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ドレスデンのクリスマスマーケット完全ガイド!食べる&飲む&見るべきことを在住者が紹介!

2019.08.07

初めまして。ドイツ在住ライターのminamoです。本場のクリスマスマーケットの雰囲気を感じたい!という方へ向けてドレスデンのクリスマスマーケットをご紹介します。屋台グルメや見どころ、ドレスデン駅からクリスマスマーケットへのアクセスなどをここでチェックしてみてください!

この記事に登場する専門家

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ドイツ在住ライター

minamo

ワーホリ、海外インターンを経て広告関係会社に5年間勤務。現在はドイツでパートナーと生活しながらフリーで活動中。

  1. ドレスデンってどこにあるの?
  2. クリスマスマーケットとアドベント
  3. クリスマスマーケットに行ったら絶対食べたい屋台グルメ
  4. クリスマスマーケットでの食べ歩きにぴったりのおやつ
  5. 上級者向け!ちょっと変わった飲み物
  6. ドレスデンのクリスマスマーケットで外せない見どころって?
  7. ドレスデンでお土産を選ぶならやっぱりシュトレン
  8. 合わせて知りたい!ドレスデンのシュトレン祭りって?
  9. ドレスデン クリスマスマーケットへの行き方
  10. クリスマスマーケットを堪能するなら是非ドレスデンへ

皆様のうち多くの方は、第二次世界大戦時、初めて絨毯爆撃を受けた都市としてドレスデンを記憶しているのではないでしょうか。ドレスデンはドイツの南東に位置し、ザクセン州の州都です。かつて栄えたザクセン王国の都だった時代も。近隣にはチェコ共和国とポーランド共和国が接しています。かつてよりエルベ川の恩恵を受け、峡谷の川下りは観光スポットとしても有名です。大戦で壊滅した街の文化建造物は寄付金によって再建され、中でもフラウエン教会は焼け焦げたレンガを所どころ用いて当時の姿が再現されています。

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クリスマスマーケットはキリスト教のお祝いごとである降誕祭(クリスマス)を迎えるための準備期間に行われます。アドベントカレンダーと聞くと知っている方も多いかもしれませんが、クリスマス前(11月30日に一番近い日曜日から)の4週間のことをアドベントと呼びます。イエス・キリストの生誕を祝う準備のためにマーケットが開かれているんですね。

世界で最初のクリスマスマーケットって?

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私はずっとドイツでクリスマスマーケットが誕生したと思っていましたが、実は世界で最も歴史が古いクリスマスマーケットはドイツではなく、オーストリアのウィーンで始まったと言われています。時は1296年に遡り、オーストリア公爵アルブレヒト一世がウィーン人口を確保するために、商人たちに12月市を開催させる特権を与えたことによってクリスマスマーケットが始まりました。

ドイツ最古のクリスマスマーケット

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ドイツ最古のクリスマスマーケットについては諸説あり、インターネットで見る限り、日本ではドレスデン説がよく語られています。私もドレスデンだと思っていました。しかし、ドイツの様々な記録を認めるRekord Institut für Deutschlandのサイトを見ると、なんとバウツェンが認定されていました。バウツェンの記録が1384年に対し、ドレスデンのクリスマスマーケットは1434年にザクセン選帝皇二世が行ったのが始まりと言われています。

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クリスマスマーケットに行ったら雰囲気を楽しむのはもちろんのこと、お気に入りの食べ物を見つけたいですよね。ここでは私が食べてみておすすめしたいと思った屋台ごはんをご紹介します。

グリューワインを飲んでドレスデンオリジナルマグカップを持ち帰ろう

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クリスマスマーケットと言えばホットワイン!ドイツ語ではグリューワインと言います。お値段は1杯3€~+カップデポジット3€~5€(約360円~+360円~600円)。寒い冬空の下でクリスマスの雰囲気を味わいながら飲むワインは格別です。赤(ロート)と白(ヴァイス)の2種類あり、私は白の方がさっぱりとして飲みやすく気に入っています。

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毎年オリジナルのマグカップが作られ、ワインはそのカップに注がれて提供されます。ただ、私の経験だと前年のカップが余っていたりする場合は古いデザインのもので渡されたりしてちょっと残念なときもたまにあります。ワインの料金に+3€~5€(360円~600円)がデポジットとして上乗せされているため、お店に器を返却するとデポジット分が返ってきます。お気に入りのマグが見つかったらぜひお土産に持ち帰ってください。

