実際の体験談！大分にある日本一小さい城”杵築城”！見どころ満載の城下町を散策しよう！

こんにちは。元大分県民の旅するために働くライターまみこです。大分旅行と言えば、別府温泉や鉄輪温泉、湯布院などが有名ですが、この記事では隠れた観光名所である杵築（きつき）をご紹介したいと思います。

杵築は、日本一小さい城「杵築城」や日本で唯一と言われる「サンドイッチ型城下町」が有名です。杵築でしか撮れないインスタ映え抜群の撮影スポットもたくさんあります。私が実際に訪れた杵築城やきつき城下町資料館、展望台、ランチの情報を中心にお伝えします。また、ゴールデンウィーク中には杵築最大のお祭り「きつきお城祭り」、夏には「花火祭り」が開催されるほか、秋には紅葉が楽しめたりと1年を通して様々な楽しみ方がある見どころ満載の魅力的な街です。

大分空港から別府や大分に向かう途中に位置しているので、到着日や帰着日に訪れるアクセスが便利かもしれませんね。素敵な写真をたくさん盛り込みましたので、是非、最後まで読んでください。

車でのアクセス

杵築ICで下車した後、4〜5分程度で到着することができます。また、杵築市内には無料の駐車場が多数ありますので、駐車場については心配しなくても大丈夫です。ふるさと産業会館観光案内所の駐車場などを利用すると便利だと思います。

公共交通機関でのアクセス

大分交通の路線バスでアクセスすることができます。杵築バスターミナル、または杵築城入口で下車するといいでしょう。大分空港からは30分程度です。大分駅や別府駅などからも杵築バスターミナル行きのバスに乗車することができますが、この場合は、JRで杵築駅まで行ってからバスを利用する方が早い場合もあります（私は大分駅から各バス停に止まる路線バスで杵築バスターミナルを目指しましたが、とても時間がかかりました。JRで杵築駅まで行ってからバスに乗れば良かったと思いました。）。

いずれにしてもバスの本数が少ないですので、公共交通機関で訪れる場合には、行きと帰りのバス時刻表を確認しておいた方が良いでしょう。

杵築城周辺の観光地は、それほど広くないため、徒歩でゆっくり散策しても3〜4時間あれば、十分に見て回ることができます。お食事やカフェで一休みする場合にはプラス1時間程度で考えておけばいいでしょう。

著者は、夕方まで杵築観光を楽しむつもりで朝から出かけましたが、昼過ぎには観光が終わってしまいました。杵築観光の所要時間は、半日もあれば十分だと思います。見どころである杵築城やきつき城下町資料館、絶景を楽しめる展望台やランチスポットも近くに位置しています。

大分県の杵築市の魅力はなんと言っても時代をタイムスリップしたかのような情緒ある街並みです。大分の有名な観光地、別府や湯布院とは全く異なる雰囲気を楽しむことができます。

何よりも最大の観光スポットは杵築城です。日本一小さいと言われる「杵築城」ですが、私も想像していたよりもずっと小さいお城でした。お城というより一般住宅のような大きさです。

また、高台にある杵築城からの眺望も最高です。少し歩けば、武家屋敷や商人の街が続く城下町を楽しむことができます。

杵築の観光に役立つマップは、杵築市観光協会のHPから無料で入手することができますよ。

杵築城周辺は、日本で唯一とされる「サンドイッチ城下町」が広がっています。坂の上から振り返るようにして眺めてみると、この坂と谷の形状がサンドイッチのように見えることから「サンドイッチ型城下町」と名付けられたそうです。

杵築城を中心に、屋敷に使える武士達はそれぞれの坂の上に、その谷あいで商売をする商人達の街を挟むように生活をしていたようです。

このサンドイッチ型城下町は、映画がドラマの撮影に使われるほか、大分県のインスタ映えするスポットとして人気を集めています。5月に開催される「お城祭り」や夏の花火祭り、秋の紅葉の時期に着物をレンタルして、風情ある街並みで写真を撮れば、インスタ映え確実です。

杵築城の真下から撮った写真がこちらです。日本一小さい城と言われるだけあり、本当に小さいお城です。私は平日に訪れましたが観光客も少なく、学芸員の方が丁寧に対応してくださいました。中は資料の展示などがあり歴史好きの人にはぴったりだと思います。個人的には、この杵築城から見える眺望に感動しました。景色を忘れずに楽しんでくださいね。

杵築城の前には「杵築城址・杵築城御殿跡」について解説されています。杵築城は高台にあるので、眺望も最高です。杵築城の隠れた見ところは眺望ではないかと思っています。

住所：大分県杵築市大字杵築城山１６−１

きつき城下町資料館は、1993年に開業しました。杵築の歴史が分かる資料の展示や近くに武家屋敷と展望公園があるので、忘れずに訪れたい観光スポットの一つです。

1階は、天神祭りに使われる御所車や杵築の歴史年表、城下町を復元したジオラマなどが展示されています。2階には、武士の暮らしや先人達をテーマに、人にスポットを当てた展示が見どころです。3階は、文化財にスポットを当てて、杵築歌舞伎や漁業の歴史、観光の映像などが紹介されています。

きつき城下町資料館で杵築の歴史を知ることで、城下町・杵築の観光が一層楽しくなりましたよ。

住所：大分県杵築市大字南杵築１０３−１

この写真は、きつき城下町資料館のすぐ近くにある「一松邸」と言われる武家屋敷のお庭から撮った写真です。一松邸を解説してくれたスタッフの方によると、杵築城の写真を撮るならこの展望台が一番の撮影スポットだと言っていました。

八坂川を挟んで素敵な写真を撮ることができます。（杵築城が小さく写っているので、とても遠くまで移動したかのように錯覚してしまいますが、この展望台から杵築城までは余裕の徒歩圏内ですので、改めて杵築城が小さいということを感じる一枚ですね。）

杵築城と反対側の眺望も素敵です。私が訪れた際には、他のお客さんがいなくて、貸切でこの眺望を楽しむことができました。

住所：大分県杵築市大字南杵築１８５

アクセス：

杵築駅からバスで10分、杵築バスターミナルより徒歩で12分

杵築城下町を散策していると、杵築市役所がありました。武家屋敷のようなユニークな外観になっていましたよ。

5月には「きつきお城祭り」が開催されます

毎年5月のゴールデンウィーク中に「きつきお城祭り」が開催されます。このお祭りの最大の見どころは、江戸時代の衣装を身につけた人々が城下町を歩く仮装行列です。まさに江戸時代にタイムスリップしたかのような錯覚に。

夏には花火祭り開催されます

大分県杵築市では、毎年夏には、花火祭りが開催されています。杵築湾から打ち上げられる花火が武家屋敷や杵築城を照らし、着物が似合う日本の情緒ある伝統を一層、鮮やかに彩ります。

この他にも、秋には紅葉が楽しめますので、年間を通して見どころ満載です。

杵築の眺望を楽しみながらお食事がいただけるレストラン「風の一丘」がランチにオススメです。観光地でありながら、本格的なランチが頂けるとあって大人気のお店です。

住所：大分県杵築市大字南杵築１８５−１

アクセス：杵築駅からバスで10分、杵築バスターミナルより徒歩で12分

予算：1000円程度

日本一小さい城「杵築城」はいかがでしたか？杵築城だけでなく、杵築の歴史が学べるきつき城下町資料館や眺望を楽しむことができる展望台、素敵なランチスポットなど、杵築の見どころを少しでもお伝えできたならうれしく思います。また、花火祭りやお城祭り、紅葉など年間を通して様々な表情を楽しむことができるでしょう。

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