Trip-Partner[トリップパートナー]
記事のサムネイル

Category長野

長野の人気スイーツお菓子とは?りんごや栗、そば粉やワサビなど!

長野は昔から、りんご、栗、わさびなど豊かな山の恵みを活かしたお土産を開発してきた地域です。特に信州産のりんごを使ったお菓子は絶品です。今回は、長野のお菓子を和菓子編と洋菓子編に分け、定番のお土産からばらまきに最適なお菓子のお土産を紹介します!

この記事に登場する専門家

meshimeshiのサムネイル画像

旅行好きのセラピスト

meshimeshi

食べることと旅行が大好きなセラピストです!休みの日は関西を中心に食べ歩きをしたり、旅行に出かけたりしています。自分の体験から得られた情報をみなさんにお届けします。

長野で美味しいお菓子をお土産に!

純栗かの子

こんにちは、meshimeshiです!長野は山々に囲まれた地域で、りんご、わさび、栗、信州そば、おやきなど美味しい名物の宝庫です。得に名物を使ったお菓子のお土産は多くの観光客を魅了しています。今回、長野で特におすすめのお菓子のお土産を紹介します!

長野のお菓子のお土産事情

生大福

長野は地域の特産物を使ったお菓子のお土産が人気で、りんごパイ、マロングラッセ、栗かの子など様々な商品があります。定番の商品から、ちょっぴり高級な商品、ばらまきに最適なお土産など種類が豊富です。長野では和菓子も洋菓子も人気があり、老舗のお菓子のお店も多く店を構えています。

長野のお菓子にも使われる名産品

りんご

長野の代表的な名産品であるりんご、栗、わさび、信州そばなどはお菓子にも使われています。お菓子のメインとして使われるものもあれば、お菓子のアクセントに少量使われるものもあります。お菓子にも使われるそれぞれの名産品について紹介します。

りんご

りんご

長野は青森県に次いで全国2位の出荷量を誇るりんごの名産地です。代表的なりんごの品種である王林をはじめ、長野生まれの品種の秋映え・シナノスイート・シナノゴールドなど、様々な種類のりんごが育てられています。長野の気候や土壌やりんごが育つのには最適な環境となっています。

栗拾い

長野の小布施町は有名な栗の産地で、その昔徳川幕府にも献上されていました。小布施の栗は全国にもその名が知られるブランドの栗で、濃厚な甘みと、コク深い味わいが特徴となっています。小布施町では、そのブランド栗を使って様々な美味しいスイーツが生み出してきました。

わさび

わさび

長野県は全国1位のわさびの生産量を誇り、その生産のほとんどを占めるのが、長野の安曇野に大王わさび農場です。大王わさび農場は、日本最大規模のわさび農場で、北アルプスの雪解け水を利用した美しいわさび田は、わさびの生育に必要なものが全てそろっています。長野のわさびは清々しい香りと、しっかりとした辛みが特徴で、料理の味を引き立ててくれます。

そば

信州そば

長野県は昼夜の寒暖の差が大きく、水はけの良い土壌の畑、北アルプスのきれいな湧き水の恩恵を受けるなど、蕎麦粉作りに最適な条件が整っています。長野のそばは信州そばと呼ばれ、全国にその名がよく知れ渡っています。長野県は、そば屋の数も日本一とそば好きが集まる地域でもあります。

長野で人気の和菓子のお土産

栗がくらん

それでは、長野で人気の和菓子のお店を紹介します!長野は老舗の和菓子のお店も多く、伝統のあるお菓子が多いのも特徴です。特に小布施では、昔から小布施の栗を使った和菓子が考え出され、県外からも多くの人が小布施の栗を使った和菓子を買いに訪れています。また、ばらまきにも最適な小放送されてお土産も併せて紹介します!

①上品な甘さの栗のお菓子【栗鹿ノ子】

栗鹿ノ子

まず最初に紹介するお菓子のお土産は、小布施堂の栗鹿ノ子(486円~)です。小布施堂は明治中期に創業した和菓子の老舗のお店です。小布施の栗に魅せられて、100年以上栗菓子を中心に作っている栗和菓子の専門店です。栗鹿ノ子は、栗だけで作られた小布施堂自慢の栗あんの中にごろっと大粒の栗が入った栗きんとんです!

