つけるのが大好き!最近は信義区のW台北によく出没します。
現地留学生の台湾旅行マスターが必要な持ち物・文化情報をピックアップ!意外に要らないものはコレ!
親日で海外での人気旅行先としてもあげられる台湾。実際台湾旅行にはどんな荷物を持っていけばいいのか、台湾旅行や留学にもたくさん行ったことのある私が、事前準備で必要な持ち物一覧表や持っていけばよかった持ち物、服装についてご紹介します!
trip-partner.jp