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スペイン

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スペイン都市別観光情報!グルメ情報から観光地・移動方法・一人旅の注意点まで解説します!

2019.09.10

スペインは地方によって全く異なる顔を持つ国。一人旅をしながらもっとスペインを深めたいという方も多いはず。今回はそんなスペイン好きな旅人たちのため、スペイングルメから観光地情報までスペイン一人旅に役立つ情報をご紹介します。

この記事に登場する専門家

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メキシコ在住ライター

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ヨーロッパ及び中南米を中心に世界30カ国以上の一人旅を経験。大学卒業後5年間はチリ、エクアドル、ペルー、ウルグアイといった南米各国に定期出張する日々を送り、現在はメキシコに拠点を移して活動中。

  1. 魅惑のスペインの魅力とは!?【スペイン一人旅のすすめ】
  2. 行く前に知っておきたい【スペイン一人旅基本情報】
  3. 食べずに一人旅は終われない【スペイングルメ情報】
  4. マドリッド周辺グルメ(スペイン中央部)
  5. バスク地方お勧めグルメ(スペイン北部)
  6. バルセロナ・バレンシアお勧めグルメ(スペイン東部)
  7. ガリシアお勧めグルメ(スペイン北西部)
  8. アンダルシアお勧めグルメ(スペイン南部)
  9. スペイン一人旅中1度は泊まりたい【古城ホテルパラドール】
  10. 一人旅の夜にはスペインバルに行ってみよう【スペインバル】
  11. 超定番スペイン一人旅【スペイン観光情報】
  12. ①スペインの文化と芸術の中心地【マドリッド】
  13. ②ガウディと工業の町【バルセロナ】
  14. ③アンダルシアの雄【セビリア】
  15. 少し深堀りスペイン一人旅【スペイン観光情報】
  16. ①エル・グレコも愛した【トレド】
  17. ②レコンキスタ終焉の地【グラナダ】
  18. ③アラブの香り漂う【コルドバ】
  19. スペイン一人旅情報まとめ

パエリヤやフラメンコ、サッカー、闘牛など、スペインと言えばエキゾチックなイメージの情熱の国。日本とは大きく異なる文化やスペイン料理を経験し虜になってしまう人も多いはず。今回はそんな魅惑の国スペインの魅力を体感できる「スペイン一人旅」をテーマに、グルメ情報から旅行情報まで一挙にご紹介します。

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スペインは安全?危険?

一人旅で気になるのはその国の安全度。外務省の「海外安全ホームページ」を見ると、全地域でレベル1(十分注意してください)を下回っており、安全だと言えます。

一方で、日本の安全度と比較すると格段に安全ではないのがヨーロッパ。


命の危険に晒されることは少ないと思いますが、スリに対する警戒は必須。貴重品はポケットなどに分散して入れるなど、十分注意してください。特にマドリッドやバルセロナなど、都会になるほどリスクは高まりますので、安全に気を配りながら一人旅へお出かけください。

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各地方の中心都市を拠点とする-スペイン国内移動方法

スペインの地方観光にはスペイン国鉄Renfeが運営する鉄道の利用がお勧め。鉄道にはAVE(新幹線)、Larga Distancia(特急)、Regionales(地方線)、Cercanias(近郊線)などがあります。新幹線及び高速鉄道の鉄道網は首都マドリッドを中心に放射状に広がっており、各地方の中心都市までいくことができます。地方都市へ移動後、各中心都市から近郊線を利用してさらに小さい町へと移動できます。

一方で、スペイン鉄道網の弱いところとして、各地方間(各州間)を結ぶ鉄道が少ないことが挙げられます。例えば、スペイン北西部のサンティアゴ市(ガリシア州)からアコルーニャ市(ガリシア州)までの鉄道はありますが、その東隣にあるアストゥリアス州のヒホン市までの電車はなく、バスを利用することとなります。

また、長距離移動では飛行機の利用が良。例えばサンティアゴ市からバルセロナ市まで移動する場合(西の端から東の端)には、電車やバスよりも飛行機での移動がお勧めです。

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長期間スペインに滞在する場合、マドリッドを拠点とし、高速鉄道を利用して南のコルドバや東のバルセロナ、北西のサンティアゴまで移動、そこから更に先の小さな町々へ旅行するといったプランを立てるとスムーズに移動することができます。

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スペイン旅行でグルメは欠かせません。スペインの食文化は地方によって大きく異なっており、その場所その場所で美味しいものを選んで食べるようにすることが大切。ここでは地方ごとに楽しめるグルメを一挙にご紹介。