ドイツと言えば・・・ヴルスト&ポークステーキサンド

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きっと誰もが、ドイツ=ソーセージ という図式を思い浮かべたことがあるでしょう。私も例外ではありませんでした。実際、どのソーセージも美味しいです!ソーセージはドイツ語でヴルストと言います。お値段は大体3€か3.5€(約360円~420円)くらいです。

また、ドイツの豚肉は味がしっかりしていて非常に美味しいのでポークステーキもおすすめ。こちらは5€(約600円)くらいです。

がっつりとしたヴルストを食べたら、ちょっと甘いものも食べたくなってしまいますよね。そんな需要を満たすおやつをご紹介します。

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クリスマスマーケットでも買える!チェコのロールパン トゥルデルニーク

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この一見バウムクーヘンのようにも見えるおやつはチェコのロールパンです。その場で焼きたてを渡してくれるのですが、あつあつで湯気が立ち上っているのを食べるのがとっても美味しいです。プラハで街歩きをしているとそこかしこにお店があり、食べ歩きの定番とも言えるおやつパン。中にヌテラを塗ったり、バニラ風味の砂糖をまぶしたりとお好みに合わせて注文できます。写真はシンプルにシナモンシュガーのみのもので4.5€(約540円)でした。

小腹が空いた時にも♡砂糖がけアーモンド

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たっぷりとした砂糖がコーティングされたローストアーモンド。なにか少し甘いものを口に入れたいときにぴったり。昨年は100グラム3.5€(約420円)でした。

ちょっと珍しい飲み物を2つご紹介します。五感を使って堪能してください!

こんなの見たことない!?あたたかいビール

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グリューワインならぬ、グリュービア。ビールのあたたかいものを想像して注文したら、このワインのような色。薬草のお酒のようなちょっと薬めいた味がしました。美味しさではおすすめできませんが…変わったお酒が飲んでみたい方、お土産話が欲しい方にはグリュービアに挑戦してみてほしいと思います。昨年は1杯4€(約480円)+グラスデポジットでした。

クリスマスマーケットで味わう!炎上!?グリューワイン

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この飲み物は「フォイアーツァンゲンボウレ」(Feuerzangenbowle)です。ラム酒を染みこませた砂糖がセットされ、火をつけてカラメル状になった砂糖がグリューワインの中に落ちるようになっています。私は勇気がなくて頼めなかったのですが、友人の頼んだものを撮影させてもらいました。お値段は4€~5€+マグカップデポジットだったと思います。通常のグリューワインに比べると、ラム酒が含まれているので若干ですがアルコールが高いような印象を受けました。私も今年は自分で飲みたいと思っている1杯です!

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メイン会場であるシュトリーツェルマルクトには屋台だけでなく、子供たちがクッキー作りを体験できるパン屋さんや観覧車にミニシアターなど、家族で楽しめるものがたくさん用意されています。そして、これからご紹介する2つは誰でも写真を撮りたくなるオブジェやモニュメント。思い出に残る旅のベストショットを撮影してください。

ちなみにイメージ画像はフラウエン教会そばのクリスマスマーケットです。ここはシュトリーツェルマルクトの目と鼻の先にあるのでこちらも是非訪れてくださいね。

ドレスデンのメイン会場の看板!巨大シュヴィブボーゲン

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Striezelmarkt(シュトリーツェルマルクト)の入口にそびえ立つこのモニュメントはシュヴィブボーゲンと呼ばれるものです。本来シュヴィブボーゲンは木製のアーチ型キャンドルスタンドでアドベント期間に窓際に飾られます。この巨大なシュヴィブボーゲンには毎年開催回数が書かれ、クリスマスマーケットの看板のような存在です。 写真は2018年のもので584回目のマーケットですね。裏側には階段が設置され、クリスマスマーケット全体を見渡せるようになっています。ここではセルカ棒を使ってきらめくクリスマスマーケットをバックに写真を撮る人がたくさんいるので、セルカ棒同士でぶつからないように気をつけてください!

