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モンテネグロ

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アドリア海沿いの小国モンテネグロの美しい観光スポット5選!治安情報も!

2019.08.30

バルカン半島、アドリア海沿いの小国、モンテネグロ。中世の街並みの残る世界遺産の町やアドリア海に面したビーチ、修道院、湖など、実はたくさんの見どころのある国なんです。今回は、そんなモンテネグロの観光スポットとその行き方をご紹介します。

この記事に登場する専門家

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女性ソロトラベラー

あずさ

2018年12月より世界一周ひとり旅をしています。一番好きな国はインド。カレーが大好物。世界には、あまり知られていないけれど素敵な国がたくさん。そんな国々の情報を、日々綴っていきます。

  1. モンテネグロってどんな国?
  2. モンテネグロの治安について
  3. 首都ポドゴリツァってどんなところ?
  4. ①秘境の聖地【オストログ修道院】
  5. ②モンテネグロ屈指のリゾート地【ブドヴァ】
  6. ③中世の面影を残す世界遺産の街【コトル】
  7. ④コトル湾に浮かぶ教会の島がある街【ペラスト】
  8. ⑤バルカン半島最大の湖【シュコダル湖】
  9. 美しい魅力たっぷりのモンテネグロ

こんにちは!現在シベリア鉄道でロシア横断中、ソロトラベラーのあずさです。

2019年5月末から6月中旬にかけて、バルカン半島を南から北に縦断する旅をしました。

バルカン半島は、その地理上、西アジアとヨーロッパの文化が混ざり合った独特の文化を持った地域です。


ただ、まだ日本人にとってはあまり観光地として知られておらず、「モンテネグロってどこ!?」という方も多いんじゃないでしょうか。

この記事では、モンテネグロという国の概要から、簡単に行ける観光地とその行き方など、モンテネグロの魅力をとことんご紹介していこうと思います!

是非モンテネグロ観光に行ってください!

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モンテネグロとは、2006年に旧ユーゴスラビアから独立したばかりの若い国。

面積は日本の約37%、人口は世界で162番目の約63万人(2019年4月現在)と、とても小さな国です。バルカン半島のアドリア海沿いに位置し、セルビア、コソボ、アルバニアと国境を接しています。


その国名の「モンテネグロ」は「黒い山」という意味で、実際、観光の際は険しい黒い岩山をバスで移動していました。

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モンテネグロは、他のバルカン諸国と同様とても平和な治安の良い国。安心して観光・旅行することができます。筆者は一人旅でモンテネグロを訪れましたが、身の危険を感じることは全くありませんでした。

そうは言っても海外旅行。

観光の際は貴重品は常に身に着ける荷物から目を離さない夜は一人で歩かない、など、治安が良いと言っても、旅行の際に気をつけるべきことはきちんと守りましょう。

特に夏の観光シーズンには、コトルやブドヴァなどのアドリア海沿岸地域でスリの被害が相次いでいます。

スリに対する防犯対策としては、現金やクレジットカードを分散して保管しておくこと、多額の現金を持ち歩かないこと、クレジットカード番号を控えておくこと、クレジット会社の連絡先を控えておくこと、また、バッグを体の前に持っておくことや混雑したバスや列車を避けることなどが挙げられます。


また、モンテネグロの日本大使館は、隣国のセルビアにある日本大使館が兼轄しています。

パスポートの紛失など万が一のことがあった際には、即時に再発給手続きができず、渡航文書発給までモンテネグロに足止めされることが予想されます。

治安が悪いわけではないですが、日本ほど治安が良い国は珍しいので、海外旅行をする際気をつけるべき最低限のことにはきちんと気を配って、油断せずに旅行を楽しんでくださいね。

そんな小さな若い国、モンテネグロの首都はポドゴリツァ。実は「ヨーロッパで最も退屈な街」というなんとも不名誉な称号を与えられていたりもします。でも、実はポドゴリツァは歴史のある魅力的な街。ここではポドゴリツァがどんな場所なのか、ご紹介していきます。

観光にも実はおすすめなんです!

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ポドゴリツァはバルカン半島で最も歴史の古い街の一つ。

石器時代後期の最古の集落の跡が見つかっています。

中世には交通の要衝として栄え、オスマン帝国時代には地域の防御の重要な拠点となっていました。

第二次世界大戦では70回以上の爆撃による甚大な被害を受け、人口の約3分の1にあたる4100人が亡くなったそうです。

その後ユーゴスラビア時代には「ティトーグラード」としてモンテネグロの中心的な都市へ発展。ユーゴスラビア崩壊後、2006年には公式に独立国の首都となりました。

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ポドゴリツァは、新市街と旧市街とに分かれています。

石垣が続く、可愛らしい旧市街の街並みは必見。

子供達が道で遊んでいたり、庭で家族が集まってお茶していたり・・・人々の暮らしを近くで見ることができます。

もしポドゴリツァに来たら、ぜひ旧市街をブラブラ観光してみてください。

オストログ修道院って?