スペイン全域で食べることができるグルメ

まずはボカディージョ。バゲットに生ハムや鶏肉、ツナなどをサンドします。特にお勧めはボカディージョにトマトと生ハムをサンドしたBocadillo de jamon serrano y tomate(ボカディージョ・デ・ハモンセラーノ・イ・トマテ)。カリカリのバゲットとトマトの甘みにイベリコ豚の香りが織り交ざり最上級の美味しさを味わうことができます。

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次にアヒージョ。オリーブオイルで煮た野菜や魚介類をバケットと一緒に頂きます。

そしてトルティージャ(スペインイン風オムレツ)。オリーブオイル風味の卵焼きにジャガイモが入っているものがスタンダードですが、チョリソーやキノコなどが加えられた変化形も美味しいです。庶民の味を是非味わってみてください。


最後にスペインワインも欠かすことができません。スペイン全土で頂くことのできる生ハム(ハモンセラーノ)と一緒にご堪能ください。

マドリッド周辺でお勧めなのはチュロス・コン・チョコラテ。チュロスをホットチョコレートに浸して頂くスイーツで、チョコレートは濃厚で香り高く、チュロスのサクサクもちもち感との絶妙なハーモニーを楽しむことができます。


気をつけたいのはチュロスは何処にでもあるわけではないということ。バルセロナやセビリアなど、中央部から外れるとチュロス屋さんは殆どありませんので、マドリッドで召し上がってください。お店はマドリッドのSan Gines Chocolateriaがお勧め。

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美食と言えば北部のバスク地方。バスク地方は小さく切ったパンに少量の食材を乗せて料理したピンチョスの本場。バルをはしごしながらピンチョスを少しずつ頂くのがバスク風。

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バルセロナやバレンシアなどの東海岸で頂きたいのはスモ・デ・ナランハというオレンジジュースです。新鮮なオレンジを丸ごと絞ってくれるその美味しさにほっぺが落ちてしまいます。

また、スペイン全域で食べることができるパエリアの本場はこの地域。特にバレンシアのパエリアはとても有名ですので是非ご賞味ください。

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スペイン北西部のガリシア(サンティアゴ・デ・コンポステラがある地域)でお勧めなのはたこ料理。プルポ・ア・ラ・ガジェガ(たこのガリシア風)という料理は素朴な味付けながらも素材の味が引き出されており日本人には嬉しい一品。

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また、同じくたこ料理で一押しなのがエンパナーダ・ガジェガ。パイ生地にたこやツナの具を沢山挟んだ料理です。

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他にも、イカリング(カラマル・フリート)や獅子唐(ピミエントス・デ・パドゥロン)などもお勧め。

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アーモンドケーキ(タルタ・デ・サンティアゴ)はサンティアゴを代表するお菓子です。

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アンダルシアで味わってみたいのがガスパチョ。ニンニクの効いた冷静スープは日差しの強いアンダルシア地方では欠かすことのできないスタミナ料理です。味は好みがありますが、せっかくスペイン南部へ行くのであれば味わってみたい一品。


もうひとつ、アンダルシアと言えばタパス。タパスはお酒を頼むと出てくるお通しのこと。代金はお酒に含まれるのですが、そのタパスの量と質が高いと有名なのがこの地方です。お店によってはお酒を頼むとハンバーガーが出てくるという驚きの展開が待っていることも。アンダルシアでは是非タパスを楽しむバル巡りを楽しんでみてください。

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スペインを旅するのであれば絶対に泊まりたいのがパラドールです。パラドールはスペインの古城ホテルで、スペイン各地に存在します。行く町々で雰囲気も大きく異なっているので、スペイン観光の際のパラドール宿泊は必須です。

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スペインの夜といえばスペインバル。日本でもスペインバルが増えてきたため馴染み深いという方も多いはず。

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実はスペインの食事で一番重要なのは昼食で、フルコースを楽しみます。夜はと言うと、バルを梯子しながら少しずつ色々なバルのタパスを食べ歩きます。各都市にはバルが集積した地区が存在するため、夜はホテルから抜け出し是非本場のバル巡りを楽しんでみてください。

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ここからはスペイン一人旅で訪れたい町々をご紹介。マドリッド、バルセロナ、セビリアはスペイン一人旅の超定番で外すことのできない旅行地です。

スペインの首都マドリッドには様々な文化施設や観光スポットが集まります。その町並みも美しく、スペイン旅行では必須の旅行先です。主な見所は、プラド美術館、レイナソフィア美術館、マドリッド王宮、アルカラ門、エル・レティーロ公園など。

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こちらはプラド美術館。プラド美術館はスペインで最も有名な美術館の一つ。スペインの巨匠たちの絵画が一堂に会する美術館です。特に有名なのがエルグレコ、ティツィアーノ、ベラスケス、ゴヤです。この中でエルグレコのみ宮廷画家(王様に仕える画家)ではありませんでしたが、ティツィアーノはフェリペ2世に、ベラスケスはフェリペ4世に、ゴヤはカルロス4世とカルロス5世に仕えています。

