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ドイツ在住者がお伝えする日本と異なる文化やマナー11選、宗教上・食文化上の違いなども!

2019.09.05

それぞれの国で文化やマナーが全く異なりますが、日本に来ている外国人観光客にマナーがないと感じたことはありませんか?実はその逆も多く、日本で普通のことがドイツではマナー違反になることがあります。そんな日本と異なるドイツの文化やタブー行為・マナーをご紹介します!

この記事に登場する専門家

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ドイツ在住ライター

YUNA

ワーキングホリデーで渡独後、3年滞在して現地で出会った旦那さんと結婚し、現在は新米主婦です。趣味は旅行と写真で2〜3ヶ月に一度旅行するようにしています。ドイツも含め、特にヨーロッパが多いので旅情報に加え、映えスポットなどもお届けできたらと思います。

  1. 【日本とドイツで異なる主な文化】
  2. ①海外ではよくある有料公衆トイレ
  3. ②真面目なドイツ人!改札がないドイツ
  4. ③電車は犬も自転車もOK!
  5. ④ほぼ全てが閉まる日祝とクリスマスの文化
  6. ⑤誕生日は周りの人におもてなしをする日
  7. ⑥男女混合、真っ裸のサウナ文化
  8. ⑦喫煙事情とポイ捨ての文化
  9. ⑧ドイツは税金が高いけど、無料が多い!?
  10. ⑨本当に高速道路は速度制限がない!?アウトバーン
  11. ⑩犬の税金とペット事情
  12. ⑪ドイツの宗教に関する文化
  13. ⑫ビールやソーセージ!ドイツの食文化
  14. 【ドイツのタブー行為とマナー違反行為】
  15. ①日本でよくする合図が絶対タブー!罰金もあり!?
  16. ②タブーな言葉と使用できない数字
  17. ③鼻がムズムズしている時に鼻をすする行為
  18. 日本とドイツの異なる文化やマナーのまとめ
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引用: https://national-flag.com

こんにちは!ドイツ在住ライターYUNAです。日本でよく知られているドイツのイメージといえば、ビールや車、クリスマスマーケットなどが多いのではないでしょうか?また、日本人から見るドイツ人の性格として、真面目で勤勉、日本と似ているところがある、とよく言われています。そんなドイツで生活する中で、私が感じた日本と異なる文化や面白いと感じた文化などをご紹介していきます!

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引用: https://unsplash.com

海外でよく見かける有料公衆トイレですが、ドイツも基本的にトイレは有料になっています。飲食店以外の駅・大型スーパー・パーキングエリアなど、場所によってはナイトクラブも有料トイレです。1回の利用料金は、大体€0.50~2(約60円~240円)で、日本の感覚ではトイレにお金を払うのは違和感がありますが、ドイツでは飲食店などの無料トイレより、有料トイレの方がお金を払う分、きちんとメンテナンスや清掃がされていることが多いので、私は有料トイレを見つけると少し安心します!


ただ、有料トイレとはいえ、日本のピカピカ無料トイレには敵いません・・・。

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引用: https://unsplash.com

ドイツには、改札が一切ありません!もちろん日本と同様に自動券売機や窓口・定期カードがあり、乗車券も存在しますが、1回券の場合は購入後にホームか電車の中にあるスタンプが押される機械に通すのみで改札が一切ないので、実際には乗車券を買わなくても電車に乗車することができます。(もちろんダメです!)


ではドイツ鉄道はどうやって対策しているのかというと、抜き打ちでチケットコントロールの私服の係員が電車の中で確認していきます。私がドイツに住んでいる3年間でチケットを持っていなくて係員に捕まっていた方は何人も見てきましたが、その中でも意外と旅行者の方が多かったです。罰金は€60(約7100円)です。


チケットコントロールとはいえ、ドイツ全線で毎日抜き打ちチェックをしているので、その人件費を考えると、確認するなら改札をつけた方が・・・と思うところもありますが、ドイツ独特の文化ですね!トラムに関しましては、道路がホームなので急いでる時は走って飛び乗り、車内でチケットを買うこともできます。

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引用: https://unsplash.com

動物愛護先進国といわれているドイツでは、基本的に犬と一緒に出掛けれる場所が多いので、小型犬や大型犬に問わず一緒に電車に乗車することができます。ドイツでは、犬をドッグスクール(犬のしつけ訓練学校)に通わすことが一般的なので、電車の中でもとてもお利口で、他の犬が近くにいても飼い主の傍で大人しく座っていています。その他ヨーロッパの国でもドイツ同様、犬が乗車しているところが多く見られます。


