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ポルト観光の二日間モデルコース!ワインの都を目一杯楽しむコツとは?

2019.08.05

ポルトガル第二の都市、ポルト。日本人にはまだ馴染みの薄い街なので、あまり観光情報がないですよね。でも実は、可愛いものが溢れるとっても魅力的な街なんです!この記事では、二日間のモデルコースと、ポルト観光のちょっとしたコツをご紹介します。

この記事に登場する専門家

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スペイン在住・旅行記事ライター

はな

大学で西洋美術史を専攻し、教会建築や宗教画を中心に研究。大学卒業後、メーカーにて法人営業を担当しながら一人旅にハマり、これまでに訪れた国は20か国以上。趣味は美術館、教会巡り、ポストカード・古紙幣収集。現在は仕事を辞めてスペインにて留学中。

  1. ライター紹介
  2. ポルトってどんな街?
  3. ずばり!ポルト観光の魅力って?
  4. ポルトを上手に観光するコツとは?
  5. 必要な観光日数は?
  6. 【ポルト観光】1泊2日モデルコース
  7. ポルト観光モデルコース一日目
  8. ①橋の絶景を楽しむ!【ドン・ルイス1世橋】
  9. ②ポートワインを堪能!【ワイナリーツアー】
  10. ③ポルトガルの伝統歌謡【ファドを聴く】
  11. ④ちょっと足を伸ばして【夜景を見に行く】
  12. ポルト観光モデルコース二日目
  13. ①ゆっくりと景色を楽しむなら朝イチで!【クレリゴス教会(クレリゴスの塔)】
  14. ②美しい伝統的タイルに目を奪われる!【アズレージョの教会巡り】
  15. ③木のぬくもり溢れるレトロかわいい【トラムで移動】
  16. ④ポルト大聖堂・中庭のアズレージョは見事!【カテドラル】
  17. ポルトを楽しむには「のんびり観光」がキーワード
  18. 「可愛いポルト」を味わい尽くす観光を
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スペイン在住の旅行記事ライターのはなです。これまでにヨーロッパを中心に35都市20か国以上を旅してきました。「身軽で自由な旅」をモットーに、主に文化遺産目的の旅をしています。大学で西洋美術史を専攻していたため、教会建築や美術作品を観るのが好きです。伝統料理よりも、お酒に関心があります。現在は旅行関連記事のライターをする傍ら、スペイン・バレンシアにてスペイン語を勉強しています。

みなさんは「ポートワイン」って聞いたことありますか?

ポートワインとは英語で「ポルトのワイン」を指し、そのためポルトは「ワインの港」として世界的に有名な街になりました。

でも実は、ポートワインはポルトで作られているわけではないんです。では何故ポルトの名前が付いたのか?それは、18~19世紀に特産のワインがポルト港からイングランドへ向けて多く輸出されたことに由来しています。ポルトガル内の様々な地域で栽培、醸造されたワインがポルトに集まり、数年間の熟成期間を経て輸出されているのです。イングランドとポルトの深いつながりは、街中のイギリス式公衆電話からも見て取れます。

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川を隔てた街の南半分には多くのワイナリーがあり、その歴史の深さを感じさせてくれます。でもポルトの魅力は、それだけじゃないんです!

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ポルトの魅力は、ずばり「坂」です!

「え?坂?」と思われた方も多いと思います。なんで「坂」が魅力なのかをまずはご紹介します。

「坂」がつくり出す絶景

ポルトの街の地理上の特徴は、街を南北に分断するドウロ川にあると言えます。面白いことに、さほど広くはないこの川の北側はかなり傾斜のきつい坂道になっているのです。そのため、街の中心地区にあるドン・ルイス1世橋からは、息を飲むほど美しい川と街並みが一度に見られるのです。

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街歩きのススメ

橋や塔の上など高い場所から見ると美しい街並みも、実際に足を踏み込んでみると迷路のように入り組んでいることがわかります。細い路地を抜けて、思いがけない場所にたどり着いたり、きつい坂を上り切ったときに見える絶景など、平たんな街では感じられないドキドキ感が街中に潜んでいます。

