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ヘルシンキの気候・物価・治安を北欧在住経験者がおとどけ!治安に関する体験談も!

2019.10.02

ヘルシンキ旅行の前に必ず知っておきたい3つの基本情報(気候・物価・治安)について、わかりやすく解説いたします。 この記事を最後まで読んでいただくと、”旅行時の服装”や”いくら現金を用意すべきか?”、”旅行時に注意すべきことはなんだろう?”と、もう迷うことはありません。

この記事に登場する専門家

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北欧好きの研究者ライター

もか

夫の仕事の都合でノルウェーに住むことに。それ以来、ノルウェーをはじめとする北欧の魅力にすっかりはまりました。職業は研究者です。研究者ならではの探究心で見つけた“海外の素敵な情報”をみなさまにお届けできればと思います。

  1. ヘルシンキってどんなところ?
  2. 【ヘルシンキの気候①】1年を通してどんな気候?降水量と気温は?
  3. 【ヘルシンキの気候②】ベストシーズンはいつ?
  4. 【ヘルシンキの気候③】どんな服装がいい?シーズン別に解説!
  5. 【ヘルシンキの物価①】物価は?シーン別にご紹介!
  6. 【ヘルシンキの物価②】どれくらい現金が必要?
  7. 【ヘルシンキの物価③】物価の高い北欧!費用を抑える3つのコツ。
  8. 【ヘルシンキの治安①】安全?外務省の発表について
  9. 【ヘルシンキの治安②】要注意スポット&シーンを解説!
  10. 【ヘルシンキの治安③】筆者ヘルシンキ旅行での盗難体験談!
  11. 最低限気をつけて楽しいヘルシンキ旅行を!
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こんにちは。北欧在住経験者のもかと申します。


北欧フィンランドの首都”ヘルシンキ”。ヘルシンキは日本から直行便があり、マリメッコやイッタラ、アラビアといった馴染みのブランド品が沢山ある、日本人が親しみやすい街です。


しかし緯度は日本よりも高く、その緯度の高さから冷涼な気候です。また、夏至の頃には日照時間が19時間と長く、冬至の頃には6時間と極端に短くなるのが特徴です。そしてフィンランドはその充実した福祉から、毎年のように”世界幸福度ランキング”の上位を占めます。一方でフィンランドをはじめとする北欧は”物価の高い国”としても知られています。


…そう!日本とフィンランドは気候から国の制度まで色々違うのです。そんな国への旅行、

・どんな格好をすれば良いか?

・物価ってどれくらいなんだろう?

・治安ってどうなの?


と、沢山の疑問が浮かぶと思います。今回はそんな悩みをまとめて解決する情報をお届けいたします。どうぞ最後までお見逃しなく。

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ヘルシンキの気温は日本ですと、”北海道の札幌”に似ています。


”北欧”と言うと、とても寒いイメージがあると思いますが、ヘルシンキのような海岸沿いの街は海流の影響により、高緯度の割には寒くありません。2月の真冬の平均最低気温は-6℃です。札幌でも-5~-7℃程度なので、変わりませんよね。きちんと防寒対策をすれば、真冬でも市内観光が可能です。

少し違うのは、ヘルシンキの方が”1年を通して寒い”ということです。7月の夏でも平均最高気温は20℃なので、こちらは札幌よりも寒いです。また冬は11月~3月までと、日本よりも長いので、1年を通して防寒対策が必要となります。


降水量は日本よりも少なく、湿度が低いです。真冬にはもちろん雪が降りますが、気温が0℃以上ですと融雪します。またヘルシンキですと融雪設備が整っているので、”豪雪の雪道”というよりは”雪解けでべしゃべしゃの道”という方が多いです。観光の際には防水性の高い靴を用意すると良いと思います。

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ベストシーズンは過ごしやすく歩きやすい”夏”です。


夏と冬では、同じ施設でもガイドツアーの回数や開園時間が異なります。もちろん回数や時間が長いのは夏で、夏しかないイベントがある施設もあります。そしてなんと言っても日が長い!朝から晩までずっと明るく1日無駄なく過ごすことができるので、短期間の旅行には最適です。


