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インドネシアのお土産はコーヒーがおすすめ!最高の銘柄と飲み方を紹介!

2020.02.13

トラジャやマンデリンなど、インドネシアのコーヒーは日本人の味覚に合う銘柄が多いです。歴史的にインドネシアはアラビカ種もロブスタ種も、ジャコウネコが作る最高級品もあるコーヒー大国です。お土産に適した銘柄やインドネシア流の飲み方も紹介いたします。

この記事に登場する専門家

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越境ライター

どりあん

ページを増補したにもかかわらず、10年パスポートを7年強で使いきってしまい、旅程を変更して否応なしに帰国した苦い過去をもつ、旅好きおやじです。海外好きが高じて某国に住みついてしまいました。

  1. 実は世界屈指のコーヒー生産国!【インドネシア】
  2. 島国インドネシアならでは!産地ごとに異なるコーヒー
  3. ①スタバの人気コーヒーはインドネシア【フローレス島】産
  4. ②歴史的快挙!日本が復活させたコーヒー【トラジャ】
  5. ③インドネシアで希少なアラビカ種【マンデリン】
  6. ④産地名が玉に瑕?インドネシア【バリ島】産コーヒー
  7. ⑤お土産にぜひ!ジャコウネコが作る幻のコーヒー
  8. インドネシアのコーヒー!その哀しき歴史とは?
  9. お土産にはどっちがベター?【アラビカとロブスタ】
  10. インドネシアのコーヒーがお土産に適している理由
  11. インドネシアのコーヒーをもっと楽しみましょう
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スラマット・パギ(おはようございます)!毎朝起きてすぐにコーヒーを2杯飲まないと1日が始まらない「どりあん」です。

執筆時点のデータで、インドネシアはコーヒー生産量世界第4位というコーヒー大国です。日本のコーヒー輸入量でも国別で第4位ですから、皆さんもこれまで口にされたことが多いはずです。

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日本の約5倍の面積を有し、東西5千km以上に数千もの火山島があるインドネシアは、エリアごとにコーヒーの風味が異なります。

この記事ではインドネシアの数あるコーヒー銘柄のなかから、お土産に適した銘柄など日本人の味覚にマッチしたものをピックアップして参ります。

フローレス島産コーヒーの特徴

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スターバックスが商標登録しているコモド ドラゴン ブレンド®はインドネシアのフローレス島産です。

スタバ名物「本日のコーヒー」でこのコモド ドラゴン ブレンド®が提供される日はいつもより来店客が増える、という伝説の?コーヒーです。

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フローレス島はバリ島の東方に位置し、バリ島から空路で90分ほど。豊かな手つかずの自然が広がっている島です。それぞれ異なる水の色をした3つのカルデラ湖が人気の観光スポットです。

ちなみに世界最大のオオトカゲ「コモドドラゴン」のコモド島はフローレス島の西に浮かぶ島です。

フローレス島産コーヒーの飲み方

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引用: https://www.instagram.com/p/B7peAV4BYBT/

フローレス島産コーヒー最大の特徴は、ソフトな味わいなのにしっかりと感じられるコクです。香りはほんのりフルーティーで、酸味は強くありません。

その特性からバターの風味と相性がよいので、クロワッサンやクッキーと一緒に飲むといいでしょう。食事でしたらインドネシア的なスパイシー料理に合います。

フローレス島のコーヒーは産出量が少なく、お土産として希少価値もあるでしょう。

スラウェシ島トラジャ・コーヒーの歴史

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スラウェシ島はかつてセレベス島と呼ばれました。そのセレベスの名品と称えられたコーヒー「トラジャ」は、インドネシアを植民地としていたオランダの王室御用達だった逸品です。ところが第二次大戦の混乱で、トラジャはコーヒー市場から姿を消してしまいました。

1973年に日本の会社キーコーヒーが、トラジャの生息確認のためスラウェシ島へ向かいました。車どころか馬でも行けない悪路の先で、わずかに栽培されていたトラジャを発見できたのです。それゆえトアルコ・トラジャ®はキーコーヒーの商標となっている次第です。

