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皆が喜んだマルタ島の厳選お土産!マルタ島ならではのお菓子・雑貨や食べ物をどうぞ!
透き通るような青い海と、そこに浮かぶカラフルな船の景色で有名なマルタ共和国。地中海にポツリと浮かぶ小さな島ながら、観光資源も豊富で、そのいくつかは世界遺産にも指定されています。ここでは、そんなマルタで買えるもらって嬉しいお土産をご紹介します!
この記事に登場する専門家
オランダ在住トラベルライター
あゆみん
マルタ共和国とは
こんにちは、トラベルライターのあゆみんです!
皆さんはマルタ共和国を知っていますか?マルタは東京23区の半分ほどの面積しかない、地中海に浮かぶ小さな小さな海洋国家です。
世界遺産にも登録されている要塞都市バレッタや、ガラス工芸が盛んなイムディーナ、その名の通り青く透き通ったブルーラグーンに、本島とは一味違った雰囲気のゴゾ島など、観光資源豊富なマルタは見どころがたくさん♪
シチリア半島に近いため、よくイタリアの一部と間違われがちですが、マルタはちゃんとした独立国家なんですよ。その昔、イギリスの支配下にあったため、今でも公用語は英語が使われているほか、左ハンドルが多いヨーロッパの中にあって、イギリスや日本と同じ右ハンドルが採用されていたり、カフェではイングリッシュブレクファストがいただけたりと、英国の名残を感じれます。
また、魚介をふんだんに使ったシチリア料理店などの存在を街中で見かけるなど、食文化は南イタリアの影響を受けているところも日本人には嬉しいポイント。
イギリスとイタリアを同時に感じれる国なんて、世界でもそうそうないでしょう。
もちろん、上の写真のように“マルタ料理”というジャンルもちゃんと存在しますよ。うさぎのお肉が有名です。
♪マルタのお土産〜食べ物編〜
↑イムディーナ旧市街のお土産物ストリート
イギリス文化、イタリア文化、そしてマルタ固有の文化と、様々な文化が融合したおもしろい国家・マルタは、お土産も変化に飛んでいておもしろいものが多いです。
ここでは、筆者がおすすめできるもらって嬉しいお土産を14品ご紹介します!
①意外と美味しい【サボテンジャム】
サボテン味と聞いて、イメージすら湧かないというのが正直なところではないでしょうか?サボテンの実を使ったジャムは、果実特有の酸味もあまりなく、甘すぎず、クセがないので意外に食べやすいんです。小瓶タイプも売っており、珍しさもあるのでまさにお土産にぴったり!
②世界的にも評価されている良質な【ゴゾハニー】
ゴゾとは、マルタ本島のすぐ上にある大きな離島で、ここでとれる良質なはちみつは、世界中のセレブやグルメな人々に大人気だそう。その濃厚な味を知ってしまえばもう他のはちみつは食べられないかも!お値段は少し張りますが、はちみつ好きにはたまらない一品です。
③濃厚なお豆腐を食べてる感覚!?【ゴゾチーズ】
ヤギの乳から作られるゴゾチーズもこの島の特産。クセのあるヨーロッパのチーズたちとは違って日本人にも食べやすく、まるで濃厚なお豆腐を食べているかのような感覚に。味もハーブが入ったものがあったりと、食べ比べしてみるのもおもしろいです。
④いつもの料理がランクアップ【ゴゾのハーブソルト】
ゴゾ島は塩田があってお塩の生産も盛ん。プレーンもいいですが、レモンソルトやガーリックチリソルト、ハーブソルトなど、たまには変化球なテイストもいかが。魚をグリルする際の味付けに使ったり、サラダにかけてオリーブオイルとともにいただいたり、レモンパスタなどの風味づけに使ったりと、可能性は無限大です。
⑤マルタの大自然の恵み【キャロブティー】
「キャロブ」とは、日本名では「いなご豆」と呼ばれるマメ科の植物で、地中海沿岸一帯で栽培されています。マルタにおいても同国を象徴する樹木で、昔から人々に親しまれてきました。ココアやチョコに似た風味をしており、果肉部分にほんのり甘みがあることから、それらに変わるヘルシーな代用品として、健康志向の人々から注目されつつあります。
♪マルタのお土産〜お酒編〜
食品に続いて、お土産の代表格といえばお酒も鉄板ですよね!マルタにもとっておきのアルコールがありますよ。
①日本ではお目にかかれない稀少な【マルタワイン】
イタリアワイン、フランスワインならともかく、マルタ産のワインなんて、おそらく日本ではお目にかかれないのではないでしょうか?しかし、マルタのワイン造りの歴史は古く、2,000以上も前にさかのぼるといわれています。そんな伝統と歴史あるマルタでとれたぶどうを使ったマルタワインもお土産には好適品です。
②変わったフレーバーに出会える【マルタリキュール】
キャロブシロップやサボテンシロップなど、一風変わったフレーバーが並ぶマルタのリキュール。ボトルサイズも大きいものから小さいものまで旅行者のニーズに応えるようなラインナップがあります。変わり種なお酒が好きな方へのお土産にどうぞ。
♪マルタのお土産〜雑貨編〜
マルタ島にはたくさんのイチオシ雑貨が勢揃い!定番のTシャツ、ポストカード、マグネットもいいですが、ここではワンランク上のマルタならではのアイテムをご紹介します!
