日本のエロ祭り10選！男性器と女性器がぶつかり合う!？男性器にまたがる女性!？日本全国の奇想天外な変態祭り！

みなさんこんにちは！

祭りと言われれば血が騒ぐ、世界各国の祭りに参加経験のあるカトレア姐さんです！

今回は、日本のエロい祭りについてご紹介します。

その前に、祭りの起源について少しうんちくなど。

日本の催事の起源は、もともと神話や伝承が元となっています。

太陽神・天照大神（アマテラスオオミカミ）が機嫌を損ねて天の岩戸に籠もってしまったのは有名な話。

世界が真っ暗になってしまったことに困った神々は、天照大神の機嫌を取るために踊り子のアマノウズメを呼んで、岩戸の前でどんちゃん騒ぎを始めます。

その時のアマノウズメの踊りと言えば、胸をはだけて着ていた衣を脱ぎ、お立ち台の上で陰部をあらわにしたセクシーダンス。

現代で言えばストリップですが、周りにいた神様たちも大喜び。

その後、平安時代には神様の住居として神社が建てられたり、神様が神社（居住地）から街に降りて来られるように神輿（運転手付きの高級車）が作られたりするようになります。

日本における祭りの起源は、ストリッパーが高級ホステスとなり、家や車を土地の権力者に買わせた挙げ句に、いつか神として崇められるようになったという事ですね。

このコラム最後には、エロについての関連記事もご紹介していますよ。

最後まで楽しんで下さいね。

実は日本各地に伝わる伝統的な祭りの中には、男根を模した御神体がとても多いのです。

世界的にも異彩を放つ奇祭として注目を浴びている男根祭りには、海外からの観光客も大注目！

まずは、男根をご神体とした祭りの由来や祭りの概要などを見ていきましょう。

全国的に分布している、男根をご神体とした祭りの数々。

日本を始め世界各地でも、生殖器崇拝が行われている国や地域はあります。

日本最古のものは、旧石器時代の遺跡からも出土しており、縄文時代には既に男根を模して作られた石棒（せきぼう）が呪術や祭りに使用されていました。

現在行われている男根をご神体にした催事や男根の御神体は、道の辻に置かれる道祖神から発生したものと考えられています。

男根信仰は後に発展して、形状の似ている大黒様や福の神、地蔵とも関連付けられて信仰が広がったとされています。

また、男根は子宝を授ける力があることから神の霊体として、豊穣のシンボルとされても信仰の対象になりました。

また、刀を鞘に収める様子が男女のセックスの形状に似ているということから、御神体として祀られるようになったという説もあります。

いずれにせよ、刀が鞘に収まるように、ピッタリくるということは、男女の間では大切なことですね。

置屋や吉原などの遊郭では、都を中心として発展した性風俗とともに瘡病（梅毒）などの性病も民間に広がっていきました。

男根は性病を蔓延させるものでもありましたが、逆に性病を封じる霊体として、力強く大きな男根の御神体が作られるようになります。

遊郭に客の入が少ない時には、引きずり回したり強打したりして罵倒する対象にもなりました。

また、子宝を授ける霊験あるものとして、子供を持たない女性からも絶大な人気を集めたり、腰の病を治す力があるとも考えられていました。

生殖器崇拝の対象として、金精様や歓喜天、金魔羅様などの御神体があげられます。

普段よりご神体が男根という神社も数多くあります。

素材は石の場合が多く、木や金、自然石を彫刻したものも見られます。

祭りの時は、祈願を終えた後に男根の形をした神輿が上げられ街を練り歩きます。

地方や祭りによって、神輿に上げられる男根や祭りの方法にも特色が見られます。

次項では、世界的にも有名な金山神社のかなまら祭りをはじめ、日本全国の男根祭りをご紹介していきます！

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愛知県小牧市の田縣神社は、恋愛関係や子宝、商売繁盛や厄除けなどの祈願のできる神社です。

