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ロシアの古都サンクトペテルブルクの主要観光モデルコース・お土産をご紹介!
ロシアの古都サンクトペテルブルクはその帝政期の歴史を感じさせる建築物に溢れ、厳しい気候をものともしない程の魅力に満ち溢れています。さらにこの街は眠らない街で、夜でも安心して夜遊びが行えます。この美しく安全な街は今後もますます世界中の人を魅了していくでしょう
この記事に登場する専門家
イタリア大好き大学生
イタチ
サンクトペテルブルクってどんな街?
こんにちは!イタチです!
お隣の国にも関わらずロシアは日本人にはあまり馴染みがないのではないでしょうか?首都のモスクワは言わずと知れた有名都市ですが、サンクトペテルブルクを知っている人は意外と少ないかもしれません。
サンクトペテルブルクはロシアの中でも特に北に位置していてフィンランド湾に面しています。位置的にはほぼ北欧と言って良いでしょう。ここからモスクワへ行くよりもフィンランドのヘルシンキに行く方が近い位です。また、この街には運河が流れており、街の景観と美しく調和しています。その美しさから「北のヴェネツィア」とも呼ばれています。
そしてサンクトペテルブルクは1917年までロシア帝国の首都であったため、歴史上の重要な建築物が沢山残っており非常に見応えがあります。
治安、気候、物価、日数は?
気になる治安ですが、サンクトペテルブルクは本当に治安が良いと感じました。夜も人通りが絶えないので安心して街歩きできます。
気候はやはりロシアの中でも寒いです。11月から3月は氷点下になるので十分に防寒しましょう。僕が行った時期は10月だったのですがそれでもコートは必要でした。
物価は日本と変わらないです。特段高い、安いということはありません。ちなみにロシアの通貨1ルーブルは約2円です。
必要な日数ですが、じっくりと見て回りたいなら3日程あってもいいかもしれませんが、基本的には2日で十分でしょう。
サンクトペテルブルク観光モデルコースをご紹介!
さっそくサンクトペテリブルクの観光モデルコースを紹介していきます!今回は忙しい人向けに2日間のコースをご紹介します。ここさえ回れば少ない日数ながらも十分にサンクトペテルブルクを楽しめると思います。
1日目AM:教会巡りをしよう!
ロシアの教会は建築様式が独特で、屋根がたまねぎ型をしています。また、色使いもカラフルで写真映えすること間違い無しです!他のヨーロッパ諸国とは一味違った教会をお楽しみください。
カザン大聖堂
ネフスキー通りに位置するこの巨大な聖堂はカザン大聖堂と言います。左右に伸びる円柱の回廊がこの聖堂の存在感をより際立たせています。この聖堂、形がある有名な聖堂に似ていると思いませんか?
そうです、実はこの聖堂はローマのサン・ピエトロ大聖堂を模倣して作られたと言われています。確かに言われて見るとそっくりなのです。
現在ここはサンクトペテルブルクの重要な礼拝堂になっていて、ロシアだけでなく世界からも信者が礼拝に訪れると言われています。故に聖堂内は写真が禁じられており、写真に収められない分、その空気感をしっかり味わってください。
時間:0830~20
入場料:無料
血の上の救世主教会
先ほどのカザン大聖堂からすぐ近くにロシア建築独特の様相を醸し出す「血の上の救世主教会」があります。ここはロシア皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所で、彼を追悼するために建てられた教会だと言われています。
ワシリイ大聖堂とよく似ているため混同しそうですが、ワシリイ大聖堂はモスクワにあります。よく見ると色使いも違います。
この教会の特筆すべき点はその内部にあります。内部はご覧の通り一面にモザイク画が描かれており、圧巻の一言です。天井の細かいところまでも鮮明に描かれています。
一つ残念なこととして、現在この教会は”教会”と言うよりはただの博物館になってしまっていることです。礼拝のための椅子などは無く、中にお土産屋さんさえいる状態です。狭い教会内に大量の観光客が入るため、常に騒がしく、静かな教会のイメージとは程遠いです。しかし、モザイク画は一見の価値ありなので是非訪れてください
ちなみにチケットは窓口だけでなく、こちらの券売機でも買えます(カード可)。なぜかみんな窓口に並んでいたのですがこちらの方が早いですよ。
入場料:350rub (700円)
時間:1030~1800(水曜定休)
聖イサアク大聖堂
こちらもサンピエトロ大聖堂に少し似ていますね。この聖堂はイタリア人が設計したと言われているので、外観がイタリアの教会のようになっています。こちらの内部も美しいモザイクが描かれています。
ちなみに上に上れます。サンクトペテルブルクの町並みが一望出来るのでオススメですよ!