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マドリッド王宮の壮大さと美しさは必見。

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レイナ・ソフィア美術館ではゲルニカを鑑賞できます。ゲルニカは、スペイン内戦中にドイツ軍の空爆で被害を受けた町「ゲルニカ」を主題として描いたピカソの作品。パリ万博のスペイン館を飾る作品として描かれました。


※今は撮影禁止だそうです。

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スペインといえばガウディ。バルセロナにはガウディが設計した多くの建築物が現在も残っており、現役で活躍しています。主な観光スポットはサグラダファミリア、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョなどのガウディ建築群。

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こちらはカサバトリョ。中を見学することも可能です。内部は人間の体の構造にあった設計となっており、手すりなどの形も見所。

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そしてサグラダファミリア。ガウディ設計の建築物の中で最も有名な作品です。

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内部の独特なデザインにもガウディの非凡さを感じることができます。

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セビリアはスペイン南部アンダルシア州にあり、人口70万人を誇る、アンダルシア州一の大都会です。主な観光スポットはスペイン広場、セビリア大聖堂、アルカサルなど。また、町には大きな闘牛場(マエストランサ闘牛場)があり、闘牛が盛んな町ですので、興味がある方は是非観戦してみてください。

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スペイン広場は1929年の万国博覧会の会場施設として建てられたものです。美しい建物の前にはスペインの様々な地域ゆかりの絵が描かれており、絵画でスペイン一周旅行を楽しむことができます。これまでに観光したことのある都市の絵を探してみるのも楽しいかも。

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こちらはセビリア大聖堂。内部に展示される宝物の鑑賞や内部の荘厳な雰囲気を体験してみてください。

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最後はアルカサルのイスラムのアーチ。スペインで起こったイスラム・キリスト文化の融合を肌で感じることができます。

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スペインの中でも多くの観光客で賑わい、超定番スポットと並んでお勧めなのがトレド、グラナダ、そしてコルドバです。

古都トレド。 画家エル・グレコが過ごした町です。トレドは首都マドリッドから電車で30分くらいの位置にある町でマドリッドのアトーチャ駅から電車のRENFEで行きます。

お勧め観光スポットはアルカサル、トレド駅駅舎、サンマルティン橋、大聖堂、市役所、太陽の門、エル・グレコの家など。

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全体の景色も美しいのですが、中の小路は別世界に迷い込んだかのようです。

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エル・グレコは16世紀にスペインで活躍したギリシア人画家。スペインが「日の沈まぬ国」と呼ばれていたフェリペ2世の時代。彼はフェリペ2世に仕えようとしましたが、フェリペ2世に画風を認められずトレドで宗教画を描きながら過ごしました。

彼の作品の特徴はマニュエリスムと呼ばれる独特な技法。グレコの作品は日本では国立西洋美術館と大原美術館で見ることができます。

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レコンキスタ終焉の地として有名なグラナダ。718年に北部のアストゥリアスで興ったアストゥリアス王国によって開始されたイスラム国家との戦いは、その後400年もの間続きました。そして1492年にカスティーリャ王国のイサベル女王とアラゴン王国のフェルナンド国王によってキリスト教国家としてスペインが統一されます。この一連のイスラム対キリスト教の戦いのことをレコンキスタと呼びます。

グラナダのお勧め観光スポットはアルハンブラ宮殿、グラナダ大聖堂そして町並みです。

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グラナダはアルハンブラ宮殿を囲うように建設された町で、町のいたるところから宮殿を見ることができます。中でも夜のライトアップは見逃せません。

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アルハンブラ宮殿の内部にある水鏡は必見。

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ちなみにグラナダには猫も沢山歩いています。

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コルドバはスペイン南部アンダルシアにある町。マドリッドから電車やバスで行くことができます。お勧め観光スポットは町並み、Plaza de la Corredera、ローマ橋、そしてメスキータです。

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メスキータは元々キリスト教の聖ビセンテ教会という教会でしたが、711年にスペインがイスラム国家(後ウマイヤ朝)に支配され、その時にモスクへ改築されました。レコンキスタが進むにつれ、コルドバは再度キリスト勢力に支配され、そのタイミングでメスキータがそのままキリスト教の教会として使用されることなり、現在に至っています。

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スペイン一人旅情報、いかがだったでしょうか。スペイン一人旅の際には、古城ホテル(パラドール)への宿泊、スペイングルメ、スペインバル巡り、そしてスペイン各都市の観光まで、余すところなくスペインを楽しんでみてください。また、今回ご紹介した以外にも多くのすばらしい町がスペインには存在していますので、一人旅をしながらスペインの魅力を発掘してみてください。

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