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フランスのスーパーを在住者が徹底解説!フランス食材の魅力がたくさん!
海外のスーパーはワクワクする!と思う方は多いのではないでしょうか?筆者もその内の1人で、旅行に行く度に各国のスーパーを必ずチェックしています。今回はそんな海外スーパー大好きな筆者が、フランスの魅力がたっぷり詰まったフランスのスーパーを徹底解説していきます!
この記事に登場する専門家
フランス在住ライター
emma
フランスならではがたくさん!フランスのスーパー
Bonjour! みなさんこんにちは、フランス在住ライターのemmaです。
みなさんは、海外旅行中に現地のスーパーに行く事はありますか?
筆者は旅行の先々で必ず現地のスーパーに足を運んでいます。
スーパーはそれぞれの国の特徴がよく表れているので、見ているだけで面白いですよ!
そんな海外スーパー大好きな筆者が、今回は在住国フランスのスーパーをご紹介します!
フランスのスーパーってどんな感じ?
上記でスーパーには各国の特徴がよく表れていると述べましたが、フランスのスーパーも例外なくフランスの特徴がよく表れています。
例えばフランスの”食"と聞いて、チーズやワインを思い浮かべる人も多いはず!
期待を裏切ることなくフランスのスーパーには、専門チーズコーナー(ブランドのチーズなど)と普通のチーズコーナー(クリームチーズやピザ用チーズ)に分かれていたり、ワインコーナーはまるでワイン専門店レベルの規模だったりします。
フランスのスーパーの商品をカテゴリー別紹介!
それではフランスのスーパーを、商品カテゴリー別により詳しく見ていきましょう!
1.フランス人はみんな健康志向?【Bio 食品コーナー】
フランスのスーパーに行くと必ずあるのが、”Bio食品コーナー"。
Bio食品とはオーガニック食品の事で、”Bio”はドイツ語の”Biologisch”(オーガニックの同義語)から来ています。
Bio食品の規定は厳しく、野菜についてはその地で農薬を3年以上使っていない事、卵や肉については動物を決められた広さ以上の場所で放牧する事、そしてもちろん化学物質を与えることは禁止など様々な条件をくぐり抜けたのちに、農業省大臣によりBio認定がされるんです。
そんな健康的に信頼がおけるBio食品はフランスで大人気!なんとアイスクリーム(約€6~/約700円~)までBioなんです!
ちなみにパリ市内には、Bio食品専門スーパーもあります。
フランスに来たら、是非Bio食品をトライしてみては?
2.フランスの伝統菓子も自分で作れる!【お菓子作りコーナー】
フランス伝統菓子が作れるキットがある、”お菓子作りコーナー"。
みなさんは、フランスの伝統菓子”フラン”をご存知ですか?
フランはタルトの生地に卵と牛乳、そして小麦粉などを混ぜ合わせたものを流し固めて作るフランスに古くからあるお菓子で、スーパーやパン屋さんを筆頭に多くの場所で見かける事ができます。
味は、プリンに似ているんです。
そんなフランスで人気の伝統菓子”フラン”を自分で作れるキット(€2.69~/約300円~)が、フランスのスーパーにはあるんです!
その他にもお菓子コーナーには、海外のスイーツでよくあるとってもカラフルなお菓子を作るために必要な食紅(約€2/約230円~)などもバラエティ豊富に売られています。
時間があれば、是非フランスならではのお菓子を手作りしてみて下さいね!
3.まとめて買うのがフランス流?【飲料水コーナー】
まるでコストコに来たかのような気分にさせられる、”飲料水コーナー”。
しかし、これがフランスの普通のスーパーなんです。
フランスでは、1リットル6本入りのセットで購入する方が1本ずつ買うよりもはるかに安いので、基本的に6本セットを購入する人がとても多いんです。
1リットル6本入りを運ぶなんて大変そう、、、と思われるかもしれないですが、ここでもフランスならではの特徴が!
