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スウェーデン

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スウェーデンに移住をする前に知ってほしい魅力や仕事事情・方法を在住者が体験談と紹介!

2020.02.06

北欧デザインが素敵で、福利厚生がしっかりしている、幸せの国・スウェーデンに移住してみたい方必見!移住を考える前にぜひ知ってほしいスウェーデンの情報と、移住方法などを現地在住者がご紹介します。日本の番組では紹介されない内容が盛りだくさんですよ!

この記事に登場する専門家

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スウェーデン在住ライター

Maddy

西洋史とマヤ文明を学んだ大学時代を経て、バックパックと共に旅をした国は30カ国以上!現在はスウェーデン在住、たまにバンコク。歴史オタクと現地在住の知識を活用し、活きた旅情報をお伝えします!

  1. スウェーデンに移住したい
  2. わたしがスウェーデン移住を決めた理由
  3. スウェーデンに移住、その魅力とは?
  4. スウェーデン移住後に感じた大変だったこと!
  5. スウェーデン移住後に楽しめるスウェーデンの文化
  6. スウェーデンに移住した後の自分のコミュニティの作り方
  7. スウェーデンに移住する後に難しいのは仕事探しとアパート探し?
  8. スウェーデンに移住する方法は4つ
  9. 居住許可が降りるまではかなり待たされる!?
  10. 居住許可を取得するために必須のスキルってあるの?
  11. スウェーデンに移住するためには言語習得は必須?
  12. スウェーデンに移住したいけれど治安ってどうなの?
  13. スウェーデンは今後どうなっていくのだろう?
  14. スウェーデンに引っ越して新しい世界を見てみよう!

こんにちは!バックパッカー旅を経験後、スウェーデンに移住して暮らしているMaddy(Instagram更新中!)です。最近スウェーデンへの注目が高まり、スウェーデンで移住をしてみたいという日本人の方が増えてきました。そんなみなさまへ、スウェーデン移住の方法やおすすめポイント、知っておくべき現状をまとめてみました。

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筆者は結婚を機にスウェーデンへ移住を決意しました。スウェーデンについての知識は実は全くなかったので、毎回スウェーデンに遊びに行くたびに新しいことを学び、スウェーデンの良さや難しいところを徐々に知ることとなりました。ちなみに、スウェーデンで出会った日本人移住者の移住理由で一番多いのは【パートナーと住むため】で、次に【留学のため】、最後に【就労のため】です!

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スウェーデン移住の大きな魅力は【男女平等社会で誰もが働きやすい社会】【福利厚生がしっかりとした社会】【スローライフ】ではないでしょうか!実際に筆者も移住後、スウェーデンの男女平等、個人主義、そしてのんびりとした時間の流れのおかげでストレスフリーな生活をしています。

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個人的に【スウェーデンの冬の日照時間の少なさ】に対応するのに苦労しました!スウェーデンの冬は雨や曇り、北部では雪が降ったりと晴れの日が少なく、また朝の9時頃に明るくなり、16時頃には暗くなるという状況が12月〜3月頃まで続きます。上の写真も1月はじめの16時過ぎに撮りました。スウェーデンでは【冬季鬱】というものがあり、日照量が少なくなると気分が落ち込んだり、過食・日中の眠気の増えたりとさまざまな症状が出ます。何事もやる気が起きず、毎日どんよりした天気が続き気持ちが落ち込む…まさか太陽や天気がこんなに体に重要だったとは!日本にいた時は全く気にしなかったことだったのでこれを克服するのが大変でした。

また、病院に行くのも実は一苦労なんです。18歳未満は歯科代を含む医療費が無料で、18歳以上は年間1100krが最低自己負担上限額です。よくスウェーデンは病院が無料なのでしょう?と言われますが大人は無料じゃないんですね。また、病院は症状が重篤な人を優先に診察しますので、例えば風邪くらいでは病院にすぐかかることができません!みんな、インフルエンザぐらいじゃ病院に行きません。

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天気が良ければ必ず外に出て日光を楽しみ、外が暗くなれば屋内でのんびり過ごす。夏は湖のほとりでピクニックをしてそのまま湖で泳いだり、冬は雪遊びをしたり。自然と共存し、自然を使って遊ぶのがスウェーデンの素敵な文化だと感じます。また、【フィーカ】といって家族や友達、同僚などとコーヒーやお茶を飲んでお菓子を食べながら談笑をする休憩の文化もとてもおすすめです。

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スウェーデン人はみな比較的シャイだったり、仲良くなるのに少し時間がかかるような気がします。私のスウェーデン人の友人たちも、自分たちは新しい人と仲良くなるのが苦手な性格だね、といいます。そんな彼らのコミュニティに入って行くのは他の国から来た移民の悩みの種です。

そんなシャイなスウェーデン人ですが何か共通の趣味があるとグッと距離が近くなりますよ!筆者も実際、もともとやっていたスポーツを習いに行き、そこで誰かの助けを使ってではなく、自分1人で友達を増やすことができ、それがスウェーデンで暮らす自信に繋がりました。スウェーデン人は英語が話せるので、きっかけさえあればコミュニケーションは取りやすいです!

