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一人旅経験豊富の筆者が語るクアラルンプールの女一人旅!宿泊先&マッサージ店も紹介!
バックパッカーの聖地である東南アジアに位置し、近年日本でも老後の移住先として年々人気を集めているマレーシア。物価は安くてご飯は美味しい、沢山のショッピングモールやビルがあったりと便利な都市でもあります。今回はパラダイスのような都市クアラルンプールの一人旅について徹底解説していきます!
この記事に登場する専門家
フランス在住ライター
emma
クアラルンプールの一人旅を徹底解説!
Selamat pagi! みなさんこんにちは、フランス在住ライターのemmaです。
バックパッカーに人気の東南アジアに位置し、また近年老後の移住先としてもとても人気を博している国”マレーシア”。
筆者も幼少期にマレーシアに住んでいた事もあり、とっても大好きな国の1つです。
今回はそんな日本でも人気を博している国”マレーシア”の首都である、”クアラルンプール”の一人旅について、クアラルンプール一人旅経験者である筆者が徹底解説していきます!
クアラルンプールってどんなところ?
東南アジア有数の世界都市として、年々近代開発が進められているクアラルンプール。
現在は多くの民族の人が住んでいる多様な都市ですが、クアラルンプールの歴史は中国人によってスズの採掘拠点として1857年に幕を開けました。
クアラルンプールは現在に至るまで長い間イギリスの統治下にあったり、第二次世界大戦中には日本の統治下にあったりと長い間植民地でしたが、現在は独立しマレーシア独自の魅力を取り戻しています。
クアラルンプールは他の都市とは一際違い、高層ビルや高速道路があり、”都市”のイメージにぴったりな容貌に年々変化を遂げています。
そんな都市化が進むクアラルンプールですが、意外にも物価はまだまだ安め。
ご飯も美味しく物価は安い、それでいて清潔感もあり交通の便も良く流行りのお店がたくさんあるというまさに”パラダイス”と言っても過言ではない都市なのです。
クアラルンプールの治安
都市というのはどうしても治安が悪くなる傾向にありますが、マレーシアの首都である”クアラルンプール”の治安は比較的良いです。
“世界で最も治安の良い国ランキング2019”の第16位に選ばれているという事からも、治安の良さが伺えるのではないでしょうか?
ちなみに上記のランキングで、筆者在住のフランスは第60位です。特にフランスの中でもパリはヨーロッパ全土の中でも上位に入るほどの治安の悪さで、実際に生活をしていても治安の悪さを肌で感じます。
それに比べクアラルンプールで一人旅をした際には、治安の悪さを肌で感じる事は全くありませんでした。
ただ治安が良いと言っても日本のような治安の良さを思い描くのは厳禁です。
クアラルンプールでは、他の多くの国と同様スリや置き引きなどが多発しています。
ですので必ず貴重品はしっかりバッグの奥にしまい、口がぱっくり空いているトートバッグなどではなくチャックが付いているバックを持参するようにしましょう。
またリュック以外(リュックの場合は、リュックの他に貴重品を小さな斜めがけチャック付きポーチに入れる事を推奨します)のバックを持つ時は、必ず手で軽く押さえながら前の方に持ってくるように持つとより安全です。
置き引きについては、日本ではお店等でトイレに行く際は荷物をそのままにしますが、おそらくこんな事ができてスリが起きないのは世界でも日本くらいではないかと思います。
どんなに短時間でも、必ず荷物はどこへでも常に持ち歩くようにしましょう。
一人旅の宿泊先はどこがいい?
クアラルンプールにはこれといった”避けなければいけない地域”というものがないのですが、出来れば夜も多くの人で賑わっている中心部(Bukit Bintang)の宿を探すと、一人の夜の外出もより安心です。
また、Bukit Bintang内もしくはBukit Bintangと隣のPuduという地域の間にはたくさんのホテルが軒を連ねていて、すぐ近くにはたくさんのショッピングモールがありますので宿を取るにはこの地域が特に最適ですよ。
またクアラルンプールのホテルはとても安く、価格帯はヨーロッパのホステルとほぼ変わらないかむしろもっと安い所がたくさんあります。
例えば筆者の泊まった清潔感あふれる上記の写真のSandpiperというホテル、3泊して税込約たったの7,800円!