車内の真ん中で熟睡している犬をたまに見ますが、外で犬が警戒せず安心して寝れる環境があることは、素敵なことだなと感じています。


また、自転車を持って移動する方も多い為、自転車を持っている人専用の車両があります。自転車専用の車両には、電車の揺れで自転車が倒れないように固定するベルトが備え付けられており、ドイツならではの配慮だなと思います。

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引用: https://unsplash.com

ドイツの日曜日や祝日・クリスマスは、労働規制により空港や主要駅構内のお店以外はほぼ全て閉まっています。ヨーロッパの中でも国によって労働基準法が異なりますが、ドイツは世界でも労働時間が短い方で、労働規制が厳しいため、日本人の平均の年間労働時間と352時間の差があるといわれています。


ドイツに来た頃は、うっかり週末や祝日前に買い物し忘れて、しまった!!なんてことがよくありました。不便な時も多いですが、働いていた頃はドイツの労働基準法の徹底さは素晴らしいと感じる時もありました。


また、ドイツのクリスマスは12月25日と26日がメインで、24日~26日の3日間もほぼ全てが閉まっており、恋人を含め、家で家族で過ごすのが一般的なクリスマスとされています。ドイツと日本でクリスマスの文化も少し異なるのも興味深いですね!

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引用: https://unsplash.com

日本での誕生日は、家族や友人がお祝いしてくれたり、日程が合わない場合は前祝いなど、周りの人に祝ってもらうのが一般的な文化ですが、ドイツではその逆で誕生日を迎える人がパーティーなどの祝いの場を企画し、家族や友人を招いておもてなしをします。自宅やレストランなどでパーティーが行われ、誕生日を迎える人が費用も負担します。


また、ドイツでは男女問わずケーキを手作りする習慣があり、パーティーや祝いの場を企画しない場合も学校や職場に手作りのケーキを持っていき、感謝を伝えるのがドイツの誕生日の一般的な文化になっています。

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引用: https://pixabay.com

長い冬が続くドイツではサウナの施設が充実しており、アロマサウナやハーブサウナなど様々な種類があります。そのほとんどのサウナは男女混合で水着着用が不可な場合が多く、真っ裸でサウナに入る文化があります。もちろん、公共の一般的なサウナです・・・!


更衣室も男女共用の場合が多く、初めて訪れた時は全てが衝撃的でしたが、セクシャルな雰囲気は全くなく、様々なサウナを楽しんでいくうちに気にならなくなりました!温泉やスパ・サウナがある大型施設は水着着用可能なところもあります。

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引用: https://unsplash.com

日本でも最近は飲食店の禁煙化や禁煙エリアが多くみられますが、ドイツではレストラン・カフェ・バー・ナイトクラブなどの全ての室内が全面禁煙になっています。


屋外に関しては、街の至る所に灰皿が設置されており、駅のホームでも屋外であれば喫煙可能なので、禁煙エリアはありません。また、喫煙者が多く、歩きたばこやポイ捨てなどの意識も日本と全く異なるため、ゴミや吸い殻が歩道にたくさん落ちています。


ヨーロッパでも同様の喫煙事情やポイ捨て文化が多いですが、環境やリサイクルなどに積極的なドイツなので、意外な文化と習慣だと感じています。

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引用: https://unsplash.com

北欧やヨーロッパでは税金が高い国が多いですが、ドイツもその内の一つです。独身・既婚・子供の有無・夫婦共働きなど、税金のクラスが6段階で分けられており、私は独身の頃、所得から約42%の税金が引かれていました。


税金が高い分、福利厚生や各種手当など充実していると感じることは多いですが、その中でも一番大きいのは、医療費が無料なことだと思います。出産や入院の場合も対象ですが、歯医者のみ対象外です。その他、小学生から大学に至るまでの公立校の学費が全て無料だったり、ドイツ国内の高速道路が無料などがあります。また、出産した際の国からの手当てや、子供が25歳になるまでの子供手当て、育児中の両親手当てなども充実しています。

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引用: https://unsplash.com

ドイツの高速道路は速度制限がないというのは、日本でもよく知られていますが、実際はどうなの?と友人にも聞かれることが多いです。実際には、一部区間を除き、速度制限がなく無制限になっています。日本では考えられないですね!


速度制限がある区間でも実際には日本の高速道路より速い場合もあります。日本と同様、追い越し車線などがありますが、無制限区間に突入すると、最低でも130㎞以上は出さないと危ないです!荷物が多い時は空港から家までタクシーを利用しますが、どの運転手さんも200㎞以上のスピードで走行しており、ドイツ独特の文化だと感じています。

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引用: https://unsplash.com

ドイツでは様々な動物の権利が認められており、犬税が存在します。日本でも江戸時代に犬税が採用されていましたが、犬税の徴収コストの問題で廃止されたといわれています。


ドイツの犬税は飼育頭数によって金額が異なり、頭数が増えるほど税金が高くなる仕組みになっています。犬税額は各州により異なりますが、1匹の場合€90~140(約10500円~16400円)になります。また、ペットショップでの犬や猫の販売は法律で禁止されており、ペットを飼う際は、ブリーダーを探すか保護施設から家に迎え入れる方法などが一般的です。飲食店の前に犬用のお水が設置されているところもあり、犬への配慮が感じられることが日常でも多くあります!

