経済発展中のマレーシア

こんにちは!kokiです!今回はマレーシア在住経験者の私が、マレーシアの現状をお伝えさせて頂きます。近代的な街並みやリゾート、手付かずのジャングルまで魅力が溢れるマレーシア。首都のクアラルンプールや、世界遺産のマラッカ、雄大な自然のボルネオ島など、エリアによって様々な魅力があります。温暖な気候で、物価が安く日本からもアクセスしやすい為、マレーシア旅行を検討されている方もいるかと思います。
マレーシアの気候は一年中温暖

マレーシアは赤道に近く、熱帯雨林気候に属しています。日本のような四季による気温の変化がほとんど感じられず、年間を通じて南国らしい暑さが続きます。
クアラルンプールの気候①温度

首都クアラルンプールの気候を確認しましょう。最高気温は32℃〜34℃、最低気温は22℃〜24℃でどの月もだいたい同じ気温です。
クアラルンプールの気候②降水量

雨季と乾季はエリアによってことなりますが、クアラルンプールでは、10月〜4月が降水量が多くなります。1日を通して夕方頃に、スコールと呼ばれる強い雨が降ることが多いです。
クアラルンプールの気候③ベストシーズン

クアラルンプールの気候からベストシーズンを考えると、降水量が比較的少ない5月・6月になります。しかし年中温暖な気候のため、1年中楽しむことができます。
マレーシアの物価は安い!

マレーシアの物価は年々上昇傾向ではあるものの、まだまだ日本に比べて安いです。いくつかの項目で日本と比較してみましょう。
マレーシアの物価①交通機関

マレーシアの交通機関は、日本に比べて安いです。マレーシアでは、タクシーが日常の交通手段となっており、初乗り料金が5RM(約150円)からとなっております。電車やバス、モノレールも1〜3RM(約30〜90円)程度で乗れることがほとんどであり、非常に安く利用できます。
マレーシアの物価②食事

外食に関しては、日本の3分の1程度の価格です。ですが日本食に関しては、日本と同等の価格であり、お酒に関してもイスラムの国のため割高となっております。
マレーシアの物価③野菜・果物

食料品に関しては、日本の半分〜3分の2程度の価格です。
マレーシアの物価④コンドミニアム

マレーシアでは、コンドミニアムと呼ばれる日本でいうマンションが多く建設されています。コンドミニアムには、プールやジムが併設されていることが多く、日本に比べると安い価格で豪華な住まいで生活できます。価格はエリアによって異なりますが、おおよそ日本の3分の1程度です。首都のクアラルンプールや都市部周辺から離れると、さらに費用が安くなります。
マレーシアの治安は比較的安全

マレーシアの治安は、エリアによってばらつきがありますが、比較的安全と言われております。しかし日本と比べるとスリやボッタクリをはじめ、多くの事件が発生しているのも事実です。夜の外出や女性1人での外出の際は、特に注意が必要となります。
マレーシアの治安①スリや引ったくり

クアラルンプール、マラッカ、ペナンなど都市で頻繁に起こるスリ。大きなショッピングモールやイベント会場など、人が多く集まる場所では、スリの被害が多くなります。逆に夜道や人通りが少ない場所では、引ったくりが多く起こります。治安が良くない地域ではカバンを前に持ち、高級なものは極力身につけないようにしましょう。
マレーシアの治安②タクシー

マレーシアではタクシー料金が安い為、うまく使いこなせば最高の移動手段となります。しかし正規料金の証でもあるメーターを使わず、割高の料金を要求してくるドライバーもいます。流しのタクシーを利用する際は、メーターが使用されているかどうかを確認しましょう。
オススメは配車サービスアプリの利用

今やマレーシアをはじめ、東南アジアでは主流となっている配車サービス。マレーシアでは「Grab」アプリの利用が可能です。Grabでは目的地を入力すると料金が表示される為、交渉の必要が一切ありません。自分がいる場所から近いドライバーを見つけ、ドライバーの情報も確認できるので、安心して利用できます。マレーシアに渡航予定の方は、事前のダウンロードをオススメします。
マレーシアの治安③パスポート

マレーシアに限らず、海外旅行の必須アイテムであるパスポート。滞在中に紛失してしまう事案も、少なからずあります。紛失してしまった場合、現地警察署▷日本大使館or日本領事館▷入国管理局事務所と足を運ぶ必要があり、書類を揃えたり写真を撮影したりと、手間も時間もかかります。なくすことの無いように、セーフティポーチに入れて持ち歩くことをオススメします。
マレーシアの治安④横断歩道

マレーシアも車社会ですが、交通事情は日本と大きく異なります。その1つが横断歩道と信号機が少く、歩行者への配慮が少ないことです。その為信号のない場所での横断は、日常茶飯事となります。道路を渡る前にドライバーとアイコンタクトをし、手のひらが見えるように手をあげると、ほとんどの車が止まってくれます。慣れるまで時間がかかる方もいますが、是非挑戦してみてください。
マレーシアの治安⑤バー・クラブ・カジノ

マレーシアでの夜遊びを楽しみにしている方もいるかと思います。マレーシアはイスラム教の国とはいえ、多民族国家です。お酒は他の物価に比べると割高で、日本と同等の価格、あるいはそれ以上になりますが、スーパーやコンビニでお酒を購入することも可能です。マレーシアに関わらず、深夜は犯罪が多くなり、特に治安面での注意が必要となります。極力1人での行動や、女性だけでの行動は避けましょう。
マレーシアの治安⑥食べ物・飲み物

マレーシアでは、生水を飲むのは避けましょう。手頃な価格でミネラルウォーターを買うことができます(500ml:50円程度)。そのため水分補給にはミネラルウォーターを。また屋台での食事は、生ものを避けていれば特に問題はありません。衛生的に不安を感じる方もいるかもしれませんが、違反した屋台には厳しい罰則があるので安心です。
マレーシアの治安⑦しつこく話しかけてくる人

マレーシアに限らずどの国でも同じですが、しつこく話しかけてくる人には注意が必要です。稀にいい人もいますが、基本的には無視してください。クアラルンプールでいうと、特にチャイナタウン周辺や、人が集まるブキビンタン周辺など。しつこく話かけてくるふりをしながら、貴重品を盗む人もいるので、注意が必要です。
海外旅行損害保険か保険自動付帯のカードに必ず加入しよう

ご存知の方も多いでしょうが、海外で病院に行くことになり、治療費が100%自己負担となると、高額になることがあります。よって海外旅行損害保険には、必ず加入しましょう。とはいえ1番お得なのは、海外旅行損害保険が自動付帯になるクレジットカードを持つことです。現地での怪我や病気の際は、日本語による緊急医療アシスタンスサービスに電話をすると、キャッシュレス治療ができる病院を紹介されます。その為言葉が不自由な海外でも、安心して利用できます。もちろん携帯品の損害など、旅先でのトラブルを幅広く保証してくれます。
マレーシアまとめ

今回はマレーシアでの気候・物価・治安に焦点をあてました。マレーシアは温暖な気候で、物価も安いので、是非オススメしたい国です。注意点としては、実際にマレーシアに足を運んでトラブルに巻き込まれる人の多くが、現地の情報を知らずに出かけています。事前に知っていれば防げる事も多いのです。これからマレーシアへ1人旅や、女性だけでの旅行を計画されている方を含め、この記事が皆様のマレーシア旅行の役に立てば幸いです。
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