寒さに耐性がある方には冬も素敵だと思います。12月上旬~中旬にはクリスマスマーケットがありますし、雪景色の中のヘルシンキもまた素敵です。

フィンランドは春夏が短く、冬が長くなります。1年中冬…とまでは言いませんが、真夏以外は長袖は必要です。ポイントは”重ね着しやすい服装”ですので、覚えて下さいね。

春(4月,5月)と秋(9月,10月)の服装

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引用: https://www.instagram.com/p/Bxw1TY0I8G-/?utm_source=ig_web_copy_link

・七分袖、長袖シャツ

・パーカーやセーター

・ウィンドブレーカーまたはコート

・長ズボンまたはスカート+タイツ


同じ月でもその日の天候によって気温がコロコロ変わるのが春と秋です。特に4月と9月。とてもあたたかく、過ごしやすい日だと思えば、次の日には急に寒くなったり…。寒くなった時のために、1枚はセーターやフリースの防寒着を用意しましょう。

夏(6月,7月,8月)の服装

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引用: https://www.instagram.com/p/B2c6U9WI3Qg/?utm_source=ig_web_copy_link

・半袖、七分袖

・カーディガンまたはパーカー

・薄手のウィンドブレーカー(雨の日や寒い日用)

・帽子

・サングラス


ヘルシンキは真夏でも寒い日があります。また湿度も低いため、日陰ですと寒く感じる場合が多いです。そのため、カーディガンなどを使って、重ね着しやすい服装がベター。一方、25℃を超える夏日もあり、その際は半袖でも出歩けます。そして地下鉄は冷房が効いていないので暑いです…。日差しもとても強いので、気になる方は帽子とサングラスをお忘れなく。

冬(11月,12月,1月,2月,3月)の服装

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・ヒートテック素材のインナー

・セーターまたはフリースジャケット

・長ズボン(真冬:スパッツと重ね着)

・ダウンコート(真冬:ロング丈)

・ブーツ(真冬:裏起毛)

・手袋、マフラー、ニット帽(真冬は必須)

・厚手の靴下(真冬:2重化)


ヘルシンキの室内はとてもあたたかく、外との気温差がかなりあります。

ダウンコートの下は日本の真冬と同じような格好で、外ではコートや小物で防寒することをおすすめします。特に外歩きをしていると、先端から冷えてきます。真冬のヘルシンキ旅行の際は手袋・マフラー・ニット帽をお忘れなく。上記の格好は観光での格好です。ウィンターアクティビティに参加する場合は、更にあたたかくなるような格好を準備して下さい。

北欧は物価が高いと言われていますが、私の感覚では他の北欧(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク)よりは少し安いイメージです。また基本的には日本よりも高いのですが、フルーツや野菜など、ものによっては安価です。外食は日本よりも高いです。


※以下は1€=120円で計算しています。

カフェ

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  • コーヒー1杯:3€(約360円)~6€(約720円)
  • ケーキ:5€(約600円)~8€(約960円)
  • シナモンロール:2€(約240円)~
  • サンドウィッチなどの軽食:5€(約600円)~


上の写真はヘルシンキのムーミンカフェでケーキとカフェ・モカを頼んだ時のものです。ケーキは6.5€(約760円)、カフェ・モカは5.5€(約660円)で、合計12€(約1,420円)でした。

スーパー

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  • 食パン500g:1.5€(約180円)~2.5€(約300円)
  • 500mlジュース:1.7€(約200円)
  • ミートボールレトルト食品:3€(約360円)~
  • 缶ビール500ml:2.5€(約300円)~
  • チキンレッグ:0.9€(約110円)~


スーパーで買うと日本よりも安いくらいです。またフィンランドは共働き大国なので、レトルト食品や出来合いの料理が多く売られています。

レストラン

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【ランチ】

  • ワンプレートランチ:12€(約1,440円)~
  • ランチ2品(高級店):35€(約4,200円)~

【ディナー】

  • メインディッシュ:25€(約3,000円)
  • ディナー4品(高級店):69€(約8,280円)~
  • ビール1杯:6€(約720円)~


レストランに関してはお店にもよるので一概には言えませんが、基本的には日本より高いです。しかし日本の高級料理店ほど高くなるということもないのが特徴です。

公共交通機関

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  • シングルチケット、80分有効:2.2€(約330円)~3.2(約380円)
  • デイチケット、24時間有効:9€(約1,060円)


