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韓国のコンセントの形状は日本と違う?電圧・変換プラグ情報や注意点を在住者が解説!
韓国旅行に行く場合、韓国のコンセントに対応している変換プラグは必ず持って行きたいアイテムのひとつ。韓国の電圧の違いやコンセントの形状を知っておかないと、トラブルの元になったり、持って行った電化製品が使えないこともあるので旅行の前に必ずチェックしておきましょう。
この記事に登場する専門家
韓国在住webライター
レンズ
日本の電化製品は、韓国のコンセントで充電可能なの?
こんにちは!韓国在住のレンズです!
日本との時差が無く、日本の各都市発着のフライトも多いため、多くの日本人観光客が訪れるお隣の国韓国。街の雰囲気、文化的な共通点も多いため海外旅行に来たというとこを忘れてしまうほどです。
しかし、この日本と似た雰囲気の海外ということが意外な落とし穴。日本人観光客の中には、つい日本国内の旅行をする時と同じような旅の準備をしてしまい、日本から持ってきたスマホの充電ができなかったり、電化製品が使えなかったりするというハプニングを起こしてしまう人もいるそうです。
宿泊するホテルによっては、日本の電化製品や電圧にホテルの設備が対応している場合もありますが、ホステルや民泊のような宿泊施設になると備え付けの設備はあまり期待できません。
宿泊先を予約する際に、日本の電化製品のコンセントプラグがレンタル可能かどうか聞いておくのも良いかもしれませんが、宿泊人数が多い場合は対応が難しくなる可能性も考えられます。
旅行中にスマホの充電が思ったようにできないのはストレスになるので、できれば自分でも、韓国のコンセントに対応している変換プラグの準備をしていた方が安心できるのでおすすめですよ。
韓国と日本のコンセントとの違いやタイプは?
私たちが普段日本で使用しているコンセントのタイプは「Aタイプ」。なぜこのAタイプのコンセントが日本で採用されたのかというと、第二次世界大戦後、日本がGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の統治下に入ったことにより、アメリカ規格のAタイプのコンセントが普及していったことが理由です。
ちなみにこのAタイプのAは、アメリカ(American)の頭文字から来ているんだそう。日本のコンセントのタイプの由来にはこんな歴史もあったんですね。
その一方、韓国で使用さているコンセントのタイプは「Cタイプ」と「SEタイプ」が一般的です。建物によってはSEタイプのコンセントが設置されている場合もありますが、こちらの方がCタイプより少しプラグが太くなっているだけで、Cタイプのプラグでも代用は可能。
ただ、宿泊施設によってどちらのタイプのコンセントが採用されているのかわからないこともあるので、気になる方はCタイプとSEタイプを準備しておいた方が安心かもしれませんね。
韓国の電圧は日本より高い!変換プラグを使用する時に注意すべきこと
日本の電化製品を海外で使用する場合、必ずチェックしておかなけらばならないのが滞在国のコンセントの形状と電圧。それはもちろん韓国に滞在する場合も同様です。
韓国のコンセントの形状については前述したとおりですが、電圧も日本の100Vに対し韓国は220Vとかなり高い電圧が流れています。
そのため、100Vしか対応していない日本の電化製品に、韓国のコンセントの形状に対応した変換プラグだけを装着し、220Vの電流が流れるコンセントに差し込むと電圧に対応していない日本の電化製品は破損します。更に火災の原因にもなるので、韓国で日本の電化製品を使用する場合は必ず裏面などに記載されている対応電圧をチェックしましょう。
ちなみに電圧変換器があれば問題なく日本の電化製品も使用可能ですが、重くて嵩張るという欠点があります。いざという場合は、宿泊先で借りることもできるので、どうしても必要な場合は予約の時などに電圧変換器が借りれるかどうか聞いておくといいかもしれませんね。
①韓国に持っていく電化製品の電圧は旅行前に必ずチェックしよう
韓国旅行の時に、日本から持っていく電化製品の殆どが充電器やバッテリーになると思いますが、その裏面を見ると上の画像のように100-240Vと記載されています。
100-240Vであれば、240Vまで使え韓国でも使用可能な充電器ということなので安心して使えます。ただし、100Vとしか記載がない場合は韓国で使用できないので注意しましょう。それでも韓国で使用したい場合は、電圧変換器が必要です。
②韓国のコンセントに対応可能な変換プラグを購入しよう!タイプは?
