【体験レポ】ホーチミンのガールズバー総まとめ！日本人街とパッカー街では別物です！

こんばんは。アオザイは世界一セクシーな民族衣装と信じて疑わない、「オトコの夜遊びガイド：ホーチミン編」の著者アジアナイトウォーカーです。

ホーチミン夜遊びの花形といったら、そのアオザイ美女と一緒に飲める、ガールズバーとカラオケラウンジが覇を競っている状況です。

これからホーチミンを訪れるビギナーがリサーチで混乱してしまうのは、カラオケとガールズバーの違い、そしてガールズバーにも2種類あることです。この記事は皆さんのホーチミン夜遊びの参考としていただけるように、できるだけわかりやすく夜遊び情報を整理して参ります。

そもそもホーチミン・ビギナー諸氏を惑わせてしまっているのは、ガールズバーという夜遊びジャンルの括りに原因があります。

1)   日本人街（レタントン通り）のガールズバー

2)   バックパッカー街（ブイビエン通り）のガールズバー

この2つは、まったくの別物とご理解ください。

同じホーチミンの1区にあるのに、日本人街のガールズバーは原則連れ出し不可、バックパッカー街のガールズバーは連れ出しが前提の営業形態なんですね。

ではそれぞれ、もう少し詳しく解説しましょう。

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まずは日本人街に乱立気味のガールズバーから解説いたします。こちらは【駐在員向け】の夜遊びスポットと言えます。

それはなぜか、順を追って説明いたします。

ホーチミン1区の日本人街（リトルトーキョー）とは、レタントン(Lê Thánh Tôn)通りの一部とその周辺を指します。

リンクを貼りましたように、Google Mapではレタントン通りを「日本人街」としていますが、それですと誤解を招きかねません。

レタントン通りは2km弱ほどの長さがあるのですが、そのうちハイバーチュン(Hai Bà Trưng)通りから北東方向の500メートルほどが日本人街になります。そこかしこに日本語の看板が目につきます。

ガールズバーの密集地といえるのは、レタントン通りとタイバンルン(Thái Văn Lung)通りの交差点から東の一帯です。ヘムと呼ばれる路地を入った奥に、数多くのガールズバーや和食屋、日系カラオケ、マッサージ店がひしめいています。

下のストリートビューはレタントン通りからヘムへの入口です。青い看板の場所です。タイバンルン通り側にも2ケ所、入口があります。

ホーチミン日本人街のガールズバーは、日本のガールズバーあるいはスナックとほぼ同様の営業形態です。1軒に数名の女性がいて、そのなかから一人を指名して、カウンター越しに会話を楽しみながら飲むスタイルです。

日本人街にあるガールズバーでは当然ながら、接客してくれる若い女性たちの多くは多少の日本語ないし英語が話せます。バックパッカー街のガールズバーでは日本語のできる女性はほぼゼロなので、ここが大きな相違点のひとつです。

日本語を勉強した経験があるということは、ベトナムではかなり高い学歴を持っている女性がほとんどになります。実際、日本人街のガールズバーでは大学生がアルバイトで働いているケースが多いです。

日本人街のガールズバーではお持ち帰りが不可です。ですから学生の彼女たちは、風俗でバイトしているという感覚を持っていないようです。

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お持ち帰りは不可の日本人街のガールズバーですが、LINE交換などは女性側から積極的にお願いしてきます。当然、次回以降のリピート来店や同伴、アフターを期待しているわけですね。

もうおわかりでしょう。ホーチミンに数泊滞在するだけの旅行者や出張者は、彼女たちにとって「おいしい客」「ありがたい客」にはなりません。彼女たちのターゲットは、毎晩のように日本人街で飲み食いしている駐在員です。

ガールズバーの標準的な月給は200ドルくらいしかありません。基本給だけでは「おいしいバイト」ではないわけです。日本人街のガールズバーでは普通、指名料がありません。お客さんからのドリンク代をどれだけ稼げるか、それが彼女たちの第一プライオリティなのです。

日本国内のガールズバーでも同様ですが、一部の女性たちはおカネ欲しさに「枕営業」することもあるようです。ご駐在であれば、お目当ての子を「囲う」ことも不可能ではありません。

日本語の話せるかわいい大学生を愛人にできたら、そりゃあ楽しい駐在生活になりますよね。「愛人探しの投資とプロセス」と考えれば、日本人街のガールズバーに通うのは全然アリ、です。

でもそれは、一介の旅行者や出張者にとっては至難の技です。セックス目的であればガールズバーではなく、持ち帰り可能なカラオケラウンジなど別の風俗ジャンルを選んでください。

下の動画は、レタントン通りにある「ENISHI」というガールズバーです。日本人街のガールズバーとはどんな雰囲気の場所なのか、ご理解いただけます。

この「ENISHI」の場合、動画内で説明されていた料金体系はこのようなものでした。

◎カウンターチャージ：100,000VND(約500円)

◎ビール、焼酎、ウイスキー：110,000VND(約550円)

◎レディースドリンク：160,000VND(約800円)

◎VAT税10%

「ENISHI」の場合は、指名料はありませんがカウンターチャージがあります。ガールズバーによって、カウンターチャージのある店とない店があります。レディースドリンクは客の飲み物より高値に設定されるのが普通。ガールズバーのなかにはLDのコーラ1杯が200,000VND(約1,000円）もする店もあるようです。

