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美しいフェリー【シーパセオ】で広島-松山間をクルーズ気分!料金・魅力を解説!

2019.09.26

旅では重要な役割を果たす移動手段。最近、美しいデザインやコンセプトを持つ乗り物が増えてきました。その波は海を渡るフェリーにまで。2019年8月1日に松山と広島を結ぶ航路に登場した「シーパセオ」。一体どのようなフェリーなのか?途中の広島県呉港まで乗ってみました。

この記事に登場する専門家

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愛媛県在住ライター

むらあひる

ドイツに8年間滞在中、旅行の楽しさに覚醒。それ以来、暇さえあれば美しい自然、面白いものを求めて東へ西へ。訪問した観光施設は国内外合わせて2,000以上。現在は愛媛県に在住、通訳や翻訳をしながら旅に出かける隙を狙っています。

  1. シーパセオは松山と広島を呉経由で結ぶ新しいフェリー
  2. チケット購入、乗船に関して
  3. 旅する楽しさを呼び起こす鮮やかな色合い
  4. 風景を満喫できる非常に広いデッキ
  5. 内装もオシャレでくつろげる空間を演出
  6. 瀬戸内の景色を楽しもう!
  7. 音戸の瀬戸はドキドキ
  8. 造船の町、呉に到着します
  9. 優雅なプチクルーズ船でのんびりとした時間を!

こんにちは、今日も四国のどこかに現れるライターのむらあひるです。

地元四国の旅行もいいけれど、今回は久しぶりに本州にわたってみることにしました。

というのも、どうやらすごくオシャレな船が広島に向かって運航を始めたと聞いたから。それでは是非とも乗ってみたいと思いつき(出発のほんの数日前)、いざ松山観光港に向かいました。

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松山から呉経由で広島へ至るこの航路は、瀬戸内海汽船と石崎汽船の2社が共同運航しています。新造船「シーパセオ」を運航しているのは瀬戸内海汽船のほう。とはいえ瀬戸内海汽船の運航だとしても、毎便「シーパセオ」ではないので注意が必要です。「シーパセオ」に乗船されたい方は、必ずどの日のどの便に使用されるか調べておいてください。以下の瀬戸内海汽船のホームページで確認が可能です。

松山観光港へのアクセスは?

松山市駅から

伊予鉄高浜線で終点高浜駅まで

連絡バスに乗り換え(電車20分、バス2分 510円)


JR松山駅から

直通バスで20分(610円)

一日に2便、もしくは3便シーパセオが運航していますが、私が乗船したのは朝8:25分出発の便。

松山港から呉まで2時間弱の船旅。

船の旅というのは多くの方々にとっては珍しいものですよね。瀬戸内出身の私にとっても、普段生活するうえでは使わないので、久しぶりということもあり、一層ドキドキものです。


出港の30分前からチケットの販売が開始されます。土日祝日など繁忙期などは早めに港へ向かい、待っておいたほうが無難かもしれません。

なお、このシーパセオは通常のフェリー(つまり列車の特急のようなものではない)として扱われるため、乗船するのに追加料金はありません。


無事に切符を購入し、船が到着するのを待ちます。搭乗15分ほど前に広島方面からやってきました。新造船、シーパセオ。

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シーパセオの料金

松山ー呉

(片道)2,670円(9月30日まで)2,720円(10月1日から)

(往復)5,080円(9月30日まで)5,170円(10月1日から)

松山ー広島

(片道)3,600円(9月30日まで)3,670円(10月1日から)

(往復)6,840円(9月30日まで)6,980円(10月1日から)

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船体を彩る白色と濃い紺色の2色のカラーリング。全体のフォルムも含め、まるでちょっとしたクルーズ船のように見えます。

フェリーの名前のうち、「パセオ」というのはスペイン語で「散歩、遊歩道」を意味します。つまり、このシーパセオのコンセプトは「海を散策する楽しさ」。では存分にその「楽しさ」を味わってみましょう!


