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スペイン第三の都市バレンシア!パエリア発祥の地の魅力を徹底解説!

2019.07.18

「パエリア」発祥の地、バレンシア。スペインでは第三の都市でありながら、日本での地名度はまだ低いです。でも実は、バレンシア地方にはパエリアやオレンジ以外にも魅力が沢山あります。今回はバレンシア在住の私が、ローカル目線なバレンシアの魅力をご紹介したいと思います!

この記事に登場する専門家

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スペイン在住・旅行記事ライター

はな

大学で西洋美術史を専攻し、教会建築や宗教画を中心に研究。大学卒業後、メーカーにて法人営業を担当しながら一人旅にハマり、これまでに訪れた国は20か国以上。趣味は美術館、教会巡り、ポストカード・古紙幣収集。現在は仕事を辞めてスペインにて留学中。

  1. バレンシアってどんな街?
  2. スペイン・バレンシアの魅力①:天気
  3. スペイン・バレンシアの魅力②:パエリア
  4. スペイン・バレンシアの魅力③:ビーチ
  5. スペイン・バレンシアの魅力④:芸術科学都市
  6. スペイン・バレンシアの魅力⑤:カルメン地区
  7. スペイン・バレンシアの魅力⑥:火祭り
  8. スペイン・バレンシアの魅力⑦:サン・フアン
  9. スペイン・バレンシアの魅力⑧:トマト祭り
  10. 魅力いっぱいの街 バレンシア!

イベリア半島の東端、地中海沿いの街

バレンシア ノルド駅

まず初めにバレンシアの基本情報からご紹介したいと思います。

バレンシアはスペインのあるイベリア半島の東端に位置し、地中海に面しています。経済規模としては、マドリードバルセロナに次ぐ第三位です。AVE(スペイン高速鉄道)でマドリードから2時間、バルセロナから3時間程度です。

海沿いの平たんな地形

街の周辺は山が少なく、街中どこに行っても平たんな道が続いています。また、バレンシアにはカルメン地区と呼ばれる旧市街がありながら、芸術科学都市と呼ばれる近代的なエリアもある、古さと新しさが不思議に混ざり合った都市です。

都会的な街並みの中にもヤシの木とオレンジの木がそこら中に生えており、のんびりした雰囲気が特徴です。

 

年間300日晴れ!太陽に愛された地中海性気候

バレンシアの道

バレンシアは地中海に面しているため、「地中海性気候」という気候帯に属しています。そのため、雨がとにかく少なく、年間300日以上晴れています。

雨の多い国に住む私たちにはちょっとイメージしづらいくらい、雨が降りません。夏は暑いですが、夜になると気温がさがるため、日本のように寝苦しいことはありません。冬は日本によりは温かく、雪は滅多に降りません。(というか雨が降らないので・・・)

反対に、雨に弱いのが弱点

雨があまり降らないせいか、バレンシアは雨に関するインフラ整備が日本に比べて行き届いていません。日本人からすればたいしたことない雨でも、道路が通行止めになったり、地下鉄が浸水したりします。観光中に万が一雨が降ってしまったら、慎重に観光されることをおすすめします。

春と秋は夜冷え込むので注意

春や秋は、昼間は太陽のおかげで温かく過ごせますが、夜はぐんと冷え込むことが多いです。ビーチの近くは気温が低いこともあるので、夜間に出かける予定がある場合は羽織物をひとつ持ち歩くと安心です。

スペイン料理の代表!バレンシア伝統のパエリアはウサギ肉入り!

ウサギのパエリア

日本でパエリアというと、エビや貝類などの魚介がはいったパエリアが主流ですよね。ですが、発祥の地バレンシアのパエリアは「ウサギ肉とインゲン豆」が一般的です。もちろん魚介のパエリアもありますが、最もオリジナルなものが食べたい方はぜひこちらを選んでみてください。

スペインではパエリアはお昼に食べる!