①マルタの伝統工芸品といえば【マルタガラス】
マルタを代表する伝統工芸といえばマルタガラス。特に、古都・イムディーナで造られるイムディーナガラスは世界的に有名なベネチアングラスと並んで高品質との評価を受けるほど。ベネチアングラスよりも少しお安く買える点も◎。
●イムディーナガラス
シンプルな柄とデザインで、ガラス本来の美しさをいかした繊細で透明度の高いイムディーナガラス。特に、青く涼しげなデザインのものは、マルタの美しい海を連想させてくれます。
住所 Ta Qali Crafts Village, Ħ'Attard ATD 4000 マルタ
営業時間 1月〜5月の平日 9:00 - 16:30、土曜 9:00 - 15:00
6月〜12月の平日 8:30 - 17:00、土曜 9:00 - 15:00
工房見学 平日 9:00 - 16:30、土曜 9:00 - 正午
※祝祭日は営業日が変更の可能性あり
住所 Triq Inguanez, L-Imdina, マルタ
営業時間 1月〜2月 9:30 - 17:00
3月〜5月 9:30 - 18:00
6月 9:30 - 19:00
7月〜9月 9:30 - 22:00
10月〜12月 9:30 - 18:00
※祝祭日は営業日が変更の可能性あり
上記2店舗以外にもマルタ島内に何店舗かあります。
●バレッタガラス
濃い色が多く、複雑な配色でアシンメトリーなベネチアンガラスを連想させる力強い作品の多いバレッタガラスも魅力的。
②美しい刺繍の【マルタレース】
あまりイメージがないと思われますが、マルタではレース作りの伝統が根付いています。細い糸を駆使して繊細な柄を描き出すマルタレースは、それを作った職人とそのお土産を買った人の心のこもったお土産になること間違いなし。
③カラフルでインテリアにも○【手作り石鹸】
この見た目にも可愛い手作り石鹸も、マルタのお土産屋でちらほら見かけます。一つ3€〜€6ぐらいのプチプラなところも魅力。お気に入りの香りを見つけてみてくださいね。
④南国らしい鮮やかな色合いの【ハンドメイド陶器】
原色づかいが南国の雰囲気を醸し出しているハンドメイドの陶器もマルタに行ったらぜひ購入しておきたいアイテム。写真のはマグカップの取手部分に、スプーンを差して置けるようになっていて、機能的なデザインである点もポイント高し。
⑤高い保湿力の【ビーワックスクリーム】
大人気のゴゾハニーを使用したクリームも見逃せないアイテム。ジャムのような小瓶に入れられ、たいていゴゾハニーの横に一緒に置かれて売られているため、一見するとこれも食べ物と勘違いしてしまいそうですが、よく見るとラベルの部分に「Moisturises and protects dry skin」との文字が。乾燥で手荒れが気になる冬の季節、一つ試してみてはいかがでしょうか。
⑥マルタ出身のアーティストが手がける【マルタ雑貨】
センスのいいお土産を探している方には、マルタ出身のアーティスト、ステファニー・ボルグがプロデュースする素敵な日用雑貨はいかが。
マルタらしい鮮やかな色使いと文様の入ったマウスパッドやコースター、マルタ名物の「カラフルな出窓のある風景」をモチーフにしたマグカップなど、素敵なものばかりで思わずどれを買おうか迷ってしまいます。そしてこれらはマルタ国際空港のお土産ショップで手に入りますよ。
↑マルタ島のカラフルな出窓が並ぶストリート。夕暮れ時も美しい。
番外編:こんな「お菓子な」お土産もあるよ!
カラフルでリーズナブルなお菓子【ヌガー】
好き嫌いが分かれるヌガーというお菓子。要は、砂糖菓子の中にナッツなどが入ったもので、定番の白いものからカラフルなものまで様々なヌガーが揃います。スーパーでも手に入るのでバラマキ土産としてはいいかも。
クリスマスに食べるマルタ伝統菓子【ハニーリング】
元々は、クリスマス時期に食べられるマルタ伝統菓子だったのですが、今では一年中マルタのお土産としてスーパーなどでも売られています。ナツメヤシの実が練り込まれているのですが、この手の味は日本にはないので、食べにくさを感じる方が多いのではないでしょうか。味覚のストライクゾーンが広い友人がいたらぜひ買って帰って食べさせてみてください。
マルタおすすめのお土産ショップ
Ta' Qali Crafts Village
イムディーナ旧市街から市バスで5分ほどのところにある「Ta' Qali Crafts Village」。ビレッジ内には、イムディーナガラス、マルタレース、ハンドメイド陶器、ゴゾハニーなどの特産品、マルタの雑貨など、様々な専門店が軒を連ねています。ここは豊富な品揃えに加え、他よりも安く買えるのが魅力。
島内最大のイムディーナガラスのショップがあるのもここで、広いショップ内には工房もあり、職人さんたちが手際よく造っていく様子が近くで見れておもしろいです。また、店内には割引コーナーもあるので要チェック!イムディーナ観光の際にはぜひ立ち寄ってみてください。
マルタ国際空港(ルア空港)のお土産ショップ
マルタ唯一の国際空港「ルア空港(Luqa Airport)」。小さな空港だからといって侮れません。ちゃんと必要なものは揃っています。朝早くから開いているので、買い忘れたものがあった時にとても重宝します。お土産にもってこいのサイズ感で売られている商品も多く、お値段は高いですが気の利くショップです。
※何店舗かお土産を置いてるショップがありますが、一番大きいのはセキュリティを通過した後の免税ショップコーナーを抜けたあたりにあります。
青い海と世界遺産の街並みを堪能して
マルタのベストシーズンは6〜10月。今シーズンも、世界中から美しい景色を求めて多くの観光客がこの小さい島に押し寄せました。日本からの直行便はなく、日本人からの認知度もまだまだ低いマルタ共和国ですが、一生に一度は訪れる価値のある“とっておきの旅行先”であることは間違いないでしょう。マルタの特産品や伝統工芸を通して、マルタの魅力を感じ取ってみてください。
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