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Categoryニュージーランド

チョコレート大国ニュージーランドで有名なウィッタカーズを全種類食べ比べしてみた!

チョコレートの種類が豊富で味のレベルも高いニュージーランド!在住者が2カ月かけてニュージーランドで有名なチョコレートブランド「ウィッタカーズ」コレクションを全種類食べ比べしました!ニュージーランドで手に入る他のおすすめのチョコレートも合わせて紹介します!

この記事に登場する専門家

高崎めめのサムネイル画像

ニュージーランド在住webライター

高崎めめ

ニュージーランドの各地で暮らしながら旅をした後、北島の田舎町でkiwiと同棲中。学生時代にオーストラリア留学。海外一人旅は趣味。前職が金融系であることと無駄が嫌いな性格により、出来るだけお金をかけなくても楽しめる旅を発信しています。

意外!?ニュージーランドは生粋のチョコレート大国!

チョコレート

こんにちは!高崎めめです。いきなりですがニュージーランドという国にどのようなイメージをお持ちでしょうか?

羊?自然?キウイフルーツ?

私自身もニュージーランドに住むまでは全く知らない国でしたが、意外にもチョコレートが有名な国でもあるのです。


ニュージーランド在住かつチョコレートが大好きすぎて一時依存症気味だった筆者が、実際に見て食べておすすめするチョコレートを紹介していきます!

ニュージーランドで買える有名なチョコレートブランドは?

ウィッタカーズ 店舗

ニュージーランドを代表する有名なチョコレートブランドとしてまず挙げられるのが、「ウィッタカーズ(Whittaker's)」です!ウィッタカーズは1896年ニュージーランド・クライストチャーチ発祥で、日本でも輸入ショップなどで取り扱いがある、世界中で愛されているブランドです。


ウィッタカーズの魅力はその美味しさだけでなく、味のバラエティ、味に込められたストーリー、見た目、ブランディングにまで及ぶと感じています。

ニュージーランドで気軽に買える「Dairy Milk」シリーズ

デイリーミルク

他にニュージーランドで手に入る有名なチョコレートブランドは、ニュージーランドやオーストラリアのスーパーに必ずと言っていいほど並んでいる、キャドバリー(Cadbury)社の「Dairy Milk」シリーズ。


こちらはニュージーランド発祥のチョコレートブランドというわけではありませんが、どこにでも売られていて根強い人気があります。日本では見かけないので海外のお土産としてもおすすめです。

デイリー ビッグ

味の種類も豊富で、定番の板チョコは一袋180gも入っているのでずっしりと重みがあります。


中でもシンプルなミルクチョコレートの板チョコがおすすめで、食べごたえのある大きさと、口の中でとろける絶妙な甘さがクセになって文字通り手が止まりません!「ついつい食べ過ぎてあっという間に太ってしまった!」という声も聞くので注意してください(笑)

ニュージーランドウィッタカーズを全種類食べ比べしてみた!

ウィッタカーズ チョコレート

ニュージーランドへ来てウィッタカーズが大好きになった筆者が、中でも味の種類が豊富でパッケージがお洒落な「Artisan Collection(アーティザンコレクション)」のニュージーランド編を約2ヵ月かけて全種類食べ比べしてみました!


ニュージーランドのスーパーへ行くと、魅力的なパッケージがずらっと並んでいてどれにしようか迷っている人のために、実際に食べてみて感じた率直な感想を共有したいと思います。

①ニュージーランド産オレンジ×チョコレートの最強コンビ

ウィッタカーズ オレンジ

Fijian Ginger and Kerikeri Mandarin

口に入れた瞬間カカオとマンダリンオレンジの香りが口の中いっぱいに広がる贅沢なチョコレートです。「チョコは甘くてなんぼ卍」とばかり思っていた私が、ダークチョコレートの美味しさに目覚めるきっかけとなったのもこちらの商品です。