日本なら一泊1万円以上はしそうなクオリティでした。
東南アジアにもホステルはありますが、特に東南アジアのホステルのベッドには南京虫という全身の寝られないほどの痒みを引き起こす虫が多く出る為、よりホテルの宿泊をオススメします。
詳細情報
場所:50, Jalan Pudu, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Federal Territory of Kuala Lumpur, Malaysia
行き方:Plaza Rakyat駅(AGL/SPL)から徒歩7分
Home | sandpiperhotelskl
Website of Sandpiper Hotel
sandpiperhotels.com.my
一人旅で気をつけたい事とは?
一人旅で気をつけたい事は何と言っても安全面への配慮です。
上記で述べたようなスリ・置き引きは一人旅でもグループでも常に気をつけなければいけませんが、例えば一人旅の場合は特に、夜道を一人で歩いている際に声をかけられたり最悪の場合連れ去られたりという事もいくら治安の良い都市とはいえ起きないとも限りません。
特に女性の一人旅の場合はレイプの危険性が非常に高く、一人で歩いていると声をかけてくる男性がよくいます。
子供の頃に”知らない人には付いて行かないように”と口酸っぱく言われていて日本では付いて行かないのに、何故か海外旅行中は付いて行ってしまいレイプされたという女性の話も耳にします。
ですので一人旅では、夜遅くまでなるべく出歩かない・出歩く場合は賑やかな所を通るようにする・知らない人に声をかけられても付いて行かないの3点を特に気をつけて一人旅を楽しみましょう。
一人旅でも楽しめるクアラルンプールのスポット!
それでは、一人旅でも存分に楽しめるクアラルンプールのスポットをご紹介していきます!
①クアラルンプールの象徴!【Petronas Twin Towers】
1998年に建てられた高さ452mもあるクアラルンプールの一大シンボルであるのが、この”Petronas Twin Towers”。
20世紀に建てられた高層ビルとしては世界で一番の高さを誇っています。
二つのビルはそれぞれ日本と韓国によって建てられました。
その為日本側が作ったビルの方には紀伊国屋書店や伊勢丹などの日本のお店が入っているんです。
Twin towersはお昼も美しいですが、何と言っても夜の美しさは格別です。
周りにはたくさんの写真撮影をしている人たちでいっぱいですので、一人旅の時は誰かに写真を撮ってもらうのもおすすめですよ!(でもスマホを盗まれないように気をつけましょう)
詳細情報
時間:月-日 9:00~21:00
行き方:トラムKLCC駅(KJL)目の前
assets/meta/img1442567613.png
Petronas Twin Towers
www.petronastwintowers.com.my
②美しい静寂な場所【National Mosque of Malaysia】
Kuala Lumpur駅すぐの15,000人をも収容できる国立モスクが、この”National Mosque of Malaysia”。
イギリスの植民地時代に幕を閉じた1957年8月31日後、国内では様々なマレーシア文化に関する物が作られました。
その流れの中で1965年に国立モスクは多数のイスラム教徒のマレー人の為に作られました。
モスク内の床は白い大理石で一面を覆われています。
モスクの中に入ると外の喧騒がピタリと止み、とても静かで神聖な雰囲気を感じられます。
そんな静寂なモスク内では1人の静かな時間を神聖な雰囲気の中で堪能する事が出来るので、一人旅の方にはとてもぴったりですよ!
ちなみにモスク内に入る際には必ずヒジャブを着用(無料レンタルもしくは持参)しますので、ヒジャブを着用しての記念撮影も忘れずに!
詳細情報
時間:土-木 9:00~12:00 15:00~16:00 17:30~18:30 /金 15:00~16:00 17:30~18:30
行き方:Kuala Lumpur駅(ETS/ETS-EG/ETS-ES/KMUTER)から徒歩4分
入場料:無料
③マイペースにゆっくりお買い物を楽しめる【Central Market】
1888年に作られた元フードマーケットが、この”Central Market”。
現在の外観は1937年代半ばに作られたアール・デコ調の作りになっているので1888年当初とは変わっていますが、マーケット内は1880年代のままの様子を伺える事ができるので、クアラルンプール市内でもとても貴重なスポットなんです!
店内では雑貨系を中心に、マレーシア名物のなまこ石鹸(クアラルンプール市内で購入可能な場所はなんとここだけ!)や多民族国家ならではなアラブ雑貨や中国雑貨まで、お土産にぴったりな商品が他の店舗に比べ低価格でずらりと並んでいるのでクアラルンプールのお土産購入はここで決まりですよ!
