日帰りOKな奥飛騨5大温泉を厳選！子連れでも安心な奥飛騨の魅力を徹底解説！

こんにちは！愛知県在住ライターのらく子です。

今回ご紹介する飛騨とは、岐阜県の北部地方のことを指し飛騨市、下呂市、高山市、白川村の4つの市村のことをいいます。

その中でも、高山市にある奥飛騨温泉に焦点を当てて行きたいと思います。

平湯温泉・福地温泉・新平湯温泉・栃尾温泉・新穂高温泉の５つの温泉地から形成される奥飛騨温泉郷。

５つそれぞれ異なる源泉と景色を楽しみながら、時間を忘れてノンビリできます。

また、奥飛騨温泉では至る所に足湯があり、気軽に様々な源泉を楽しむことが出来るので、足拭き用のタオルをバックに忍び込ませておくといいですね。

泉質：炭酸水素塩泉、単純温泉、硫黄泉など

効能：慢性皮膚病、動脈硬化症など

温泉の色は透明、茶褐色、緑褐色、白濁と様々。

旅館施設によって異なる源泉を惜しみなく楽しむことができますよ。

奥飛騨温泉へは、東京方面からは電車で約３時間半、車で約4時間、名古屋方面からは電車で約３時間、車で約2時間半程の距離にあります。

電車の場合：

名古屋方面からはＪＲ高山本線の特急「ワイドビューひだ号」を利用、高山駅にて下車。

東京方面からはＪＲ中央本線の特急「スーパーあずさ号」を利用、松本駅にて下車。

各駅からは濃飛バスに乗り換え奥飛騨温泉郷までのんびり乗車してください。

ノスタルジックな車窓を眺めながら、快適にアクセスできますよ。

車の場合：

東京方面からは長野道を「松本インター」で降り、名古屋方面からは「高山インター」で降ります。

そのまま国道１５８号を走ると奥飛騨温泉郷へ到着。

奥飛騨温泉郷の中で最も大きく歴史が深い、「平湯温泉」。

外国人にも人気のこととあって、アジア・アメリカ・ヨーロッパ系と様々な国からの旅人が溢れています。

観光地を結ぶ「平湯温泉バスターミナル」では、バスを待っている間無料で足湯に入ることが出来るので、心も体もぽっかぽか。

テーブルも設置されているので、足湯に浸かりながら温泉卵やジェラートなどの温泉グルメも堪能できます。

ただここで一つ注意したいのが、温泉の泉質と設置されているテーブルの素材が化学反応を起こし、湯上りに足を拭くとタオルが茶色に変色してしまった経験が筆者はあります。

お気に入りのタオルを持って行くのは控えましょう！

もしタオルを忘れた場合でもバスターミナル内にて200円にて購入出来るのでご安心を。

「平湯温泉バスターミナル」から徒歩圏内にある「匠の宿　深山桜庵」。 

お部屋全体は木のぬくもり溢れたモダンな造りですが、足元は畳のスリッパで和の心を感じさせる粋な計らいも。

別棟の離れには源泉掛け流しの露天風呂付客室があり、贅沢な時間が過せます。

また、本館和洋室では露天風呂感覚の星見風呂を楽しむことが出来るので、子連れでも周りに気を遣わず楽しめますよ。

解放感抜群な大露天風呂では、上を見上げると満点の星空を楽しむことが出来ます。

少々ぬるめのお湯なので、熱々の源泉近くを陣取るのがお勧め。

貸切風呂は、内湯・露天と各２種類ずつあり、それぞれ無料で楽しめます。

内湯・露天共に十分な広さがあるので家族みんなで入れるのが嬉しいですね。

お風呂上りには、牛乳やコーヒー牛乳を無料で頂けるうれしい特典が。

朝には、湯上りのヤクルトがたくさん用意されています。

食事を終え、温泉を楽しんだ後はこれまた無料で頂ける「夜泣きそば」で1日の締めくくりを。

宿泊者みんなで囲炉裏を囲って食べるラーメンは、美味しいのは勿論、心も体も暖かく満たされますよ。

筆者が宿泊した時は外国人観光客も多く見られたので、これを機会に異文化交流が出来るかも！？

日帰り情報：

デイユースプランあり（5,454円～）

