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福島の喜多方ラーメンランキング!グルメライターが名店を厳選!
日本三大ラーメンの一つと言われる福島の喜多方ラーメン。蔵の街喜多方はラーメン店密度が日本一高い街とも言われています。そんな福島喜多方ラーメンのおすすめ名店をランキング形式でご紹介。坂内食堂など超有名店から穴場店まで、今すぐ食べたくなる激うまラーメン満載です!
この記事に登場する専門家
上海在住ワーママライター
もりむらきよか
朝ラー文化発祥!日本三大ラーメンの一つ福島・喜多方ラーメンを食べに行こう!
皆さんこんにちは!
上海在住ワーママライターのもりむらきよかです。
今日は私の故郷福島の名産、喜多方ラーメンについてご紹介します。
さっぱりしているのに口いっぱいに旨味が広がる極上スープともちもちのちぢれ麺が特徴の喜多方ラーメン。
喜多方市内には狭い範囲に全国区の有名店がひしめき「日本一ラーメン店密度の高い街」などとも呼ばれています。
朝ラーこと朝からラーメンを食べる習慣も有名になり、全国から極上の喜多方ラーメンを求めてたくさんの「ラーメン通」たちが訪れる街です。
そんなラーメン天国喜多方へのアクセス方法や、おすすめラーメン店ランキングなどお役立ち情報満載でお届けします!
朝でもペロッと食べられちゃう!福島の喜多方ラーメンってこんなラーメン
喜多方ラーメンの特徴は何と言って太めの縮れ麺。
「平打ち熟成多加水麺」と呼ばれ、つるつるなめらかな触感ともちもちとした噛み心地がたまりません。
とんこつや煮干しでだしを取った透明スープは、醤油や塩ベースであっさりとした味付け。
口いっぱいに旨味が広がり、最後の1滴まで飲み干してしまいたくなります。
喜多方ラーメンの発祥は昭和初期。
中国から来た藩欽星さんが、故郷浙江省のラーメンを再現して屋台で売り始めたのが始まりと言われています。
このラーメンが地元の人々の間で評判となると、藩欽星さんにノウハウを習い自分の店のメニューに加える食堂が増え始めました。
だから、喜多方ラーメンの老舗には今でも「〇〇食堂」という名前のお店が多いんですね。
そして昭和50年代、「蔵の街」として観光地化に成功した喜多方市が、観光客の食事処としてこのラーメン文化に目を付け、「喜多方ラーメン」として宣伝をしたことで、全国的に有名になりました。
今では「日本三大ラーメン」にも名を連ねるほど、国民的なラーメンとなっています。
福島喜多方市へのアクセス
福島県喜多方市へは、首都圏からなら新幹線+在来線で3時間ほどで到着できます。
また新宿から乗り換えなしで楽ちんの高速バスも。
主なアクセス方法をご紹介します。
【電車】
・東京⇒(東北新幹線:85分)⇒郡山⇒(JR常磐西線:85分)⇒喜多方
・仙台⇒(東北新幹線:45分)⇒郡山⇒(JR常磐西線:85分)⇒喜多方
【車】
・東京⇒(東北自動車道:180分)⇒郡山JCT⇒(磐越自動車道:40分)⇒会津若松IC⇒(国道121号:20分)⇒喜多方
・仙台⇒(東北自動車道:75分)⇒郡山JCT⇒(磐越自動車道:40分)⇒会津若松IC⇒(国道121号:20分)⇒喜多方
【飛行機】
・福島空港⇒(タクシー:30分)⇒郡山⇒(JR常磐西線:85分)⇒喜多方
・福島空港⇒(乗り合いタクシー:80分)⇒喜多方
【高速バス】
・新宿駅⇒(300分)⇒喜多方
福島喜多方ラーメン店おすすめランキング
お待たせしました!
「おすすめ喜多方ラーメンのお店ベスト5」
本当はどれも甲乙つけがたいおいしさで順番を付けるのは非常に難しく・・
なんとか頑張ってランキング付けました!
どうぞお楽しみんください♪
第5位 喜多方ラーメン発祥のお店?!【源来軒】
第5位は、喜多方ラーメンの元祖と言われる【源来軒】です。
中国出身の藩欽星さんが屋台から始めたお店。
前述のとおり、この藩欽星さんこそ喜多方ラーメンの生みの親と言われているのです。
鶏ガラだししょうゆベースのスープはきれいに澄んでいてすっきりとコクがあります。
もちもちの縮れ麺は手打ちで、歯ごたえがたまりません。
具はチャーシュー、なると、メンマといたってシンプル。
創業当時からの味を忠実に守っているお店なのです。
シンプルながらも絶品の「昔ながらの中華そば」を味わいたいなら是非源来軒へ!
