台北・士林夜市で食べるべき10選！在住者おすすめの食べ物はコレだ！

Coco 2013年に台湾（台北）に移住し、語学学校に1年通ったあと、現地採用で働きながらブログ運営をしています。 16才でニュージーランドに留学し、10年住み、その後台湾に流れ着きました。 日本に近いけれども全然違う文化の、食べ物がとてつもなくおいしい国・台湾の情報を、関西人アラサー女子目線で見ながら配信しています。 2018年2月放送の「幸せボンビーガール」の「台湾移住ガール」として出演しましたが、極貧なわけではありません。

どのガイドブックにも必ず乗っていて、初めて台北旅行に来られる方が必ず訪れるナイトマーケットがこちら、士林夜市。 台北では最大規模で、地元の方と観光客で毎晩賑わっている場所です。 この巨大なナイトマーケットの中には、おいしい食べ物屋台はもちろん、地下のフードコート、それからチープな服や靴などファッション関連のお店、雑貨、台湾のお土産、射的などのゲーム屋台、などなど・・・。 思いつく物がほぼ全て、なんでも揃っています！

アクセスも良く、台北MRTの赤ラインの【劍潭駅】から徒歩1分。 人の流れに乗って駅の出口を出て、大きな交差点を渡ればすぐに夜市が見えます。 台北に来たら、まずはここへ行ってみましょう！ 日本で言えば夏祭りのような雰囲気で、その規模に圧倒されること間違いなしです！

こちらの記事では「士林夜市で食べるべきもの」を在住6年で士林夜市に何回も訪れている私が紹介していきます。

この屋台の胡椒餅はとっても有名です！ 本店は饒河夜市という別の夜市にあるのですが、士林夜市のこの店舗も毎晩長蛇の列。

「胡椒餅」という名前ですが、餅という名前から想像できるものではなく、窯の中で焼き上げた外がカリカリの肉まんのような食べ物。 中の飴に胡椒がビリビリにきいていて、病みつきになるおいしさです！ 焼き上げるのに少し時間がかかるため長く並ばないといけない時もありますが、在住者の私も何度もリピートしています。 最高においしいのですが、窯から出したてのあっつあつの状態で渡されるので、食べる時は火傷に注意してください！ （実際私は何度も口の中を火傷しています・・） 外側の皮をかじって熱気を出し、少しずつ冷ましながら食べるのをおすすめします。

台湾に来て何でわざわざフライドチキン？と思うかもしれませんが、このフライドチキンは日本ではお目にかかれません。 なぜなら・・・

とてつもない大きさなんです！

人の顔より大きなフライドチキン。 特に地元の方に大人気で、週末はたくさんの人が並んでいます。 大きさだけではなく、衣もしっかり味が付いていて、チキンもとってもジューシー！ 一人で食べるとこれだけでお腹いっぱいになってしまい、カロリーも心配にはなりますが、士林夜市で一度は食べてみてください。

最初にこれを見た時はその字のインパクトに笑いました。 大腸包み小腸って・・・！ 一瞬ホルモンかと思ってしまうようなネーミングですが、実際は大きなお米のソーセージ（腸詰めの中身がもち米）に、小さいお肉のソーセージが挟まったホットドッグのような食べ物です。

これが一つ分の大きさで「大きくも小さくもない」と中国語で書いてありますが、本当にちょうどいいサイズ。 お店によってトッピングは変わりますが、だいたいキュウリやザーサイなどの野菜が小さいソーセージの下に入っています。 台湾移住当初にハマってしまい、何度も食べていました。 外側のお米のソーセージがモチモチで最高なので、是非見かけたら挑戦してみてください。

エリンギは日本でも手に入りますが、台湾のエリンギはとにかく大きい！！ 日本のものの1.5倍〜2倍ほどあるのではないでしょうか。

このような屋台で目の前でエリンギを焼き、自分の好きなフレーバーに味付けしてもらい、カットしたものを竹串で食べます。 フレーバーもタレ、レモン、塩、わさび味などなどたくさんあり、毎回食べても飽きることはありません。 そしてエリンギの食感がぷりっぷり！！ ジャンクなものが多い夜市の食べ物ですが、これは完全に野菜なので、罪悪感がなく食べられるのもいいところです。（笑）