実はフランスでは、日本ではおばあちゃんしか持っていないようなローラー付きキャリーケースを持って買い物する人が多いんです。
そのため重い物もキャリーケースに入れて引きずるだけなので大変ではないのです。
是非スーパーで、キャリーケースで買い物をしてみてください!
とっても楽でいいですよ。
4.日本のカップラーメンも手に入る!【アジア食品コーナー】
我々フランス在住アジア人にはとっても有り難いコーナー、”アジア食品コーナー"。
なんと日本の一大カップ麺メーカー"カップヌードル"(€1.79/約200円)も売られてるんです!
またスーパーには米コーナーもあり、タイ米(€1~/約120円~)を中心に様々なお米が売られています。
ちなみにフランスでは、”日本米=お寿司のお米”で”お寿司以外で使われる米=タイ米”と思っている人が多いです。
なのでスーパーで売られている日本米のパッケージには、”SUSHI Riz(米)”と記載されている事が多いんです。
ちなみに米やカップ麺の他にも、わさび(約€3/約350円)やわさび豆スナック(€2.20/約260円)なども売られています。
また、醤油(約€1~/約120円~)やタイ料理には欠かせないココナッツミルク(約€1~/約120円~)も売られていますよ。
ちなみに日本にはしょっぱい醤油しかありませんが、フランスのスーパーやお寿司屋さんには必ず甘い醤油があるんです。
フランスではこの甘い醤油の方が人気で、お寿司屋さんでは甘い醤油のボトルの方が普通の醤油よりも大きい事が多いです。
ちなみに筆者はフランスに住み始めてから、この甘い醤油の虜になりました。
是非みなさんもお試しあれ!
5.業務用サイズのアイスクリーム!【アイスコーナー】
業務用スーパーにありそうなアイスばかりの、” アイスコーナー"。
“アメリカ”と聞いて、何でも大きい!とイメージされる方は多いと思いますが、フランスも負けずと色々大きいんです。
そのいい例が、スーパーのアイスクリーム。
日本では箱入りの小さなアイスクリームが主流ですが、フランスでは約420グラムのポットサイズ(約€4~/約450円~)や、上記の写真のようなもっと大きなケースに入ったアイスクリーム(約2~/約200円~)が主流なんです!
アイスクリームが大好きな人は、是非ポットサイズのアイスクリームを試してみて下さいね!
6.アメリカも顔負けなポテトの種類!【冷凍食品コーナー】
毎日冷凍食品でも飽きないほど豊富なラインナップを持つ、”冷凍食品コーナー"。
基本的にフランスのスーパーではどの商品カテゴリーもとっても種類が豊富なのですが、冷凍食品コーナーも例に漏れずとても種類がたくさんなんです!
例えばこのフライドポテトコーナー。
この写真に写っているのは全てフライドポテトなんです!
様々な形や味のポテトの商品がずらりと並んでいます。
見てるだけでもワクワクしてきますよね!
是非色々な味・形のポテトをフランスでお試しあれ!
7.まるでお菓子専門店?【お菓子コーナー】
大人でも思わずワクワクしてしまう、”お菓子コーナー"。
綺麗に並べられた板チョコの数々は圧巻です。
ヨーロッパで人気のチョコレートブランド”Milka”(約€2~/約230円~)ももちろんの事、、、
こんなちょっと高級なチョコレート(約€5/約600円)まで売られています。
圧巻なのはチョコレートの数々だけでなく、こちらのグミコーナーも!
あの日本でも大人気な”HARIBO”のグミ(約€1~/約120円~)も、ご覧の通りです。
またこのような大きな丸いボックスに入ったカラフルなグミ(約€3~/約350円~)も売られているんです!