現在筆者の住んでいるケリケリ(Keriker)産のオレンジで、その甘さと美味しさはすでに知っていたので、この完成度には納得です。

②突き抜けるプラムの香りたまらないダークチョコレート

ウィッタカーズ プラム

Hawke’s Bay Black Doris Plum and Roasted Almonds

これは一番意外でした。噛んだ瞬間フェミニンな香りがはじけて、良い匂いのお姉さんとすれ違った時の感覚を覚えました(笑)フェミニンという表現が正しいかわかりませんが、もちろん甘ったるい香りではなくてプラムにフローラルが混ざったようなフレッシュな香りです。


チョコにプラムってあまり聞きませんが、クセは一切なく、ローストアーモンドの香ばしい香りとミルクチョコとの甘さ、全てがお互いを高め合って一つになったのだと納得する傑作です。

③サフランのスパイスを使った珍しいダークチョコレート

ウィッタカーズ サフラン

Marlborough Sea Salt and Caramel Brittle with Saffron

ベースのダークチョコレートだけでもすでに美味しいのに、シーソルトがそれをさらに引き立て、キャラメルブリトーのカリッとした触感まで楽しめます。


恥ずかしながら当初サフランが何かわからなくて味の想像がつきませんでしたが、正直サフラン(綺麗な紫の花を咲かすスパイス)らしきものは特に感じなくて好き嫌いの分かれない味なので、ミルクやホワイト派の人にもぜひ一度食べてほしいチョコレートです。

④ニュージーランドらしいマヌカハニーと洋梨のチョコレート

ウィッタカーズ マヌカハニー

Nelson Pear and Manuka Honey

洋梨(ペア)とミルクチョコレート感が強くて、ニュージーランド原産のマヌカハニーはふとした時に感じるくらいです。梨のグミみたいなのがたまに歯に挟まりますが(笑)、硬めの歯ごたえがアクセントになっていてとても好きです。マヌカハニーの香りを追い求めてばくばく食べてしまいます。


ニュージーランド在住の人に「ウィッタカーズの中で好きな味」を聞くと良く挙げられることが多いのもこれです。

⑤シンプルイズベスト!ウィッタカーズのダークチョコレート

ウィッタカーズ ダーク

Single Origin Samoan Cacao

ダークよりもホワイトやミルクが好きだった私が、ウィッタカーズのダークチョコレートに出会ってからダークにハマってしまいました。カカオ64%が多いのか少ないのか、とかそんなことは正直わかりませんが、「ブラック=苦い」というイメージがあるとすればそれは違います!なぜかこれは全然苦くなく、心からカカオの風味を楽しめます。


口に入れた時の食感はパリッと軽いのに、すぐに体温で溶けて深い香りに包まれるのが特徴です。

⑥コーヒー文化のニュージーランドが誇るチョコレート

ウィッタカーズ コーヒー

Wellington Roasted Supreme Coffee

すごく良いところのコーヒーを食べている感覚。挽き立てのコーヒーのようなダイレクトな香りが口いっぱいに広がります。コーヒーが好きではない私でも美味しく食べられたけど、やはりコーヒーを全く飲まないので他と比較が出来ないので感想が難しいです…。


ニュージーランドの中でも最もカフェ文化が栄えているウェリントンからのコーヒーで、コーヒー好きにはもちろんぴったりだと思います!

⑦ニュージーランド・マールボロ地方の塩キャラメルチョコ

ウィッタカーズ キャラメルブリトー

Marlborough Sea Salt and Caramel Brittle

③で紹介したサフラン×キャラメルブリトーのチョコレートとよく似ていますが、こちらはミルクチョコレートなのでより甘めの仕上がりとなっています。塩キャラメル×チョコレートなんて、美味しくないわけがないですよね。


定番でチョコレート本来の味も感じられるので、ウィッタカーズ初挑戦の人にもおすすめできます。

⑧ホワイトチョコレートとキャラメルの甘いハーモニー

ウィッタカーズ キャラメル

West Coast Buttermilk Caramelised White Chocolate

バターミルク、キャラメル、ホワイトチョコ、という名前からの想像通りと言えば想像通りです。ホワイトとキャラメルがリッチに混ざり合っていて、かなり濃厚。


ただ、「甘すぎる海外のチョコレート」とはまた違い、リッチだけど上品なのがウィッタカーズアーティザンコレクションの特徴です。一息つきたい時や、「糖分取りたい!」って時にぴったりのフレーバーです。

