ヨルダンの在住主婦がおすすめするお土産を厳選！アラブ色が強いお菓子・雑貨を紹介します！

マルハバ〜ヨルダン在住の比奈です！

今回は、ヨルダンで手に入るアラブのお土産をご紹介しようと思います。

日本にありそうでなかなか出会えない雑貨、禁断の甘さが心地よいお菓子、どどんと何でも一度に手に入るスーパーのお土産など、お手頃価格のお土産、在住者だからこそ知っているお土産を、皆様にご紹介します。

12月中旬現在、1JD(ヨルダンディーナール)、約155円です。

観光地お土産によくあるポピュラーなお土産から、アラブのアーティストが繰り出す意外な雑貨、難民支援に結びつく品物、自分へのご褒美といえるコスメ美容品まで揃うヨルダンの雑貨を、詳しくご紹介していきま〜す。

先ずは、アンマンのダウンタウン。観光客目当てのお土産屋さんが、歩道にまで溢れ出すほどに土産物を並べています。

自然の砂の色を匠に使い、中東らしい景色や文字を表しているサンドボトル。

その場で名前や言葉を入れてくれるサービスがあるお店もあります。

値段は、大きさや地域によって変わります。

写真のサンドボトルは、2JD〜7JD(約310円〜1080円)でした。

最近ありがちな、観光地マグネットのまとめ売り。

細かいばらまき土産にいいですね。

こうして、値段が表記されていると、なんとなく安心ですが、お店によっては、値段が書いておらず、値段を聞くと、客を見て値段を決めたりします。

そんな時は、値段交渉をしましょう。

私の感覚では、最近は、昔ほどぼったくるお店は減ったように思います。

30年前などは、平気で5倍10倍の値段を言ってきて、もう、値段交渉にヘトヘトになりました。

ストリートビューを覗くと、道沿いにズラーっとお店が並んでいることが分かります！こちらはお土産の宝庫です！

観光客だけでなく、何故か現地人も買い物をしているお土産屋さんが、チェーン展開しているアフガニ。

特別安い訳ではないですが、値段がはっきりしているので安心してお買い物ができます。

パレスチナ刺繍とは、クロスステッチで様々な模様が描かれ、その模様一つひとつに意味があると言われています。家にいることが多かったアラブの女性たちが生み出した素晴らしい伝統芸術だといえるでしょう。

パレスチナ刺繍が施されたクッションカバー。

手刺繍は、18JD(約2780円)。

遠目にはわかりませんが、近くで見ると、機械とハンドメイドの違いがよくわかります。

同じハンドメイドでも、上手い下手があり奥が深いです。

こちらは機械刺繍で、9JD(約1390円)。

ハンドメイドは、どうしても高価になるので、雰囲気だけは外せない、でもお安く！というなら機械刺繍でOK。

他にも、刺繍が施されたストールや小物などもあります。

アフガニでは、ヨルダン国内に陶器を作る工場を持っており、そこで作っているそうです。

中には、パレスチナで作っている物もあります。

素朴で温かみのある、優しい雰囲気が漂う陶器です。

難点は、欠けやすいこと。しっかりパッキングしてお土産にしてください。

ミニチュアウード(アラブの楽器)が可愛いですね。

こちらは、我が家一押しのお土産です。

ヨルダンの観光地の写真がたくさんありながらも、ちゃんとトランプとしても使えます。

5JD(約770円)

ここのお店でもう一つ素敵なお土産として紹介するのが、アラビア文字で名前を彫刻してくれるサービス。

スウェフィーエにあるアフガニのカウンターで、書いてもらいたいアルファベット(名前や言葉)をローマ字で伝えると、アラビア文字にしてペンダントやキーホルダーにしてもらえます。

値段は、素材や大きさにより変わります。

上の写真のペンダントは、25JD(約3860円)でした。

オーダーしてから、早い時は数日で出来上がりますが、曜日、時期によりもう少し日数がかかる場合があります。

Alafghani oriental gifts

年中無休、10:00〜21:00

金曜日のみ、13:30〜20:30

スウェフィーエ地区

ここからは、今までのヨルダン土産とは一味も二味も違う雑貨を紹介します。

主に、パレスチナをテーマに様々な作品を作っています。

大量生産ではなさそうなので、一期一会で素敵なお土産をゲットしてください。

上の写真のネックレスは、友人が買ったお土産ですが、写真を一目見て惚れ惚れしました。

描かれている文字は、キナーフェ。($25 約2730円)

後で出てくるアラブスイーツの呼称です。

こんなにお洒落に表現するとは。ヨルダンも変わりました。

サイトは、英語になりますが、貼っておきますね。

Watan Studio

営業時間:水曜日、金曜日、土曜日、日曜日、正午〜20:00(営業時間が変わる場合があります)

