【体験レポ】フィリピンのKTVで夜遊び三昧！料金・システムや圧倒的美人が多いおすすめ店5選を紹介！

マガンダン・ガビ・ポ（こんばんは）！アジアナイトウォーカーです。

私は9年前「オトコの夜遊びガイド：マニラ編」の執筆を決意した理由を、当時ブログで明らかにしています。東京・上野のフィリピン・パブが、かなり劣化してきていたからです。お店でいちばん若かったオキニでさえ、もう30歳に手が届く。他は・・・

「フィリピン本国に行けば、もっと若くて可愛いフィリピーナがいくらでもいるのに」

そしてマニラで最初に調査入店したKTV。ズラリと並んだ美女たちに衝撃を受けました。「ここはミス・フィリピンの審査会場か？」というくらいに。それまでマラテで見てきたKTV嬢とは別次元でした。

私が入店したのは、マラテのハイアット・ホテル向かいに進出した「日本橋亭」の2階に登場した【New Sachi】（画像）でした。

それまでマカティで【UPSTAGE】【BLUE ANGEL】【New Sachi】と3軒の繁盛店KTVを持っていた日本橋亭グループ（ペンギン・グループ）が、マラテにも矢継ぎ早に【UPSTAGE】【SUPER☆GIRLS】【Hanataba】をオープンさせていました。

この10年の間に、日本橋亭グループは次々に店舗を展開。今ではマニラのKTV界は「日本橋亭グループ」と「その他」で半々くらい、独占禁止法に抵触？するような状態に至っています。

別記事でフィリピンのKTVをグーグルの評価点数でランキング化いたしました。上位にはやはり日本橋亭グループが名を連ねています。

マカティ地区で【４.０】以上を得ている7店のうち4店（Blue Angel、Upstage、櫻香、JUNKO Premier）。他にも超人気の「真理子」などを抱えています。

マラテ・エルミタ地区で【４.０】以上を得ている12店のうち5店（Upstage Premier、Kei.ko、Upstage VIP、Upstage Gold、Blue Angel）が同グループです。

こうして列挙すると「日本橋亭グループでKTV界の半分」という表現が大袈裟ではないとご理解いただけるでしょう。

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今から10年前、マニラのKTV嬢たちの給料は日額200ペソとか300ペソでした。

ところが日本橋亭グループがマカティからマラテに進出した際に、600ペソ/日という破格の給料を打ち出しました。

当然のことながら、マラテ界隈の稼ぎたいKTV嬢は日本橋亭グループに移籍。またモデル志望などの若い女性たちも給料に惹かれて大挙、入店しました。

私が当時【New Sachi】で指名したKTV嬢も、モデル経験者でした。大量の応募者から選りすぐられた美女軍団だったわけです。

「日本橋亭グループは高い給料が稼げる」と知った、自分の美貌に自信のあるフィリピーナが「櫻香」や「真理子」に集まってくるのは、自然の成り行きです。

日本橋亭グループではない、ごく平均的なマニラのKTV嬢の場合、月の給料は約25,000～30,000ペソ(約53,400～64,100円)程度といわれます。

そこから住居費、衣料費、食費、交通費など（KTV嬢の衣装は自己負担が一般的です）支出が2万ペソ前後でしょう。

ところが「真理子」の給料は、日給が3,500ペソ(約7,480円)。月に25日の出勤で87,500ペソ(約187,000円)という給料になります。

そこに指名などのポイントやレディース・ドリンクの歩合が加わりますから、そこそこ人気があれば月に40～50万円は稼いでいるはずです。「真理子」などでトップクラスのKTV嬢なら、毎月の給料は100万円超でしょう。

ちなみにマニラ首都圏の非農業分野の最低賃金（日給）は、2019年で500～537ペソ(約1,070～1,150円)ですからね。ベースとなる日給で一般人の7倍なら、美人が集まるでしょう？

ただし日本橋亭グループはペナルティも他店より厳しい（らしい）です。社長さん、相当にシビアな方だと方々で聞きますので。

実は2011年にマニラを訪れた際、初めてマラテの日本橋亭（画像）に入店。そこに偶然、社長様と営業部長様がいらしたので、取材目的だと告げたら部長様からいろいろご教示いただけました。

なかでも印象に残っているお話は「現在、完全個室形式の【Member's Club Yoko】を準備中」（下の画像）というものでした。

日本のフィリピン・パブに個室はあり得ませんでした。フィリピーナは「ダンサー」の資格で入国していて、ホステス（接客）メインではないという建前でしたから、個室ではマズかったわけです。学芸会レベルのショータイムを多くのフィリピン・パブがしていたのも、理由は同じです。

フィリピン本国の日系KTVも、形態としては日本のフィリピン・パブ同様でした。ですから「完全個室形式」と聞いてちょっとビックリしたわけです。

あれから9年、個室形式の日系KTVはフィリピンでは常識化しました。日本橋亭グループは「先見の明」があったのですね。

9年前にもうひとつ斬新に感じたのは、ショータイムです。日本のフィリピン・パブでは小学校の学芸会レベルが当たり前でした。その学芸会の時間、お客は放置されるわけです。

ところが日本橋亭グループでは、ショーは専門のダンサーが務め、KTV嬢は接客に専念していました。どちらが高い顧客満足度につながるか、おわかりですよね。

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一方で、個室化すれば設備投資額は増えます。専門のダンサーを雇えば、その給料分だけ人件費も増えます。高い給料で美女を集めれば、人件費は著しく増大します。 

