台湾の夜市を台北・台中・台南で総まとめ！食べるべきグルメやおすすめポイントも！

ニーハオ！中国在住ライターのはなまるです。

今回は話題の台湾の夜市上昇について紹介したいと思います。

台湾旅行の魅力は何といっても、夜市での食べ歩き！だと思います。

街明かりの中、賑わいある夜市を練り歩きながら、小籠包や串焼き、フライドチキンにマンゴーかき氷などの美味しいグルメに舌鼓を打つ、想像しただけでもお腹が空いてきますよね！

また、台湾には、メジャーな都市として、皆さんご存知、一度行ったことがある人も多い「台北」、台北から鉄道で1時間とすぐにいけちゃう「台中」、台湾南部にあり一味違った魅力を持つ「台南」、台湾南部にあり、高層ビルが立ち並ぶ港町「高雄」などがあると思います。

その中で、台北・台中・台南にはそれぞれ特色を持った夜市があり、どこも魅力ある風情を醸し出しています。

そこで今回は、台北・台中・台南の夜市について、事前に確認しておくべきポイントをまとめてみましたのでぜひチェックしてみてください。

台湾の夜の文化と言えば、夜市です。中華圏には“小吃“というホットスナックの文化がありますが、その“小吃“の屋台がたくさん立ち並ぶ、グルメフードコート。

日本のお祭りや縁日のようなものでしょうか。それが毎日行われているというイメージです。

台湾を知る上では欠かせない夜市ですが、今回ご紹介するのはこの5つ。

①台北の【士林夜市】

②台北の【華西街観光夜市】

③台中の【逢甲夜市】

④台南の【花園夜市】

⑤台南の【大東夜市】

それでは、1つずつ見て行きましょう！

台北最大、いや、台湾最大の士林夜市。ココに行かないと台湾の夜市に行ったことにはならない、と言っても過言ではないです。

士林夜市は台北の北側にあり、最寄り駅はMRT淡水信義線(赤色が目印)の「劍潭」駅になります。

台北駅から約15分程でしたでしょうか。他の観光スポットとは少し離れています。

タクシーで行くことも可能ですが、渋滞に巻き込まれる可能性が高いので、地下鉄がオススメです。

もちろん、かなり人は多いですが、渋滞で進めないなんてことはないです。

劍潭駅から文林路を通り、「日薬本舗」の前を進んでいくと、士林夜市の始まり始まり。

士林夜市で外せないのはこちら、士林豪大大雞排のフライドチキンです。

とにかくめちゃくちゃ大きくて美味しいです。1つ70元（約250円）

ここのフライドチキンは辛さが選べ、大辣・中辣・小辣から選べます。小辣にしておくのが無難です。私は辛いのが好きなので、大辣行きましたが、結構辛かったです。

士林夜市の名物屋台は、地下に集まっています。その中でもぜひとも食べて頂きたいのが、「大頭龍」の台湾B級グルメの定番「蚵仔煎」。牡蠣入りオムレツです。

たっぷりの牡蠣が入った”粉もん”で、甘いソースがかかっています。1つ60元（約200円）。これがビールととてもとても合います！

また、大腸包小腸の台湾式ホットドッグも食べずには帰れない一品です。ソーセージは言わずもがなでめちゃくちゃ美味しいのですが、ソースが甘辛でとっても合います。

ケチャップだけのホットドッグよりはるかに美味しいです。

１つ70元（約260円）です。

先ほどの魅惑の地下街から1つあがり、地上フロアには土産屋がたくさん並んでいます。台湾ではおなじみのパイナップルケーキや、

淡水で有名な鐡蛋など、旅のどこかできっと買うことになる商品があります。

