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エアアジアでクアラルンプール経由!トランジットの賢い過ごし方を伝授!

膨大な路線数を誇るエアアジアの利用で、クアラルンプールKLIA2でトランジットを要する人が大勢います。ときに半日前後もかかるトランジット。空港内で何をして過ごしますか。入国してクアラルンプール観光?この記事では待ち時間の長さ別で、豊富な画像を使って解説します。

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海外風俗ブロガー

アジアナイトウォーカー

シリーズ販売累計で1万冊を超えた、e-book「オトコの夜遊びガイド」の執筆者。ネームのとおり、東南アジア夜遊びのスペシャリスト。PDFによる海外風俗情報販売のパイオニアにしてブロガー。

クアラルンプールの乗継は数時間待ちが当たり前

KLIA2の出発時間案内板

こんにちは。エアアジアのヘビーユーザー、アジアナイトウォーカーです。これまで30回以上、クアラルンプールの空港KLIA2でトランジットを経験しております。

巨大なKLIA2は、目的の場所を知らないまま空港内を探して歩くには広すぎます。しかも案内表示が少なく、どこに何があるかとてもわかりにくいです。限られたトランジット時間を有効に活用したくても、他の空港のようにはいかないのがクアラルンプールのKLIA2なのです。

搭乗前のエアアジア便

一方、フルサービスキャリアよりもトランジット時間が長くなるケースが多いエアアジアです。6時間以上のトランジットになるとわかっていれば、空港内で過ごすよりも「だったらクアラルンプールを観光できないかな?」と多くの人が考えるはずです。

この記事ではエアアジアでクアラルンプール乗換をされる方々向けに、喫煙所・スマホの充電場所など空港内でのトランジット時間の過ごし方や、入国して効率よく観光する方法を解説いたします。

エアアジアのトランジット【フライスルー】とは?

エアアジアの本拠地KLIA2

一般的なLCCのトランジットと、エアアジアのクアラルンプール空港(以下KLIA2)でのトランジットにはルールの違いがあります。

エアアジアの「フライスルー」が適用されるKLIA2でのトランジットでは、受託手荷物を受け取らないまま乗り継ぎできます。そして公式に認められているわけではないのですが、手荷物を持たないままでマレーシアに入国して、観光やショッピングが可能です。

エアアジアのフライト

ちなみに一般的なLCCのトランジットでは、乗り継ぎする空港でも一旦入国審査を受け、受託手荷物を受け取って、税関を通って、入国してから再度航空会社のカウンターに行ってチェックインの手続きをします。

フライスルーの場合、入国審査は受けますが受託手荷物は受け取り不要。チェックイン受付カウンターに再度並ぶ必要もなく、出国審査場に直行できます。なぜなら、最初のチェックイン時に搭乗券を2枚受け取っているからです。クアラルンプール→最終目的地までの搭乗券も持っているので、再度チェックインしなくて済むわけです。

クアラルンプールKLIA2

なお、エアアジアのフライスルーが適用されるのは「最終目的地までのフライトをまとめて予約した場合」に限られます。例えば関空→クアラルンプール、クアラルンプール→最終目的地を別々に予約した場合、フライスルーは適応されません。

クアラルンプールのKLIA2は歩行距離メチャ長!

https://www.klia2.info/ より引用した、上の画像では距離感が掴みにくいかもしれませんが、KLIA2は非常に広く、歩く距離がとても長い空港です。

KLIA2では木の枝のような4ケ所の分岐をPierと呼びます。下の画像は空港内にある、移動時間に関する注意喚起の案内板です。

KLIA2の所要時間案内板

各Pierの入口ではセキュリティ・チェックがあります。出入国審査場とPierP、PierQのセキュリティ・ゲートまでの間が、徒歩で10分。そこから各Pierの搭乗口まで2分から10分かかります。しかも各Pierには動く歩道もありません。

日本行きなど、遠距離便はPierPかPierQからの出発です。出国審査から搭乗ゲート付近まで、少なくとも30分はみておくようにしましょう。

空港内で過ごす?入国して観光する?