休憩をはさみながら気の赴くままに街歩きをすれば、南欧特有のゆったりした空気を感じることができるでしょう。

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モデルコースの紹介の前に、知っておいてほしいポルト観光のコツがいくつかあります。先述した通り、ポルトは街のほとんどが坂道で構成されています。そのため、なるべく身軽に、なるべく休みやすい環境を整えることが大切です。疲れ果ててヘロヘロ・・・なんてことにならないように、今回のモデルコースも予定を詰め込みすぎず、余裕を持って周れるように組ました。

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おすすめ観光スタイル

・ヒールは絶対にNG。履きなれたスニーカー推奨。(石畳の坂道は疲れるし危険です)

・街の中心地のホテルを予約する。(荷物をすぐ置ける、休憩ができる)

・ロープウェイやトラムを効率的に利用する。(無理せず時間と体力を節約!)

・荷物は最小限に抑える。(重い荷物を持って坂登はきついです)

・積極的にカフェ休憩をする。(カフェ安いです!一杯1~1.5€)

・もしくは川沿いでビール休憩!※

※ポルトガルはヨーロッパでは珍しく路上飲酒が許可されています。

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ポルト観光には3日以上の滞在をおすすめします。メインの観光スポット自体はそこまで多くはないポルトですが、街のゆったりした雰囲気に合わせて急がず時間をかけて周ることがこの街を最もよく知るための一番の近道だからです。また、坂の多い街の移動は、予想以上に体力を使います。ポートワインなどのお酒を十分に楽しみたいのであれば、長く滞在するに越したことはないでしょう。

旅程の関係でどうしても!という方にも、最低でも1泊2日以上はしてほしいです。それほど魅力的な街であると言えます。

今回の記事では、短い滞在でも効率的にポルトを楽しむための【1泊2日モデルコース】を作成してみました!よかったら旅行の参考にしてみてください。

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一日目:文化と景色を楽しむ!

ドン・ルイス1世橋

ワイナリー

ファド

夜景

二日目:芸術と散策を楽しむ!

クレリゴス教会(クレリゴスの塔)

アズレージョ教会巡り

・コングレガドス教会

・サント・イルデフォンソ教会

・アルマス聖堂

・カルモ教会

(トラム)

カテドラル

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では、早速ご紹介していきます!

一日目は文化と景色を楽しみましょう!

旅の始まりはここから!橋から見える景色は必見

ドン・ルイス1世橋はドウロ川にかかるポルトで最も有名な橋の一つです。

「たかが橋・・・」と内心思って向かいましたが、行ってみて驚き!オレンジ色の美しい街並みとドウロ川の深い青色のコントラストに心を奪われてしまいました。トラムが走る上段と、車が走る下段の二層に分かれており、見える景色がそれぞれ違うので、行きと帰りで別々の道を渡ることをおすすめします。

まずこの橋を渡って駅のある北側から、ワイナリー群のある南側へ行きましょう橋の上は風が強いので、寒くないよう簡単な羽織るものを持参すること、スマホや持ち物を川に落とさないことに注意してください。

時間帯によって異なる景色が楽しめる

まずは昼間に訪れて、活気ある景色を楽しみましょう。ただし、一度通ったから、と満足せず、時間帯を変えてぜひ訪れていただきたい場所でもあります。夕方や夜は、昼間とは一味違った雰囲気を楽しめますので、ワイナリーツアーのあとは是非もう一度ゆっくり橋からの景色を眺めてみてください。

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ポートワインの特徴

ポートワインの最大の特徴は、そのまろやかな甘みとコクにあります。生成過程で、まだ糖分の残っている発酵過程でブランデーを加えることで、発酵を止めることでこの独特な甘みを引き出しているのです。そのため他の種類のワインに比べ、20%とアルコール度数が高く、開封後も風味が落ちにくいという特徴があります。

