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【エジプトの治安】テロやデモは大丈夫?女性は肌を隠せ!特に気をつける点を大公開!

2019.12.29

ナイルに沈む夕陽に照らされるエジプト古代遺跡。一度は見てみたいものの気になるのはやはり治安です。エジプトを旅した筆者がイスラム教徒の目線からテロから身を守る対策やぼったくり対策、アラブの春後の動向など、あなたの治安への不安を解消します。

この記事に登場する専門家

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スーダンでイスラムに改宗した男

リヤード齊木

2017年スーダンにでイスラム教に改宗。スーダンの首都ハルツームにてスーダン人の妻と二人暮らし。日本人に馴染みのないスーダンの見えざる魅力を発信しています。

  1. エジプトの治安について
  2. カイロ治安の現状 デモは?アラブの春の余波が残る?
  3. エジプトで治安の悪い危険地域
  4. エジプト旅行の注意点 傾向と対策
  5. テロ事件が治安上の大問題
  6. 盗まずに騙し取るがエジプト人の手口
  7. 女性旅行者が気を付けたいこと
  8. エジプトの交通事情は良くない
  9. 全力でエジプトを楽しもう


スーダン在住で奥様はスーダン人、イスラム教に改宗しているリヤード齊木です。

私が住むスーダンとエジプトは隣国です。国境を超えるバスがあり、私もバスに揺られエジプトに遊びに行くことがあります。そんな私がイスラム教徒の目線からエジプトの治安について解説します。


エジプトの外務省危険度レベル

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引用: https://resizer6.myct.jp/img/77903154284/エジプト安全レベル.png


外務省が公表している危険情報によると、観光客が訪れるエリアはほぼ危険度レベル1「注意してください」に指定されています。


シナイ半島南部にあるダハブは問題なく滞在できますが、シナイ半島を移動の際は十分に注意してください。


主要都市がレベル1とはいっても、テロ事件が頻繁に起こっていますので常に警戒心を持って行動してください。

私の主観では、エジプトは危険レベル2に限りなく近いレベル1だと思っています。


外務省海外安全ホームページはこちら


公人の動向も治安情報となる

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外務省危険度レベルより重要視する治安情報は公用旅券所持者の動向です。公用旅券は国の用務で渡航する人に発給される特別なパスポートです。


治安が悪くなって最も早く国外に避難する公用旅券保持者が青年海外協力隊員です。

隊員が殺害されると事業自体が批判されますので、最も治安状況に敏感です。


つまり、青年海外協力隊員が活動している間は情勢に問題ないことになります。


エジプトでは2011年のアラブの春で一時国外避難していましたが、2019年現在多くの青年海外協力隊員が活動していますのでエジプトの情勢が安定している根拠となります。



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2011年ムバーラク大統領退陣と民主化を求めた運動「アラブの春」がエジプト全土に波及しました。特にカイロのタハリール広場が運動の中心となりました。市民のデモ隊とそれを鎮圧しようとする警察とで衝突し死者もでましたが、ムバラク退陣によって運動は収束しました。


「アラブの春」から8年経った現在のカイロは、治安上の問題は感じません。

運動の中心であったタハリール広場付近は警察による警備が厳重に敷かれていますが、多くの観光客の姿が戻っています。


近頃、SNSでタハリール広場デモを呼び掛けている情報がありますので、もしデモを見かけたら近づかずに離れてください


エジプトには危険レベル2と3の地域もあります。観光客が訪れるエリアではないですので、興味本位での訪問はやめましょう。

北シナイ県・南シナイ県

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現在、シナイ半島広域は危険レベル3に指定されています。


特にシナイ半島北部はパレスチナガザ自治区と国境を接しています。不法な入国、武器の輸出入、過激派のテロ活動などが起こる危険地帯です。2017年アリーシュ近郊のモスクでテロが起き200名以上亡くなっています。


陸路旅行者は主要幹線道路以外の地域に入らないようにしましょう。

  • イスラエルのエイラト⇔エジプトのダハブ⇔カイロ
  • ダハブ北のヌウェバ⇔ヨルダンのアカバ

これらのルートはエジプト警察が厳戒な警備体制を敷いていて通行できます。



西部および南部の砂漠地帯

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危険レベル2に指定されています。


2017年に観光地バハレイヤオアシス付近で軍と武装組織との銃撃戦が起き30名以上が亡くなっています。軍による観光客への誤射殺害も起きています。

リビア国境地域

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リビアとの国境付近は危険レベル3に指定されています。


2019年現在リビア全土が危険レベル4に指定され、日本の大使館員もリビア国外に避難している状況ですので、陸路でリビア入国など絶対に考えないでください。

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エジプトは強盗殺人のような凶悪犯罪が少ないです。これは国民の9割がイスラム教徒であることに由来します。

