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お金が大好き!?フィリピン人の性格や国民性をセブ島滞在者が実体験を元に解説!

南国で明るいイメージがあるフィリピンは日本人も多く訪れる場所です。実際にフィリピンに渡航する人は、フィリピン人の国民性や性格が気になると思います。今回はフィリピンに在住経験のある私が、フィリピン人の男性や女性の性格や国民性について体験談を交えて解説をします。

この記事に登場する専門家

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ヨーロッパでノマドワーカーしていたフリーライター

しっしー

2019年8月までポーランドに住んでいました。過去3年で10カ国以上に渡航しています。

フィリピン人の性格や国民性を知れば見える世界が違う

こんにちは!しっしーです!

これからフィリピンに旅行する、または在住するという人は、フィリピン人と仲良くなりたいですよね。またフィリピン人の性格や国民性、文化を理解することで、トラブルを未然に防ぐこともできます。


今回は在住経験のある私が、実体験を元にフィリピン人の性格や国民性を解説していきます。

フィリピン人の性格

セブ島のレチョン屋さんのお兄さん

まずはフィリピン人の性格からご紹介します。

明るくてフレンドリー

フィリピン人は明るくて子供のような性格を持っています。初対面の人にも親友のような感じで話しかけてくるので、シャイな日本人は驚いてしまうかもしれません。


私は物静かな性格で、あまり友達を作らないタイプの人間です。しかしフィリピン人は、気さくに話しかけてくれて、どんな話も笑顔で聞いてくれます。ちょっと面白い話をしたら、いつも爆笑をしてくれて、こちらも話をしていて楽しいです。


シャイな私でしたが、帰国する頃には多くの友人ができました。

時間にルーズ

フィリピン人と待ち合わせをすると、ほぼ確実に遅れてきます。日本人は「12時に集合ね」と約束をしたら、12時までに到着するのが普通。しかしフィリピン人は「12〜13時の間で到着すればいい」という感覚を持っており、人によってはさらに遅れることもあります。


またビジネスの場面でも、「明日までにやっておくよ」と了承してくれても、次の日に聞くと「2日後までにやるよ」、そしてさらに「もう少しで終わるよ」と、どんどん先延ばしをされます。


私もフィリピン人の友人と待ち合わせをしますが、集合時間に間に合った友人は1人もいません。


フィリピン人は時間にルーズな性格なので、フィリピンに行く人は「性格だから仕方ない」と割りきった方がいいと思います。

男性と女性の恋愛観の違い

フィリピン人の友人

フィリピン人の恋愛についても気になりますよね。


まずフィリピン人の女性は、自分からアプローチをしません。日本も同じだと思われるかもしれませんが、フィリピンでは女性からアプローチするのは「軽い女」だと思われるため、待ちに徹することが多いです。そして恋愛に発展すると、とにかく一途で愛情深い一面があります。そのため、ついつい束縛をしてしまったり、嫉妬をしてしまったりすることが多いようです。


フィリピン人男性は、アプローチが積極的です。毎日メッセージを送ったり、デートに誘ってきたりと、現代の日本では考えられないような超肉食系男子なんです。とにかくレディーファーストを徹底し、女性に優しくする気持ちを忘れません。


ただ優しさがある反面、浮気性がひどいのがフィリピン人男性の悪いところ。いろんな女性にアプローチをすることが多く、「何股かけてるの?」と驚いたことも少なくありません。


私の男友達は、3人のフィリピン人女性と付き合っていると話していました。ここまで浮気性だと将来が不安になりますね。

プライドが高い

フィリピン人は、とにかくプライドが高いことで有名です。自分をよく見せるために履歴書を盛りまくるのは日常茶飯事。また「自分のせいじゃない」という言葉は、フィリピン人おきまりのフレーズです。


私もフィリピン人と話していて、相手の問題点を指摘したら「私のせいじゃなくて上司がそうさせたの」と言い訳をしてきました。フィリピン人と接するときは、プライドを傷つける言動は避けた方がいいでしょう。