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スウェーデンで次に大変だなぁと感じることは仕事探しと住まい探し!仕事に関しては基本的にスウェーデン語必須、という案件ばかりです。スウェーデン人はみんな英語がネイティブレベルなので英語だけでは仕事を見つけることは大変困難です。


言語を問わない仕事もありますが条件が悪いブラック企業に当たることがありますのでご注意を!また、日本で持っている資格がそのまま使えないことが多く、改めて専門の学校、大学に通う必要があります。それらに通うためにはまずスウェーデン語と高校卒業認定も受けねばならず、全て終えるまでに5年以上かかることも!ですのでスウェーデンで資格を取得して働くのを目指す場合は計画的に考えましょうね。

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アパートなどの住居探しですが、不動産屋を通してアパートの内見をするのには基本順番待ちが必要で、地域によってはその順番がポイント制(今までの納税)で決まることもあるので移住者には部屋探しに一苦労することも。Blocketというウェブサイトを利用して空き部屋を探す方法もありますがスウェーデン語もしくは英語が話せることが必須です!

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現在スウェーデンに移住、生活するために利用できる方法は以下4つです。

1.シェンゲンビザ(渡航ビザ)

日本人はシェンゲン協定に加盟している国90日以内滞在する場合、ビザの申請は不要です。これを一般的にシェンゲンビザおよび渡航ビザと呼びます。


2.婚姻や同棲のための居住許可

サンボビザという名前でも知られていますが正式名称は【居住許可】です。91日以上の滞在を予定して、かつスウェーデン永住権所持者と婚姻、または事実婚の状態にある場合居住許可を申請できます。


3.留学のための居住許可

スウェーデンに91日以上滞在し、かつ学校に行く場合に取得できます。滞在中の生活費を支払うことが可能である証明が必要となってきます。目安は月8000krほど(約96000円)だそうです!


4.就労のための居住許可

スウェーデンに91日以上滞在し、かつスウェーデンの雇用主のもとで就労する場合に取得が必要になります。スウェーデン雇用主からのオファー書類が必要で、かつ毎月13000kr(約156000円)以上(あくまで目安、詳しくは移民局に要確認)を最低収入として証明する必要があります。

2019年にスウェーデンと日本がワーキングホリデーの協定を結びましたがまだ詳細の発表および受付は開始されていません。今後の動きに注目ですね!

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ここ、とっても重要です。申請する居住許可の内容によっては結果ができるまでに非常に時間がかかります!近年の難民大量移入の影響でスウェーデン移民局は非常に圧迫されており、居住許可が降りるまで非常に時間がかかる状態です。2020年1月現在、調べたところ婚姻のための居住許可を、はじめて申請する場合12ヶ月から16ヶ月かかる状況です。最低でも12ヶ月といったところでしょうか。就労のための居住許可は半年程度、留学のための居住許可は2〜3ヶ月という結果です。申請者によって色んな状況があると思いますので詳しくはこちらの移民局のウェブサイト(英語版)でどのくらいの期間かかるか調べることができます!

知り合いも一年以上待っていた、という人がざらですので、仕事を辞める時期やその他日本で必要になる手続きのタイミングを見計らいながら居住許可の申請の計画しましょう。

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他国に長期滞在をするためにはその国の母国語の語学力をチェックする、など厳しい審査が必要となる場合があります。ですがスウェーデンはとても寛容で、居住許可を取得する際の語学力のチェックはありません。居住許可取得のために、特別なスキルは不要です

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スウェーデンの公用語はスウェーデン語です。ですが、スウェーデン人のほとんどが非常に流暢な英語を話すので正直なところある程度の生活であれば英語があればなんとかなります。ただし、現地で長期で生活する、または仕事を探す場合はスウェーデン語が必須となります。居住許可を申請する時点では上記で紹介した通りスウェーデン語は話せなくていいのですが、移住後は無料のスウェーデン語学校がありますのでそちらで勉強しましょう!

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スウェーデンは比較的安全です。中東やアフリカからの難民大量移入が始まって、テロが起きた時期もありましたが現在は安定しています。といっても日本よりは軽犯罪、性犯罪事件が多いので十分に気をつけましょう!

ストックホルム、ヨーテボリ、マルモという順で大きい都市があるのですが、特段注意が必要な都市はマルモです。爆発事件や発砲での殺人事件が頻繁に発生しているので、夜の一人歩きは避けたり、過去事件が起きたエリアなどには近づかないようにしましょう。エリアにについては街のインフォメーションで聞いて常に新しい情報を取り入れましょう!

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スウェーデンの今後の展望についてです。スウェーデンは第一次世界大戦〜1990年代にかけて東ヨーロッパから大量の移民を受け入れ、労働人口を増やし、国が成り立ってきました。その時の移民はほぼヨーロッパからだったのでそこまで衝突は起きなかったのですが、2015年以降に大量移入してきた中東、アフリカの難民・移民はヨーロッパとは違う文化背景を持った人々で、スウェーデン市民の中でもそれに対し拒否を示している人が実は多く、それは最近行われた議会の総選挙でも如実に現れていて、【反移民】を掲げる極右の政党が第3政党になるほど国民から支持を得ました。

大量の異文化の移民を受け入れたことで移民の失業率の悪化、文化の衝突、さらには財政悪化も彼らのせいだ、と主張する人も存在しているのが現実です。スウェーデン人と異文化を持つ移民の共存、両者が歩み寄ることが今後の課題となっています。

日本ではスウェーデンの美しい自然、スローライフや福利厚生の充実などばかりにフォーカスされ、スウェーデンは完璧な国であるような内容の情報を多く目にしますが、スウェーデンに移住される前に、必ず移民・難民問題についても知っていただきたいと思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございます!スウェーデンは自然が身近に感じることができ、のんびりとした暮らしを楽しめるなどのメリット、そしてスウェーデンの現状とデメリットを知った上で移住を考えてみてくださいね。筆者の個人的な意見としては、まずは3ヶ月ほど、スウェーデンでの冬の滞在をしてみることをお勧めします!