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オストログ修道院は、首都ポドゴリツァの北40kmほどの場所にあるセルビア正教会の修道院。

17世紀、聖バジルによって建てられ、今でも彼のミイラが安置されています。

彼のミイラに祈ると病気が治るという伝説があり、参拝客が絶えません。

オストログ修道院の見どころ

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オストログ修道院の見どころといえば、聖バジルのミイラ。

ミイラにお祈りすると病気が治ると信じられており、ミイラが安置されている教会には、たくさんの参拝客が行列を作っています。

また、修道院に併設されている教会内の壁絵もとても美しく、人気の観光スポットとなっています。

教会内部は撮影不可。リスペクトを忘れず、静かに見学しましょう。

オストログ修道院までの行き方(1)チャレンジャーな方に!バス

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ポドゴリツァのバスターミナルから出ているNikšić」行きのバスで、オストログ修道院の近くまで観光に行くことができます。

チケットは片道3ユーロ(約400円)毎日、5:45〜22:00まで50分〜30分間隔で運行されています

※バスのスケジュールはこちらのWebサイトから確認することができます

ポドゴリツァのバスターミナルを出て1時間ほどで、オストログ修道院まで8kmほどの地点で降ろされます。そこから徒歩かタクシーで修道院まで行くことができます。


筆者はきつい日差しの中8km、約2時間歩いて修道院にたどり着きました。

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バス停からオストログ修道院までは、アスファルトで舗装された山道。

日光を遮るものは何もなく、直射日光でフラフラになりながらたどり着きました。

結構きつかったので、チャレンジャーな方以外はバスで行くのはあまりオススメしません

オストログ修道院までの行き方(2)楽で安い!列車

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ポドゴリツァのバスターミナルの横にある鉄道駅からオストログ修道院の近くまで、列車が走っています。運賃は、列車の中で車掌さんから買うと2ユーロ(300円弱)でした。


バスより運行の頻度が少なく、

ポドゴリツァ〜オストログは8:00、12:55、15:30、18:30、21:40。

オストログ〜ポドゴリツァは6:37、11:19、14:29、17:17、20:17。

片道1時間ほど。

※列車のスケジュールはこちら

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鉄道のオストログ駅からオストログ修道院までの道のりは、約4.5km。

私は帰りに列車を使ったのですが、オストログ修道院から鉄道駅まで約1時間でたどり着くことができました。

鉄道駅からオストログ修道院の近くまでは歩道が整備されており、迷わないように標識も設置されています。

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また、オストログ修道院を眺めることのできるビューポイントもあります。

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バスよりも柔軟性は低いですが、鉄道駅からオストログ修道院への道のりはちょっとした山登りやトレッキングのようで面白いと思います。

オストログ修道院までは列車を使って行くのがオススメです。

ブドヴァってどんな街?

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ブドヴァは、アドリア海に面したリゾート地。

美しいビーチが数多くあり、たくさんのホテルやバーが立ち並んでいます。

およそ400年間にわたりヴェネチア共和国の支配を受けた影響で、今でもその時代の建物が多く残っています。

ブドヴァの見どころ(1)ビーチでゆったり

ブドヴァのビーチ
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ブドヴァといえば、ビーチ観光。

観光客で賑わう有名なビーチから、あまり知られていない地元の人が行くビーチまで、たくさんのビーチがあります。

エメラルド色に輝くアドリア海を見ながらゆったりしてみてはいかがでしょう。

ブドヴァの見どころ(2)旧市街を散策

ブドヴァ旧市街
引用: http://www.adria.travel/wp-content/uploads/2017/05/St.-John-Church-Budva.jpg

2500年以上の歴史があるブドヴァ。

ヴェネチアの影響を受けた美しい街並みが残る旧市街をブラブラ観光するのもオススメです。

旧市街には美味しいモンテネグロ料理が食べられるレストランや雰囲気の良いバーなども数多くあります。ビーチでゆったりした後は、旧市街で郷土料理を楽しむ、なんていかがでしょう?

ブドヴァへの行き方〜バス〜

ブドヴァへ行くのはバスが便利。

ポドゴリツァ〜ブドヴァは0時30分から22時45分まで、

ブドヴァ〜ポドゴリツァは5時25分〜23時15分まで頻繁に運行されています。

片道4〜5.5ユーロ(約600円)、1時間半の道のりです。

※バスのスケジュールはコチラ

世界遺産の街、コトルってどんな街?

コトル
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コトルはブドヴァの約24km北に位置する街。

「コトルの自然と文化歴史地区」としてユネスコ世界遺産に登録されていて、観光地としても有名です。

ブドヴァと同じくヴェネチアの影響を大きく受けており、コトル湾の周囲に残る城壁は、ヴェネチア共和国によって建てられました。

その美しい街並みや自然は多くの人々を惹きつけています。

コトルの見どころ(1)猫に癒される

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コトルは猫の街としても有名。

なんと、1914年のロンリープラネットで、「猫好きが好きな街トップ10」に選ばれたんだそう。100年以上前から、猫が気ままに散歩している光景は変わっていないんですね。

現在では猫はコトルの象徴の一つとして、住民たちに大切にされています。

土産物屋では猫グッズがたくさん。ぜひ、コトル土産に猫グッズを買ってみてはいかがでしょうか?