スペインでは、晩御飯よりもお昼ご飯を家族団らんの時間と考える人が多く、休日のお昼にパエリアを食べる文化があります。そのため、観光客が夜ご飯にパエリアを食べているのを見ると違和感があるそうです。

日本人の感覚だとお昼にがっつりした料理を食べるのは不思議な感じがしますが、スペインに来たらぜひ慣習にならってお昼にパエリアを注文してみてください。

パエリアのレストランはビーチの近くがおすすめ!

バレンシアの街中にはたくさんのパエリアを扱ったレストランがありますが、バレンシア出身のスペイン人が口を揃えて言うのは、「ビーチ近くのレストランでパエリアを食べるべき!」です。なかでもスペイン人の友人がおすすめしていたレストランをご紹介します。

 

【Restaurante el Bobo】

住所:Paseo Marítimo, 3 - 46011 Valencia (Spain)

電話番号:(+34) 963 55 02 92

営業時間:夏季12:00-23:30、冬季10:00-16:30

公式サイトURL:https://www.restauranteelbobo.es/

ビーチはみんなの憩いの場所

バレンシアの海

日本人にとって旅行というと観光地をいくつか巡るイメージがありますが、ヨーロッパの人はビーチでのんびりするのが一般的です。そのため、街にビーチがあるというのは地元の人の自慢のようです。

泳ぐだけではなく、ただ寝そべって日焼けしたり、太陽のもとで本を読んだり、楽しみ方は人それぞれです。

穏やかで遠浅な地中海の海

バレンシアの海

先述した通り、バレンシアのビーチは地中海なので、波がほとんどありません。遠くまで行ってもそこまで深くないので、子どもや泳げない人も気軽に楽しむことができます。日本の海は波が高く泳ぐのが怖いと思っている人でも、バレンシアの海ではぜひ泳いでみてください。バレンシアに来るなら水着必携ですよ!

ヨーロッパ最大級の水族館 “オセアノグラフィコ”

oceanografico

芸術科学都市にはヨーロッパ最大級の水族館があります。ここではイルカのショーや世界中の魚を見ることができます。私も友達と行ったことがあるのですが、日本では通常水族館にはいないような魚(日本ではスーパーマーケットに並ぶような魚)が水槽を泳いでいて新鮮でした。

 

【Oceanogràfic Valencia】

住所:C/ Eduardo Primo Yúfera, 1B, 46013, Valencia

電話番号:(+34)960 47 06 47

営業時間:10:00-18:00

料金:大人30.70€、4-12歳22.90€、13-16歳26.10€、学生26.10€

施設URL:https://www.oceanografic.org/

バレンシア最大のクラブ “ミヤ”

mya

バレンシアに住んでいると、毎週のように話題に上るのがこのクラブ“ミヤ”。このクラブも芸術科学都市の中にあります。夏になるとオープンエアーになり、解放感ある雰囲気の中大音量の音楽を楽しむことができます。

バレンシアは治安が良く、夜に遊びに行っても比較的安全なので、ヨーロッパの夜遊びを経験してみたい!という人はぜひ訪れてみてください。


【Mya-El club de umbracle】

住所:Rambla Saler 5, 46012 Valencia, Spain

電話番号:(+34) 671 66 80 00

営業時間:木~土 0:00-7:30

料金:16€~

施設URL:http://umbracleterraza.com/mya/inicio/

バレンシア大聖堂

13世紀に建設が始まり14世紀末に完成した歴史ある大聖堂。その後も改築が行われたため、様々な様式が混在しています。隣接するミゲレテの塔の上からは町全体が一望できます。このエリアはお土産屋さんなども多く、夏やお祭り期間には観光客でにぎわうエリアです。


【Catedral de Valencia】

住所:Plaça de l'Almoina, s/n, 46003

電話番号:(+34) 963 91 81 27

営業時間:月~土10:00-18:30、日・祝14:00-18:30

料金:7€(ミゲレテの塔2€)

施設URL:http://www.jdiezarnal.com/valenciacatedral.html

ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

商品取引所として建てられたゴシック様式の建物で、らせん状に作られた美しい柱が見食です。世界遺産にも登録されており、建築に興味のある人はぜひ立ち寄ってみて下さい。

 

