Categoryオーストラリア
パースで人気のお土産15選!あまり知られていない裏お土産も紹介!
西オーストラリア州最大の都市パースは世界で最も住みやすい街に選ばれた人気の都市です。パースには多くのお土産屋さんが立ち並び、観光客を魅了しています。今回は、パースのスーパーで買える人気のお土産、おすすめの雑貨、あまり知られていない裏お土産を紹介します。
この記事に登場する専門家
旅行好きのセラピスト
meshimeshi
世界一美しい街と認定されたことがあるパースってどんな都市?
パースは西オーストラリア州の州都で、透き通るような青空、美しいビーチ、荘厳たる世界遺産、整備された道路環境、お洒落なお店やマーケットなど、都会と自然が見事に調和した美しい街です。パースは世界で最も美しい街との呼び声も高く、インド洋に面した白い砂浜の美しいビーチは毎日でも訪れたくなるほどです。
街の中心部にはスワンリバーと呼ばれる大きな川が流れており、運がよければ川を渡るフェリーを乗っている最中にイルカに遭遇できるかもしれません。パースの中央部には小高い丘からなるキングスパークと呼ばれる公園があり、そこからパースの街並みを一望することができます。
パースのお土産事情
パースをはじめオーストラリアは、様々な国の人が住んでいます。パースはmulticulturalism(多文化主義)を採用しており、様々な文化が尊重・融合されて多くの文化が共存する環境となっています。パースのお土産もその影響を色濃く受けており、多種多様なお土産が販売されています。
これなら安心!パースのお土産の定番をおさえよう!
あまりにも様々なお土産があるので、迷ってしまうところですが、ほとんどの観光客が購入する定番のお土産があります。定番のお土産は、ばら撒き用として喜ばれるもの、大事な人へのお土産用、お洒落な雑貨などがあり、用途に合わせて選択することができます。定番のお土産なので失敗することも少ないでしょう。
パースのおすすめお土産:スーパーで買えるお菓子・ワイン編
パースのお土産はスーパーマーケットで購入することがおすすめです。観光客向けのお土産屋さんより安く手に入り、種類も豊富です。また、現地の人がどんな生活をしているかを垣間見ることもできます。スーパーマーケットが購入できるパースの人気のお土産7つを紹介します。
パースのお土産【スーパー編】①:TimTam
パースをはじめオーストラリアを訪れる人のほとんどが購入するオーストラリアを代表するビスケット・クッキーメーカーであるArnott's社が生産しているチョコレートクッキーです。スーパーマーケット以外でも、まして日本でも購入することはできますが、スーパーマーケットでは頻回にセールをしているのでお安く購入することができます。
パースでは現地でしか購入できないフレーバーがあったり、個包装された一口サイズのチョコリシャス、食べやすくされたスティック状のティムタムであるフィンガーズなどの商品は現地でしか手に入れることができません。気になる価格ですが、通常は日本円で3~4ドル(日本円で250~350円)ですが、スーパーマーケットであれば半額以下で購入することもできます。やはりオーストラリア定番の味は外せません。私も度々購入していました。
パースのお土産【スーパー編】②:アンザックビスケット
アンザックビスケットのアンザックという意味は第一次世界大戦の際に志願したオーストラリア兵やニュージーランド兵で編成された隊のことです。戦争に行く息子のために栄養価が高く保存がきくビスケットを持たせたことが由来です。毎年アンザックデーである4月25日になると各家庭でアンザックビスケットが作られています。
ココナッツ風味のビスケット生地にオートミールが入っており、ザクザクっとした食感もありしっかりと食べ応えがあります。甘さも控えめでついついもう一つと手が伸びてしまいます。値段も3~4ドル(日本円250~350円)ほどなのでばコスパ抜群のお土産です。飽きのこない優しい味で、あっという間に一袋食べてしまいます。
パースのお土産【スーパー編】③:紅茶
オーストラリアはもともとイギリス文化を色濃く受けており、パース在住の人もよく紅茶を飲みます。特に有名なブランドはT2とTwingsです。T2はオーストラリア発祥の紅茶メーカーですが、残念ながらスーパーではほとんど見かけません。
Twingsは、スーパーで4ドル(日本円300円)比較的安く手に入り、夕方のoutbackを描写したオーストラリア限定版はお土産に喜ばれること間違いなしです。このカンガルーのパッケージが気に入り、紅茶好きの友達にプレゼントするとすごく喜んでくれました。
パースのお土産【スーパー編】④:ポテトチップス
パースのスーパーに訪れるとポテトチップスの棚に多くスペースを取っていることがわかるでしょう。ポテトチップスはパースっ子の大人気商品で色々な種類のポテトチップスが所狭しと陳列されています。特に人気のポテトチップスはRed Rock DeliとTyrrell'sです。Red Rock Deliは一袋3~4ドル(日本円250円~350円)とポテトチップスとしては高いです。
