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陽光と海を楽しむアワイチサイクリング!淡路島時計回りのコースをレポート!
淡路島は、瀬戸内海に浮かぶ一周150㎞の島。サイクリング用レーンが整備されたり、自治体がサイクリングマップを発行したりと、サイクリングに力を入れています。レンタサイクルや補給地点も多く、初心者にも走りやすい道。淡路島を実際に走ってきたのでレポートします!
この記事に登場する専門家
冒険と登山が好きな自転車乗り
うなお丸
淡路島サイクリングの日帰りコースを紹介!
こんにちは!うなお丸です。
今回は、淡路島を自転車で一周する道を紹介します。
淡路島は兵庫県にある島で、一周150kmの小さな島として知られています。
ビワイチ(琵琶湖一周)よりも距離としては短いのですが、アップダウンに富んだコースが特徴です。
相棒は、GIANTのグレイトジャーニー。長時間自転車をこぐことに特化したデザインとなっていて、ロードバイクに比べると少し重めの14㎏です。
淡路島は日帰りでサイクリング可能
アワイチの特徴として、ロードやクロスバイクなどであれば、頑張れば、日帰りで走れます。
朝一番に出発、もしくは夜中の時間帯に出発すれば、夕方にはスタートラインへ戻ることができます。
数多くの人が、体力をつけたり、トレーニングのために走っているのも特徴と言えます。
淡路島サイクリングコースは景色がきれい
琵琶湖も確かに綺麗ですし、関西には整備された他にもサイクリングロードがあります。が、アワイチの特徴としては、なんといっても自分の行く先々の左側に(時計回りの場合)ほぼ常に海があること。
そのため、疲れても、海を見ながら走るので爽快な気分を味わえるのがおすすめポイントです。
サイクリングのおすすめは時計回りルート
おすすめは、時計回りのルートです。
午前中に東海岸を南下し、午後は西海岸を北上します。
標識などが非常に見やすいです。
走っている大半の人が時計回りでもあります。
序盤に坂エリアにいかねばならないことがデメリットとしてあげられますが、ラストに行くに連れて平坦な道が増える方のが、体力的に考えても走りやすいと言えます。
また、御前に東、午後に西だと、陽の光が大変にきれい。
夜中に出ると朝日を見ることができます。
日中の太陽が海に反射する姿、そして、夕方頃の幻想的な太陽の姿も見ることができるため、走っていて自然の風景を楽しむことができるルートなのです。
淡路島サイクリングに挑戦した時期
挑戦した時期は3月でした。
3月と言うことで、日中は大変に暑かったのですが、朝と夕暮れ時は肌寒くなりました。
休憩すると一気に汗が冷えるので、着替えやジャケットなど、衣類をしっかりと持っていきました。
スタートポイントは淡路島の岩屋港
アワイチのスタートに最もいいのは、車で来た場合は岩屋、もしくは淡路IC付近。
自転車でフェリーに乗り込んだ場合も岩屋となるかと思います。
私は早朝に淡路島に車で渡り、岩屋港へおりました。
カレーを食べて、体を温めました。
岩屋港をスタートし、岩屋港へ戻ってくるルートで1日で走破することを目指して7時に出発。
岩屋の海岸沿いで写真を撮り、準備をしてからスタートとなりました。
午前中に半分、そして残りの半分を午後に、と考えていたので、時間配分などは大まかにだけ決めておき、スタート。
サイクリングマップでコンビニなども確認しておいて、時々それらで休憩しつつ、、しっかりと一周することにしました。
淡路島サイクリングマップはこちら
岩屋港の詳細情報
午前中は平たんな東海岸をサイクリング
最初は平坦な海岸沿いを進みます。
下りもあるので、比較的に楽なルートを進むこととなります。
岩屋から、淡路市を抜けて洲本を目指し、28号線を走っていきます。
洲本までの道は比較的交通量も多いですが、自転車専用レーンがあるほか、車側も自転車乗りの人が多いことを理解しているので、安全に走ることができます。