さすが海外のスーパーといったところ。
そしてお菓子コーナーのとっておきのおすすめポイントは、大人気お土産がとっても低価格で手に入る点。
例えばこちらの”Bonne Maman”のお菓子。
お土産として大人気で、パリの大手デパートやお土産ショップでも売られているのですが、スーパーでも全く同じものが約3分の1以下の値段(約€1~/約120円~)で売られているんです。
ですから”Bonne Maman”を購入予定の方には、是非スーパーでの購入を強くおすすめします!
8.ヨーロッパで大人気な簡単自炊料理【パスタコーナー】
簡単で美味くて安いパスタの材料が売られている、”パスタコーナー"。
ヨーロッパでは基本的にどの国もスーパーのパスタコーナーはとても充実しているんです。
パスタは安くて美味しくて簡単というコスパ最強料理なので、ヨーロッパでは頻繁に食べられている人気料理です。
そんなヨーロッパで大人気のパスタ、フランスのスーパーではイタリアの大手メーカー”PANZANI”と”Barilla”のパスタ(約70c~/約80円~)が多く売られています。
パスタソース(約90c~/約100円~)は日本に比べると種類は少なく、大半がトマトソース、他に少しバジルソースとカルボナーラソースといった感じです。
フランスをバックパック旅行する予定の方は、是非自炊はパスタを!
9.フランスらしさが満載!【瓶・缶詰コーナ】
フランスらしさが1番溢れ出ている、”瓶・缶詰コーナー”。
フランススーパーの瓶・缶詰コーナーには、フランスならではの食材がずらりと並んでいます。
例えば上記の写真のピクルス(約€1.50~/約180円~)やオリーブ(約€1~/約120円~)。
日本ではあまり見かけませんしメジャーの食べ物ではありませんが、フランスでは日常的におつまみとしてよく食されているんです。
またフランス料理の定番”ラタトゥイユ”(約€2~/約230円~)もこのように缶に入って売られているので、温めるだけで簡単に美味しいラタトゥイユを食べられるのでおすすめです。
他にもラザニア(約80c~/約90円~)まで缶に入って売られているんです!
また、パンに塗って食べるためのチョコペースト(約€2~/約230円~)もこんなに種類が豊富なんです。
もちろんあの大人気ドイツ産チョコペースト”Nutella”(約€2~/約230円~)もありますよ。
温めるだけで美味しくフランス料理が食べられる瓶・缶詰フード、おすすめですよ!
10.フランスの誇り!【ワインコーナー】
フランスの誇りである飲み物、”ワイン”(約€2~/約230円~)が売られている”ワインコーナー"。
さすがフランスの誇りなだけあって、普通のスーパーでもこのように大きなワインコーナーがあります。
ワインはボルドー産を筆頭に、様々な種類がきれいにカテゴリー別に分けられ売られています。
日本で買うと高いワインの種類も、フランスではとっても安価な事が多いです。
是非フランスのスーパーで、お気に入りのワインを見つけてみては?
11.移民国家ならでは!【HALALコーナー】
最後にご紹介するのが、移民の国ならではの”HALALコーナー”。
HALAL料理とはイスラム教上で禁止されている食べ物、例えば豚肉などを使用していない料理の事。つまりイスラム教の人たち向けの食べ物の事なんです。
フランス国内とりわけパリには、アフリカや中東の国々からの人達を筆頭に様々な国からの移民の人たちが住んでいます。
ですから街ゆく人たちの容貌は本当に様々。
日本では”パリ=金髪青い目の白人の人たちが沢山”と思っている人たちがまだいますが、実際はむしろアフリカや中東系の人達の方が多いんです。
そんな移民大国フランスならではなスーパーのHALALコーナーには、何とHALALのHARIBO(約€1.30~/約150円~)まであります!
是非フランスへ来た際には、HALALフードを試してみては?
フランスの魅力がいっぱい詰まった、フランスのスーパーへ行ってみよう!
いかがでしたか?
今回はフランスのスーパーをカテゴリー別に紹介していきました。
フランスの魅力が沢山詰まったフランススーパー、短期滞在でも是非足を運んでみて下さいね!
それではみなさん、Salut!
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