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Categoryマルタ

地中海に浮かぶマルタ島!観光やインスタ映えスポット10選を交通手段と供にきれいな写真を添えてお届け!

地中海の中央にあり、様々な文化が入り込みヨーロッパ各国の魅力や神秘的な雰囲気があるマルタ島!観光はもちろん爽快で刺激的なスカイレストランや、女子旅にもぴったりなインスタ映えで話題のコミノ島ブルーラグーンなど地中海の美しい絶景とマルタ島の観光を徹底解説!

この記事に登場する専門家

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ドイツ在住ライター

YUNA

ワーキングホリデーで渡独後、3年滞在して現地で出会った旦那さんと結婚し、現在は新米主婦です。趣味は旅行と写真で2〜3ヶ月に一度旅行するようにしています。ドイツも含め、特にヨーロッパが多いので旅情報に加え、映えスポットなどもお届けできたらと思います。

マルタ島について

こんにちは!新米主婦、ドイツ在住のライターYUNAです。私が旅行に行ったヨーロッパの中で、特に印象的だったマルタ島やコミノ島などインスタ映えスポットも含めて、徹底解説したいと思います!

引用:https://unsplash.com

マルタ共和国は地中海の中央にあり、アフリカ大陸にも近く無人島も含め5つの島からなっています。イタリア・イギリス・フランス・スペインなど様々な文化がまじりあい、歴史上の史跡など多く残されています。年間降水量が日本の三分の一程度で治安も良く、公用語には英語が用いられてるため、最近では日本や韓国などアジア圏内からのマルタ留学も人気になっています。また、ヨーロッパ圏内からの定番のバカンス先でもあります。

マルタ島・観光での交通手段

マルタ島では電車や地下鉄がないので、観光などの交通手段は バス・タクシーになります。

引用:https://unsplash.com

バス

マルタ島では交通手段が限られてるため、バスの路線がたくさんあります。おすすめはGoogle mapです!現在地から目的地を指定するとバスの停留所や路線番号が表示されるので簡単に検索することができます。


バス運営会社Malta Public Transportの公式ホームページからも検索することができます。※英語のみ

Malta Public Transport

バス運営会社公式ホームページ

www.publictransport.com.mt

1回:€2 約230円(6月中旬~10月上旬)それ以外は€1.5(約180円)

深夜:€3 約350円(時間帯の詳細は不明です)

1回券の支払いは乗車した際に行います。※現金のみ


支払いした際にレシートが渡されます。そこに記載されている日時から2時間以内であれば、乗り換えが可能です。


また、全路線のバスにWi-Fiが完備されています!


観光でバスを頻繁に利用するならExplore Cardがおすすめです!

引用:https://www.publictransport.com.mt

Explore Plus Card:€39(約4600円) ※画像左上

空港や様々なビーチへの直行便を含め公共交通機関で7日間乗り放題 +

バレッタフェリー2回・Hop-on bus乗り放題 or コミノ島ブルーラグーンツアー のどちらか選択)


Explore Card for Adults €21(約2400円) Children €15(約1700円)

7日間乗り放題 ※画像真ん中


12 Single Day Journeys Card €15(約1500円) ※画像右上

12回チケット。1回約€1.25(約150円)で乗車可能

友達や家族など複数人での利用も可能!

深夜に乗車する場合は、1回乗車するごとに2回分カウント


1回券以外の上記のカードは運転手から購入することができません。街中や空港にあるインフォメーションオフィスで購入できます。

注意

車しか交通手段がないため、渋滞が多くバスが時間通りに来ないことが多々あります。そもそもバスが来ないことも・・・。余裕を持って観光されることをおすすめします!!!

また、バスがきたら意思表示しないとそのまま通り過ぎてしまうことがあるのでご注意ください。

タクシー

引用:https://unsplash.com

タクシーの種類は2種類あります。


白タクシー:メーター制で道でひろって乗るタイプ

多くの白タクシーの場合メーター式ではあるものの、基本的には交渉制。英語は通じますが、ぼったくりも多々あるので黒タクシーをおすすめします!(経験済み・・・)


黒タクシー:固定料金で事前予約制

大手タクシー会社の中でも、ネット予約もできる ecabs(イーキャブス)というタクシー会社を紹介します。

ecabs(イーキャブス)アプリ有

Ecabs

タクシー会社公式ホームページ

www.ecabs.com.mt

クレジット決済ができ、24時間対応で指定の場所でピックアップしてくれます。重いキャリーバックを持っていたり気持ちいいサービスを受けた場合には、チップ10%程度が目安です。