自分が一番かっこいい(可愛い)と思っている

フィリピン人は自分への愛が止まらないことで有名です。スマホの待ち受けは高確率で自撮り写真で、SNSにも写真をアップしまくります。


私はフィリピン人の友達とfacebookで繋がっていますが、毎日自撮り写真で溢れかえっています。日本人の投稿が隠れるほど、アップしているので、何度も「友達解除しようかな」と思ったことがあります。


明るくてポジティブな性格が、自分への愛になっているのだと思います。

フィリピン人の国民性

ズンバを踊るセブ島の人々

フィリピン人の国民性を知ることで、フィリピン人と仲良くなれ、トラブルを回避にも繋がります。

国民の90%がカトリック教徒

フィリピン人の90%はカトリック教徒です。日曜日の朝になると教会でお祈りへ行き、ショッピングモールなどでも、決まった時間になると、お祈りのアナウンスが流れます。


またカトリックは避妊も中絶も禁止です。そのためフィリピン人と付き合う時は注意が必要。フィリピンの人口増加には、宗教が大きく関係していたのです。また離婚することも禁じられており、浮気をすると刑務所に入れられることもあります。


私の友人はフィリピン人と付き合っていますが、文化の違いに驚くばかりと話していました。


そして、この考えに対して意見を述べてはいけません。賛成や反対をするのではなく、「宗教や国民性を受け入れる」という気持ちを持って接してあげると、フィリピン人から嫌われにくいです。

家族が最優先

子供と祖母

フィリピン人は「家族第一」という国民性を持っています。週末は家族で過ごすことが当たり前で、親戚を含めて食事会をすることもあります。


私の友達も「家族と過ごすから遊べない」「妹が風邪を引いたから休みます」と言って家族を優先していました。仕事を優先する日本人とは、違う価値観を持っており、とても素晴らしいこと関心した覚えがあります。


ただし家族の絆を優先するあまり、「長男が家族を養う」「父親が海外に出稼ぎに行く」など、自分を犠牲にして家族に尽くすという側面を持っています。


自己犠牲の上で成り立っている部分もあるので、フィリピン人と家族になる場合は注意してください。

給料は全て使い切る(貯金はしない)

フィリピン人に「貯金をする」という考えはありません。給料が出たら、給料日までに全てのお金を使い切ることが当たり前です。


フィリピンの平均月収は3〜4万円。日本の5分の1くらいの収入しかありません。しかしフィリピン人は、1000円するランチを平気な顔で食べて、その後カフェで500円のコーヒーを飲みます。


日本の感覚だと5000円のランチを食べて、2500円のコーヒーを飲みに行っているようなものです。「これでは貯金ができない」と不安になりますが、フィリピン人は使い切るのが当たり前なので、値段はあまり気にしていません。


フィリピン人の友人の中には、「昨日給料の半分を使っちゃった」という人もいるので、日本人とは正反対だなと感じました。

お金が大好き

フィリピン1000ペソ紙幣

フィリピン人はお金が大好きです。その国民性があってか、お金で問題を解決することが当たり前。


犯罪を犯しても無罪になったり受験をせずに大学に入ったりと、「お金があれば法律も関係ない」という文化があります。これはフィリピンでも社会問題となっており、解決が急がれています。