KLIA2のPierL

あくまでも自己責任になりますが、フライスルーできるならば一旦マレーシアに入国することは可能です。再度のチェックインは不要ですが、空港内の移動時間はきちんと確保できるようなプランを立てましょう。

入国手続きはパスポートの提示と指紋採取だけで済みます。入国カードはありません。係官に質問されることも普通はありません。ただし到着便が多い時間帯は、通過するのに1時間近くかかることもあります。

エアアジア便

同じエアアジア便でも航空券を別々に予約した場合などは、一旦入国手続きをして、受託手荷物を受け取る必要があります。空港から離れる場合は再度チェックインする時間も確保してください。

KLIA2からクアラルンプール中央駅(KLセントラル)まで、電車で片道30分、バスならば片道1時間は乗車することになります。(交通アクセスにつきましては後ほど解説いたします。)

トランジット・エリアの内と外【両替所とATM】

KLIA2のATMと両替所

空港内で何か飲み食いする場合は、マレーシアの通貨リンギットが必要になります。入国せずにトランジット・エリア内で過ごす場合は、PierPとPierQの分岐点まで行くと両替所があります。

一旦入国する場合は、バゲージクレームを通過して商業ビルに入りますので、左前方に進んでください。上の画像の場所にATM数台と両替所があります。

KLIA2トランジット【待ち時間の長さ別】過ごし方

KLIA2の隣接ビルにあるファミリーマート

フライスルーが可能であったとしても、トランジットが4時間以下の場合には、入国しての観光はおすすめいたしかねます。入国に最悪1時間、出国と空港内移動に1時間、搭乗30分前にゲート到着、と考えましょう。4時間あっても残りは僅か1時間半です。

入国すれば、隣接する商業ビル【GATE WAY】を見て回ることもできますが、わざわざ入国・出国するほどの特別な理由がなければ、推奨はいたしません。

KLIA2で購入したサンドイッチと缶コーヒー

どうしても和食が恋しい場合は、【GATE WAY】にファミリーマートが2ケ所あり、サンドイッチや日本の緑茶、缶コーヒー、カップ麺は買えます。おにぎりや弁当、おでんはマレーシア流です。イートイン席もあります。

KLIA2の和食屋

またKLIA2のターミナル・ビルには、和食系レストランもあります。(一旦入国が必要です。)

KLIA2の和食屋メニュー

カレーや揚げ物が中心です。チェックイン・カウンターと同じフロアの、正面入口近くです。

4時間以下①仮眠に好都合なベンチのある場所

機内で熟睡できない皆さんは、トランジット時間に少しでも横になりたいでしょう。

しかし隣接する商業ビル【GATE WAY】には、眠るどころか座ってくつろげる場所もありません。(トランジット・ホテルはあります。後述)

仮眠を取るためにベンチで横になりたいところですが、空港内のベンチは1名分毎に肘掛けがついているタイプや、1名分毎に座面が湾曲しているタイプのベンチばかりです。

唯一、横になれるタイプのベンチが数基ある場所を説明いたします。

KLIA2のPieaPとQの分岐

PierPとPierQの分岐点に行き、エスカレーターかエレベーターで上画像の場所に降ります。見回してトイレの表示に従って進むと、トイレの手前にあります。下画像のように、いつも誰かが寝ています。

KLIA2で眠れるベンチ

この場所でも肘掛けつきのベンチが多数派です。(下画像)

KLIA2のベンチ

ここが満杯だったときは、PierPとPierQの分岐点に戻りましょう。

PierPとPierQの分岐点

上画像のように、エスカレーター付近にクッションが効いたソファ・タイプがいくつかあります。ただし競争率は高いです。

KLIA2トランジット・エリアのSHOP

やや穴場なのは、上画像のWHSmithの奥にある小部屋です。目立たない場所なので空いている確率が他よりも高いです。

4時間以下②屋内唯一の喫煙所とPC-station

KLIA2の充電可能な場所

愛煙家にとってトランジット時間の一服はマストですね。しかしKLIA2は愛煙家に冷酷な空港です。国際線の場合、PierK/Lには喫煙所がありません。唯一の喫煙所は先に触れました、PierPとPierQの分岐点近くにあります。しかし喫煙所の案内表示はどこにもありません

KLIA2で唯一の館内喫煙所

先の画像のP/Q分岐点まで来たら、左前方に進みます。突き当りを左折すると、画像の場所があります。正面のガラス扉の奥が喫煙所です。

またここには充電可能なコンセントと、ラップトップが開ける作業台、さらに無料PCがあります。

KLIA2屋外で唯一の喫煙所

ちなみに入国後や出国前に一服できる場所も2ケ所しかありません。ターミナル・ビル出発階と【GATE WAY】の連結部です。左右両側の建物端に画像の喫煙所があります。ですが日差しを遮る屋根はなく、雨天時はズブ濡れになります。