電話番号 | 0241-22-0091 |
予算 | 1,000円~2,000円程度 |
営業時間 | 10:00~19:30(火曜定休) |
ホームページ |
第4位 洋シェフから転身の大将が作る絶品ラーメン【喜一】
第四位は、2005年と老舗の多い喜多方ラーメン店の中では割と若手の【喜一】。
でも実力派折り紙付きで、福島県民ラーメンランキングで2018年、2019年と2年連続の第一位を獲得しています。
洋食のシェフからラーメンに転向したという店主が作るラーメンは、洋食のエッセンスも取り入れた繊細な味わいが特徴。
透き通ったスープは塩味の中に甘さとコクを感じる絶品。
麺はスープによくからむ太めの知事れ麺。
チャーシューと白ネギのシンプルな具もスープによく合います。
7時オープンで朝ラーを食べられるのがうれしいのですが、人気がありすぎて9時には売り切れ、なんてこともあるそう。
喜多方に行ったら、朝早くから並んででも絶対に食べたい一杯です。
電話番号 | 0241-24-2480 |
予算 | 1,000円~2,000円程度 |
営業時間 | 9:00~14:00(日曜定休) |
ホームページ |
第3位 井戸水がスープの決め手!限定メニューも大人気【はせ川】
第3位は、2代目店主が先代の味に改良を重ねやっと理想の味にたどり着いたという【はせ川】。
現在の店主が20歳という若さで店を継ぎ、味の改良を始めたときには常連客から批判を浴びたこともあったそう。
でも最高を探求し続けやっとたどり着いた理想の味は瞬く間に大人気に。
今や店の前に待機用のテントを常設するほど毎日行列の途切れないお店として有名です。
麺ははせ川オリジナルで通常の喜多方ラーメンよりも太め。もちもちとした触感を楽しむことができます。
スープは福島の伊達鶏と煮干しや昆布、香味野菜などを使用したシンプルな材料ですが、敷地内にある井戸からくみ上げた地下水が素材のうまみを最大限に引き出します。
チャーシューは単品で食べても十分おかずになるほどジューシーでしっかりとした味わい。
週末には黒い暖簾を下げて通称「黒はせ川」として営業しているそう。
黒はせ川だけの特別メニューもあるので、ノーマルバージョンと黒バージョン、どちらも味わってみたいですね!
電話番号 | 0241-24-5180 |
予算 | 1,000円~2,000円程度 |
営業時間 | 11:00~15:00(木曜定休) |
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第2位 喜多方ラーメンを全国区にした立役者?早朝から行列ができる【まこと食堂】
第2位は、喜多方ラーメンが全国区になるきっかけとなったといわれる老舗、【まこと食堂】です。
前述のとおり、「蔵の街」として観光地化に成功しつつあった喜多方市が次の観光スポットとしてラーメンを宣伝していく際、民放のスタッフを招待してラーメンを取材してもらったのですが、その時のお店がこちら「まこと食堂」だったのです。
民放のスタッフがまこと食堂のラーメンのおいしさに感動し、それがきっかけでたくさんの番組に喜多方ラーメンが登場するようになったといわれています。
今の喜多方ラーメンの姿があるのもまこと食堂のおかげ、と言ってもいいかもしれませんね。
見た目はやや濃い色の醤油スープですが、実際飲んでみるとしょっぱさより甘味を感じるコクの深い味わいです。
麺はこれぞ喜多方ラーメン!という感じの縮れ麺。
薄切りのチャーシューは汁が絡んで口の中でとろけます。
朝ラーのお店としても有名で、週末には開店前から長蛇の列ができることも。
また、こちらのお店はラーメンだけでなくほかのメニューも大人気。
一番のおすすめは会津名物「ソースカツ丼」。
私の隣の地元民らしき方は、ラーメンは頼まずソースカツ丼の大盛りをもくもくと平らげていらっしゃいました。
お腹を空かせていって、ラーメンとソースカツ丼、どちらも堪能したいですね!
電話番号 | 0241-22-0232 |
予算 | 1,000円~2,000円程度 |
営業時間 | 7:30~15:00(月曜定休) |
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第1位 喜多方ラーメンの代名詞。ラーメン好きがこの味を求めて全国から集まる【坂内食堂】
喜多方ラーメンおすすめ店ランキング、堂々の第1位は、喜多方ラーメンの殿堂、【坂内食堂】です。
多分この結果に異論がある人は少ないのではないでしょうか。
そのくらい、喜多方ラーメンを代表する超人気店として全国に名を馳せています。
開店と同時にすぐに満席、駐車場には日本各地のナンバープレートを付けた車が並んでいます。
遠くから来て何時間待ってでも食べたいのには理由があるのです。
透き通る塩ベースのスープは化学調味料の味が全くなく自然な旨味と甘味で溢れています。
躊躇なくごくごく飲み干せてしまうほど。
太めのオリジナル縮れ麺をスープのたっぷりしみ込んだとろとろのチャーシューと一緒にいただくと、しばし幸せのかなたへトリップしてしまいそうになります・・・。
平日でも常に満席、行列覚悟の大人気店ですので、時間とお腹の好き具合に余裕をもって挑みましょう!
息子も最後1滴まで完食!
さすがは全国にその名をとどろかす喜多方ラーメンの殿堂。
何時間待ってでも食べる価値大アリです!