空港から市内に行く場合は、到着ロを背にして左側の出口付近にタクシーステーションの受付カウンターがあります。目的地ごとに固定料金になっており、料金は先払いです。

中心地から空港へ行く際も観光地などの街中にタクシーステーションがあり、同様に固定料金で空港まで行くことができます。

バレッタ地区(Valletta)

引用:https://unsplash.com

マルタ共和国の首都であるバレッタ。実は首都が世界遺産になっています!メインストリートはリパブリックストリートという名称で、メインゲートからリパブリックストリートを真っすぐ島の先端、聖エルモ砦まで歩いて20分程度の小さな街です。リパブリックストリート付近にはカフェやレストランなどが集まっています。裏通りにはカフェやレストランなどのテラス席が並んでおり、夜の雰囲気も最高です!!そこでマルタワインを飲みながら雰囲気を楽しむのもいいですね!

①マルタ島・観光の定番!【聖ヨハネ大聖堂(St.John's cocathedral)】

聖ヨハネ大聖堂

まずはマルタ島の観光地で一番定番の聖ヨハネ大聖堂。1572年に騎士団長ジャン・ド・ラ・カシエールが、修道会教会堂として建設を命じ、1573年から1578年にかけてマルタ騎士団により建設されました。

引用:https://unsplash.com

中に入るとその豪華さに驚きます!!天井には騎士団の守護聖人、聖ヨハネの生涯の18場面が描かれており、本堂の側面には騎士団の出身ごとに分かれた8つの礼拝堂があります。身廊は長さ57m・幅15m・高さ19mで、床一面にある405人分の墓碑それぞれの騎士たちの功績や勝利と死のメッセージが記載されています。


大聖堂内の美術館ではローマで活躍した画家カラヴァッジョが残した作品がいくつかあり、聖ヨハネの斬首はその中でも有名でカラヴァッジョが流した血のサインが作品の右下にあります。

聖ヨハネ大聖堂の詳細情報

【営業時間】

月曜日~金曜日:9時30分~16時30分

(チケット受付は16時00分)

土曜日:9時30分~12時30分

(チケット受付12時00分まで)

日曜日と祝日は中に入れません。


【入場料】

大人(18歳~59歳):€10(約1200円)

シニア(60歳以上):€7.5(約900円)

学生:€7.5(約900円)

子供12歳以下は無料


※女性の肌の過度な露出や男性の半ズボンなどは入場できないので、ご注意ください。

②マルタ島の絶景と迫力のある大砲【アッパーバラッカガーデン(Upper Barracca Gardens)】

アッパーバラッカガーデン

マルタの絶景といえば!というぐらい人気のある観光スポットです。地元の方々にも古くから親しまれていて、グランドハーバーを見下ろすことができる公園です。また、人気のマルタの猫を発見できることでも有名です!

引用:https://unsplash.com

お昼12時と16時には公園内にある大砲が発射されます!結構迫力があり、大砲が発射される前後は混雑しますのでご注意ください。


また、展望台の右手の方にエレベーターがありハーバーに下りることができ、ウォーターフロント方面やスリーシティーズ方面への船乗り場に行くことができます。城塞を近くで眺めることもできるのでおすすめです!上る場合は、€1かかります。

アッパーバラッカガーデンの詳細情報

【営業時間】7時00分~22時00分

③歴史を感じることができる政府機関【騎士団長の宮殿(Grand Masters Palace)】

引用:https://unsplash.com

かつては聖ヨハネ騎士団の本部で、人気の観光地でありながら現在は大統領府や政府機関として使用されています。バレッタの街の中央にあり、武器や鎧など歴史ある貴重なものも展示されています。門の前にいる2人の警備の方は、30分置きに左右交代するそうです。

騎士団長の宮殿

天井画や大理石の床・兵器庫通路の廊下など宮殿らしい豪華さと同時に歴史の流れを感じるところも多くありました。騎士団長の宮殿は20分~30分程度で見学できる小さな宮殿ですが、有名なタペストリーの部屋など見どころがたくさんあります。※タペストリーの部屋は写真撮影ができません。

引用:https://unsplash.com

宮殿の中庭には、ネプチューンの像が飾られています。

騎士団長の宮殿・その他詳細情報

【営業時間】

月曜日~金曜日:10時00分~16時30分

土曜日・日曜日:9時00分~16時30分

(受付は16時00分まで)


【入場料】

大人(18歳~59歳):€10(約1200円)

ユース(12歳~17歳):€7.5(約900円)

シニア(60歳以上):€7.5(約900円)

小人(6歳~11歳):€5.5(約650円)