⑨ジンジャーブレッドのチョコレートでホリデータイム

ウィッタカーズ ジンジャーブレッド

West Coast Buttermilk Caramelised White Chocolate with Gingerbread Biscuit

上記と似ていますが名前の通りジンジャーブレッドが前面に出ています。というより砕けたクッキーも入っているのでほぼジンジャーブレッドかもしれません(笑)ジンジャーブレッド自体がそもそも日本人にはそこまで馴染みがないので、好みが分かれる味かもしれませんが、私は楽しめました。


噛んだ時の食感がダークチョコレートはパリッとしたドライな歯ごたえなのに対し、ホワイトチョコレートは少々もてっとしています。その中でクランチーな食感を楽しめるのは良いですね。

⑩ホワイトチョコとニュージーランド産アップル×バニラ

ウィッタカーズ アップル

Hawke’s Bay Braeburn Apple with Heilala Vanila

想像よりもリンゴ感が強く、甘~いリンゴ味のチョコレートという印象です。それもフレッシュに香るというよりは前面に主張してくるのでリンゴ好きには良いかもしれませんが、特別好きなわけでもない私はもう少しチョコレート自体の美味しさや、食感のアクセントを感じたかったかなというのが正直な感想です。


ただ、前半のダークやミルクがかなり気に入ったのでそれに比べて、ということなので美味しいのには変わりありません!個人的に「リンツ」のチョコレートはホワイトが好きなので自分はホワイト派かと思っていましたが、ウィッタカーズではダークが自分には合っていたようです!

ニュージーランドウィッタカーズのブロックチョコシリーズ

ウィッタカーズ ブロック

ウィッタカーズの他のシリーズとして有名なのが、ブロックチョコレートシリーズです。日本ではまず見かけない、一袋250gのごついチョコレートがずらっと並んでいる様子はある意味圧巻です。


ゴールドのクラッシックなパッケージが特徴で、期間限定フレーバーやニュージーランドの人気飲料「L&P」とのコラボなど、人々を飽きさせない工夫が見て取れます。

引用:https://www.instagram.com/p/B2qBSnqBLA-/?utm_source=ig_web_copy_link

まだ記憶に新しいラグビーワールドカップ2019日本開催の際には、ウィッタカーズは二つの新しいフレーバーを発表しました。一つが「HOME~フラットホワイトチョコレート~」で、もう一方が「AWAY~日本の抹茶とカラメルピスタチオのホワイトチョコレート~」です。


ニュージーランドを代表するフラットホワイトという独自のコーヒー味のチョコレートでオールブラックスをサポートする気持ちが感じられます!また、パッケージデザインも素敵で、絵のテイスト・構図は一貫性を持たせつつもそれぞれの文化を表していて、一見同じように見える山も、日本の方は富士山、ニュージーランドの方は富士山に似ていると言われているタラナキ山が描かれています。

ウィッタカーズチョコレートはニュージーランドのお土産にも!

ウィッタカーズ お土産

ウィッタカーズのチョコレートは、ニュージーランドに住んでいたら知らない人はいないくらい有名で味も確かなので、ニュージーランドへ旅行した際のお土産としても喜ばれるでしょう。今回紹介したアーティザンコレクションは、一般的な板チョコレートと違ってパッケージがめちゃくちゃお洒落で品があるので、お土産には特におすすめです!

ウィッタカーズ 箱入り

また、通常のラインナップとは別にお土産やギフト用に少量ずつ色んな味が楽しめるパックや、箱入りでセットになったものもあるので、友達には板チョコ、上司には箱入り、といったようにしても良いですね。

ニュージーランドはチョコレート好きにとって最高の国だった!

チョコレート ボール

今回主に紹介したウィッタカーズのアーティザンコレクションはだいたい100gで3-5NZDほどするので最初「少し高いかな?」とも思いましたが、ニュージーランドの最低時給(2019年12月時点で17.70NZD≠約1257円)を考えると妥当だし、満足度に対しての価値はあると思います。


チョコレート好きにとってはたまらない国、ニュージーランド!まだまだたくさんの種類が選べるので、自分のお気に入りのフレーバーを探してみてください!

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ねむいうさぎ

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