月曜日、火曜日、木曜日、休み

林芽衣(ハヤシ　メイ)さんは、シリアからの難民の女性や、ヨルダンの貧困層の女性たちに、仕事をして収入を得る機会を提供するという形での、就労と収入の支援をされています

大きめのバッグも、お洒落な作りのデザインばかりです。

駐在妻の方々も、芽衣さんの作品が大好きです。

どの商品も、作りは綺麗で、使い心地のよいデザインです。

トライバロジーの商品について興味のある方は、お気兼ねなく、こちらへご連絡してみてください。

tribalogyproducts@gmail.com

店舗はありませんが、小物などは、アンマンのスウェフィーエ地区にある、foron Rexというパン屋さんに少し置いてあります。

ここのパンは、小麦粉からこだわって作っておられるので、観光の途中で寄って、休憩するのもいいですね。(パンが売り切れ次第閉店します。)

ForonRex

営業時間:火曜日〜日曜日、6:30〜15:00(パンが売り切れ次第閉店)

月曜日は、お休みです。

アラブ人は、香りにはこだわりがあるようで、あちこちで、アロマオイルが売られています。

スウェフィーエ地区にあるMatouk Millsでは、パキスタン製、ヨルダン製、トルコ製などが、1JD(約155円)〜5JD(約772円)ほどで売られています。

奥には、オリーブ石鹸やナチュラルハンドソープなどもあります。

スーパーへ行く時間がない時は、ここでハーブティーやスパイスをまとめて買うこともできます。

Matouk Mills (Ali Nassouh At-Taher St. 21, Amman)

営業時間:年中無休、8:00〜23:00。金曜日のみ9:00〜20:00。

こちらも、スウェフィーエ地区にあります。

かなり前から、名前を聞いて知ってはいましたが、つい最近行く機会があり、次回の私のお土産はここから買う！と決めたお店が「Trinitae」。

ソープハウスとも呼ばれ、ヨルダン在住の外国人も御用達のようです。

かかとのガサガサをなんとかしたくて、このfoot soapを買いました。

使った感想は、続けたらガサガサが無くなるかも...それより、バスルームが良い香りで満たされるので、それだけで幸せ気分になれました。

foot soap3JD(約460)。

こちらは、死海の塩のバスソルト。蓋を開けると、薔薇の香りが素晴らしかったです。

死海のミネラル入りマッサージスクラブクリームなどもあります。

アンマンでは、シティーモールとタージモールにもショップがあります。

ネット販売もあります。

実は、このお店、ドイツと日本の福岡にだけ支店があるので、日本でも買うことができます。

お値段は、ここで買う方が安いです。

Soap House - Trinitae، Rainbow St. 8b, Amman

営業時間:年中無休、9:00〜19:00、金曜日のみ11:00〜18:00。

ヨルダンは、イスラム教の国なので、酒屋が少ない分、スイーツ屋がたくさんあります。

空港にもある有名なザラティモや、ハビーバ、辺りが多いですが、ここでは、最近メキメキ伸びているナフィーサをご紹介します。

ナフィーサ(Nafisa نفيسة)のキナーフェは、カシューナッツが振りかけられています。

キナーフェは、すぐに食べた方が良いので、お土産にはできませんが、できれば、温かいキナーフェをその場で食べてみてください。

旅行の疲れを癒してくれる、甘いチーズ入りのお菓子です。

お土産にするなら、これ。

いろんなタイプのアラブ菓子を味わうことができます。

基本、500gか1kgの箱入りです。

Nafeesa Sweets Seventh Circle نفيسة

営業時間:年中無休、10:00〜26:00

シャアブ　ألشعب は、量り売りの豆屋さん

おすすめは、スモークのミックスナッツ。

値段がいろいろありますが、一番値段の高いミックスナッツが大粒で美味しいです。

上の写真のナッツは、中粒のスモークナッツです。1kg 8.5JD(約1300円)の物です。

アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、ピーナッツがミックスされています。

以前、日本に住むヨルダン人の方にお土産として持って行ったら、とても喜ばれました。

私のおすすめは、いかにも健康に良さそうな、ドライフルーツとナチュラルナッツのミックス。1kg11JD前後(約1700円)だったと思います。

これをパウンドケーキの具に使うと、とてもリッチなパウンドケーキになります。

地図のシャアブは、私がいつも行っているお店です。量り売りなので、少量からでも買うことができます。

Al Shaeb Nuts :Milbes Complex, Al Madinah Al Munawarah St 233, Amman

営業時間:年中無休、8:00〜26:00

デーツ(棗椰子)は、こちらではタメルと呼ばれ、アラブだけでなく、世界中で注目されています。ビタミン、ミネラル、鉄分、食物繊維などが含まれているので、スーパーフードと呼ばれています。