また、この区間は自動販売機など補給箇所も多いので、比較的精神的に余裕を持った状態で進むことができます。
東海岸沿いの道、岩屋から由良間は比較的道のアップダウンも存在しません。
よってここは距離をひたすら稼ぐ区間となります。
海風を受ける区間となりますが、下り坂と平坦な道を繰り返す形となるので、体力的にはあまり削られずにすみました。
釜口名物の観音様。
個人の建てたものだと知って驚きました。
8:45に洲本市入り。涼しくて走りやすい道でした。
しばらく走れば市街地に出ます。
岩屋からは30㎞くらいで、まだあまり疲れていませんでした。
道沿いにコンビニ多し
洲本市の中心部までは、ローソンやファミリーマート、セブンイレブンなどのコンビニが多くあります。
スタンドがないお店もありますが、ちょっと補給するなら便利。
コンビニでの補給やトイレできれば洲本に出る前にするようにしましょう。
由良地区から福良地区まではかなりの坂が続き、コンビニが無い区間が続きます。
洲本温泉の看板。
この辺はホテルやスーパーが固まっていました。
左手には海水浴場もあります。
洲本の先は坂道をサイクリングするかどうかを考えて
由良地区に入る前には必ずマップをチェックしておきましょう。
由良地区から南に行くと、坂道の多いエリア。
ここで体力を持っていかれるのです。
ここに挑戦するか、体力や時間的にショートカットをするかを選べます。
ショートカットするなら、28号線をそのまま走り、海岸を離れて福良に向かいます。
体力的に行けそうなら海岸沿いに76号線を走る道を選びましょう。
由良で一休みしよう
坂道を登る手前、由良で一度休憩をしっかりと取り、坂道に挑みます。
由良には公衆トイレもあります。そのあとは20㎞くらい、公衆トイレの無い道。
立川水仙郷までの坂道が大変な道であることもあり、一度、体力を回復させておきました。
きつい坂が点在する淡路島の南海岸
いくつもの坂がサイクリングの行く手を阻む
立川水仙郷近くの坂道。
序盤の難所であると言えます。
サイクリストのために看板があったのですが、この角度でこの距離は大変でした。
気合い入れていきます。
海岸を離れ、急勾配と急カーブの続く道を進みます。
時折、山の切れ間から海面が見えました。
坂に次ぐ坂が続く為、体力をかなり持っていかれる他、暑い日であればあるほど注意してペース配分をする必要があります。
水分もしっかり補給しました。
私も、途中で自転車を降りて歩いたりもしつつ、立川水仙郷にたどり着きました。
謎でしかない看板。
観光客を増やすためにPRを頑張っているそうです。
ナゾのパラダイスの看板が目立つようになれば、立川水仙郷のゴールが近くなってきます。
また、UFO神社なるナゾな神社もあるので、記念撮影にいいかもしれません。
時間と体力があるなら、立ち寄ってみてください。
私はスルーしました。
ここから福良までは急な下り坂が続き、南あわじに入ると綺麗な海岸線が続きます。
淡路立川水仙郷の詳細情報
福良に到着
一つ目の大きな坂を越えると、南淡路水仙ラインに出ます。
水仙郷が周りにあるので、この名前らしい。
実際には道路わきに水仙畑があるわけではありません。
南淡路水仙ラインの半ばあたりで、南あわじ市に突入しました。
看板以外に目印などない境目。
ひたすら前に進みます。
南淡路水仙ラインが終わって、灘土生地区を越えたら、またしても坂道。
1つの峠を越えたところで、76号線と25号線の分岐があります。
25号線に入り、もう一つの坂道に突入。
入り江越しに福良の街並みが見えます。
あの町に入れば、岩屋から76㎞。ほぼ半分走り切ったことに。
「道の駅福良 うずしおドームなないろ館」という施設で休憩。
きれいな建物でした。
近辺には、コンビニやスーパー、レストランも多くあります。
また、1泊2日の予定であれば、この辺りもしくは少し南で宿をとるのが便利。
