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メルボルンの最新治安情報!テロリスクはある?危険エリアもご紹介!
芸術、カフェ、沢山の文化が混ざり合う町、メルボルン。その魅力から、住みやすい都市第1位を獲得しています。 今回は、メルボルンの旅を考えている読者の皆さんが、快適で楽しい思い出を作れるように、治安情報と注意点をご紹介させて頂きます!
この記事に登場する専門家
現役大学生ライター
ray
メルボルン滞在の感想!
皆さん、こんにちは!現役大学生ライターのrayです。
早速ですが、皆さんはメルボルンと聞くとどのような印象を思い浮かべますか?
芸術、カフェ、美しい街並み等は、メルボルンを語る上で欠かせない要素と言えます。
エコノミストが発表している住みやすい都市ランキングで、メルボルンは常に1位にランクインしています。
そんな魅力の溢れるメルボルンですが、他の大都市と同様に、危険が少しばかり潜んでいます。
今回は、メルボルンの治安についてご紹介させて頂きたいと思います!
メルボルンの基本情報!
メルボルンは、オーストラリアの南東に位置するビクトリア州の州都です。
500万人以上が住んでおり、シドニーに次ぐ2番目に大きな都市として知られております。
エコノミストによる「住みやすい都市ランキング」では、140以上の都市の中で
最も住みやすい都市として発表されています。
オーストラリアの文化都市(The Cultural Capital of Australia) というニックネームが存在するほど、
メルボルンは多数のミュージアムやアートギャラリーが集結しています。
1年を通して地元民はもちろん、観光客で賑わっています。
毎年200万人以上の観光客が訪れるメルボルンでは、クイーンビクトリアマーケット (Queen Victoria Market)、
ユーレカタワー (Eureka Tower) 、メルボルン動物園 (Melbourne Zoo) などを含む、人気の観光地が数多くあります。
上の写真は、クイーンビクトリアマーケットの様子です。働く人とお客さんの距離が近いのも、マーケットの魅力の1つと言えます。
メルボルンは、多くの人種と文化で構成された多文化国家で、人々の違いを尊重しています。
200を超える国の人口で構成されており、230の言語、100の信仰と宗教が崇拝されています。
メルボルンの市内では、文化の多様性を尊重したイベントが行われることも珍しくありません。
メルボルンの治安情報
いくら安全と言われていても、普段暮らし慣れた場所を離れるわけですから、気をつけなければならないこともあります。
危険な目に遭わないために、メルボルンの治安情報をご紹介させて頂きたいと思います!
交通面のリスク:低
一般的に、メルボルンの交通機関は安全と言われております。
公共交通機関を使用する際も差別の心配をする必要はないでしょう。
しかし、人の気配がない郊外の駅では、身の安全に注意する必要があります。
セキュリティーカメラがあるかどうかを常に気にして、身の安全を守りましょう。
自然災害のリスク:中
一般的に安全と言われているオーストラリアで、最も注意すべき危険としてあげられるのが、自然災害です。
オゾン層の破壊により、メルボルンでは紫外線の指数が非常に高くなっています。
真夏に日焼け止めを塗らないで外を出歩くと、約15分で日焼けしてしまうほどです。
常に日焼け止め (少なくともSPF + 30) を保持して予防を心がけましょう。
また、気温の上昇によりメルボルンでも深刻な火災が発生しています。
ビクトリア州のCFA (Country Fire Authority) は、2月までに100か所を超える火災が発生したことを発表しました。
メルボルンの北部4カ所では緊急警報が発せられています。(2019年11月現在)
メルボルンの気候については、こちらのサイトから情報が得られます。
気候をチェックしたうえで、渡航することをお勧め致します。
オーストラリアの気候・治安・物価情報と現地で便利な節約術を伝授します!
観光先や留学先として日本人からだけではなく世界中の人に人気がある国、オーストラリア。今回はオーストラリアの基本情報を、実際に在住した体験談を交えつつ、豪に旅行を考えている!留学する予定がある!オーストラリアに興味がある!といった皆さんにご紹介させていただきます。
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スリのリスク:中
犯罪発生率は非常に低く、犯罪の被害者となる旅行客はほとんどいません。
しかし、シドニーやメルボルンのような大都市では、スリに警戒しなければならないエリアがあります。
フリンダースストリート駅The Flinders Street station (フリンダースストリート駅) は
スリの多いエリアとして認識されています。
1年間のうちスリの多い時期として考えられているのが、クリスマス、メルボルンカップ、
フッティーのグランドファイナルの時期です。
スリに遭わないための予防策としては、
①夜に一人で公園を歩るかない
②電話やカメラを放置しない
③後ろポケットに財布を入れたりしない
などといった、容易に身を守る方法があります。
充実した旅を送るためにも対策を講じることをお勧めいたします。
詐欺のリスク:低
詐欺のリスクは少ないとされるメルボルンですが、
よく起きる詐欺として、バーテンダーが高額な金額を要求してくることがあります。
メルボルン特有の詐欺として、ホームレスのフリをした人が
観光客や住民にお金を要求してくるといった事件が起きています。
思いやりのある人が多い、オーストラリアの良い面を利用した悪質な詐欺といえます...。
また、ATMを使用する際にも注意が必要です。
特にPINコードを打つ際には、背後を警戒しましょう。
メルボルンのテロリスクは?