油でしっかり揚げた硬めの食感で厚切りで食べ応えがあります。フレーバーも豊富で選ぶ楽しみがあります。Tyrrell'sは、ワインでも有名なヤラバレー生まれのポテトチップスでしっかりとした食感としっかりきいた塩味が特徴です。シュールなパッケージにも定評があります。どちらも食べ応えがあり、日本のメーカーのポテトチップスとは違った味付けで美味しいです。
パースのお土産【スーパー編】⑤:マカダミアナッツ
マカデミアナッツと聞くとハワイをイメージする人が大半だと思います。しかし、実際はマカデミアナッツの原産地はオーストラリアのクイーンズランド州で、アボリジニー(現地人)の貴重な栄養源だったそうです。オーストラリアのマカデミアナッツは、オーストラリアの自然と調和した製法で栽培しており、品質改良にも意欲的です。
スーパーでは、様々な種類やフレーバーのマカデミアナッツが販売されており、独特の食感とバターのような濃厚な口当たりが人気でパースのお土産には欠かせません。3ドル~10ドル(250~800円)と価格の幅もあります。お土産を渡すたびにハワイに行ってきたのと聞かれるので、毎回説明が必要です。
パースのお土産【スーパー編】➅:ワイン
オーストラリアは世界でも有数のワイン輸出国で、クオリティが高いことでも知られています。西オーストラリア州ではマーガレットリバーという有名なワインどころがあり、スーパーで安く買うことができます。特におすすめなワインの品種は赤ではシラーズ、カベルネソーヴィニヨン、白はシャルドネとシュナンブランです。8ドル~(日本円600円~)販売しています。
オーストラリアのワインは美味しいので、気に入ったものを何本もスーツケースに詰め込んでいたら、出国カウンターで没収された苦い思い出があります。
パースのお土産【スーパー編】➆:ハチミツ
パースで買えるハチミツもひと味違います。ジャラやレッドガムという太古から生息しているユーカリの花から作られるハチミツは西オーストラリアでしか生産することができません。ユーカリから作られるハチミツは美味しいことはもちろんですが、抗菌性も高く美容や健康にも良いとされています。ジャラハニーは7ドル~(日本円550円~)から購入することができます。
最近、日本では健康志向になっている人が多いので、健康によいハチミツのお土産が一番喜ばれたような気がします。
パースのおすすめお土産:街中ショップで買える雑貨編
海外旅行の楽しみの一つとして雑貨屋さん巡りがあります。日本では手に入らないお洒落な雑貨・可愛い雑貨を販売しているお店が沢山あります。その中でも特に人気の雑貨を紹介します。
パースのお土産【雑貨編】①:mokoh designのポストカード
パースより南西部に位置する港町フリーマントルで創設されたイギリス人夫婦のお店です。販売されている商品のほとんどが、パースやフリーマントル、その他オーストラリアの風景や文化がデザインされたもので、温かく優しい色使いが特徴です。
彼らが描く作品は、彼らが感じたオーストラリアの風景であり、力強さの中にも繊細な優しさを感じます。おすすめのポストカードは、お洒落なものからちょっとクスッて笑ってしまうものまで多くの種類があります。ポストカードは1枚50セント~(日本円40円~)販売しています。安く沢山変えるのでばら撒きお土産としては最適です。
パースのお土産【雑貨編】②:Corner Storeの食器
Corner Storeは、パースの港町フリーマントルに店を構える雑貨屋さんです。有名・無名を問わず多くのデザイナーさんの作品が陳列してあります。人気の食器は、北欧風のカラフルなものから、シックでアンティーク調のもの、プレゼント用の小物など目移りしそうな品揃えです。
食器は1ドル~(日本円80円~)販売しています。店からしてお洒落なので入るだけでわくわくしたお店です。フリーマントルのマーケットに寄った後によく訪れたお店です。
パースのお土産【雑貨編】③:King St Collectiveのキャンドル
King St collectiveはパースでも指折りのおしゃれ雑貨のセレクトショップです。真っ白く均整のとれたディスプレイの上に数々のインテリア雑貨が並んでいます。特におすすめのキャンドルは店内に何十種類もあり、元気が出るようなメッセージが書かれているものや、お花が散りばめられているものなど数多くあります。
キャンドルは1ドル~(日本円80円~)販売しています。キングストリートコレクトはパースでも高級ブティック等が立ち並ぶ店で庶民はより難い雰囲気はありますが、この店は比較的立ち寄りやすいお店です。キャンドルはお洒落な女性へのお土産として喜ばれやすいです。
パースのおすすめお土産:必見!あまり紹介されていないパースの裏お土産!