このレディースドリンクを指名嬢に何杯ゴチするのか、でガールズバー遊びのコスパは大きく左右されます。

もちろん指名嬢はLDをねだってきます。それを断り続けていたら指名嬢のご機嫌が悪化するわけですから、さじ加減が問題です。ホーチミン・ビギナーにとって、ハードルは低くない、と言えます。

ホーチミンに実際ご駐在の方々は日本人街のガールズバーで、1時間前後飲んで500,000VND（約2,500円）程度から楽しんでいます。ちなみに日系カラオケラウンジの料金相場はこの2倍程度になります。

前述した「ENISHI」の料金体系をもう一度ご覧ください。

単純に合計しただけで400,000VNDくらいになりますね。自分がもう1杯飲めばもう、500,000VNDを超えるでしょう。

この金額を、どうお感じになりますか？

安い夜遊びではない、ですよね？そうなんです。日本人街のガールズバーは駐在の方々にとっても、コスパの良い夜遊びではないのです。

それでも日本人街にガールズバーが乱立しているのは、一見の旅行者・出張者が「日本のキャバクラより安いな」というような感覚で入店するから、と言えます。

その晩は、日本人街のヘムにある行きつけの食堂で夕食を済ませるつもりでした。レタントン通りをブラブラ歩いていたら、通りの反対側からモロに私好みの美女が渡ってきました。ストライクゾーンのド真ん中！これを見逃してはプロ？の恥です。

マッサージ店のレベルは超越しているので、どこのカラオケ嬢かな？と後をついていってみました。その娘が入っていったのは、ヘムの中にあるガールズバー。前回までのホーチミン滞在では見かけなかった看板なので、新店でしょう。

旅行者には不利、とわかっている日本人街のガールズバーには、それまで入店したことがありませんでした。でも、さっきのアノ娘とお近づきになりたい！という衝動が抑えられません（笑

少しの間、逡巡しましたが意を決して扉を開けました。

奥に細長い店内は、ホーチミンでは典型的な造りです。カウンターだけでテーブル席はありません。まだ宵の口で、先客もいませんでした。

お目当ての彼女、名前はビン。20歳の大学生。英会話が流暢だったので、お店のシステムとか大学生の暮らしぶりなど、いろいろ聞くことができました。

小1時間飲んで、その間に私は1杯、ビンにはレディースドリンクを2杯進呈。お会計はおよそ600,000VND（約3,000円）でした。

話は弾みましたが、所詮は一介の旅行者であるオヤジ。LINEを尋ねられもしませんでした。アウト・オブ・眼中、ということですね（涙

【Fuji bar】は日本人街ヘムのなかにあるガールズバーです。界隈にはガールズバーがひしめいていますが、【Fuji bar】はそのなかでも美女率の高さに定評があるお店です。

住所：8a/9b1 Thái Văn Lung, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh

【Fuji bar】のフェイスブックはこちらになります。

ガールズバー「ミミ2(mimi2)」も日本人街ヘムの中にあるガールズバーです。船をイメージしたカウンターの向こう側には、平均年齢22歳、元気いっぱいのベトナム女性。チーママのキャラクターもあって、とにかく楽しく飲みたい向きにおすすめです。

住所：15b/36 Lê Thánh Tôn, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh

【Mimi2】のフェイスブックはこちらです。

一方、同じホーチミン1区でもバックパッカー街は、邦人駐在員の姿はほぼゼロ。観光シーズンには欧米人観光客や中国人グループが集まり、歩行者天国状態になる場所が【ブイビエン通り】(Bùi Viện)です。

したがってこのエリアのガールズバーは、完全に【旅行者相手】のビジネスとなっています。

ブイビエン通りは、距離にして600mほどの長さです。

そのブイビエン通りの西側、ドッカンダウ(Đỗ Quang Đẩu)通りとの三つ角（下の地図のマーカー周辺）が連れ出しガールズバーの密集地です。

ブイビエン通りの道路にまで椅子を並べ、観光客をぎゅうぎゅう詰めにしているのはバービアです。ハイシーズンになると白人旅行者で埋め尽くされます。

同じ飲み処でも、お客の姿もまばらな店がガールズバーです。挑発的な服装をした若いベトナム女性たちが、店先から通行人に怪しい視線を送ってきます。

ブイビエン通りのガールズバーは、連れ出しOKの女性がほとんどです。道を歩きながら物色して、好みの女性がいたら飲みながら相性を確認したうえでお持ち帰り、という流れになります。

料金設定はどのガールズバーもほぼ一律です。ビール代は3万～5万VND(約150～250円)。レディース・ドリンクは大抵10万VND(約500円)です。

日本人街のガールズバーは基本給がありますが、パッカー街の女性たちは固定給がほぼゼロだそうです。ですからドリンクのおねだり攻撃は、日本人街よりも激しいです。

営業時間は17時から3時が一般的で、営業時間中であってもお持ち帰りは可能です。営業時間内の連れ出しでも、ゴーゴーバーのようなバーファイン、ペイバー（お店に払う連れ出し料）の制度はありません。

女性に支払うチップ相場は、ショートで200万VND(約1万円)、ロングは300万VND(約1万5千円)を目安にお考えください。

なおブイビエン通りの夜遊びに関しましては、別の記事で詳しく解説しております。

今回はホーチミン夜遊びの人気ジャンルであるガールズバーについて、日本人街とバックパッカー街それぞれを解説いたしました。駐在向け、旅行者向けとした理由もご理解いただけたかと存じます。

なおガールズバーと双璧をなす、ホーチミン夜遊びの華「日系カラオケラウンジ」についても、別の記事で詳しく解説しております。合わせてご覧ください。

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