電話番号 | 0241-22-0351 |
予算 | 1,000円~2,000円程度 |
営業時間 | 7:00~18:00(木曜定休) |
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ラーメンだけじゃない!喜多方のおすすめ観光スポット5選
おいしいラーメンを作る水は美味しいお酒も造る!喜多方の酒蔵巡り
喜多方の清酒醸造の歴史は古く、400年以上まえから酒造りが脈々と受け継がれています。
今でも11の蔵元と多くの酒蔵が存在し全国にたくさんのファンを持つ有名ブランドも多数あります。
おいしさの秘密は何と言っても良質な水。
日本の名水100選にも選ばれた「栂峰渓流」の水は、飯豊山に降り積もった雪がじっくりと時間をかけて地層にしみわたり、まろやかな甘みを含んだ良質の「軟水」。
この水を仕込みに使用することで、甘みと旨味の強いまろやかな口当たりのお酒に仕上がります。
飲みやすいので女性や日本酒ビギナーにおすすめ!
市内の酒蔵では見学ツアーを開催しているところも多数あります。
詳しくは喜多方観光物産協会のHPをご覧ください。
ノスタルジックに浸る・・蔵の街喜多方の蔵巡り
喜多方には「蔵の街」として有名な観光地化するずっと前からたくさんの蔵がありました。
良質な水やお米に恵まれたこの地域では、必然的に酒やみそづくりが盛んになり、それらを作るのに適した環境をキープできる蔵がたくさん作られるようになったのです。
現在でも4000棟以上の蔵が残っており、町中でノスタルジックな雰囲気を放っています。
ただ、現存する蔵のほとんどが観光用ではなく酒蔵や家庭の倉庫として現役で使われているもの。
素敵な蔵を見つけたからと言って勝手に見学することはNGです。
見学可能な蔵の情報ついては、こちらをご参照ください。
お土産ラーメンや地元の特産品がずらり!無料ラーメンのサービスも?会津喜多方ラーメン館
福島県民ならだ誰でも知っている「河京の喜多方らーめん♪」CMでおなじみ河京が経営するラーメン館は、お土産選びに最適のスポット。
40種類を超える品ぞろえのラーメンだけではなく、ラーメンのトッピングやラーメン風味のお菓子、またキャラクターグッズまで、ありとあらゆる喜多方ラーメングッズがそろっています。
店内では無料の試食や製めん工場の見学(要予約)もあり、アミューズメントとしても楽しめます。
喜多方ラーメンの味を自宅でも!ラーメン館でおいしさを買って帰りましょう^^
電話番号営 | 0241-21-1414 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 10:00~17:00(年中無休) |
ホームページ |
喜多方ラーメンバーガーに温泉まで?!道の駅【喜多の郷】に行ってみよう!
道の駅「ふれあいパーク喜多の郷」は磐越自動車道会津若松ICから25㎞ほど米沢方向に走った国道121号線沿いにあります。
この道の駅、そこいらのとはわけが違います!
食堂や売店があるのは当たり前。
広い敷地内にはなんと温泉や市民プール、美術館まで併設しているんです!
まずひとっ風呂あびて運転で疲れた体をリフレッシュ。
そして食堂の「ふるさと亭」でユニークなオリジナルメニューをいただきましょう。
一番人気は「福島特産品コンクール」で優秀賞を受賞したこともある「喜多方ラーメンバーガー」。
バンズの代わりに焼き固めた喜多方ラーメンを使用し、間に挟むチャーシューは、麓山高原豚と会津地鶏の2種類。
数量限定でしかも「ふるさと亭」でしか味わえない「喜多方ラーメンバーガー」をぜひ味わってみてください!
電話番号 | 0241-21-1139 |
入場料 | 無料(蔵の湯の入湯料はホームページ参照) |
営業時間 | 9:00~21:00(年中無休) |
ホームページ |
ゲレンデを利用した東北最大のお花畑!250万本のヒマワリなど四季折々の花々が咲き乱れる【三之倉高原花畑】
スキー場のゲレンデを利用して、春には菜の花、夏から秋にかけてはヒマワリが一面に咲き誇ります。
特に東北最大級の約250万本のひまわりが咲き乱れるヒマワリ畑は息をのむ美しさ。
延々と続く黄色いじゅうたんに圧倒されること間違えなし!
入園も駐車も無料というのもうれしいですね。
春から秋に喜多方を訪れた方は是非こちらにも足を運んでみてください♪
電話番号 | 0241-36-2115 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | イベントの時期及び時間は下記ホームページ参照 |
ホームページ |
そうだ!ラーメン食べに喜多方に行こう!
朝からぺろりと行けてしまうほどあっさりしているのに、うまみとコクが凝縮された喜多方ラーメン。
是非ラーメン店をはしごして、あなたのお気に入りの一杯を見つけてください。
透明の絶品スープともちもちの縮れ麺があなたを待っていますよ♪
この記事を書いたのは・・
海外在住歴がもうすぐ人生の半分を超えるワーママライターです。
小学生の息子との親子留学や、海外サマースクールの体験談、海外教育情報などを発信するブログを運営しています。
世界各地の旅の情報も満載ですので是非ご覧ください↓ ↓ ↓
こどもと一緒に世界で学ぼう!
上海在住。インターに通う息子との親子留学や、海外サマースクールの体験談、海外教育情報などを発信しています。
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