ドイツ・フランクフルト空港はどんな空港？買えるお土産やショップ・アクセス・Wi-Fiも！

こんにちは、旅ライターの松本マユです。

ドイツに行くとき、フランクフルト国際空港を利用する方は多いですよね。ヨーロッパでも有数のハブ空港なので、ドイツのみならず、ヨーロッパの他の都市に行くときにも使うことがあるのではないでしょうか。

フランクフルト国際空港はかなり広く、ショップやレストランも充実しています。

さまざまな種類のプレッツェルを扱うパン屋や、フランクフルト出身の作家・ゲーテの名を冠した「ゲーテ・バー(Goethe Bar)」など、ちょっと変わったお店もあるのです！

ここではフランクフルト国際空港について、ドイツに住んでいたライターがお役立ち情報をご紹介します！

フランクフルト国際空港の旅客者数は、2018年の1年間で約7千万人もの数に上りました。この数はヨーロッパの空港の中でも、ロンドンのヒースロー空港とパリのシャルル・ド・ゴール空港に次ぐ多さ。

航空サービスにおける格付け調査を行うスカイトラックス社が発表している「世界最高の空港ランキング(World’s Best Airport)」にも、フランクフルト国際空港はランクインしています。

2018年度の結果によると、フランクフルト国際空港は「空港でのショッピング部門」で8位に、「トランジットが素晴らしい空港部門」でも8位となりました。

フランクフルト国際空港には、現在2つのターミナルがあります。

ANAやルフトハンザが入っているのはターミナル1。他にはタイ航空やエティハド航空、カタール航空、スカンジナビア航空などがあります。

ターミナル2にはJALの他、エールフランスやエミレーツ航空、ベトナム航空、大韓航空、LCCのライアンエアーなどが入っています。

以下のページから空港内の地図が見られるので、詳しく知りたい方はチェックしてみてください。

ターミナル1とターミナル2の間を移動するには、「スカイライン(SkyLine)」と呼ばれるモノレールがおすすめ。スカイラインは2～3分に1本運行しており、乗車は無料です。

ターミナル間を結ぶシャトルバスもあり、こちらは10分に1本の間隔で運行しています。

2つのターミナルがあるフランクフルト国際空港ですが、実は現在、「ターミナル3」が建設の真っ最中。

フランクフルト国際空港の利用者数は年々増加しており、将来的に現在のターミナルでは足りなくなることが予測されているのだとか。

ターミナル3は2023年までに完成するとのことなので、楽しみですね。

フランクフルト国際空港にはさまざまなショップがあります。

免税店や高級ブランド店はもちろん、スーパーの「テグート・シティ(tegut… City)」や「ファインフード(FineFood)」、コンビニやキオスクのような「ハブ・コンビニエンス(Hub Convenience)」、おもちゃ屋、ドラッグストア、ブティックなど、幅広いジャンルのショップがあり、時間がたくさんあっても退屈しないでしょう。

お菓子やビールグラス、Tシャツ、マグネットなど定番のお土産を買いたい方には、お土産ショップの「ジャーマニー・アンド・モア(germany&more)」がおすすめ。

ドイツらしいお土産がたくさんあるので、買い忘れてしまったときにもぴったりです。

キッチン用品の「ツヴィリング」など、ドイツブランドの製品を集めたお店「ジャーマン・ブランズ(German Brands)」もありますよ。

空港内にはレストランやカフェも充実しています。ドイツらしいレストランもあれば、イタリアンやアジア料理、ファーストフード、パン屋、ドーナツ屋など、ジャンルは実にさまざま。

ドイツの味覚が楽しめるお店としては、ドイツ料理のお店「ケーファース(Käfer's)」や、プレッツェル専門店「ブレーツェル・ラバー・モービル(Brezel Lovers Mobil)」、ソーセージの種類が豊富なレストラン「ヘルマンス(Hermann's)」、大きなゲーテのモニュメントがある「ゲーテ・バー(Goethe Bar)」などがあります。