幼児(5歳以下):無料


入場料を購入すると、騎士団長の宮殿・軍事博物館・Muza国立美術館が見学できます。オーディオガイドは日本語対応していません。


※現在2019.8 工事中の箇所が多く見学できる部屋が限られているみたいなのでご注意ください。


現在でも政府機関として使用されているため、急遽見学不可になる場合があります。軍事博物館は見学可能です。


軍事博物館【営業時間】

月曜日~日曜日:9時00分~17時00分

(受付は16時30分まで)


【入場料】

大人(18歳~59歳):€6(約700円)

ユース(12歳~17歳):€4.5(約550円)

シニア(60歳以上):€4.5(約550円)

小人(6歳~11歳):€3(約350円)

幼児(5歳以下):無料

※この入場料は軍事博物館のみ


槍・銃などの武器や鎧の展示物はこちらで展示されています。

④おすすめの観光インスタ映えスポット【ポパイ村(Popeye Village)】

引用:https://unsplash.com

カラフルな街並みがたくさん並んでいるポパイ村!ポパイ村は1980年の映画『ポパイ』で使用されたセットで、現在はテーマパークとして公開されています。実際に映画に出演し、その映像をスクリーンで見ることができます!他にもショーやミュージカルなど様々なイベントが行われており、無料でワインが頂けたり、ボートに乗ることもできます。


おすすめのインスタ映えスポットは、ポパイ村を出て対岸のアンカーベイという場所です!!

ポパイ村

ポパイ村と海の透明度がすごくマッチしています!スマートフォンのノーマルカメラでも綺麗に写ると思います!色彩加工をすればさらに素敵な写真になるでしょう!!ポパイ村への再入場も可能です。高台で写真撮影してる方がちらほら見えるのですぐ見つけることができると思います!

ポパイ村の詳細情報

【営業時間】

4月~6月・9月~10月:9時30分~17時30分

7月~8月:9時30分~19時00分

11月~3月:9時30分~16時30分


【入場料】

6月・9月・10月

大人:€15(約1700円)

小人(3歳~12歳):€12(約1500円)


7月・8月

大人:€17(約2000円)

小人(3歳~12歳):€13.5(約1600円)


その他

大人:€11(約1300円)

小人(3歳~12歳):€9(約1000円)


ポパイ村は北西部に位置しています。バスを1回乗り換える必要がありますので現在地から事前に乗り換え場所や時刻表を確認してください。バレッタからは、バスで1時間前後です。


タクシーでバレッタからポパイ村に行く場合、黒タクシーで€28(約3300円)前後です。ルート検索で料金と所要時間が表示されるので、ご確認ください。

Ecabs

タクシー会社公式ホームページ

www.ecabs.com.mt

美しきイタリアの世界遺産!絶対に訪れたくなる5つの街をお届け!のサムネイル

美しきイタリアの世界遺産!絶対に訪れたくなる5つの街をお届け!

世界遺産保有数が最も多い国、イタリア共和国。ローマ・フィレンツェ・ベネチアなど有名な世界遺産の観光スポットからチンクエ・テッレなど穴場スポットまで!歴史あるイタリアの世界遺産5つの街をご紹介します!!

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⑤おすすめインスタスポット!バレッタのリパブリックストリートの裏通り

マルタ張り出し窓

バレッタのリパブリックストリートの裏通りにカラフルな張り出し窓が並んでいます。通りによってデザインや写真の写り方も違い、落ち着いた雰囲気なので穴場のインスタ映えスポットです!

⑥古都イムディーナ地区(Silent City Mdina)

引用:https://unsplash.com

ベレッタが築かれる前はイムディーナがマルタの首都でした。中世の面影がたくさん残っています。静寂の町と呼ばれているだけあって、バレッタとはまた違う雰囲気を楽しむことができます。また、インスタ映えスポットも多くあるので写真好きの方にもおすすめする地区です!

⑦マルタで最初の大聖堂!【聖パウロ大聖堂(The Catherdral)】

聖パウロ大聖堂

まずはイムディーナで定番の観光地!1702年に再建されたローマカトリック大聖堂です。聖パブリウスが自宅の跡地に建て、マルタで最初の聖堂といわれています。天井画やステンドグラスなどが豪華に装飾されており、歴史好きには魅力的な観光スポットです!

聖パウロ大聖堂の詳細情報

【営業時間】

月曜日~土曜日:9時30分~16時45分

日曜日:15時00分~16時45分


【入場料】

大人:€5(約600円)

小人:€3(約350円)

このチケットで博物館の見学も可能です。

おすすめの観光インスタ映えスポット

イムディーナは城壁に囲まれた町で町の建物などの色彩が統一されており、正直どこを撮ってもインスタ映えします!!