一般的に熟成年数が長いほど甘みが強くなるといわれています。

歴史感じるワイナリー群

街を分断するドウロ川の南部には、多くのワイナリーが軒を連ねています。ドン・ルイス1世橋から見ると、倉庫のような平らな屋根と、屋号の書かれた看板が見えるいくつも見られます。

基本的にはこれらのワイナリー内で、国内各地から集まったワインを樽の中で熟成させます。

それぞれのワイナリーが各醸造過程のブランドを持ち、ワインの販売も行っています。

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ワイナリーツアーの選び方、予約

ワイナリーでぜひ体験していただきたいのが、内部見学ツアー。観光インフォメーションセンターでワイナリーツアーの申し込むこともできますが、直接ワイナリーに足を運んでの予約も可能です。10以上のワイナリーがあるので、「どこがいいか?」と迷ってしまうかもしれませんが、私が聞いたホステルスタッフいわく、「どこもだいたい同じような内容のツアー」らしいので、直感で気になったワイナリーに入ってみましょう。

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気軽に楽しめるワインテイスティングも

何故わざわざワイナリーの見学ツアーをおすすめするかというと、数種類のポートワインのテイスティングができるからなんです!何種類かワインを試してみたいけど、ボトルは多すぎるし、重いから持ち帰れない・・・という人には特におすすめです。

ホステルで知り合ったドイツ人の女の子と一緒にツアーに行きましたが、「ワインは好きじゃないけどこれは飲める!」と言って感動していました。甘みが強く濃厚なフルーツジュースのような味わいなので、ワインが苦手な人にもぜひ試していただきたいです。飲み比べてみると、熟成年数によって甘みやコクが異なるのがはっきりわかります。

ただし、飲みやすくてついつい飲みすぎてしまう可能性もありますので、お酒が苦手な人は注意しましょう。

私が行ったPorto Cálemというワイナリーでは、おつまみ程度の食べ物を持参してOKでした。

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ファドとはポルトガルの伝統歌謡のこと。ポルトガルギターと呼ばれるギターに合わせて歌われ、通常レストラン内のステージなどで行われます。ファドの人気を押し上げたのはリスボンが始まりですが、ポルトでも伝統的なファドを聴くことができるレストランがあります。

Restaurante Típico O Fado というレストランでは男性と女性一人ずつの歌手のファドを聞くことができ、お料理もとても美味しかったです。混雑時は予約なしでは入れない可能性が高いので、URLからのオンライン予約をおすすめします。入り口がわかりにくいので見落とし注意です。

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ファドの演奏は21時や22時など比較的遅めの時間から開始する場合が多いです。そのため、ポルトに宿泊する日に予定を組まないと、時間が合わず聞けなかった!なんてことになりかねません。ぜひ一日目に訪れてくださいね。

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ポルトの夜景なんて聞いたことない・・・そう思われた方もいるかもしれません。たしかにポルトは他の夜景スポットに比べて豪華夜景とは言えません。しかし、自然な街明かりにこそ、この街を表現するにふさわしい、温かさとおおらかさがあるのです。

ポルトに一泊した人だけが楽しめる夜景、ファド演奏を聴いたあとはぜひ少しだけ外に出てみてください!

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夜景のおすすめ写真スポット

写真を撮るのに特におすすめなのは、ワイナリー側の川岸から川に停船している船を入れて撮影する構図です。川沿いの優しい街灯と生活の明かりが、ポルトの魅力をぎゅっと表現してくれます。

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二日目は芸術と散策を楽しみましょう!

クレリゴス教会は街の中心エリアにある教会で、ポルトガル国内で最も高い鐘楼があります。教会内には美術館が内接されており、クレリゴスの塔・美術館の入場料は5ユーロです(2019年4月現在)。塔の上からはドウロ川とオレンジの屋根がよく見える上、360度ぐるっと歩きながら見渡すことができ、ドン・ルイス1世橋とはまた違った景色を楽しむことができます。

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混雑を避けるなら朝がおすすめ!