玄関先の足湯は無料にて宿泊者以外の方でも自由に利用可

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯229

平湯温泉から南へ徒歩約２５分。

歩いて近づくにつれてどんどん迫力を増してくる「平湯大滝」、ゴツゴツと足場は悪いですが歩いて滝の目の前まで行くことができます。

高さ64メートル、幅6メートルの壮大な滝を間近で見たときの迫力には圧倒。

どの角度から写真を撮っても絵になります。

滝に行くまでは緩やかな山道が続きますが、とても滑りやすく意外と距離もあります。

また、滝周辺は大きな岩だらけで足元がかなり危ないので十分注意してください。

女性はブーツやヒールで行くと滑りやすいのでスニーカーが安心ですよ！

奥飛騨温泉郷の真ん中に位置する、「新平湯温泉」。

縁結びの地として有名なので女性やカップルにも人気の温泉地です。

「寛ぎの舎 游」は、一宝水のバス停から徒歩１分にて到着。

館内は全14室とこじんまりしている為、周りを気にせずのんびり過ごす事が出来ますよ。

また、スタッフが家族のように温かくアットホームなところもお宿の魅力。

女将の「パパ＆ママの笑顔がお子様の笑顔に♪」という考えの元、子ども連れへのおもてなしに力を入れているこちらの旅館。

子連れの場合、基本的に座敷にて椅子・テーブルでのお食事になるのですが、赤ちゃんや小さい子どもが寝られるスペースや椅子を特別準備してもらえる気配りが有難いところ。

また、旅館に珍しくメゾネットタイプのお部屋もある為、先に子ども寝かしつけてから大人は下でのんびりとした時間を過ごしてリフレッシュ出来るのも嬉しいですね。

巨石露天風呂は、山間の絶景に囲まれ自然と一体化した気分に！

温泉のお湯は肌触りが優しく低刺激な為、赤ちゃんやお年寄りの方でも安心して入れます。

日帰り情報：

営業：15時～17時

休業：不定

料金：入浴料1000円（小学生以下500円）

駐車場あり（無料）15台

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根一宝水

冬季はタルマの滝ライトアップでロマンチックなひと時を。

川の真下を通る砂防トンネルのイルミネーションも幻想的でインスタ映え間違いなし！

小規模な為比較的空いているので、足を運んでみてはいかが？

開催場所：

新平湯温泉　親水公園（たるまの滝一帯）

北アルプスに囲まれた高原リゾート、「新穂高温泉」。

上質なお宿で大人の時間が過ごせます。

ＪＲ高山駅からバスで約90分のところにある「谷旅館」。

総部屋数が７室と少なく、贅沢な時間を堪能できるのが嬉しいところ。

家族で静かに過ごすには最適な雰囲気のある温泉旅館です。

夕食・朝食は、それぞれ個室で頂けるので周りを気にせずのんびり出来るのも嬉しいですね。

こちらの旅館では混浴が楽しめます。

残念ながら日帰り利用は出来ないのですが、その分ひとも少ないため混浴に初挑戦するにはお勧め。

女性は湯あみ着を借りる事も出来るので（有料）、気軽に入れるのではないでしょうか。

また、貸切風呂では味わえない大露天風呂の解放感を家族みんなでのびのびと楽しむことが出来るのも新鮮ですね。

露天風呂は宿のご主人が造られたという庭園を囲むように点在しており、山の緑だけでなく四季折々の花々も楽しめます。

硫黄の香りが漂う温泉の上にはたくさんの湯ノ花が浮いていて、五感を感じながら極上な時間を。

日帰り情報：

利用不可

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾

標高2,156メートルの新穂高ロープウェイ。

幻想的な雪景色にシャッターを押す手が止まらないこと間違いなしです。