入場料:350rub(700円)
時間:1030~1800(水曜定休)
トロイツキー大聖堂
美しい色使いが特徴のこのトロイツキー大聖堂は木造建築の中では最大級のものになっています。屋根には星が散りばめられ、とても可愛らしい外観をしています。
2006年にこの聖堂は火災に遭って、屋根の一部を損傷してしまいましたが現在は修復済みです。
入場料:無料
1日目PM:ペトロハバロスク要塞
午後はペトロハバロスク要塞を見に行きましょう!ロシアにおいて要塞は非常に重要なもので昔は要塞が街の中心でした。ここには色々な建造物が建ち並んでいるので是非ご覧ください
詳細情報
時間:10~16 (水曜定休)
入場料:400rub(800円)
1日目夜:フォークダンスを見よう!
ロシアと言えばバレエですが、ダンスもオススメですよ。ロシアの民族衣装を着たダンサーがコサックダンスや演奏など様々なパフォーマンスを見せてくれます。お値段もバレエよりは経済的なのでバレエに興味のない方は是非フォークダンスを見てください!
詳細情報
時間:19時or 21時開演で選べる
料金:5500rub(11000円)
2日目:エルミタージュ美術館巡り
2日目はサンクトペテルブルクの目玉、エルミタージュ美術館を見学しましょう!芸術品に興味がない方でも、内装を見るだけで楽しめるので是非訪れてください。元々はロシア皇帝エカテリーナ2世の宮殿でしたので、童話に出てくるような豪華な部屋が沢山あります。
目玉は?
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「リッタの聖母」は必見です。両側の窓が遠近法の役割を果たしており、絵に奥行きが感じられます。
これはご存知の方も多いのではないでしょうか?「ラオコーン」です。バチカン美術館所蔵のはずなのですがこちらにもありました。
ミイラもあります。詳しいことはわかりませんが初めてミイラを見たので印象に残っています。
作品だけでなく、部屋にも目を向けてみましょう。入場していきなり現れるこの大使の階段も必見です。ザ・宮殿と思わせるような豪華な造りになっています。
天井は騙し絵になっています。
ピョートル大帝の間です。彼を讃えて作られたそうです。
1812年の祖国戦争で活躍した将軍の肖像が壁一面に飾られています。なんとこれらは全て1人の画家が描いたそうです
詳細情報
時間:水金→1030~2100 火木土日→1030~1800 月→定休
入場料:2000円
2日目夜:宮殿橋を見に行こう
サンクトペテルブルクは夜1時に街をつなぐ橋が跳ね上がります。夜のサンクトペテルブルクの街と調和してとても美しいです。ただこの跳ね橋、時間が深夜1時と非常に遅いのがネックです。
夜のサンクトペテルブルクを歩こう!
サンクトペテルブルクは驚くほど治安が良いです。夜になっても人の姿が絶えることはなく、安心して街歩きを楽しめます。夜のサンクトペテルブルクは本当に綺麗です。跳ね橋まで時間を潰すことも十分に出来ますよ。
詳細情報
時間: 深夜1時(4月~11月)
空いた時間にお土産を
空いた時間にショッピングもしましょう。
сувенир(スヴェニル)は駅からも近く、色んなお土産が売ってあるのでオススメです
オススメはやはりマトリョーシカです。ピンからキリまで色々なものが用意されているので予算に合わせて購入しましょう。ただ、安いものはデザインが荒かったり、壊れやすかったりするので注意が必要です
ロシアは紅茶も有名です。紅茶にジャムを入れて飲むのがロシア流。是非お土産におひとつどうぞ
ロシアの古都は凄かった!
さすがロシアの古都というだけあって、印象的な建築物が沢山ありました。また、街歩きも安心して行えるので散策が好きな方は是非訪れてください!現在、ロシアへ行くにはビザが必要ですが、ビザを取得してまでも行く価値のある国だと思います!
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