引用:https://unsplash.com

統一された建物の中でカラフルな植物や張り出し窓が多くみられ、イムディーナのメインゲートも写真スポットとして人気です!おすすめはメインゲートから旧市街の中心地に歩いて近づいていくとカラフルな張り出し窓が見えてきます!途中の裏通りも隠れスポットになっていますので色々散策してみてください!

⑧スカイレストラン(Dinner in the sky Malta)

引用:https://dinnerintheskymalta.com

テレビで見たことある方も多いと思いますが、ベルギー発祥のスカイレストランがマルタ島にも存在します!クレーンにつられ、地上40mの高さでコース料理をいただく爽快で刺激的なレストランです。

マルタスカイレストラン

これは座席への案内待ちに撮った写真で、本当に普通のクレーンです!座席に案内されるとウェルカムドリンクがあり、回転式ジェットコースターと同様の安全ベルトをしっかり装着します。アップテンポの音楽が流れ、全員で手拍子しながら上に上がっていきます!

マルタスカイレストラン

ゴンドラにキッチンも備えられており、空中でシーフードやお肉などのコース料理が目の前で調理されます!コース料理はネット予約の際に選択できます。またアルコールなどのドリンクは飲み放題です!食後は、座席をリクライニングにできます。ちなみに私は怖くてできませんでした!!バレッタの綺麗な夕日や夜景を見ながら空中で優雅な食事はいかがですか?

スカイレストランの詳細情報

【営業時間】

月曜日~木曜日:定休日

金曜日~日曜日:19時00分スタート or 21時30分スタート

(19時00分スタートは夕日を眺めながら食事・21時30分スタートはバレッタの夜景を眺めながら食事になります)


【料金】

コース料理(メイン選択可・飲み放題):1人€135(約1600円)

その他シャンパン飲み放題や料理の追加など、オプションあり。


※スカイレストランに到着すると最初に誓約書にサインします。英語のみ


公式ホームページから予約できます。

Dinner In The Sky Malta

公式ホームぺージ

dinnerintheskymalta.com

⑨コミノ島

コミノ島の海

コミノ島はマルタ島から船で20分のところに位置する小さな島です。コミノ島には定住人口が4人しかおらず、宿泊施設は1件です。そんなコミノ島には素晴らしいのブルーラグーンが存在します!!画像は船がコミノ島に到着した時の海水浴ゾーンの写真です。

(iPhoneのノーマルカメラで撮影・無加工)

⑩衝撃の美しさ!【ブルーラグーン(Blue Lagoon)】

コミノ島の海

船を降り、海水浴ゾーンを抜けると衝撃的な透明度の海が広がっています!!海水浴ゾーンの上にある丘からiPhoneのポートレートで撮影しました!これがよくパンフレットなどで見る船が浮いているように見えるブルーラグーンです!透明度がすごいので船の下に影ができ浮いているように見えます!海水浴はもちろん、マリンスポーツや食べ物の屋台などがならんでおり、島を歩いて散策することもできます。可愛いパイナップルやデザートなど雰囲気に合ったインスタ映えするフードも充実しています!

コミノ島の詳細情報

マルタセントジュリアン

コミノ島までの船は、マルタ島北部にあるチェルケウア(Cirkewwa)から出ています。いくつか船の会社はありますが、ネット予約もできる Comino Ferriesという会社をご紹介します!

Comino Ferries Co-Op Ltd.

Comino Ferries公式ホームページ

www.cominoferries.com

ネット予約をすると割引があります。


【料金】

往復:€13(約1500円)

当日に船乗り場での購入も可能です。30分に1本の船が出ているので、人が多い夏のシーズンでも当日券は購入できるみたいですが、ご心配の方はネット予約をおすすめします!


コミノ島に行く途中、運が良ければコミノ島付近の青の洞門にも寄り道してくれます!インスタ映えスポットなので、シャッターチャンスをお見逃しなく!!

マルタ島の観光・インスタ映えのまとめ

ヨーロッパ圏内の旅行で特に印象に残った、マルタ島のおすすめ観光スポットとインスタ映えスポットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?


日本からのヨーロッパ旅行では、イタリア・フランス・スペインなどが定番ですが、中世の面影が残るヨーロッパの小さな島、マルタ島もたくさん見どころがあり、少々書きたいことが多くなってしまいました・・・!マルタ島は色彩も統一感もあり、町自体がインスタ映えなので女子旅や写真好きの方にも是非おすすめします!


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