子供のころに広島へ行くのに乗ったちょっと古びたフェリー(それはそれで味はありますが)の思い出を振り返り、今、目の前にある現状と照らし合わせてみると…こんなオシャレな船は見たことない!足早にフェリーに乗り込みました。

乗船開始後、一足先に向かったのは最上部のデッキ。この日は雲一つない快晴、間違いなくキレイな写真が撮れそうだったので混む前に一番乗り。シーパセオは各所にオシャレポイントが見られますが、デッキが一番特徴的ではないでしょうか?

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広いデッキの上には6基、東屋のような造りのテーブルと椅子が設置されています。実際に座ってみるとなかなか心地がよろしい。屋根もあり、この日のように強烈な日差し降り注ぐ日にも快適に景色を眺めながらのんびりとすることもできます。実際、運航している大半の時間、私はこのデッキにいてぼーっと海を眺めておりました。

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また、芝生エリアもあり、ゴロンと横になることもできるようで。きっと気持ちいいことでしょう、ただこの日のように暑い日には控えさせていただきましたけどね。

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デッキの後部は円形の吹き抜けになっています。

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支柱が中心に伸びているこの部分には、なんというのでしょうか、クルーズ船のような優雅さを感じることもできます。柱の周辺にも座席が設けられていますね。

さて、内部に入ってみましょう。メインとなるのは座席は横並びの席。

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サイドにあるのは「OZASEKI(おざせき)エリア」。靴箱があり、靴を脱いで上がることになります。

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何も履いていない状態は楽なので、ほかの座席に比べてみると一番最初に座席が埋まったエリアでした。

あとはゴロゴロできるエリアや…

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カフェのような座席も設置されています。

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自分の気分や調子に合わせて座り比べをしてみるのも面白いかもしれませんね。

あと、写真でもわかるように売店(というにはオシャレすぎますが)もあり、飲み物、軽食、グッズなどを購入することもできます。

さて、このように船内の写真を撮るためにウロウロしているうちに、出向の時刻がやってきました。デッキに戻り、瀬戸内海の美しい自然を楽しむことにしましょう。船酔いしない方は是非とも楽しんでください!

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松山方面から乗船すると、ミカンの栽培で有名な興居島(ごごしま)のそばを通り、野忽那島、中島といった忽那諸島を横目に進んでいきます。

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その後しばらくは瀬戸内海では珍しく、周りに大きな島がない大海原(?)を進むような航路を取ります。

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目には見えませんが、ちょうどこの辺りが愛媛県と広島県の県境。西側に大きな倉橋島が見えてくると、目的地の呉港まであと少し。

船が大きく西に進路を変えると、この航路の一番のハイライト、音戸の瀬戸が目の前に。

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音戸の瀬戸(おんどのせと)とは古くから重要な交通の要所、またそれと同時に難所として知られている海峡のことです。呉、広島と安芸灘とを結ぶ最短航路で、瀬戸内海の中でも屈指の交通量を誇る場所としても知られています。伝承によれば、平清盛が開削したとかしないとか。真偽はともあれ、既にその頃から重要な場所だったようです。

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交通面だけではなく、風光明媚な場所としても知られています。狭いところでは80mほどしかない海峡の両岸は、手を伸ばせば届きそうで他の場所ではなかなか味わえないような景色を楽しめるのはこの航路の醍醐味。通り抜ける時間はほんのわずかなので、見逃さないように!

音戸の瀬戸を抜けると東側に造船所が見えてきます。目的地である呉港が近づいてきました。

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今回新しい船、シーパセオに乗船し、内部また景色を満喫しているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいました。実際に乗船していた時間は2時間弱ですが、全く長いとは感じませんでした。今までのフェリーではここまでデッキに長く滞在し、景色を堪能することがなかったのが理由の一つに挙げられると思います。

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また、船内の座席も座り心地がよく、2時間ほどの時間も苦痛になりません。落ち着きのある色合いも、疲れを与えないようにしているのでしょう。

松山と広島の間には高速船も走っていますが、もし時間があれば是非ともフェリー、特に新造船「シーパセオ」に乗っていただきたいと思います。まるでクルーズ船に乗っているかのように、のんびりと優雅に過ごすことができるからです。

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お値段もクルーズと呼ぶには非常にお手頃。瀬戸内の風光明媚な景色も味わえる「シーパセオ」に是非乗船してみてくださいね。