福良の道の駅にあった、無料の足湯サービスで疲れをいやしました。
レストランもあって、しらす丼や焼き牡蠣、海鮮丼をはじめとする海の幸を楽しむこともできます。
私は食べると眠くなりそうなので、軽くパンとコーヒーでお昼を済ませました。
道の駅福良・うずしおドームなないろ館の詳細情報
福良からは、25号線をさらに南に行くコースを取るか、また、76号線で、湊までショートカットをするかを選ぶ事ができます。
私は25号線へ。
レッドブルでエネルギーをチャージし、大鳴門橋前後の坂道を越えていきました。
「淡路サンセットライン」を楽しみつつサイクリング
南へ進む場合、25号線を走ります。
ここからまたアップダウンが激しく、かつ、あまり人家が無い区間が続きました。
次の市街地、湊でトイレ休憩。
そのあとは、31号線を走ります。
しばらくすると松林の綺麗な風景の中を走るコースに出ました。慶野松原という地域です。この辺りは非常に綺麗なのでおすすめです。
道は「淡路サンセットライン」という名前になりました。
しばらく走っていると、洲本に再突入。
視界が広くて、暑くても気持ちよかったです。
サンセットラインの五色浜エリア。
海水浴場を中心に人家と庁舎があり、コンビニとスーパーも1つありました。
海と浜がきれいだったので、自転車を止めて写真撮影。
陽光のきらめく淡路サンセットライン。
まだ昼間の光です。
江戸時代に活躍した、高田屋嘉兵衛の名前にまつわる看板がいくつかありました。
司馬遼太郎の代表作「菜の花の沖」の主役として描かれた商人で、その生家がこの辺りにあるそうです。
昭和歌謡をけん引した阿久悠さんも、淡路島のご出身。
50代以上の人には今でもファンが多いらしいですね。
淡路島まで戻ってきました。
だいたい110㎞走ってきたことになります。
あと少し!
少しだけアップダウンのある道が続きます。
疲れもたまってきていたので、何度か自転車を降り、押しながら進みました。
育波橋を越えると、17㎞ほどコンビニの無い道が続きます。
水分が足りなくならないようにコンビニで補給しました。
17時を回り、影がのびてきました。
気温も少し下がり、走りやすい温度に。
サンセットライン、という名前の本領発揮。
沈んでいく太陽の光がめちゃくちゃきれいでした。
これを見るためにも、午後を西海岸にしたんですよね。
しばらくは夕日を楽しみながら進むことができました。
明石海峡大橋の姿にホッ
夕日の名残を惜しみながら、しばらく淡々と走りました。
百人一首にうたわれた松帆の浦を回り込むと、明石海峡大橋が見えてきます。
岩屋から松帆の浦までで140㎞。
17:45、明石海峡大橋のそば、道の駅あわじに到着。
お土産屋さんやレストランがある、広い道の駅です。
ゴールが近いので、お土産を買うのにいい場所でもあります。
焼きガキもおいしそう。
閉まる時間が早いため、注意が必要です。
道の駅あわじの詳細情報
また、明石海峡大橋から終わりとなる岩屋は、道の駅あわじからすぐの位置。
やったー、ただいま!
所要時間は7:00~18:00、11時間でした。
お腹ペコペコでした。
淡路島サイクリングは海と陸の合間を走るのが楽しかった
150㎞サイクリングは、大変でした。
が、海が常に見え、また山もありと起伏に富んだコースのため、平坦なビワイチと比較すると、あまり飽きずに走ることができました。
ただ、10㎞以上人家があまり無い区間も存在するので、そういった区間に入る前には補給やトイレを済ませておかないといけませんでした。
アワイチは、気持ちよくて爽快なサイクリング。
自転車が好きな人には、ぜひおすすめしたいルートでした。
参考にしてくださいね!
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モナ王(@mona_ou315)
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