空港内には飲食店やショップなどの他、ラウンジや銀行ATM、医務室、シャワー室などがあります。

スマートフォンなどを充電できる作業スペースもあるので、忙しいビジネスマンも仕事の時間を確保できるはず。

また、空港からは「シェラトン・フランクフルトエアポート・ホテル＆コンファレンスセンター」が直結しています。

お土産として定番のチョコレート。ドイツで人気のブランドは「リッタースポーツ(Ritter Sport)」や「ミルカ(Milka)」、「ハシェ(Hachez)」などでしょう。

他にはヨーグルト味の「ヨーグレット(yogurette)」もおすすめ。

フランクフルト空港でチョコレートが買えるのは、「テグート・シティ(tegut… City)」や「ファインフード(FineFood)」などのスーパー。他にもお土産ショップやキオスク、免税店でも売っています。

ドイツで人気のお土産は、何と言ってもビール！　ピルスナーやヴァイツェン、へレス、ドゥンケルなど種類も色々とあります。

空港内ではスーパーや免税店などに売っています。瓶はスーツケースの中で割れないように、服やタオルなどにしっかり包んで持ち帰るといいですよ。

ドイツ発祥のぬいぐるみブランド「シュタイフ(Steiff)」のテディベアは世界的に有名。職人が手作業で作ったぬいぐるみは、愛らしい顔つきとフワフワの肌触りが特徴的です。耳についたタグは、シュタイフの製品である証なのだとか。子どもや孫、恋人に贈るのにもぴったりですね。

空港内では、子ども向けのグッズを扱う「プフュラー(Pfüller)」や、お土産ショップの「ジャーマニー・アンド・モア(germany & more)」で手に入ります。

フランクフルト国際空港から市内に行くなら、ドイツ鉄道が運行しているSバーンという電車を使うといいでしょう。

Sバーンに乗るには、空港内の「レギオナールバーンホーフ(Regionalbahnhof)」という駅に向かいます。

フランクフルト中央駅までの所要時間は約11～16分。チケットは自動券売機で買えますよ。

またSバーンは、ヴィースバーデンやマインツなど、近郊の都市に行く場合にも使えます。

フランクフルト以外の都市に行く場合や、ヨーロッパ内の別の国に電車で行きたい場合は、ドイツ鉄道のICEやICと呼ばれる電車に乗りましょう。

それらの電車は、空港内の「フェルンバーンホーフ(Fernbahnhof)」という駅から発着しています。

鉄道に乗る以外には、バスを使うという手段も。

フランクフルト市内に行くバスもあれば、近郊の都市・ダルムシュタット(Darmstadt)やリュッセルスハイム(Rüsselsheim am Main)行きのバスもありますよ。

特に市内に行く場合は、中心部の「コンスタブラーヴァッヘ駅」行きの便も多いので、街中のホテルを予約している方にはちょうどよさそう。

フランクフルト国際空港では、無料のWi-Fiを使うことができます。

接続方法は簡単。Wi-Fiの画面から「Frankfurt-Airport」を選択し、性別や名前、メールアドレスを入力します。あとは画面の表示に従って進んでいき、利用規約に同意するだけで、自動的にWi-Fiに接続できます。

ちなみに、入力したメールアドレス宛には「無料のWi-Fiを使うにはリンクからメールアドレスを確認してください」という、リンク付きのメールが送られてきます。

しかし、そのメールを開かなくてもWi-Fiには接続できるので、特に気にしなくてもよさそうです！

ドイツには「フランクフルト・ハーン空港」と呼ばれる空港もあります。

その名前から、てっきりフランクフルトにあるような気がしてしまいますが、実はルクセンブルク寄りの「ラウツェンハウゼン」という、フランクフルトから電車で2時間ほどの街に位置しています。

LCCを利用する方はこの「フランクフルト・ハーン空港」で発着する場合もあるので、間違いのないよう注意しておきましょう。

フランクフルト国際空港はかなり広いのでどこに何があるか迷ってしまいがち。自分が使うゲートへの行き方は早めに確認しておいた方がよさそうです。

しかしその分ショップやレストランも多く、Wi-Fiの接続やアクセスも便利で、非常に使いやすい空港だと言えるでしょう。

みなさんもフランクフルト国際空港を訪れた際は、レストランでおいしいドイツグルメを食べ、ショッピングを楽しみ、ドイツ滞在を満喫してきてくださいね！

名称：フランクフルト国際空港(Frankfurt Flughafen)

住所：60547 Frankfurt am Main

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