詳細情報
時間:月-日 10:00~21:30
行き方:トラムPasar Sani駅(KJL/MSBK)から徒歩5分
Central Market
Website of Central Market
www.centralmarket.com.my
④豪華なヒンドゥー教の聖地!【Batu Caves】
ヒンドゥー教の神”ムルガン”が堂々と出迎えてくれるヒンドゥー教の聖地が、この”Batu Caves”。
Batu Cavesは19世紀後半に、地元の有力者によって寺院として建てられました。
Batu Cavesの大きな特徴はなんと言ってもこの272段もの長い長い階段。
その長い長い階段を上り終えると、広々としたとっても涼しい洞窟が待っています。
洞窟内には様々なヒンドゥー教の彫刻が飾られています。必見ですよ。
そんな魅力たくさんのBatu Cavesにはとってもたくさんのお猿さん達がいます。
お猿さんの親子もいますよ!
とっても可愛くてついつい見惚れてしまいますが、お猿さんは悪戯好きで人間の物を取ったりもしますので持ち物に注意しながら見学しましょう。
ちなみにBatu Cavesはあくまでヒンドゥー教の聖地なので、洞窟にはスカートや短パンでは入られません。
スカートや短パンを履いている場合は、上記の写真のような薄いスカーフのようなもの(無料レンタル)を巻きます。
宗教のルールに従って、Batu Cavesを堪能して下さいね!
詳細情報
⑤女子旅には欠かせない!【Erawan Wellness Massage at Avenue K】
日本の約半額で本格タイマッサージができるお店が、この”Erawan Wellness Massage at Avenue K”。
“マッサージをしてもらいたいけど中々高くてできない”とお悩みの方に朗報です。
なんとクアラルンプールに来ればとってもリーズナブルな価格で本格マッサージが出来るんです!
クアラルンプールにはたくさんのマッサージ屋さんがあり、基本的にどこのお店でも日本の半額程度で本格マッサージができますが、その数あるマッサージ屋さんの中でも特に評判がいいのがこちらのマッサージ店。
クアラルンプールには全部で4店舗ありますが、クアラルンプールの中心地にある駅直結ショッピングモール内にあるこちらの店舗がおすすめです。
メニューは豊富にあり、1時間のフットマッサージ68RM(約1,800円)・1時間タイ古式マッサージ98RM(約2,500円)・1時間ヴァージンココナッツオイル ボディマッサージ148RM(約3,800円)など他にも様々な魅力的なメニューがありますよ。
旅や日々の疲れを、是非癒して下さいね!
詳細情報
時間:月-日 10:00~22:00
行き方:トラムKLCC駅(KJL)直結のショッピングモール内
⑥マレーシアの一大グルメ、チキンライスを食べるならココ!【Nasi Ayam Chee Meng】
クアラルンプールの中心に位置する1965年創業の老舗店が、このNasi Ayam Chee Meng”。
このお店は、Mr. Yeok Kai Sengによってold klang roadという通り沿いの屋台としてオープンしました。
そして約40年の月日を掛け、次第にその美味しさが口コミで知れ渡るようになり今のような大人気店へとなったんだそう。
そんな大人気店”Nasi Ayam Chee Meng”の看板料理は、チキンライス(RM10.19/約260円)!
ぷりっぷりのお肉とさっぱりしたジャスミンライスの相性は抜群ですよ。
アクセスもとっても良好なNasi Ayam Chee Meng、是非この大人気店でマレーシア名物を召し上がってみて下さいね!
詳細情報
時間:月-日 11:00~22:00
行き方:トラムBukit Bintang駅(MRL)から徒歩5分
Nasi Ayam Chee Meng - Welcome Home
Website of Nasi Ayam Chee Meng
cheemeng.com.my
マレーシアの美しい都市で、安全で楽しい一人旅を楽しもう!
いかがでしたか?
今回はクアラルンプールの一人旅情報、そして一人旅でも存分に楽しめるクアラルンプールのスポットをご紹介していきました!
物価も安くご飯も美味しい、清潔感もあるパラダイスのような都市”クアラルンプール”で安全に気をつけながら是非一人旅を楽しんで下さいね!
それではみなさん、Selamat Tinggal!
【現地人直伝】クアラルンプールの最新観光スポットで歴史と文化を学ぶ!
マレーシアの首都、クアラルンプールは、マレー系、中華系、インド系などが住む多文化な街。そのため、様々な国や地域にルーツを持つ人々の歴史を感じれる街でもあります。この記事を読んで、旅行前にマレーシアの歴史と文化のポイントを押さえておきましょう!きっと学びが増えます!
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