おかず系を紹介したので、ここからはデザート系です！

2018年に台湾で流行りに流行った飲み物”黒糖タピオカミルク”の火付け役、台中発祥の「Tiger Sugar」が士林夜市でも飲めます！ ドリンクはその名の通り、黒糖で甘く煮込んだモチモチのタピオカに牛乳を加えたもの。 ミルクティーではなく、黒糖ミルク。お茶は入っていません。 このお店が話題になったのは、何と言ってもこのドリンクの見栄え！ 黒糖とミルクのコントラストがきれいで、インスタ映えすると話題になりました。 もちろん味もとても濃厚でおいしいですよ！ 一度飲んだらハマること間違いなしです。

日本語で「春巻きアイスクリーム」と書いてあるこの屋台、士林夜市では何軒か見かけます。 これは台湾の昔ながらのデザートで、アイスクリーム入りのクレープのようなもの。 地元の人にも大人気なのですが・・・

なんとパクチー入り！！！ 春巻きのような薄い皮の上に、甘いピーナッツパウダー、そしてパクチーを置いてからアイスクリームを載せます。 これをクレープのように薄い皮で巻いて、ガブッとかぶりつけるデザート。 日本ではまず見られないものですね。 パクチーはかなり好き嫌いが分かれますが、私はパクチーが大好きなのでこのデザートがお気に入りです。 意外と甘さとマッチするので、パクチー好きさんにおすすめします！

杏仁豆腐はよく知られた中華デザートですが、杏仁茶って日本では聞きませんね。 台湾では伝統的なドリンクで、地元の方に親しまれているもので、簡単に言えば杏仁豆腐の液体状のものです。 杏仁は漢方でも使われ、特に女性の美容に効能があるとされています。 この屋台の周りにいるだけでも、杏仁独特のいい香りが漂い、杏仁豆腐が好きな方は引き寄せられるのではないでしょうか。 味は杏仁豆腐そのもので、甘すぎず、スッキリ飲めますよ。 夏はアイスで、涼しくなる時期にはホットでもいただけます。

日本のお祭りでお馴染みのりんご飴が台湾にもあります！ 士林夜市ではこのような屋台で売られています。 ところが台湾ではこれに使われるフルーツが日本と違い、りんごは見たことがありません。

番茄　→　トマト 草莓　→　いちご いちごは季節によるかもしれませんが、メジャーなのはトマト！ 私は最初はトマト飴って変な食べ物！と思い避けていたのですが、 友人に勧められ、騙されたと思って食べてみると、トマトの酸っぱさと飴の甘さがマッチして意外においしい・・・。 それ以来、大好きな夜市の食べ物の一つになりました。

多くの人にとって、台湾と聞いて思い浮かべるものは、南国フルーツ！ですよね。 士林夜市にはたくさんのフルーツ屋さんがあり、新鮮な季節のフルーツをその場でカットしていただけます。 旅行でホテルに宿泊していると、部屋でカットしてゴミの処理などがなかなか大変ですが、 こうやってカットしたものを食べ歩きできるのは嬉しいですね。 ただ、中には観光客には高めの値段を言ってくるフルーツ屋さんもあるようなので、 買う際は必ず日本円に一度換算し、高すぎると思ったら他の店を探すようにしてください。

台湾の有名な食べ物の、王道中の王道になりますが、やっぱりマンゴーかき氷は外せない！ 在住6年の私も、今でも夏になったら必ず月に数回は食べています。 街にはマンゴーかき氷の超有名店がいくつかあり、並ばないと入れないようなところもありますが、士林夜市で食べることもできますよ！ 夜市内に数軒のお店があり、どこでも満足のいくかき氷が食べられます。 特に5月〜8月はマンゴーがフレッシュなので、それはもう格別なおいしさです！

変わり種？として、ミルクティーかき氷（タピオカ付き）なんていうのもありました。 こちらもかなりおいしい！ しっかりミルクティーの味がするのがいいですね。 マンゴーだけと言わず、たくさんのフレーバーをお試しください。

士林夜市内で一番有名なかき氷店は【辛發亭】という老舗のお店です！ 40年以上続く老舗で、地元の方々の間でも愛されていて、大きな店舗なのですが結構な確率で人が並んでいます。 マンゴーかき氷は相場が150元以上になりますが、ここのお店の他のフレーバーは100元以下と、とてもリーズナブル！ 私はピーナッツフレーバーが好きです。

士林夜市のおすすめ食べ物、いかがでしたでしょうか？ 完全なる在住者目線でお届けしたので、ガイドブックには載っていないマイナーなものもあるかもしれません。 何百軒もの屋台が立ち並び、夜な夜なたくさんの人で賑わう士林夜市はやはり魅力満載！ 台湾旅行の参考にしていただければ嬉しいです！