【La Lonja de la Seda】

住所:Plaza del Mercado s/n, 46001, Valencia

電話番号:(+34) 962 08 41 53

営業時間:月~土9:00-19:00、日・祝9:30-15:00

料金:2€(学生1€)

施設URL:https://www.spain.info/es/que-quieres/arte/monumentos/valencia/lonja_de_la_seda.html

中央市場

スペイン最大規模の市場です。市民の台所として様々な食材が売られています。スーパーマーケットでは手に入らないような種類の食材が手に入ります。午前中は特に活気にあふれていて楽しいのでお勧めです。

 

【Mercado Central Valencia】

住所:Plaza Ciudad de Brujas, s/n, 46001, Valencia

電話番号:(+34) 963 82 91 00

営業時間:月~土7:30-15:00

施設URL:https://www.mercadocentralvalencia.es/

スペイン三大祭りの一つ “Las Fallas”

ファジャス

スペインの「火祭り」は、バレンシア地方で行われるこの“Las Fallas”を指します。毎年3月中旬頃に行われるお祭りですが、2月頃からすでに街全体がお祭りムードに包まれます。

Fallas(ファジャス)と呼ばれる張り子の人形を各自治体が制作し、道の真ん中に飾り、3月19日深夜から一斉に燃やします。ただし、選ばれた一つだけが火祭り博物館に展示され、燃やされるのを免れるという伝統があります。

爆竹、花火、なんでもあり!

ファジャス 花火

この期間のバレンシア観光は少し注意が必要です。なぜなら、街中の至る所で爆竹を鳴らしている人がいるから!大人から子供まで、朝から晩まで、爆竹を鳴らします。また、市庁舎広場を中心に街の色々な場所で花火があがります。

日本の花火は、夏の夜のしんみりした空気でロスタルジックな魅力がありますが、スペインの花火は少し違います。とくかく絶え間なく打ち上げて、かなり派手な花火です。大きな音が苦手な人は慣れるまで大変かもしれません。

浜辺に焚火をするバレンシア地方のお祭り

サン・フアンの焚火

「サン・フアン」は、6月中旬にアリカンテの近くにあるサン・フアンという街を中心としてバレンシア地方で行われるお祭りです。夜に浜辺で焚火をした周りに仲間で集まり、お酒を飲んだり、歌ったり踊ったりのんびり過ごします。バレンシアのビーチでも行われます。

願いが叶う?サン・フアンの儀式

このお祭りでは、願い事をしながら作った焚火を跳び越すことで願いが叶うというジンクスがあります。焚火が大きすぎると跳び越すのに少し勇気がいります。このほかにも、海に対して後ろ向きに立ち、願い事をしながら波際を踏まずに並みの中にジャンプするというものもあります。

日本でも有名?トマトを投げ合うお祭り

大量のトマトを投げ合うこのお祭りは、バレンシアのすぐ近くのブニョールという街で行われます。8月の最終水曜日になることが多いですが、日程は年によるので公式サイトで確認しましょう。本来トマトはつぶしてから投げるルールなのでいたくはないはずですが、過熱化するとつぶさずに投げる人が多いらしく、なかなか痛いそうです。

バレンシアに宿をとっていくのがおすすめ

予約制で人数制限もあるため、早めにチケットを取ることをおすすめします。ブニョールは小さい街で宿泊施設などがないので、多くの人はバレンシアに宿をとり、日帰りでお祭りに行くようです。バレンシアの中心地からブニョールまでは電車で1時間程度です。

 

公式サイトURL:https://www.tomatina.es/es/latomatina/

バレンシアの夕暮れ

いかがでしたか?今回の記事ではバレンシアの魅力についてご紹介しました。

日本ではまだまだ認知度の低い街ですが、マドリードやバルセロナとは一味違う、都会でありながらのんびりしたリゾート感のある不思議な街です。にぎやかなお祭りもたくさんありますので、タイミングがあればぜひ本場のフィエスタ(スペイン語でお祭りのこと)を楽しんでみてくださいね!