4時間以下③トランジット・エリアでおすすめの食事処

KLIA2のファストフード店

隣接する商業ビル【GATE WAY】には、和食以外なら食事場所はたくさんあります。

トランジット時間を入国せずに空港内で過ごす場合は、やはりPierPとPierQの分岐点まで行きましょう。(PierK/Lにも食事ができる店は若干あります。)

マクドナルドなど馴染みのファストフード店も並んでいますが、せっかくクアラルンプールにいるのですから、マレーシアらしい食事をしてみましょう。

KLIA2の食事処

おすすめは画像の【The Chicken Rice Shop】です。ハイナンチキンライスはマレーシア(シンガポール)グルメで外せないという人も多いメニューです。

チキンカレーともやし炒めセット

個人的にはマレーシア独特の太いモヤシが味わえる、画像のチキンカレーセット(18.5リンギット、約500円)がおすすめです。マレーシアのカレーは日本人の味覚にもマッチしますよ。

4~6時間①観光ならピンクモスク

KLIA2から手軽に行ける、人気の観光スポットといえばピンクモスクです。

KLIA2のKLIA_EXPRESS乗り場

まずKLIA2から電車に乗ります。駅は【GATE WAY】内部にあります。入国審査を終えてバゲージクレームを通過し、そのまま【GATE WAY】内を進めば見つかります。

窓口では英語が通じますので「プトラジャヤ、one person」のように伝えましょう。KLIA2から片道9.4リンギット(約250円)。所要時間は30分を見込んでください。

特急列車KLIAエクスプレスはプトラジャヤ駅を通過してしまいます。各駅停車のKLIAトランジットに乗車します。

プトラジャヤ駅からピンクモスクはバスでも行けますが、不案内な旅行者は時間のロスですからタクシーを利用しましょう。片道500円程度です。

ピンクモスク(正式名称:プトラモスク)の詳細情報

住所:Persiaran Persekutuan, Presint 1, 62502 Putrajaya

入場料:無料

入館可能時間:9~12時、14時~16時、17:30~18時の1日3回

4~6時間②買い物なら三井アウトレットパーク

引用:https://www.instagram.com/p/BnL9a2kBAfO/

日本でもお馴染みの「三井アウトレットパーク」が、クアラルンプール空港の敷地内にあるのをご存知でしょうか。約200ものテナントがある、マレーシアではレアなショッピング天国です。

ですから週末はかなり混雑します。また午前中は比較的空いており、午後は混みます。

引用:https://www.instagram.com/p/Bs5kNVBFIeR/

三井アウトレットパークでは、いくつかのエアラインでセルフ・チェックインも可能となっています。アジアのエアラインではエアアジア、マレーシア航空、キャセイドラゴン航空が可能です。またチェックイン端末がある場所には無料の荷物預かり所も用意されています。

三井アウトレットパークへのバス時刻表

KLIA2とKLIA、アウトレットパークを巡回する無料バスがあります。上の画像はKLIA2からの時刻表です。多くの時間帯で20分間隔の運行となっています。

乗車場所はバス停B9とB10です。

KLIA2【GATE WAY】の案内板

KLIA2内のバス停は【GATE WAY】の1F(日本の2F)になります。入国審査を終えてバゲージクレームを抜けると、そこは【GATE WAY】の2Fです。ひたすら真っすぐに進んで、【GATE WAY】の端まで来たところで1Fに降りるエレベーターかエスカレーターを探してください。

三井アウトレットパークの詳細情報

住所:Persiaran Komersial, Kuala Lumpur International Airport

営業時間:10時〜22時

定休日:なし

公式ホームページはこちらです。

4~6時間③トランジット・ホテルの選択肢

KLIA2のカプセル・ホテル案内表示

先に仮眠場所の説明をしましたとおりで、横になって休める場所がとても少ないKLIA2です。その理由はおそらく、トランジット・ホテルの営業妨害にならないように、でしょう。