冬の頂上はマイナスの世界。

下との温度が大きく異なるので、暖かい恰好をして行ってください。

筆者が１２月初旬に訪れた時の頂上の気温は、「-７度」でした。

想像を上回る寒さでしたので、完全防備してくださいね。

ロープウェイの待ち時間は足湯でゆったりすることも出来ます。

標高約1000メートルの秘湯、「福地温泉」。

日本の原風景に癒されタイムスリップした気分に。

「山里のいおり　草円」は高山駅からバスにて７０分、最寄り停留所は福地温泉。

渓流露天と飛騨の古民家を満喫することが出来ます。

露天風呂「岩の湯」のすぐ横には平湯川が流れており、川のせせらぎを聞きながらホッコリ温まり、極上の癒しを味わえますよ。

宿の中は、かまどや囲炉裏などまるで昔話の風景を感じさせるような造りになっていて、温かい気持ちになれます。

しずかな山里風景を見ながら、ゆっくり流れる時間を堪能してみては。

季節によってはお子様割得プランも用意されているので家計に優しいですね。

割得宿泊可能期間：

2020/03/01 ～ 2020/03/31（※１日２組・【平日限定】のプラン）

小学生⇒通常大人料金の７０％が⇒【半額の５０％へ】

幼児⇒通常大人料金の５０％が⇒【半額以下の３０％へ】

詳しくはHPにてご確認ください。

日帰り情報：

営業時間：15時～21時　要予約

料金：800円（税別）　

バスタオル　なし　

タオル　100円（税別）　

シャンプー等　無料

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地温泉831

食休憩と温泉入浴が出来る観光スポット「昔ばなしの里」。

まるで時間が止まったかのような昭和レトロな雰囲気を味わえます。

ここに訪れたら共同風呂「石動の湯」で日帰り温泉を満喫してみては。

内風呂と露天風呂がありお湯はぬるめ。

浴室にはシャワーが無く湯が貯められたところからお湯を汲んで洗うスタイルなのも斬新ですよ。

石動の湯

利用料金：300円

おふくろの味が懐かしい「栃尾温泉」。

素朴な田舎風景が何度でも訪れたくなる魅力のひとつ。

「宝山荘」までは高山駅よりバスにて８０分、「上栃尾」下車徒歩１分。

ちいさなお蕎麦屋さん併設の温泉民宿。

宿泊利用者は貸切風呂を無料で入れるのも嬉しい特典ですね。

なんといっても貸切風呂の広さにはビックリ。

家族みんなで入っても余裕の広さです。

子どもが泳いでしまっても貸切なら誰にも怒られませんよ。

空いて入れば何度でも利用できるので、時間帯によって変わる景色を堪能してみては。

お蕎麦は昼のみ、水曜はお休みですがこちらもとても人気です。

日帰りでの外来入浴はしていないのですが、こちらでお食事をした方は温泉に入れますよ。

日帰り情報：デイユースプランあり（4,500円～）

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷栃尾457-10

公共露天風呂である荒神の湯一帯、冬季は雪景色と湯けむりの中でイルミネーションが光り輝きます。

都内のイルミネーションとはまた違った優しい光になんとも心温まりますよ。

荒神の湯は熱めのお湯なので、真冬の寒さの中でも身体はぽかぽか。

一度入ったら出たくなくなるかも！？

荒神の湯

利用料金：寸志（200円程度）

それぞれの魅力溢れた奥飛騨５大温泉、いかがでしたか？

ワイルドなほど解放感溢れた露天風呂を楽しめるのは奥飛騨ならでは。

温泉だけでなく観光スポットも充実しているので大満足な事間違いなし！

ノスタルジックな気分を味わいつつ、心も身体も癒されてみては？

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