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引用: https://unsplash.com

ドイツで最も信仰されている宗教は、キリスト教で約60%の人が信仰しています。カトリック約2500万人、プロテスタント約2400万人です。イスラム教は約5%の400万人が信仰しているといわれており、その他、ユダヤ教・ヒンドゥー教・仏教と無宗教の方は約30%を占めています。


また、ドイツではカトリック教会・復古カトリック信徒・ユダヤ教徒の場合は、所得からの約8%の教会税を課されています。教会税は、ドイツ国内の会社に勤務する際や、ビザ申請時などに自己申告制で、国に承認された教会の経費として補われています。

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ドイツのイメージといえば、ビールですが、国民飲料といわれているぐらいドイツ人はビールが大好きです!子供用や妊婦さん用のビールなどもあり、規定範囲内のアルコール摂取量であれば、飲酒後に車の運転も可能です。


日本でよく知られているソーセージ・豚肉・ジャガイモも、ドイツの伝統料理で必ず出てきますが、家庭での一般料理としてもよく食べられており、スーパーマーケットでは種類が豊富で、チーズやハムもたくさん並べられています。


また、スーパーマーケットで販売されている野菜のほとんどはオーガニックで、オーガニック専門のスーパーマーケットも様々な会社の店舗があり、ドイツ国内62都市に展開されています。最近では、ビーガン食が流行しており、ビーガンワインやビーガンのレストランなどが次々に展開されています。日本ではあまり馴染みがありませんが、ベジタリアンやビーガンはドイツでは一般的で、ベジタリアンやビーガンに対する考えや意識も異なり、特に若い世代に多いと感じています。

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ドイツの法律で禁止されているタブー行為や、マナーが良くないとされる行為を3つ、ご紹介します!

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日本人の約90%は右利きといわれており、挨拶や飲食店で店員さんを呼ぶ際などに手のひらを広げ、右手をあげるサインをよくしますが、ドイツでのその行為は絶対タブーとされており、法律で禁止されています。また、ドイツの近隣国でもタブー行為です。


このサインは、ナチス式敬礼とされており、場合によっては逮捕され罰金が発生する可能性があり、実際に2017年ドイツ・ベルリンで中国人観光客がその場で逮捕されています。


飲食店などでサインを出す場合、人差し指を立て手をあげるのが一般的なサインになります。学校での意思表示やタクシーを呼ぶ場合も同様に人差し指を立て手をあげます。ドイツに来た頃は、そのサインに中々慣れず、レストランで少し周りの雰囲気が凍り付いたことも何度かありました・・・。旅行に来られる際は、お気を付けください!

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ドイツでの手をあげるタブー行為と同様に、ナチス政権を称賛する言葉や発言はタブーとされています。また、88・HH・18などのナチスを連想させる数字や文字の組み合わせもタブーとされており、車のナンバーなどにも使用することが禁止されています。


アメリカ大手メーカーの生活用品に、88と18が記されており、ドイツでの発売直後に問題視され、販売停止になりました。ドイツのナチス対策は徹底されており、Tシャツの数字や組み合わせでトラブルになる可能性もありますので、ご注意ください。

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日本では、人前で鼻をかむ行為がマナー違反とされていますが、ドイツでは人前で鼻をすする行為がマナー違反とされています。


ドイツでも花粉が多い時期があり、様々な理由でついつい人前で鼻をすすってしまうこともあると思いますが、鼻水をすする行為がマナー違反とされていて、飲食店や電車など場所に問わず、鼻がムズムズしたら豪快に人前で鼻をかみましょう!街中で綺麗な女性が人前で豪快に鼻をかんでいた時は衝撃でしたが、鼻をかむ行為は自然現象として認識されているのでドイツでは問題ありません!

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最後まで読んで頂き、ありがとうごさいます!ドイツの日本と異なる主な文化、タブー行為やマナーに関することなどをご紹介しましたが、いかがでしたか?真面目で勤勉といわれているドイツ人とイメージが異なる文化もあったと思いますが、ナイフや刃物を人に向けて渡さないなど、日本と共通しているマナーも存在しています。ヨーロッパの中でもそれぞれ全く異なる文化やマナーがあるので、ドイツに旅行や留学に行かれる際は、参考にして頂けたらと思います。


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サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://unsplash.com