トラジャ・コーヒーの飲み方

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オランダの王室御用達となっていたほどですから、トラジャのクオリティは推して知るべし、です。特にその香りの良さは特筆ものです。また苦味と酸味のバランスに優れ、クセのない味わいに定評があります。コーヒーをブラックで飲めない人でもトラジャは飲める、といわれるくらいですから。

インドネシア最大のコーヒー産地スマトラ島

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スマトラ島はインドネシア国内においてコーヒー生産量の4分の3ほどを占める最大産地です。そのスマトラ島産コーヒーのなかでも有名なのが、アラビカ種の高級豆マンデリンです。

スマトラ島の、標高1600m前後という限られた高地で栽培され、欠点豆の数によってインドネシア政府が認めるスーパーグレードが与えられます。ちなみにこのグレードは通常、G1からG5で格付けされます。

マンデリン・コーヒーの飲み方

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マンデリンの人気の理由は、まず酸味の軽さ。そして苦味の深さとコクです。

苦味が特性ゆえ、マンデリンはカフェラテ&カフェオレとの相性が抜群とされています。またブラックで飲む方なら、甘いケーキを食べるときなどにおすすめです。

コーヒーの産地でもあるバリ島

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日本ではビーチリゾートのイメージが強いバリ島ですが、火山もあり島の北部と南部は山地で隔てられています。山裾には棚田が広がり、インドネシアらしい田園風景となっています。

そのバリ島の北部、キンタマーニ高原育ちのコーヒーはバリ島旅行でお土産の定番です。テレビ番組で珍名として揶揄の対象になることもありますが、飲みやすいコーヒーとして定評があります。キンタマーニ産コーヒーの特徴であるマイルドな味わいは、農園で一緒に栽培されているフルーツや野菜の香りをコーヒーが吸収するから、とされています。

これがバリ島流!コーヒーの飲み方

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バリ島の朝はコピ・バリで始まります。(コーヒーは現地語でkopiです。)

ゲストハウスの朝食は甘いパン(ロティ)とコピ・バリ、フルーツの組み合わせが標準です。

コピ・バリはコーヒー豆を砕いた粉末をそのままカップに入れるスタイル。熱湯を注いですぐに飲んではいけません。粉末が口に入って舌触りがとても悪いです。コーヒーの粉がカップの底に沈むのを待って、上部をすするのがバリ島流なのです。砂糖やミルクが必要な方は、粉が沈んでから撹拌すると再度、待たなければなりませんのでご注意を。

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コピ・バリは最後まで飲むものではありません。コーヒーの粉がカップに付着しているのがおわかりいただけるでしょう。この程度が限界です。

コピ・バリがお土産の定番になっている理由は、まず値段の安さでしょう。100gあたり80円前後で購入可能です。サイズも大小揃っていますから、お土産を大量にばら撒く必要がある方々は助かります。あまりかさばりませんしね。ただし、飲み方の忠告をお忘れなく。

コーヒーとジャコウネコの不思議な関係

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「ネコの糞コーヒー」などと揶揄されることもあるコピ・ルアック(Kopi Luwak)をご存知でしょうか。これほどユニークなコーヒーは他に例を見ないでしょう。

美味しいコーヒーの果実だけを選んで食べるジャコウネコ(Luwak)。その糞には消化しきれないコーヒー豆が混じっています。その豆を洗浄・乾燥・焙煎したものが、コーヒーの世界最高級品といわれるコピ・ルアックです。

ジャコウネコのスペルはLuwakですが、日本ではルアックないしルアクと表記されることが多いです。

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引用: https://www.instagram.com/p/B7idZPrhFPK/

ジャコウネコはアメリカ大陸にはいません。ですからコーヒー大国のブラジルやグアテマラにコピ・ルアックは存在しません。

ちなみに日本では害獣として名前が挙がるハクビシンは、ジャコウネコの仲間です。

コピ・ルアックの風味と味わいは?