この塔に上る階段はとても狭く、見晴らし台の通路もかなり狭いので、朝一番(9~10時)に行くことをおすすめします。私はたまたま朝に行きましたが、塔を降りたころにはチケット売り場は長蛇の列ができていました。ゆっくり景色を楽しみたい方は、特に注意が必要です。

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アズレージョとは、ポルトガルやスペインの伝統的なタイルのことです。15世紀ごろにムーア人を通じて伝えられたといわれています。ポルトの街を歩いていると、いたるところでこのアズレージョを見ることができます。

観光客にとってもっとも身近なのは、おそらく街の中心にあるサン・ベント駅だと思います。駅とは思えないくらいの美しさに、思わず足を止めてしまう人も多いはず。

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アズレージョが美しい教会①:コングレガドス教会

クレリゴス教会を出た後はすぐ近くのコングレガドス教会へ向かいましょう。サン・ベント駅の目の前にある教会です。細い路地の続くポルトならではの景観と、青い装飾が洗練された街の雰囲気を作り出しています。

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アズレージョの教会②:サント・イルデフォンソ教会

トラムの通り道でもあるバターリャ広場の目の前にある教会。路地に対して少し高めの位置に建てられており、観光するのに何度も目の前を通ることになると思うので、散策の目印の役割も果たしてくれます。こちらはちょうど雨あがりに撮った写真です。

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アズレージョの教会③:アルマス聖堂

ポルトのショッピングストリートであるサンタ・カタリーナ通りの通り沿いにあります。おしゃれな服屋さんやカフェなどが連なる通りを歩いていくと、ふいに真っ青な建物が現れます。内部の装飾も美しいですが、外装は、これでもか!というくらい細かく繊細な装飾で全体が覆われています。通りの端からでは全体像を映しにくいので、横断歩道を渡った先から、車のいないタイミングを狙って撮影するのがおすすめです。

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アズレージョが美しい教会④:カルモ教会

こちらもトラムが目の前を走る広場に面した教会。

ポルトの特徴であるトラムとアズレージョを一緒に写真に収めるにはこのスポットが最適!

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トラムに乗ってみよう

アズレージョ教会を巡る際は、効率的にトラムを利用することをおすすめします。なぜならポルトのトラムは、これらの教会をぐるっと周れるように路線が敷かれているからです。

(赤〇がアズレージョの教会、青〇がクレリゴス教会とカテドラルです。黄色い線がトラムの路線図です。)

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トラムと言えばリスボンが有名ですが、ポルトにも可愛いトラムがたくさんあります。外から眺めるのももちろん素敵ですが、内観もレトロでおしゃれなので、歩き疲れたときなどにもぜひ乗ってみてください。乗車券は2日間乗り放題で10€とポルトガルの物価にしては高めですが、その価値はあります。木のぬくもり溢れる車窓から街並みを眺めれば、とても優雅な気持ちに浸れます。

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一期一会!トラムとの景色

ポルトガルのトラムといえば黄色にイメージが強いですが、実は何種類もトラムの柄があります。街を走るトラムを注意深く見てみると、青や緑など、様々な車体があるのがわかります。一期一会の風景とトラムの景観をカメラに収めるのもポルトの楽しみ方の一つです。

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教会巡りの締めくくりはポルト大聖堂!

教会内部自体は入場無料ですが、内設する美術館には3€の入場料が必要です。

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この教会の中庭部分には、見事なアズレージョ装飾があります。夕方には人も少なく、ゆったりと見て周れるのでおすすめです。

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ポルト観光を最大限楽しむために重要なのは、予定を詰め込みすぎたり、無理して一度に周りきろうとせず、休みながらゆったりと雰囲気を味わうことです。街全体に漂うまったりした雰囲気は、リスボンを含む他の都市とは一線を画す魅力があります。宿代や食費を含め物価も安いので、お金の心配をしすぎる必要がないのも、まったり旅をおすすめする理由の一つです。

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いかがでしたか?

観光のコツ、1泊2日モデルコースなどの情報が皆さんのお役に立てばと思います。ぜひこの記事を活かして自分だけのオンリーワンなポルトを見つけてください!

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