毎年3月15日に行われる田縣神社の豊年祭には、直径60センチ、長さ2メートルの特大男根が毎年新しく作られます。

素材はなんと、高級素材の木曽ひのき。

重さは300キロ近くにもなります。

それを聞くだけでも、なんだかご利益があるような気持ちになりますよね。

その特大の男性シンボルを神輿にかつぎ、練り歩くのは42歳の歳男の男性たち。

5人衆と呼ばれる、男茎形を持つ女性たちも選ばれます。

祭りは大変な賑わいで、男性シンボルを模したチョコバナナや人形焼などの屋台が出る他、焼き物などの販売も行われます。

ちなみに同じ愛知県の犬山にある大懸神社の御神体は、女性器がシンボルとなっており、田縣神社と対になっています。

全国どころか今や世界中で人気となっている、神奈川県川崎市の金山神社のかなまら祭。

真っ黒に黒光りする船神輿がかなまら際のシンボルですが、インスタ映えも抜群で人気があるのは、「エリザベス神輿」と呼ばれる全身ピンクの巨大男根神輿。

もともと、浅草の女装クラブが寄贈したもので、現在でも女装したお姉さま方が担ぐのが恒例となっています。

よって、ゲイやLGBTの方々にも人気のあるパレード的なお祭りとして、外国人観光客がとにかく多いのです。

祭り会場では、そこかしらで男根の形をした「子宝飴」を売られているようです。

種類も豊富で、至って普通の美味しい飴ですよ。

奈良県明日香村の飛鳥坐神社で、2月の第1日曜日に行われるおんだ祭り。

正式名称は、緒田植神事と言います。

おんだ祭りは、天狗とお多福によるセクロバットで有名なお祭りです。

もともと豊穣や魔除けの意味合いがあるとされていますが、起源などははっきりとわかっていません。

天狗の面と翁の面をかぶった若者がササラ（細い木や丈を束ねた道具で、もともとは洗浄器具や楽器として用いられる）を振り鳴らして魔除けをし、種まきや田植えの後、豊穣の意味合いでもある「種つけ」が行われます。