また、面白いご当地Tシャツもたくさんあります。せっかくの夜市ですので記念にどうぞ！

尚、士林夜市にはコインロッカーもあります。（1日10元（約35円））

先に買い物を済ませて、コインロッカーに預けてから地下街に行くってのが理想的かと思います。

住所：No. 101號, Jihe Road, Shilin District, Taipei City, 台湾 111

士林夜市をさらに詳しく↓

もう一つ台北の夜市でご紹介したのは一風変わったところ、華西街観光夜市です。

華西街観光夜市は、龍山寺の近くにあり、妖艶な雰囲気を醸し出しているアーケード街です。

龍山寺は台北の有名なパワースポットなので場所はすぐにわかるかと思います。

龍山寺駅からいたに徒歩5分程です。

このアーケード街には、レストランもありますが、漢方薬局やマッサージ店、雑貨屋などが並んでいます。

さらに進んでいくと・・様々な爬虫類を扱っている漢方薬局や、いかがわしいお店なんかもあります。

このあたりで士林夜市とはちょっと雰囲気が違うなというのが分かるかと思います。

ちょっとおかしいなーと思いつつ入っていくと、ゲテモノ料理のお店が！

金代山産薬膳坊というお店ですが、ここのゲテモノ料理は中々強烈です。ゲテモノ好きも満足できると思います。尚、ここはイッテＱでも紹介されています。

ワニや蛇、すっぽんなどなど。また、他にも様々な爬虫類もあります。

私もゲテモノ料理にチャレンジ。蛇肉がドンっと入っているスープは結構おいしかったです。

住所：No. 48, Huaxi Street, Wanhua District, Taipei City, 台湾 108

逢甲夜市は少し街中から離れており、台中駅から歩いていくのは少し厳しい距離です。

バスを使うのが一番良いと思いますが、その場合は新光三越駅まで向かい、そこで乗り換えて逢甲大学まで乗れば目的地の逢甲夜市まで着きます。

逢甲夜市付近はとても込むので、できれば1つ前の駅で降りて歩いていくのもよいと思います。バスの料金は一律20元（約70円）なので、手軽に使うことができます。

タクシーを利用する場合、逢甲夜市（フォンジアー イェシー）と言えば連れて行ってくれます。

料金は、初乗り75元～85元（約230円～250円）で、台中駅から大体180元程（約600円）で行けるかと思います。

バスで逢甲夜市へ行った場合、まずは降り立つであろう福星路。

ここは大通りで、マッサージ店やカフェなど、通常のお店もたくさんあり賑わっています。

そして「赤鬼」「日船章魚小丸子」が見えてくると、夜市の始まり。

逢甲夜市の1番人気店と言っても過言ではないのが、黄金右腿・黄金左腿です。

左腿がバーベキューチキン、右腿がフライドチキンです。

店員さんもフレンドリーでどんどん話しかけてきますし、日本人だと分かると英語で話してきます。

チーズがドンっと乗っていてボリューム満点です。

これで90元（約300円）食べ応えあり、ビールにも合い、夜市にぴったりの一品です。

鶏肉続きになりますが、按摩鸡排もぜひ食べてほしい一品です。上記の黄金右腿・黄金左腿から少し先に進んだところにあります。

ここのお肉はとにかく柔らかい。しかも、しっかり味もついていて美味しいです。持ち運びしやすい入れものに入れてくれるので、他の物を一緒に買って他で食べるとよいです。ただし、骨があるので食べ歩きには注意が必要です。