先ほどもお話ししましたが、給料は全て使い切る文化なので、給料日になるとATMに大行列ができます。とにかくお金を使うことが好きな国民性なのです。

噂話が大好き

フィリピン人は噂話が大好きです。自分の悩みが友達全員に知れ渡っていたり、根も葉もない噂が立っていたりするのは日常茶飯事。それが原因で喧嘩になることもあります。


私もフィリピン人と恋バナをした次の日に、噂が流れていたことがありました。


フィリピン人に大切な話をしても、次の日には周りに知れ渡っていることがあるので、本当に話していいことか考えてから会話をしましょう。

働き者

セブ島のケバブ屋さん

フィリピン人はのんびりしたイメージがありますが、実はかなり働き者です。私の友人にも、毎日12時間働いているという人がいます。


これは「家族優先」で、家族を養うために働いていることが関係しているのです。低賃金で過酷な労働をしている人も多く、フィリピンの社会問題にもなっています。

フィリピンと日本の違う点

セブ島で仲良くなったおじさん

フィリピン人の性格や国民性を踏まえて、日本と違う点を比較してみました。

時間感覚が違う

日本人は「時間厳守」、フィリピン人は「時間にルーズ」です。日本人がフィリピンに行くと悩まされる問題の一つで、「友達が待ち合わせに来ない」「バスが1時間遅れで到着した」など、時間のルーズさに呆れてしまいます。私も待ち合わせの度にぐったりとしますね。


これからフィリピンに行く人は「遅れるのは当たり前」と思いながら、生活をすることが大切です。

仕事と家族の優先度

セブ島のピザ屋さん

日本人は「仕事優先」、フィリピン人は「家族優先」です。日本人は家族が体調不良だったり、子供が熱を出したりしても、仕事を優先させようとします。会社側も「そんなことで休むな」という風潮です。


しかしフィリピンでは「家族が風邪だから休みます」「家族と出かけるので休みます」と家族を優先することが当たり前です。会社側もそれが普通だと思っているので、何も言われることはありません。


私の友人も家族との予定を優先して仕事をよく休んでいます。日本もフィリピンのように、家族優先の文化が浸透してくるといいですね。

自己肯定感の高さが違う

日本人は「自分は可愛くないです」「何をやってもだめだ」と自己肯定感が低いです。逆にフィリピン人は「自分かっこよすぎる」「仕事でミスしたけど自分のせいじゃないしオッケー」と、自己肯定感の高さに定評があります。


私はスラムで暮らす貧しいフィリピン人と話したことがありますが、その人でさえ「人災が楽しい」と言っているほどでした。とにかくポジティブが取り柄なのがフィリピン人です。

お金の使い方が違う

フィリピンの紙幣

日本では堅実に貯金することが正しいとされています。しかしフィリピンでは、給料日までにお金を使い切ることが当たり前です。


フィリピン人の友人と過ごしていても、外食をしたり、遊びに行ったりと「お金大丈夫なの?」と心配したくなる場面があります。ただ日本人より楽しそうに生きているのは羨ましいですね。

フィリピンと日本の似ている点

フィリピン人の友人

次にフィリピンと日本が似ている点についてご紹介します。

とにかく噂話で盛り上がる

フィリピン人も日本人も噂話が大好きです。友達の恋愛話や職場での悪口など、噂話で盛り上がります。日本でも人の不幸話や上司の愚痴で盛り上がりますよね。フィリピンや日本だけに限らず、噂話は世界共通なのかもしれません。

日本人もお金が大好き

日本でお金の話は「タブー」とされています。しかし逆を返せば、お金が大好きだからこそ、タブーになっているのです。


フィリピンとはお金に対する価値観は違いますが、お金が好きで執着心が強い部分は共通していると思います。

どちらも働き者

ボホール島のバギーの案内のお兄さん

フィリピン人も日本人も、家族のために自分を犠牲にして働きます。ただフィリピンはゆるい働き方もいて、日本とは少し違う側面を持っています。もうスマホを見ながら接客されるのには慣れました。


日本人は家族のためでなくても「働くのが普通」と考えている節があるので、そこは見直した方がいいと個人的に思います。

移住するならフィリピンに住みたい

セブ島の屋台

今回はフィリピン人の性格や国民性について解説をしてきました。私はフィリピン人の明るい性格が好きで、日本以外の国を選ぶならフィリピンに住みたいと思っています。


またフィリピン人は、気さくに話しかけてくれて、友達もすぐに増えるので、コミュ障の私でも楽しめます。


これからフィリピンへの渡航を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

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今回の記事ではフィリピンに長期滞在しているバックパッカーがフィリピンの観光名所についてご紹介致します。マニラ、セブ島を中心に離島についてもご紹介しているのでぜひ旅行のご参考にしてください!詳細も書かれているので計画を立てやすいと思います。

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