栗鹿ノ子

どこをとっても栗尽くしの栗鹿ノ子は、上品な甘さの中に栗のホクホクとした食感と香りを残しています。栗らしいまろやかな風味を残しつつ、新たな味わいを加えた絶品のお土産です。私も一度購入して以来虜になりました!栗のお菓子の芸術作品のように思えます。

詳細情報

②餡の代わりに赤飯が【赤飯まんじゅう】

赤飯まんじゅう

赤飯まんじゅうは飯田市の名物であり、以前某テレビ番組でも取り上げられた人気のお菓子のお土産です!あんの代わりに赤飯が入っているのが特徴で、おめでたい日に食べることが多いまんじゅうです。所説ありますが、年貢の取り立てが厳しかった時代に子供に米を食べされてあげようと、まんじゅうの中に米を隠して入れたのが始まりと言われています。

お菓子の里飯田城

赤飯まんじゅう(6個入り1080円)は、まんじゅう生地が少し甘くなっているのと、赤飯の塩加減がきいて甘じょっぱい味わいとなります。まんじゅうの中に赤飯が入っているのでなんだか違和感を感じてしまいますが、食べてみると美味しいです。飯田城では野沢菜が入ったまんじゅうも販売されており、こちらも人気の商品となっています。

詳細情報

③可愛い形の洋風和菓子【巣ごもり】

巣ごもり

続いて紹介するお菓子は菓子処 いと忠の巣ごもり(11個1680円)です!菓子処 いと忠は明治元年創業の和菓子屋で銘菓巣ごもりを中心に様々なお菓子のお土産を提供しています。巣ごもりは、全国菓子博覧会でも名誉金賞を受賞しているお菓子で、菓子処 いと忠の看板商品となっています。

巣ごもり

巣ごもりは、新鮮な卵黄で作った黄身餡をまろやかな味わいのホワイトチョコレートで包んで玉子型に成型した洋風和菓子です。まろやかな甘さの黄身餡とホワイトチョコレートの優しい甘みが絶妙のハーモニーとなっています。定番の黄身餡以外にも栗庵、抹茶、カスタードなど様々な味わいがあり、お買い得な価格のでばらまき用としても利用できます。

詳細情報

④とろとろの食感【とろける生大福】

とろける生大福

とろける生大福(8個入り1300円)は明治7年創業のお茶屋胡蝶庵のお菓子のお土産です!とろける生大福は餡の代わりにクリームが入った大福で、限界まで薄くした餅皮は赤ちゃんのほっぺのようにモチモチでふわふわとした柔らかさです。中にはたっぷりのクリームが入っており、お餅の柔らかさとクリームの滑らかさを体験できます。

とろける生大福

初めて買った時は、その柔らかさに驚きました。それでも生地に触って破けるほどでもなく、餅の弾力の強さを感じました。食べてみると本当に柔らかく、モチモチとした大福らしい食感も残しています。クリームの種類は沢山あるので、お好みのフレーバーを選んでくださいね!

詳細情報

⑤食べる芸術作品【小布施栗 朱雀・朱雀モンブラン】

小布施栗 朱雀

小布施栗スイーツで有名な小布施堂が贈る期間限定の商品が、小布施栗朱雀です。新栗がとれた一か月間だけの限定のお菓子で、長蛇の列となっても食べたい商品です。新栗を蒸して裏ごししたものを小布施堂自慢の栗庵の上に乗せるだけのシンプルなお菓子ですが、その味は予想をはるかに超えていきました。

朱雀モンブラン

注文を聞いてから作るので、本店だけしか食べることが出来ませんが、強くおすすめします。持ち帰り用には洋風にアレンジされた朱雀モンブラン(1780円)がおすすめです。2種類の栗のクリームや栗餡、生クリーム、スポンジをタルト生地の上に乗せ、さらに栗餡を2重にかぶせています。栗の味が濃厚で絶妙な甘さ加減です。

詳細情報

⑥上品な小豆餡がぎっしり詰まった【いろはきんつば】

いろはきんつば

いろはきんつば(1個200円)は、1818年創業と200年も歴史をもつ和泉庄の代表的なお菓子です。いろはきんつばは歌舞伎座で実演販売をするために小ぶりした名大きんつばで、演劇学者の故・河竹登志夫氏が名付け親となりました。小ぶりになったとはいえど、直径約4cm、厚み約2.5cmもあるので食べ応えが十分です!

いろはきんつば

いろはきんつばは、小麦粉を練った薄皮でぎっしりとつまった北海道産の小豆餡を包んで焼き上げています。上品な甘さの甘さの餡と香ばしい焼き目をつけた皮が絶妙に調和しています。見た目以上にボリュームがあるので、1つ食べただけでも十分満足することができます。

詳細情報

⑦深いコクを感じる羊羹【新鶴塩羊羹】

新鶴塩羊羹

新鶴塩羊羹は、諏訪大社下社秋宮のすぐ隣にある明治6年創業の老舗和菓子屋です。初代店主が当時貴重品だった塩を羊羹に加えることで味わいが増すことを発見し、苦労に苦労を重ねて誕生した羊羹です!地元茅野特産の寒天と北海道産の小豆を使い、独特の塩加減で味付けをしています。