オーストラリア政府が公表しているテロの危険レベルは、5段階のうち3番目の「起こりそうである」となっています。
メルボルンでは、2018年に2度のテロが起こりました。
メルボルンで発生したテロの事例としては、11月9日にメルボルン中心地区のバーク通りで男 (30歳) が、
一般人3人を刃物で刺し、1人を死亡、2人を負傷させたテロ事件が発生しました。
大規模なイベントや、遊園地などを含む混雑する場所では、テロの未然防止対策を推進しています。
また、テロが発生したメルボルンのCBDでは、毎日警察が巡回をしており、安全対策の促進に努めています。
メルボルンで治安が悪いエリアは?
長年メルボルンに暮らす私の知人が、メルボルンの中でも治安が悪いとされるエリアを教えてくれました。
彼女曰く、これから紹介する2つのエリアは、空き巣や車の中の盗難といった理由によって、
治安があまり良くない場所ということで有名だそうです。
プランプトン (Plumpton)
メルボルンの中心部から約1時間内にあるプランプトンは、農村部と住宅開発地域で知られています。
この地域は、2017年に最も危険な地域の1つに分類され、25戸に1戸が強盗事件に遭っています。
この統計により、この地域はビクトリア州で4番目に、強盗に遭う数の多い地域となっています。
ダンデノン (Dandenong)
メルボルンの南東部のダンデノン地域の治安は、他のどの地域よりも悪化していると言われています。
(2015 VicHealth Indicators Surveyより)
この地域に暮らす人々は、夜に外出することを恐れており、地域の治安や周辺環境に満足していないと言われています。
理由としては、若い犯罪者による空き巣や車の中の盗難が多いことが挙げられます。
動画はダンデノン地域の町の様子です。
ご紹介させていただいた2つの地域は、治安の良いとされるメルボルンの中でも、比較的治安が良くないとされるエリアなので、
「思ったほど治安は悪くなさそう」といった意見もよく見受けられます。
水に関する安全対策をご紹介します!
オーストラリアは温暖な気候と美しいビーチで知られていますが
海で時間を過ごす場合には、安全策を心がける必要があります。
実際に、2019年内にも水難事故が多発しており、オーストラリア政府は水の事故を防ぐことを促進しています。
水の危険から身を守るための対策として、これら3つのことを守りましょう。
-水深が分からない場合は、絶対に水に飛び込まない
-パトロールされたビーチ(ライフガードがいるビーチ)でのみ泳ぎ、ライフガードの目が行き届く、赤と黄色の旗の間を泳ぐ
-オーストラリアの多くのビーチには「離岸流」があるということを意識する
離岸流とは、海岸に打ち寄せた波が、沖に戻ろうとする現象を意味します。
離岸流に出会すと、海岸からすぐに引き離される可能性があるので注意をしましょう。
離岸流に巻き込まれた場合は?
パニックになったり、泳いだりしないようにしましょう。
離岸流からビーチと平行に泳ぐか(要は沖へ向かう流れに対し横方向に泳ぐ)
無理はせず、手を振ってライフガードや他の水泳客、またはサーファーに助けを求めるようにしましょう。
サーフボードまたは他の浮き輪などの遊具をお持ちの場合は、それらを利用しながら浮遊し、助けを待ちましょう。
1番危険な行為は、パニックに陥ってしまうことです。深く深呼吸をし、落ち着いてから判断するようにしましょう。
赤と黄色の旗の間を泳ぐ際には、離岸流を心配する必要はないです。
小さいお子さんをお連れの方や、離岸流が心配な方は旗の間を泳ぐことをお勧めいたします。
この動画は、アニメーションを使用しながら、海での安全対策を説明しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
トラブルに巻き込まれたときの連絡先はこちら
いかかでしたか?
脅かすようなことを書いてきましたが、一般にオーストラリアは非常に安全な国です。
犯罪発生率は非常に低く、犯罪の被害となる旅行客はほとんどいないと言えます。
比較的に安全な国と認識されている日本でも、100%安全とは言い切れないように、オーストラリアにも危険が潜んでいます。
時と場合によっては、ご紹介した治安対策を講じながら、充実したオーストラリア旅行をお過ごしくださいね!
オーストラリア国内の緊急連絡先は、000と覚えておきましょう。
国内共通で、警察、火災、救急などの緊急連絡先です。
また、在メルボルン日本国総領事館の電話番号は03-9679-4510です。
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ダイレクトメッセージにて、質問やご意見をお待ちしております!
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