巨大クリスマスピラミッド

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クリスマスピラミッドと聞くと、日本ではあまり馴染みがないかもしれません。ドイツで生まれたクリスマスピラミッドは伝統木工芸品として今も人々に人気があります。この巨大なクリスマスピラミッドは先のシュヴィブボーゲンと同様、シュトリーツェルマルクトの目玉としてウェブサイトにも描かれています。会場で実際にろうそくに火が灯されることはありませんが、本来のおもちゃのピラミッドではろうそくが使われ、灯った火が空気をあたため、その力で上部についた羽根が周り、連動して全体が動く仕掛けになっています。その大きさもさることながら、各階にはあたたかみのあるおもちゃの人形たちが飾られ、可愛らしいモニュメントです。

引用: https://www.wideopeneats.com/wp-content/uploads/2017/12/German-Christmas-Stollen.jpg

ドレスデナーシュトレンは120の認定されたベイカリー&ペイストリーが使うことを許された名称で、中でもゴールデンシールが貼られたシュトレンはそのクオリティの高さを表しています。レーズンの入ったシュトレンが伝統的なものですが、他にもマジパンが入ったものや、けしの実が入ったものなど種類があります。食感はケーキというよりはもちもちしたパンのようで、しっかりとした味付けにも関わらず、美味しくてつい何切れもカットしてしまいます。カロリーが非常に高いので食べ過ぎに注意です。

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毎年開催されるシュトレン祭りはドレスデンの主要なクリスマスイベントです。2019年は12月7日(土)に開催されます。朝9時半頃からパレードがスタートし、旧市街を練り歩いた後、お昼前頃にはクリスマスマーケットのメイン会場であるStriezelmarktに到着します。見ものはなんといっても巨大なシュトレン。


昨年は2872キロもあったそうです。巨大シュトレンは500グラムに切り分けられて6€(約720円)で販売されると聞いていたのですが、昨年は15時頃に到着したらちょうど片付けが始まっていて全く残っていませんでした。(写真はそのときのものです。)行った人の話だと、バーゲンセールさながらの大混雑になるそうなのでくれぐれもスリには気をつけてくださいね。なお、パレードのルートや様子をもっと詳しく知りたい方は特設サイト(独・英)をぜひご覧になってください。写真がたくさんあり、巨大シュトレンが組み立てられる様子なども見ることができます。

ドレスデンにはいくつかクリスマスマーケットの会場があります。人気の場所2つについてご紹介します!

メイン会場 シュトリーツェルマルクト Striezelmarkt

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シュトリーツェルマルクトは旧市街の主たる広場であるアルトマルクト(Altmarkt)で開催されます。ドレスデン中央駅(Hauptbahnhof)から行く場合、路面電車(トラム/シュトラッセンバーン)9番でピルナイシャープラッツ(Pirnaischer Platz)まで行き、徒歩10分か、もしくはそこから2番に乗り換えて次の停車駅アルトマルクトで降りれば目の前です。


〇営業時間

2019年11月27日~12月24日 毎日午前10時から午後9時まで※

※下記日程は営業時間が異なります

11月27日:午後4時〜午後9時

12月24日:午前10時〜午後2時

中世にタイムスリップ!?Mittelalter-Weihnachtsmarkt

こちらは中世の衣装とセットで世界観が作り上げられたクリスマスマーケット。シュタルホーフ(Stallhof)という当時武芸競技場として使われていた場所で開催されます。アドベント期間は毎週末演劇や音楽の催しが行われます。クリスマスが終わった後の年末年始にも開催されているので、年末しか旅行できない人にもおすすめです!

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場所は地図のStallhofの位置です。

シュタルホーフには観光スポットである「君主の行列」(Der Fürstenzug)という壁画が描かれています。

(緑色で丸く囲ってあるのがフラウエン教会、オレンジ色の囲みがシュトリーツェルマルクトです。)


〇入場料(週末&12月27日~12月30日) 大人4€/子ども2€


〇営業時間

 2019年11月27日~12月23日(午前11時~午後9時半※)

    ※ 11月27日のみ午後4時~午後9時半

12月27日~12月30日(午前11時~午後9時)

 2020年   1月2日~1月6日 (午前11時~午後8時)

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ドレスデンのクリスマスマーケットは世界中から観光客が訪れる魅力的な場所です。是非この由緒ある都市をアドベント期間に訪れてみてください。私は移住する前は仕事の都合上年末にしか来ることができなかったので、ただ何もなく広いアルトマルクトを横目で見ながら、いつかクリスマスマーケットの時期に来たいと思っていました(撤去後の広場はとても寂しいものなので…)。そして、移住後初めてシュトリーツェルマルクトを訪れたとき、イルミネーションの華やかさと凝った装飾、そして人の多さに驚き、感動しました。気候はとても寒いですが、あたたかいグリューワインを飲みながらお気に入りのマグカップを探したり、お土産物や装飾された屋台を見て回った思い出は、まるで幼少期に初めてクリスマスを迎えたときのように純粋に心に残っています。みなさんも是非、とっておきな思い出をクリスマスマーケットで作ってください。

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