イスラム教徒は現世を来世のための準備期間だと考え、徳を積もうと考えています。神に背くことをすると地獄に行くことになりますから罪を犯したくないと思っています。


エジプト旅行で日本人が困ることにはイスラム教徒の考え方に基づく傾向があります。

ここでは、イスラムの考え方を基に治安対策を紹介していきます。

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数か月に一度はエジプト全土でテロ事件が発生しています。邦人が犠牲になった悲しいテロ事件も起きており注意が必要です。


エジプトでテロが起こる理由


ジハードは聖戦と訳されていますが、イスラム教徒が戦うのは防衛のためだけとされています。

ジハードで命を落とすと天国にいけるとされていますが、身勝手に罪なき人を殺すことは重大な罰とされ地獄に近づくとされています。


罪なき人を殺害するテロ行為はイスラム教で禁止されていますが、イスラム原理主義過激派は「信仰を守るため」ならテロは防衛に当ると拡大解釈をしています。


国の政策がイスラムの原理に合わない時は、国をテロの標的とします。

その証拠に、イスラエルとの和平を行ったサダト大統領が1981年に暗殺されています。


そして、国の財源を潤している外国人観光客もテロの標的とされることがあります。

テロに合わないための対策

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イスラム原理主義者過激派のテロは、国を守る警察や軍隊異教徒である外国人モスクや教会等の宗教施設を狙っています。


テロの被害にあわないための対策

  • 警察や軍に近づかない、写真を撮らない
  • 外国人の多くいる場所はテロの標的になりやすいので避難ルートを頭に入れておく
  • 金曜礼拝のモスクやミサ中の教会など宗教行事中には近づかない
  • 路上で飲酒をしたりせず、目立つような行動を取らない


常にテロに遭遇するかもしれないという注意が必要です。

イスラムで盗みは重罪

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イスラム教で盗みは非常に罪が重く、捕まると厳罰が待っています。コーラン第5章38節には盗みをしたものは手を切断されるとあります。


そのため白昼堂々と窃盗される確率は低いです。


荷物から目を離さない、財布などはポケットに入れずにカバンにしまう、スマフォを持って歩かないなど基本的な対策を取ればさほど心配はいりません。

エジプトは値段交渉の社会です

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盗みは重罪ですからエジプト人は盗みをせずにお金を巻き上げようとします。


エジプトでの買い物はほぼ価格交渉をします。相手は10倍の値段を吹っ掛けてくると思ってください。たとえ、吹っ掛けた値段であっても買う側が合意してしまえば、騙したことにならないからです。


そのため相手の口車に絶対に乗らないようにしましょう。


観光地周辺ではしつこいくらい付きまとってきてサービスを受けさせようとします。特にピラミッド周辺は相手も生活のため必死です。


値段交渉は粘り強く、いやだなと思ったら断る勇気も大切です。


パピルスの押し売り

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タハリール広場やピラミッド周辺で「俺の店のアート品を見ていかないか」と声をかけてきて店に案内しようとするやつがいますが、絶対についていかないでください。


パピルスに名前を書いてプレゼントしたいといってきます。1枚目は無料だと言って渡してきますが、勝手に2枚目を書いてこれは500ドル出せと言ってきます。無料じゃないのかと言い返すと「無料なのは一枚だけ、こっちはもう名前を書いてしまったから買え」と怒鳴ってきます。


もしこのような状況になっても同意してはいけません。いらないと主張してください。


イスラム教徒は双方が合意しないと商売は成立しないことになっています。


それとパピルスはもちろんコピー品ですから心配いりません。

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性犯罪に合わないように自衛する


イスラム教で女性は「美しく男性を誘惑するところ」を隠さなければなりません。女性が夫以外に肌を露出していることは尻の軽い女とみられます。

自分の身を守るため過度な露出を避けてください。薄い長袖の服を用意しましょう。


また現地人の男性と二人きりになる状況は避けてください

イスラムでは女性は宝とされ守られる存在です。

女性が1人で旅をするという感覚が彼らにはわかりません。一人で可哀そうと思われます。そのため俺が相手してあげようと勘違いしてしまうのです。

地下鉄は女性専用車両に乗ろう

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カイロ観光で地下鉄は便利で利用する機会も多いです。通勤ラッシュ時は非常に込み合いますので女性は女性専用車両に乗ることをおすすめします。

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エジプト人の運転は非常に荒いことで知られています。交通整備が進んでおらず大通りではクラクションが鳴り響き運転手はイライラしています。交通ルールを守らないので事故の可能性が高いです。

道路の横断時が一番危険です。一人で渡らず現地の人にくっついて渡りましょう。


上の写真はカイロからアスワン行きの長距離バスの計器です。わかりづらいですが走行距離が50万キロを超えていて車体もかなり古いです。万が一のためにシートベルトを装着しましょう。

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突発的なテロを除けば、エジプトで命の危険を感じることはほぼありません。しかし、どんな国でも事件や犯罪に巻き込まれる可能性があるということを忘れてはいけません。最終的に身を守るのは自分自身の判断です。


  • テロ対策をする
  • 相手の口車に乗らない
  • 女性は過度な露出を避ける


特にこの3点を守り、見どころいっぱいのエジプトを全力で満喫してください。


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