KLIA2構内は無料Wi-Fi電波も飛んでいます。しかし利用者が多いため速度は期待しないでください。またLINEは使えません。

数時間でもちゃんと眠りたい、或いは快適な通信環境が欲しい場合、トランジット・ホテルは選択肢になります。

トランジット・ホテル①samasama

KLIA2のホテルsamasama

Sama-Sama Expressはトランジット・エリア内で唯一のホテルです。空港内なので入国しなくても済みます。場所はPierPとPierQの分岐点近く。ファストフード店が連なる横に位置しています。Booking.comのレビュー評点は8.5です。

KLIA2のトランジットホテル案内

客室にはエアコン、薄型ケーブルテレビ、アイロン、シャワーがあります。

料金は108リンギット(約2,900円)からです。

トランジット・ホテル②カプセル型

KLIA2のカプセルホテル

カプセル・ホテルといえば日本の専売特許?でしたが、KLIA2の【GATE WAY】にも2016年に登場しました。シングル・タイプは6時間80リンギット(約2,100円)から利用できます。

KLIA2のカプセルホテル

【GATE WAY】に入ったら端まで進んで、1Fに降りてバス・チケット売り場を目指してください。売り場の先にあります。

トランジット・ホテル③ホテル型

KLIA2に登場したエアポート・ホテル

AEROTELは遅れて登場した、本格的なエアポート・ホテルです。【GATE WAY】に入ったら左側前方に進んでください。同フロアにあります。

KLIA2エアポートホテルの料金表

本格的であるがゆえに3 時間で278リンギット(約7,400円)もします。料金設定からして短時間の利用には不向きです。

6時間以上あればペトロナス・ツインタワー観光

ペトロナス・ツインタワー

クアラルンプールの観光といったらペトロナス・ツインタワーはマストでしょう。6時間以上のトランジットになるのでしたら、十分可能です。

移動手段は鉄道、バス、タクシーからケースバイケースで最適なものを選んでください。

① 【スーツケース持参】または【複数名】ならタクシー

クアラルンプールのタクシー

・所要時間=1時間前後

・片道料金=最安で85リンギット(約2,250円)~

2名以上ならばKLIAエクスプレスよりも割安になり、所要時間はほぼ同じです。またKLセントラルやKLCC駅は荷物がある場合、移動が大変です。

なお平日の夕方、クアラルンプールは渋滞しますので鉄道利用をおすすめいたします。

KLIA2タクシー&バス乗り場案内表示

KLIA2からのタクシーはクーポン制とメーター制があります。クーポン制は【GATE WAY】1Fのタクシー・カウンターで前払いします。

KLIA2クーポン・タクシーの窓口

行き先・人数・スーツケース数によって値段が変動します。

メーター制タクシーはそのまま乗車してください。

② 【時間に余裕あり】かつ【コスト削減】ならバス

KLIA2からKLセントラルまでのバス・チケット

・所要時間=KLセントラル駅まで1時間前後。ツインタワーまでさらに30分ほど。

・片道料金=KLセントラル駅まで12リンギット(約320円)

KLIA2からKLセントラル駅への直行バスは複数社が運航していますが料金は均一です。30分に1本間隔で出発します。【GATE WAY】1Fのバス・カウンターで前払いです。

KLIAエクスプレスの案内表示

KLセントラル駅から電車でKLCC駅に行く場合はRapidKLの5番線に乗り換えて、5駅約15分。料金は2.4リンギット(約70円)です。タクシーなら20リンギット(約500円)を目安に。

③ 快適さならKLIAエクスプレス(+タクシー)

KLIAエクスプレスの車内

・所要時間=KLセントラル駅まで30分前後。運行は20分間隔。

・片道料金=KLセントラル駅まで55リンギット(約1,450円)

日本の技術供与で走る、東南アジアで最も快適と定評のある特急列車がKLIAエクスプレスです。駅の案内表示に日本語があるのはそのためです。渋滞に左右されないので時間が読みやすいです。朝5時から24時過ぎまで運行しています。

ペトロナス・ツインタワーの詳細情報

住所:Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur

館内入場:無料。

展望台は85リンギット (約2,250円)。混んでいなければ当日券も窓口購入可能。

営業時間:9時から21時

定休日:月曜

公式ホームページはこちらです。

クアラルンプールのトランジットは有効活用しましょう

エアアジアの拠点KLIA2でのトランジット情報をまとめてみましたが、いかがでしたか?

せっかくクアラルンプールに立ち寄るチャンスですから、トランジットの時間を有効に活用しましょう。