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ジャコウネコの体内消化のプロセスで、消化酵素や腸内細菌により発酵したコーヒー豆は独特のフルーティーな風味を醸し出します。バニラに例える人もいるほど、その香りと味わいは芳醇かつまろやかです。

アラビカ種とロブスタ種では価格差がありますが、日本ではロブスタ種で100g4,000円、アラビカ種は100gで8,000円が相場の目安とされます。

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コーヒーはインドネシアに自生したわけではありません。歴史を紐解くと17世紀末にオランダの東インド会社から持ち込まれたのが、コーヒー栽培の始まりです。しかしそれは宗主国オランダに輸出するための【強制栽培制度】でした。スラウェシ島の東に浮かぶ香料諸島のコショウと同様に、コーヒーは宗主国オランダに搾取されるための作物でした。

植民地化されたことは悲しい歴史ですが、結果的には現在の名産品となったわけです。

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その後、東インド会社は撤退しましたが、インドネシアのコーヒー栽培は拡大し続けていきました。危機が訪れたのは1860年代です。アジア各地に広がったサビ病によって、インドネシアのコーヒー栽培は大きな打撃を受けてしまいます。

それまではアラビカ種を栽培していたインドネシアですが、以降は病害に強いとされるロブスタ種を主に栽培するようになりました。

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インドネシアだけでなく、現在世界で生産されているコーヒー豆はアラビカ種とロブスタ種に大別されます。そしてインドネシアで産出するコーヒー豆のうち、約9割は病気に強く生産効率の高いロブスタ種です。

ロブスタ種は酸味が少ない一方、苦味や渋みが強い特徴があります。そのため日本ではインスタント・コーヒーに用いたり、ブレンドのアクセントに用います。またロブスタ種はアラビカ種と比べると、コーヒーの風味では明らかに劣ります。

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他方、アラビカ種は全世界では70%ほどの生産量を占めます。日本人に馴染みがあるのはアラビカ種です。これまで紹介しましたトラジャ、マンデリン、キンタマーニはいずれもアラビカ種です。

お土産としては奇をてらうならロブスタ種、無難に済ませるならアラビカ種でしょう。

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インドネシアは火山だらけの国です。その火山によってもたらされた土は、ミネラルが豊富です。また1年を通して一定の湿度を保てるため、コーヒーの栽培にとても適しています。気候の温暖さ、降水量、いずれもコーヒー栽培の好条件です。また山が多いため、昼と夜の寒暖の差が大きい高原で品質の良いコーヒーが栽培でき、インドネシアのコーヒーはクオリティに定評があるわけです。

希少なフローレス島産、日本でも人気のトラジャにマンデリン、安さのコピ・バリと、インドネシアのコーヒーはお土産の選択肢も広げてくれます。

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その採取方法のユニークさとレアさから、日本では1杯数千円もするコピ・ルアックは、偽物も出回っています。特にインドネシアと並ぶアジアのコーヒー輸出大国であるベトナムでは、流通しているコピ・ルアックの大半が偽物とさえ言われます。

インドネシアでは2千円程度から売られていますが、何の変哲もないスーパーの棚にも大量に並んでいるので、安すぎるコピ・ルアックは疑ってかかるべきでしょう。

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引用: https://www.instagram.com/p/B7ZwLuBl_OY/

インドネシアでも提供するコーヒーの品質にこだわっているお店はあります。フローレス島産も取り揃えている専門店【anomali coffee】は、ジャカルタに8店舗、バリ島に2店舗、マカッサルとスラバヤに各1店舗と拡大を続けている注目店です。カフェなので実際に味わってクオリティを確認できる、このようなお店で購入されることをおすすめいたします。

飲み方もいろいろ指定できる、コーヒー通向けの店です。

【anomali coffee】のホームページはこちらです。

インドネシアのコーヒーにまつわるエピソードや、日本人の味覚にマッチする銘柄を紹介して参りました。特にインドネシアの歴史的背景を踏まえると、コーヒーの味わいもいっそう深くなるのではないでしょうか。

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