韓国旅行に持っていく予定の充電器やバッテリーが韓国でも使用可能なものであると確認できたら、次に必要なのが韓国のコンセントに対応している変換プラグです。
韓国以外の海外にもよく行く人の場合は、他の国のプラグにも対応しているマルチタイプの変換プラグを購入した方が、今後の海外旅行にも使えるのでおすすめ。
しかし、そんなに海外旅行をする予定がないという場合は、韓国に対応しているCタイプ、SEタイプの変換プラグを購入すれば良いでしょう。
ただ、プラグがひとつだけだとスマホを二台同時に充電したい時や、パソコンやタブレットPCなど多数同時に充電したい時できなくて困りますよね。
そういう場合に役立つのが「USB付きのコンセント」です!ただ、こちらも裏面の表示に100-220Vまで使用できることを確認してから購入しましょう。220Vまで対応であれば、韓国でも使用できるので変換プラグをつけて使用してくださいね。
③こんなコンセントは要注意!韓国で使うと危険なコンセントプラグとは?
前述の「USB付きコンセント」は、100-220Vで韓国の電圧に対応しているコンセントなので、韓国でも使用可能です。しかし、125Vの三又コンセントは韓国の220Vに対応していないにもかかわらず実際に使えてしまうとのこと。
ただこれはとても危険な使い方で、韓国の電圧に耐えられず発火し火災の原因になる恐れもあります。もしうっかり持って来た場合、「韓国の電圧に対応してないけど使えた!ラッキー!」とは考えず、火災や感電の危険もはらんでいることを理解して絶対に使用しないようにしましょう。
④日本のヘアアイロンやドライヤーを韓国で使う場合は?
「せっかくの韓国旅行だから、ヘアスタイルにもこだわりたい!」という人も多いでしょう。たいていの宿泊先であれば、アメニティの中にドライヤーが付いているかどうかは事前に確認できますが、ヘアアイロンまで準備されている宿泊先はそうありません。
その場合、役に立つのが海外旅行対応のヘアアイロンです。海外旅行対応であれば100-240Vまでの電圧に対応していることが殆どなので、韓国の220Vの電圧にも問題なく対応可能。後は使う時に、CタイプかSFタイプの変換プラグを使用すればいいだけなので簡単です。
もし海外旅行対応のヘアアイロンでない場合は、宿泊先で電圧変換器を借りるか、韓国で人気のUSBヘアアイロン(だいたい2000円以下)などを購入すると良いでしょう。
韓国で対応可能な変換プラグコンセントが購入できるのは?
海外で使用可能な変換プラグコンセントは、100円均一のお店として人気のダイソーで購入する人が多いようです。100円+消費税で購入できるのはとても有難いですよね。
その他は、外国人観光客からも人気の観光地(?)のドン・キホーテや、家電量販店などです。他には、ホームセンターなどにもあるので実店舗で購入したい場合は、そういったお店に行ってみると良いでしょう。
また、「お店に買いに行っている時間がない!」、「近所のお店には置いていない!」という場合におすすめなのがインターネットショッピングです。価格も様々ですが選べる種類もだんぜん豊富なので、自分の用途に合わせて購入しましょう。
日本の電化製品を韓国で使う時は電圧やコンセントの違いに注意しよう!
今回は、韓国のコンセントや電圧の違いや、日本の電化製品を使う時に注意すべき点などについてまとめてご紹介しました!
昔に比べると、海外で使用できる日本の電化製品(充電器やバッテリーなど)が増えたので、海外旅行に重い電圧変換器を持っていく煩わしさが激減しましたよね。ただ、そのせいでついうっかり海外対応でない電化製品を海外で使おうとしてしまうこともあります。
電圧の違う電化製品を海外で使うと、最悪の場合火災といったトラブルが発生することもあります。韓国旅行の際は使用する電化製品の対応電圧をしっかりとチェックして、安全な旅行になるよう心がけてくださいね。
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