最後に紹介するのは、ちょっと好き嫌いが分かれるこの一品、紅茶臭豆腐。

一般的に臭豆腐は揚げる方法と蒸す方法の2つがあり、ここの臭豆腐は揚げる式です。

揚げる式の臭豆腐は独特の匂いも少し減って、しかもサクッとした食感でとても食べやすくなります。

私も少し苦手な味ですが、ここの臭豆腐は食べれました！

逢甲夜市をさらに詳しく↓

花園夜市は、台南駅あたりの中心部から少し離れており、バスかタクシーで行くことになります。尚、台南には地下鉄はありません。

タクシーを利用するのが一般的です。台南駅にはタクシー乗り場があるので、そこから乗るのが確実ですが、街中で捕まえることも可能です。

尚、最近、Uberが使えるようになったので、ダウンロードしておくとさらに便利です。

料金は、初乗り85元（約250円）で、台南駅からおおよそ120元程（約400円）で行けると思います。

台南は肉料理がたくさんありますが、中でも名物の牛肉湯を食べてみてください。

普通の牛肉湯が100元（約350円）、五花肉が150元（約500円）。

肉の固さが違うそうです。私は初めての牛肉湯だったので、普通の方を選びました。

途中で食べれないとかありそうでしたので・・・。

というのも、牛肉湯は、注文してから、生のお肉が入ったお椀に熱々のスープをかけて食べるというものです。そう、生のお肉なのです。

生のお肉は衛生的に大丈夫なの？というかそもそも食べて大丈夫なの？と最初はちょっと戸惑いますが、これが台南式。

熱々のスープを入れると一気に牛肉に火が通ります。ダシがよく出ていて、かつ生姜が効いていてとてもおいしかったです。

スープはお替りできるようですので、もっと飲みたい方は尋ねてみましょう。（ただし、1杯で十分な量があります）

もう1つのお肉料理、牛肉・鶏肉ステーキです。これも美味しいです。

食べ応え満点の1枚もので切り分けてくれるところもあります。

これで60元程（約200円）。安い・・！

もちろん焼きたてです。

夜店でステーキってとてもテンション上がりますよね。台南ならではのものかというと、決してそうではないかと思いますが、せっかくの夜市、ぜひ食べてみてください。

花岡夜市の特徴。それはゲームがたくさんあることです。

輪投げや射的のような日本に馴染みのあるものから、スロット台や麻雀パイを使ったくじ引きのような遊びのものまでたくさんあります！

景品はぬいぐるみのようです。小さい子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、皆が遊んでいました。

住所：No. 533號, Section 3, Hai'an Road, North District, Tainan City, 台湾 704

大東夜市は、台南駅の東側にある夜市で、花岡夜市と比べると小さいですが、こちらも中々の盛り上がりを見せる夜市です。

大東夜市へは、台南駅前のバス停「南站」から0番の右回りバス（0右バス）に乗って行きます。

花園夜市とはちょうど反対側にあります。

また、18時ー19時は最も人が多い時間帯で、この時間帯に行くと、必ず渋滞するので、レンタカーは止めておいた方が無難です。駐車場にとめるだけで1時間くらいかかっちゃいます。そのため、上記のバスか、もしくは台南駅からタクシーで向かうのがいいと思います。台南駅から400円くらいで行けるかと思います。

それもそのはず、台南の夜市は曜日ごとに開催する場所が変わるのです。そのため、花園夜市に出ていたお店も次の日には大東夜市へ、という風に移動するのですね。

そのため、両方行く必要はなく、どちらか1つに行けばよいということになります。

夜市の開業日時ですが下記のようになっているので、旅行の日程に合わせて選んでください。

月曜日：大東夜市

火曜日：大東夜市、小北夜市

水曜日：武聖夜市

木曜日：花園夜市

金曜日：大東夜市、小北夜市

土曜日：花園夜市、武聖夜市

日曜日：花園夜市

この日程を見る限り、やはり花岡夜市に行きたければ土曜日当たりを狙うのが良いかと思います。

因みに小北夜市は、花岡夜市の近くにあり、私が行ったときは土曜なので当然しまっていましたが、食べ歩きというより、どちらかというとお店主体のようでした。

住所： No. 276號, Section 1, Linsen Road, East District, Tainan City, 台湾 701

いかがでしたでしょうか？今回は台湾の夜市を都市別にご紹介してきました。参考になりましたか？

台湾には他にも魅力的な都市がたくさんあるので、下記の記事も参考にしてみてください！

台湾は日本人にとって1番気軽に行ける外国だと思います。航空券も安く、街中でも日本語が通じる場面が多々あります。3連休に思い切っていくのもありかもしれません。

この記事を参考に、ぜひぜひ旅行の計画づくりをしてみてください！

以上、はなまるがお伝えしました◎