コトルの見どころ(2)旧市街を散策

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ヴェネチアの影響を大きく受けた美しい旧市街は必見。

まるで迷路のような細い路地のほか、たくさんの教会、時計塔、広場などたくさんの見どころがあります。

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これは見どころの一つ、時計塔。

なんとこの時計塔の下には、以前、罪人の晒し場として使われていた場所が残っています。

今では観光客で賑わいとてもツーリスティックな場所になっていますが、その事実を知ってから来てみると、コトルの歴史を実感できます。

コトルの見どころ(3)城壁からの絶景を堪能

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引用: https://www.flickr.com/photos/97761689@N02/24832626870/

旧市街のすぐ後ろにそびえ立つ岩山には、総延長4.5kmにも及ぶ城壁が建てられています。

この城壁はヴェネチア共和国によって建てられたもので、登ることができます。

正式なルートだと8ユーロもしますが、ハイキングコースとして無料で登ることのできるルートもあります。

上り坂が続くので、休みを入れながら、気をつけて登ってくださいね。

コトルへの行き方〜バス〜

コトルへ行くのにもバスが便利。

ポドゴリツァ〜コトルは0時半〜22時45分まで(※ブドヴァ行きのバスと同じ)、

コトル〜ポドゴリツァは5時〜19時50分まで頻繁に運行されています。

片道6〜6.5ユーロ、ポドゴリツァから約2時間半の道のりです。

※バスのスケジュールはコチラ

ペラストってどんなところ?

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ペラストは、コトルから北西に数キロのところにある人口400人ほどの小さな街。

この街には2つの島があることで知られています。

一つは「岩礁のマリア教会」のある島、一つは「スベティ・ジョルジェ」と呼ばれる修道院の建つ島。「岩礁のマリア教会」のある島にはボートで行くことができ、美しい景色を楽しむことができます。

ペラストの見どころ〜岩礁のマリア教会〜

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岩礁のマリア教会は、ペラストの街からボートで約10分ほどのところにあります。

この島は、古い船を沈め、そこに石を堆積させることで作られた人口の島だそう。

オリジナルの教会は15世紀に建てられましたが、1667年の大地震で倒壊。

現在は、その後再建されたものを見ることができます。

教会はもちろんですが、島に至るまでのボートからの景色はとても美しく、コトルに来たならぜひとも足を伸ばしたい場所です。

ペラストまでの行き方

ペラストまでは、コトルから頻繁にバスが出ています。

コトルからの所要時間は15〜30分。

バスは30分〜60分間隔で、22時30分まで運行されています。運賃は1ユーロです。

シュコダル湖ってどんなところ?

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モンテネグロとアルバニアの国境にある、バルカン半島最大の湖、シュコダル湖。

モンテネグロ側の、湖を含めた400平方キロメートルのエリアは国立公園に登録されています。

ここには280種類もの鳥類が生息しており、なんとヨーロッパ最大の鳥類保護区なんだとか。

また、文化的にも重要な場所で、このエリア一帯では石でできた遺跡を目にすることができます。

シュコダル湖の見どころ〜大自然を満喫〜

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シュコダル湖は鳥類の宝庫。

ニシハイイロペリカンをはじめとして、国際自然保護連合のレッドリストに入っている鳥類がなんと21種類も生息しています。

バードウォッチングツアーやボートツアーに参加したり、カヤックやハイキングをしたりして、その大自然を満喫することもできます。

また、湖で採れた魚や美味しいワインを楽しんだり・・・自然が豊かだからこその恵みを堪能するのがオススメです。

シュコダル湖への行き方

ポドゴリツァからシュコダル湖の玄関口、ヴィルパザルへはバス30分。

毎日7時35分〜19時50分まで定期的に運行されています。運賃は2〜2.5ユーロです。

ヴィルパザルにはホテルやレストランなどの施設が充実しているので、ヴィルパザルでゆったり過ごすのもよし、もっと別のエリアでより自然を満喫したい、という方はヴィルパザルを起点に移動すると良いでしょう。

※バスのスケジュールはこちらのWebサイトから確認することができます

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面積にして日本の36%ほどしかない小さな国、モンテネグロ。

日本から直行便もなく、まだまだ観光地としては知名度が低いんじゃないかと思います。

けれど実は、アドリア海のエメラルドグリーン、そびえる岩山、歴史のある街並み、深い信仰などなど、魅力が詰まった国なんです。


バルカン半島には他にも魅力的な国がたくさん。

西アジアとヨーロッパの文化が混ざり合う独特の文化を持ったこの魅力的な地域をぜひ旅行してみてくださいね。

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筆者、あずさの2018年12月からの世界一周旅行の記録。

半年間で東南アジア、南アジア、西アジア、バルカン半島、東欧、北欧を巡りました。

2019年8月よりロシア横断の旅をしています。

モンテネグロを始めバルカン諸国について、詳しい情報を掲載していきますのでぜひチェックしてみてください。