そのコストは当然、お客の飲み代にすべて反映されることになりますね。「安く飲みたい」というニーズとは合致しなくなります。

しかし「個室」「高級」路線は別のニーズに合致したと考えます。ご駐在様が「接待」で使えるわけです。

また、コストよりも「個室」「高級」にプライオリティを感じる旅行者も少なくないはずです。温泉地のホテル・旅館と同じ理屈ですね。

フィリピンのKTVに関して方々のサイトを見ますと、日本橋亭グループに対して「韓国人客ばかり」という趣旨の批判？が目につきます。

確かに日本橋亭グループには、韓国人や台湾人も多数訪れます。以前から韓国系KTVはマニラにいくつもあるのに、なぜ彼らは日本橋亭グループに来店するのでしょう？

それは「個室」「高級」路線が、彼らのニーズに合致したからに他ならないと考えます。

日本で、温泉地のホテルや旅館が外国人客をどう受け入れるか、ここ何年も業界は揺れてきました。そこにニーズはあるわけで、応えるか無視するかは経営判断次第です。

ゴーゴーバーと日系KTV。同じフィリピンの夜遊びでも決定的に違うのは「お持ち帰り」の可否です。

お客の側からすれば、アフターして外で飲んで、うまくいけばその流れでお持ち帰り・・・と考えて当然ですよね。

では視点を変えて、KTV嬢として「アフター推奨」と「アフター禁止」、どちらのKTVが働きやすいでしょうか。

勤務時間内で十分な給料を稼げているKTV嬢からすれば、お客からのアフターの誘いなんて、身も蓋もない表現をすれば「迷惑」でしかないでしょう。お持ち帰りされる必要はないのですから。

日本橋亭グループがアフター禁止（ペナルティ）としている理由は、そこにあると考えます。

フィリピン在住のユーチューバーが、日系KTVの店内動画を多数アップしています。ですが日本橋亭グループのKTVは撮影禁止です。

お店の宣伝を考えるなら、他のKTVのように「どうぞ、撮影してください」とユーチューバーを歓迎するのではないでしょうか。

日本橋亭グループがそうしない理由は、このネット社会で「KTV嬢を守る」ためではないかと個人的には推察しています。

「夜の仕事をしていることを、親族や友人に知られたくない」

これはゴーゴーバーの嬢たちも同じです。だから出身地から離れた場所で就職します。

アフター禁止にしても、撮影禁止にしても、KTV嬢の立場からすれば「働きやすい環境」といえるのではないでしょうか。だから余計に美女が集まるのでは？

日本橋亭グループの社長さんは、仕事にとても厳しいと聞きます。遅刻などの勤怠は当然として、仕事道具（ライターとか名札など）を忘れてもペナルティがあります。

仕事に厳しさを求める一方で、KTV嬢をしっかり守る。そのような経営方針かと分析しています。 

さて、ここまで日本橋亭グループの隆盛について書いて参りましたが、他のKTVのなかでも「個性」で繁盛しているお店をいくつか紹介いたします。

新キムラは日本橋亭グループとは180度異なる路線の、大衆店です。

料金体系が一般的なKTVとまったく違います。セット料金なし、指名料なし、時間制限も税金・サービス料もありません。そのためローカルのフィリピン人男性も多数訪れます。

フィリピン人は1Fで、日本人は基本的に2Fに通されます。2Fはレディース・ドリンクが30ペソ高く設定されていますが、それでも180ペソ(約360円)です。レディース・ドリンク1杯で指名嬢が30分、横についてくれます。自分のビールは60ペソ(約120円)です。

住所：1000, 1515 M. H. Del Pilar St, Ermita, Manila

営業時間：18時～2時（18時～20時はハッピーアワー）

定休日：日曜

こちらが新キムラのブログになります。

日本橋亭グループの上をいく、美女軍団と店内のゴージャスぶりで知られる【Room 526】。短パンやサンダルでは入店NGの最高級店です。

【Room 526】はまさに芸能人の卵というような、ハイクラス美女が揃っています。しかも「しつけ」が行き届いているので、グーグルのレビュー評点が際立って高いです。

ダイニングでの1セットは90分2,000ペソ(約4,000円)、レディース・ドリンクは300ペソ(約600円)からとなります。

住所：1651-59 A A. Mabini St, Malate, Manila

営業時間：19時～3時

【Room 526】のホームページはこちらです。

マカティの日本人街「リトル東京」には何軒もの日系KTVがありますが、そのなかで異色の存在がファラオです。

料金も他店よりかなり高めの設定で、個室はとてもゴージャスです。その点では日本橋亭グループの路線に近いといえます。

日本橋亭グループと決定的に違うのは、ファラオはKTVでは激レアな「お持ち帰り型」ということです。バーファインは8,000ペソ(約16,000円)です。

住所：Amorsolo Street, corner V.A. Rufino St, Legaspi Village, Makati

営業時間：18時～4時

公式ホームページはこちらです。

冒頭で触れましたとおり、私がマニラに数十回も訪れたのは「日本のフィリピン・パブの劣化」が引き金でした。

今ではもうフィリピン・パブという業態が消えそうな日本の状況ですが、それは査証などの問題であって、フィリピン・パブ自体の魅力は昔も今も不変でしょう。

ぜひフィリピン本国で、若くてかわいいフィリピーナとKTVで楽しく飲んでみてください。

なおセブ島のKTVに関しましては、別記事で解説しております。あわせてご覧いただければ幸いです。

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