新鶴塩羊羹

お土産で頂いた新鶴塩羊羹は、弾力のあるしっとりとした食感で、羊羹にしては甘さが控えめの味わいでした。塩加減のためか甘さよりもコクの強さを感じました。大きさは小、中、大とあり、それぞれ950円、1800円、2700円となっています。

詳細情報

⑧サクッと軽い食感【くるみやまびこ】

くるみやまびこ

くるみやまびこは、ヌーベル梅林堂の主力商品です(10個1250円)。くるみやまびこは、信州八ヶ岳山麓で育てられた牛からとった牛乳をじっくりと煮込んで、小麦と卵を合わせた生地を使用しています。信州産のクルミで作った餡を生地に挟んで、独特の食感のアクセントと風味付けを行っています。

くるみやまびこ

モンドセレクションで14年連続で受賞している商品です。さっくりと軽く食べやすいお菓子で、コーヒーや紅茶ともよく合います。一つ一つ個包装されているので、ばらまき用としても重宝します。私もばらまき用で購入し、友達に配りましたが、あっという間になくなってしまいました。

詳細情報

⑨栗餡の甘さが絶妙【どら焼山】

どら焼山

小布施栗の名産地の小布施で店を構える竹風堂は、栗を使ったお菓子が美味しい和菓子屋です。小布施の栗と国産の栗を絶妙な配分で混ぜ、その時の最高の栗を選んでいます。人気商品のどら焼き山(5個入り1188円)は、しっとりふわふわのどら焼きの生地にも甘みがしっかりとついており、口当たりの良い生地です。

どら焼山

絶妙な甘さの栗餡からは栗のまろやかさとコクを感じます。栗餡の中に大粒の栗も入っており、まさに栗尽くしのどら焼きです。十分食べ応えがありましたが、あまりにもおいしかったので、大きめのばらまき用として購入しました。

詳細情報

⑩缶にぎっしり詰まった栗の美味しさ【純栗かの子】

純栗かの子

続いて紹介するお菓子のお土産は桜井甘精堂の純栗かの子(1個1296円)です!桜井甘精堂は小布施の町に200年以上続く老舗の和菓子屋で、栗を使った和菓子が有名なお店です。純栗かの子は、創業当時からの伝統の純栗あんに新鮮な栗の粒を練り合わせた作った珠玉の逸品です。

純栗かの子

栗の風味をとことん活かし、高めていった先人の努力には頭が下がる思いです。缶の中にはぎっしり詰まった栗餡とごろりと大きめの栗の甘露煮が入っています。栗を煮詰めるのも栗や栗餡を缶に詰めるのも全て手作業で行っているそうです。一つの工程に妥協せず手間暇がかかったお土産です。

詳細情報

長野で人気の洋菓子のお土産

杏グラッセ

続いて長野で人気の洋菓子のお店について紹介します!和菓子は長野名産のりんごや栗を使用していましたが、洋菓子はりんごや栗だけでなく、ワサビ、そばを使ったスイーツもお菓子のお土産となっています。

①そば粉の風味が新鮮【おそばのチーズケーキ】

おそばのチーズケーキ

まず最初に紹介する洋菓子のお土産はおそばのチーズケーキ(直径12cm1540円)です!おそばのチーズケーキと聞いて、違和感はあると思いますが、実はフランスではそば粉はガレットとして一般的に用いられています。おそばのチーズケーキは、ボン・サラザンの商品で、メディアでもたびたび紹介されています!

ボン・サラザン
引用:https://www.instagram.com/p/Bi8KQ2pHPMK/

長野産のそば粉とチーズをベースに、特製のそば茶クリームをブレンドさせた特製のチーズケーキです。土台にもそば粉を使用し、一体感を出しています。チーズとそばの香りが見事に同調した濃厚なチーズケーキです。

詳細情報

②ワサビの刺激がアクセント【わさびチョコレート】

わさびチョコレート

わさびチョコレート(570円)は、長野の有名なわさび農園である大王わさび農場のお菓子のお土産です!わさびチョコレートは、口どけの良いホワイトチョコレートに大王わさび農場でとれたわさびを練りこんだ商品です。わさびとチョコレートとは珍しい組み合わせだったので自分用に買ってみました。

大王わさび農場

わさびの刺激はあまり強くなく、ホワイトチョコレートの甘さにピリッとアクセントをつけるくらいの辛さでした。甘さの中にワサビの風味と辛みは新鮮で癖になりそうな味わいでした。

詳細情報

③バランスの良さが決め手【藤ロール】

藤ロール

藤ロール(1本1050円)は善光寺の前に店を構える老舗の洋菓子屋「THE FUJIYA GOHONJIN」のパティシエが手がけるロールケーキです!発売当初は午前中で完売してしまうほどの人気商品でしたが、最近は落ち着いてきているようです。地元の食材をたっぷり使ったロールケーキで生地とクリームの味だけで勝負しています!