日本へ行くときに、お土産としてリクエストされる食べ物が、タメル(棗椰子の実、デーツ)です。カロリーは高いですが、身体に優しく栄養補給できる点が良いですね。

私が好きなタメルのタイプは、上の写真の一番手前にあるような、大粒の柔らかめのタメルです。日本の干し柿を思い出させてくれます。

値段はピンキリで、近所の八百屋では、1kg5.5JD(約850円)でした。

ヨルダンでは、様々なドライフルーツが売られていますが、私が好きなのは、ドライイチジク！

中には硬めの干しイチジクがありますが、柔らかい方が美味しいと思います。

私の実家の母は、帰国時のお土産に、オリーブオイルと干しイチジクをリクエストしてきます。

両方とも身体に良い食べ物ですね。

短期の旅行で、お土産を買う時間が足りない時は、迷わず大型スーパーへ！

ここでは、お手頃価格のCity Mallの「カルフール」と、ちょっと高級な「Cozmo」をご紹介します。

シティーモールのカルフールは、規模が大きいので、商品の量も種類も豊富です。

オリーブオイルも、小さな瓶から大きな缶まで揃っています。

ちょっと変わったお土産も面白いかも。

お手軽に、アラブ料理(これはビリヤニ)を作ることができるミックススパイス。

0.85JD(約131円)

どこの国にもあるRays、アラビア語版。

うちの長男が一時期ハマった、ヨーグルト&ハーブ味。中袋0.6JD(約90円)前後です。

ザクロシロップ。

サラダにかけると、甘酸っぱくフルーティーになります。

Carrefour (City Mall内)

営業時間:年中無休、9:00〜24:00(スーパーのみ)

コズモには、普通のスーパーにある物から、普通のスーパーには無いような、外国の商品がたくさんあります。

ここでは、スーパーにもある、死海の美容品をご紹介します。

死海の泥パック。3JD〜(約460円〜)。

バスソルトやクリーム、パックなどの美容品。

死海のミネラル入り石鹸。3.25JD(約500円)。

上の写真は、オリーブ石鹸です。2JD(約309円)の物。

アレッポ(シリア第二の都市)石鹸となっています。

こちらは、どこででも見かけるパレスチナのナブルス石鹸。

この石鹸も、オリーブから作られています。

何故か、ダチョウマークとラクダマークの二種類があります。

値段は同じで、0.5JD(約80円)。

Cozmo (Airport Rd.近く)

営業時間:年中無休、7:00〜25:00(スーパーのみ)。

最後に、小型のスーパーでも手に入る、食品やお菓子などのヨルダン土産を紹介します。

どこでも手に入るローズウォーター。

料理やお菓子作りに使いますが、私はたまに、化粧水としても使います。

写真のローズウォーターは、0.5JD(約80円)。

ハーブティーは、様々な種類があります。

このシリーズは、ティーバック状で個包装になっているので、ちょっとしたお土産にすることができます。

しかも、軽い！(これ、お土産では結構重要なポイント！)。

一箱1.5JD(約230円)。

このオリーブ石鹸もパレスチナのナブルス石鹸。

こちらは、重みが出てしまいますが、アラブなお土産としては、雰囲気が出ていますね。

写真の石鹸は、ラクダマークですが、よく似たダチョウマークもあります。

パッケージが違うと、値段が変わります。

写真のような、クシャッと紙に包まれている物は、0.5JD(80円)です。

ご紹介しようかどうか迷いましたが、美味しいので写真を載せておきます。

全ての商店やスーパーには無いのですが、このシリーズのアラブ菓子が、奇跡的に美味しいのです。

しかも、値段も手頃(1個0.35JD約54円前後)。写真には写っていませんが、デーツ入りの物もあります。

もしも、旅行中に見かけたら、即買いをおすすめします。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

いかがでしたか？

調べてわかった、ヨルダン人(アラブ人)、むっちゃ働く！

信じられない開店閉店時間ですが、祝日や金曜日には、変更になっている可能性があります。

私が庶民なので、庶民派お土産のご紹介でしたが、ここには書ききれないほど、まだまだ素敵で不思議なお土産が、ヨルダンにはあります。

それらの、ここでは紹介できなかったお土産は、是非、ヨルダンにお越しいただき、直接、ご自身で発見してみてくださいね。

最近多忙を極め、ブログの更新が滞っていますが、まだまだ書き続けます！

『猫とヨルダン生活』

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