最後にパースであまり紹介されていない裏お土産を紹介します。相手を選ぶ必要がありますが、見事にはまれば喜んでくれるお土産ばかりです。普通のお土産に飽きた方にぴったりです。
パースのお土産【裏編】①:出前一丁海外版
出前一丁と聞いて何種類の味が思いつきますか?おそらくほとんどの人が1種類だけと思います。パースで買える出前一丁は12種類以上のフレーバーを購入することができます。カレー味、チキン味、海鮮味、牛肉味と様々な種類があるので迷ってしまいそうです。出前一丁は40セント~(日本円30円)販売しています。このお土産の食いつき度はすごかったです。
パースのお土産【裏編】②:ベジマイト
ベジマイトはオーストラリアでオーストラリア中で愛用されているくせの強い調味料で、様々な野菜をイースト菌で発酵させたものです。見た目は真っ黒でチョコレートクリームのような粘りはありますが、内容はまったくの別物です。独特の塩辛い味わいにビール酵母ににた香りが特徴です。
パースに訪れたら一度は試してもらいたい調味料で、パンに塗ったり、料理に深みを出すときに使われたりします。日本の味噌に似た独特の味わいで、始めはダメでも何度か試すうちに徐々に食べられるようになってきます。このお土産は相手を選ぶ必要があります。笑って許してくれる人に渡すようにしてください。ちなみに5ドル(日本円400円)程で販売しています。
人に渡すお土産としてなかなか勇気がいるので、結局自分で消費してしまいました。時々ふいにベジマイトが食べたい衝動に駆られることがあります。トースト単体で食べるよりチーズを乗せる方が食べやすくなります。
パースのお土産【裏編】③:調味料
パースは様々な国の人の集まりなので、調味料も世界中の物が手に入ります。もちろん日本の調味料も手に入るのですが、せっかくパースに来たので珍しい調味料をお土産にしてみましょう。Kakulas Brosはパースの港町に店を構える人気店で、狭い店内に世界の食品や調味料が所狭しと並んでいます。
この店ではほとんどの商品が量り売りで買うことができるので、様々な味をちょっとずつ試すことができます。特におすすめのオリーブオイルは、種類も豊富で50種類以上の商品の中から選ぶことができます。オリーブオイルは8ドル~(日本円650円~)購入することができます。留学中はお世話になっていた店で、カルディのような楽しさがあります。
パースのお土産【裏編】④:オーストラリアン英語の参考書
実はあまり知られていないのですが、オーストラリアの英語の参考書ってほとんど日本で見かけません。オーストラリア英語は、イギリス英語に似ていると言われていますが、独特のくせがあります。例えば、Todayトゥデイをトゥダイと発音したり、dataデータをダータと発音したりします。
また、パースの人たちは言葉を省略することを好み、クリスマスをクリッシー、フットボールをフッティ、バーベキューをバービー、サンキューをターと省略します。初めてオーストラリアに訪れる人や留学を考えている人に現地の英語のハンドブックを贈ってあげてはいかがでしょう。もちろん、パースの本屋さんに沢山おいてあります。
テキストブックは15ドル~(日本円1200円~)で購入することができます。テキストブックは今も家に残っており、時々参考にしたりしています。
パースのお土産【裏編】⑤:オーストラリアンビール
オーストラリアは世界的に有名なワインの産地ですが、パースの人々は人が集まるとビールを飲むことの方が多いです。パースには多くのビール製造元があり、どのビールも特徴のある味わいです。特に人気なのが、スワンドラフトで適度な苦みとマイルドな口当たりが特徴です。スーパーでも小売店でも簡単に購入することができます。
スワンドラフトは一本3ドル(日本円250円)くらいで購入することができます。私は、スーパーで購入するよりパブでよく飲んでいました。軽いのでぐびぐび飲んでしまいます。
パースはお土産の宝庫
西オーストラリア州最大の都市、パースは世界中から観光客が訪れる人気のスポットです。世界でも最も美しい都市に選ばれたことのあるパースはお土産も豊富です。定番のお土産だけでなく、おしゃれな雑貨、ちょっと冒険した裏お土産などパースでのお土産選びを楽しみましょう。