この種付けこそが、おんだ祭りのクライマックス。

さまざまな体位でセクロバットを繰り広げ、踊りが終わると懐から取り出した懐紙を使って股の間を拭う仕草をします。

この股を拭った懐紙を観衆に分けて歩くのですが、こちらの懐紙にはご利益があり、持ち帰ったその晩に使用した男女には子宝を授かると言われていますよ。

しかし、実演の方たちは上も下もどう見ても男性です。

逆に、気になりますね・・・。

露骨でエロさ満点の祭りですが、農民にとっては米の出来高は死活問題。

豊穣を願い、子宝を授かることは一家が繁栄するために必須ですから、とても意味の深い祭りと言えますね。

ヤマザキマリ氏の漫画、テルマエ・ロマエでも紹介されていた、東北の奇祭・金勢祭。

湯につけられた大きな男根に、女性がまたがる事で子宝を授かる願いを込めた祭りとして登場していました。

岩手県花巻市の大沢温泉で毎年行われる金勢祭の御神体は、つややかに光るケヤキ材の男根。

子宝や縁結び、家庭円満の神様だそうですよ。

神輿に乗せて担いで練り歩いた後は、お待ちかねの「入浴の義」が執り行われます。

子供を授かりたい女性が、露天風呂に運ばれた巨大な男根の御神体にまたがって祈願します。

御神体にまたがった女性のうちの半数くらいは、その年のうちにご懐妊されるそうですよ。

また、大沢温泉には男女混浴の温泉もあるのです。

ただし、湯気が多いので、声で女性が入っているのか分かるといった具合ですが・・・。

カップルで行っても良し、夫婦で訪れても良しですね。

実際に混浴に入ってみた体験談ですが、混浴にはひとりで訪れている男性客のほうが多い印象です。

みなさん、お風呂を上がる時にちら見をしていくつもりなのか、洗い場にいると近寄って来られます。

雪国越後の奇祭ともよばれる、新潟県長岡市のほだれ祭り。

男根をほだれと呼ぶ説や、稲の穂が垂れる事を意味した穂だれに由来があると言われる豊穣の祭りです。

ほだれまつりの御神体、巨大男根の「ほだれさま」は高さ2.2メートル、重さ600キロと日本一の巨根。

新婚女性が巨根を跨ぎ、神輿に上げて地区内を練り歩く様子は圧巻です。

縁結びや子宝、安産などの性にまつわる祈願の他、五穀豊穣や商売繁盛、家内安全などさまざまなご利益があります。

同地区には、他にも男女が抱き合った形の道祖神など、さまざまな形の石像が古くから祀られているそうですよ。

静岡県伊東市の音無神社で開かれているのが、尻つみ祭りと呼ばれる祭りです。

音無神社は、源頼朝が14歳で伊豆に島流しになった時に通じた、八重姫との逢瀬の場所だったと言われている神社です。

ふたりの間には千鶴丸という男児も生まれますが、殺されてしまうという悲恋。

その後は八重姫も他の男に嫁がされてしまったと、曽我物語に描かれています。

尻つみ祭りの祭儀中には社の灯りを全部おとし、一切口を聞いてはいけません。

隣の人にお神酒を回す時には、隣の人のお尻をつねって合図をします。

祭儀中とは言えど、真っ暗な公共の場所で堂々と隣の人のお尻を触れる祭りはここだけ。

祭りのメインイベントは、尻ずもう。

ひっくり返された桶の上に立ち、お尻で相手を押し合い樽の外へ落ちたほうが負けです。

どうどうと他人のお尻を触ったり、くっつけ合ったりできる、エロ祭りと言えますね。

宮城県石巻市のおめつき祭りは、おめつき（思いつき）で即興の寸劇をやる祭りが起源となったお祭りです。

火伏せの神さまが祀られている、秋葉神社の御神体も、男根像。

1781年に地区で大火災があったことから、火災や地域の安全のための神様として祀られています。

山車が出た後は、メインのおめつき。

即興をやる語り手は、巨大な男根像を持ち出して観衆を巻き込んでの即興会が始まります。

その後、巨根像は民衆のシーソーと早変わり。

子供の欲しい男女が、シーソーと化した男根にまたがってゆらゆら。

おおらかなのか、エロなのか、といった楽しいお祭りですよ。

長野県の千国諏訪神社で9月の第2日曜日に行われるささらすり。

子孫繁栄を願うお祭りですが、なんともエロ臭漂う奇祭です。

ささら師と呼ばれる、顔をひょっとこの面で隠した出で立ちの男が手に持っているのは、赤く塗られた大きな男根棒と竹の枝。

赤い男根棒を竹でこすって音をたてたり、通りすがりの女性を男根でつついてみたり。

女性や子供を男根持って追いかけたりと、やりたい放題。

ささら師の男根で触れられた女性は、子宝を授かるそうで、ものすごく直接的なエロ祭りですね！

400年者歴史を持つ、福井県新庄の八朔祭りは、天狗が男根を持って女性を追いかけ回すお祭りです。

もともと、同義語とされる子孫繁栄と五穀豊穣を祈願するための祭りで、天狗は古くからニニギノミコトが降臨するための案内役として知られ、神の使いとされてきました。

天狗の大きな赤鼻も、どことなく男性自身を想像させますよね。

天狗が手にする神棒は、男根型。

この神棒で女性をつついて回ると、子宝に恵まれると言われています。

もともとは祭り自体が男女の出会いの場であったため、この祭りで出会ってお互いを見初めた男女も多かったことでしょうね。

現代でも、祭りでの男女の出会いは多そうです！

矢口史靖監督の映画、Wood Job!でも描かれた、三重県仲山神社のごんぼ祭り。

三重県の美杉町で500年も続く伝統的な祭りです。

毎年2月になると、美杉町では味噌ごぼうとボラを朴の木で包んだものが大量に仕込まれます。

こちらの味噌ごぼうが、ごんぼ祭りの名前の由来となりました。

仲山神社の御神体は、なんと男性器と女性器の2体。

男性器の方は木製で、女性器の方は2年に1度藁で編みなおして作られるそうです。

女性の方は2年に一度新しくなるなんて、なんだか・・・もやもやする気がしますがそれはさておいて。

祭りのクライマックスでは、神輿に上げられた男性器と女性器が激しくぶつかり合う様子が見られます。

もちろん、男性の方を女性の方へ入れて合体させるわけですが、神輿の担ぎ手によって上手く行ったり行かなかったり、毎年コトの成り行きをハラハラ見守る群衆。

思わず手に汗握るエロ祭りとなりそうですね。

北海道知内町のおっぱい祭りは、安産や授乳の乳神様を祀っています。

知内町の知内公園内にある樹齢600年とも言われる老木の杉の木が、姥杉（乳母杉）と呼ばれる御神木。

杉の木の根本には、おっぱいの形をしたコブがあり、そのコブをさすると母乳が出ると言われています。

おっぱい祭りは現在でも男子禁制。

参加女性は米でおっぱいの形に成形したおしとぎ（餅）を作って祭壇に備えます。

その後はおしとぎにお神酒をかけてお祓いをし、小さくちぎって別のおしとぎの上に乳首に見立て乗せ、参拝者に振る舞います。

江戸時代から続く、山梨県甲斐市の金剛地金山神社の子宝祭り。

子孫繁栄を願い、餅で男性器と女性器の形を作ります。

子宝を授けてくれる霊験のある餅として、事前予約すれば供物を授かることができることから、遠方からの来訪者も多い祭典となっています。

男根と女性器の形の餅に、あんこが付けられて備えられた形状はなんともシュール。

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日本古来から、生殖器崇拝は豊穣や子宝と結び付けられて考えられていました。

祭りによっては多少現代風にアレンジもされていて、純粋な神祭というよりもエロさが際立っているようにも見えます。

日本全国で農民の祭りとしてはじまり、現代まで伝えられる祭りの中には、男根信仰がとても多く見られますね。

男根には、それだけのパワーがあると考えられていたということの現れでしょう。

気になった男根エロ祭りはありましたか。

もし、お住いの近くで開催されている祭りがあったら、ぜひ尋ねてご利益を頂いて下さいね！

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