HEIGORO

どことなく、和菓子のような味わいを感じるロールケーキで甘さが控えめで、口の中でさっと溶けて消えていきます。口の中にはクリームの余韻がしばらく残るので、口の中から消えてからも楽しめます。お土産で頂いた商品でぜひ今度は自分で買いたいと思います。

詳細情報

④インスタ映えするバウムクーヘン【てまりん】

てまりん

てまりん(2800円)は、信州バウムクーヘン工房 てまりやが作るおしゃれな形のバウムクーヘンです!手まりに福を詰めるという長野の昔話になぞらえたお菓子で、バウムクーヘンの生地にたっぷりと栗餡と小布施の栗が詰められています。見るだけで幸せになりそうな形で、インスタ映えもするお土産です!

詳細情報

⑤見た目にも美しい女性人気のお菓子【白鳥の湖】

白鳥の湖

白鳥の湖は、創業130年以上の歴史を持つ開運堂の人気商品です。安曇野を流れる犀川には毎年、白鳥が訪れる名所で、その白鳥の姿に心を打たれた店主が開発したお菓子です。白鳥の湖はポルポローネと呼ばれるスペインの洋菓子で、口の中で儚く消えていく姿は白鳥の儚さを表現しているのでしょうか。

白鳥の湖

私も食べましたが、さっくりとやや柔らかめの食感で、口の中でほろほろと溶けていきました。口の中に優しい甘みとシナモンの香りが広がりました。18枚入りで1180円と比較的安価なのでばらまき用としても利用することができます。

詳細情報

⑥杏の風味が染み渡る【杏ぐらっせ】

杏ぐらっせ

杏ぐらっせは、長野産の杏をシンプルに砂糖漬けにしたお菓子で、昭和29年創業の山屋天平堂が作っています。砂糖と杏以外には添加物を一切使用しておらず、健康的なお菓子です。くにゅっとした食感のお菓子で杏の酸味と風味が口の中に広がります。お茶請けとしてだけでなく、ワインなどの洋酒ともよく合います!

詳細情報

⑦信州のお土産の定番【雷鳥の里】

雷鳥の里

信州銘菓の雷鳥の里(9枚入り550円)は信州で最もメジャーなお土産の一つです。雷鳥の里のネーミングに使われている雷鳥とは、北アルプスに住むキジ科の鳥で特別天然記念物に指定されています。雷鳥が住む北アルプスで黒部ダムの建築に感動した田中屋の店主が、その感動をお菓子に表現し当時としては珍しい洋風のお菓子の雷鳥の里が出来たそうです。

雷鳥の里

雷鳥の里はウエハースの生地に白いクリームを挟んだお菓子です。パリッとした食感と香ばしい香りとクリームの優しい甘みが特徴で、どこか懐かしい味がします。信州のお土産の定番中の定番で私も何度もお土産で購入したことがあります。万人受けする味なので相手を選ばずに渡すことができます。

詳細情報

⑧りんごをまるごと食べられる【まるごとりんごパイ】

まるごとりんごパイ

まるごとりんごパイ(1個864円)は、その名の通りりんごをまるごと1個食べられるお菓子のお土産です!ふじりんごを蜜漬けにし、そのりんごをパイで包み込んでいます。りんごの芯に見立てたカステラ生地がつけられており、細部にまで趣向が凝らされています。

まるごとりんごパイ

自分用のお土産に購入し、アップルパイとはまた違った食感で、りんごには歯ごたえがしっかりとありました。蜜漬けにしたりんごは甘みが強く、しっかりとバターが香るパイ生地とカステラ生地にぴったり合っていました。今回は一人で食べましたが、何人かでシェアしても良いと思います。

詳細情報

長野で素敵なお菓子のお土産を見つけよう!

くるみやまびこ

長野は栗やりんご、わさびなどの有名な産地であり、それらを使ったお菓子はどれも絶品でした。今回、和菓子と洋菓子に分けて多くのお菓子のお土産を紹介しましたが、長野にはまだまだ美味しいお菓子のお土産が沢山あります。ぜひ、長野に訪れた際には美味しいお菓子を堪能してくださいね!

この記事を読んだあなたにピッタリの長野の情報はコチラです!

安曇野のお土産を在住者が独自に厳選!わさび以外の長野名産品も買おう!のサムネイル

安曇野のお土産を在住者が独自に厳選!わさび以外の長野名産品も買おう!

信州安曇野をひと言で表現すれば「空気と水がきれいなところ」です。水は北アルプスの雪解け水が注ぎます。この湧水で栽培されるのが安曇野ならではのお土産として人気の「わさび」です。この水を使ってお酒も造られます。ここでは安曇野ならではのおすすめのお土産を紹介します。

trip-partner.jp