HSL(ヘルシンキ地域交通局)のチケットを購入すると、上記のお値段でバス・トラム・地下鉄とすべて共通で使えます。日本のように区間で値段が決まるのではなく、有効時間で値段が決まります。有効時間内でしたら何回でも乗り降り可能です。観光客にオススメなのは断然デイチケットです。

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北欧ではキャッシュレス社会が浸透しているので、クレジットカードを持っていれば、用意する現金は少額で全く問題ありません。2~3日のヘルシンキ滞在で20€(約2,400円)あれば、困ることはないかと思います。


ただし、クレジットカードが使えないところもあります。例えばヘルシンキ中央駅のコインロッカーや公衆トイレです。公衆トイレも殆どにカード支払い機がついているのですが、ごく稀に現金のみのところがあるのでご注意を。

クレジットカードも必ず複数枚持つようにして下さいね。

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  1. フィンランドでは水は買わない
  2. スーパーご飯を多用
  3. お子様連れはベビーカーを忘れずに


日本から海外旅行に行くと、「水道水が飲めない」というイメージがありますが、フィンランドでは水道水が飲めます。しかも日本と同じ軟水ですので、美味しく飲めます。旅行中はマイボトルを持ち歩きましょう。またカフェやレストランでもお水を無料でくれるお店があります。定員さんに確認してみて下さいね。


「スーパーでご飯を買う」というのは、海外旅行節約術の常識かもしれません。先ほどのスーパーの物価でも説明させていただいてように、ヘルシンキでは共働き世帯が多いので出来合いの料理が安く沢山売っています。ぜひ試してみて下さいね。


フィンランドは”子連れにも優しい国”と言われています。その理由の1つが”ベビーカー連れの親子は公共交通料金が無料”だからです。私も最初は半信半疑でしたが、旅行時に試してみました。…本当にすべて無料でした!公にはあまり明示されていないので、忘れずに利用してみて下さい。

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フィンランドは欧州の中では”治安の良い国”と言われています。


しかし外務省の発表では”治安は良いものの、日本人観光客が被害に遭うことも少なくないので、十分な注意を”とのことでした。特に夏や冬の観光シーズンにヘルシンキで盗難(スリ・置き引き)被害が多数報告されているようです。


現金やカードは分散して持ち、パスポートはチャック付きのバッグの奥に必ずしまって下さいね。

大きな犯罪は起きないものの、スリや置き引きは発生するヘルシンキ。私が知人から聞いた話では、観光シーズンには隣国ロシアからプロのスリ集団がやってきて、観光客を狙うそうです。

注意すべき観光スポット

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・ヘルシンキ中央駅

・カンッピバスターミナル

・ヘルシンキ大聖堂

・マーケット広場

・テンペリアウキオ教会

・カイサニエミ公園

基本的に多くの人が押し寄せる”THE観光地”は要注意です。ヘルシンキは観光客の人数に対して小さな街なので、観光地ではどうしても人口密度が高くなります。上記の観光地では盗難被害が多く報告されているので、特に注意して下さい。

注意すべきシーン

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・ホテルのロビー

・ホテルの朝食会場

・混雑している公共交通機関

・夜道


ホテルのロビーや朝食会場は置き引きによる盗難が発生しやすいシーンです。貴重品を含む鞄をおいての席取りはしないで下さいね。ヘルシンキ市民の足ともなっているトラムは結構混雑します。旅の疲れでうっかり居眠り…なんてこともご注意下さい。

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私が盗難被害にあったのはここ”ヘルシンキ大聖堂”です。


なんと…ベビーカーを盗まれてしまいました!写真をみても分かるように、ヘルシンキ大聖堂の前に行くためには階段を上る必要があります。そのためにベビーカーを階段の下に置いて、家族で行って帰ってきたら…ベビーカーはすっかり無くなっていました。目を離した時間はおよそ5分です。もともと私はノルウェーに住んでいて、北欧の治安の良さを過信していました。「まさかベビーカーなんて大きなモノが…!」と思っていたら、盗まれてしまいました。


その時に感じたことは、盗難物の被害額もショックですが、”自分にスキがあって、盗難被害にあったことそのもの”に精神的なショックを受けました。旅行保険に加入していれば、被害額は返ってきますが、精神的なショックはなかなか消えません。


ちなみにこちらのヘルシンキ大聖堂、知人も鞄の中に手を入れられたそうです…。

「治安の良い北欧だから」と気を抜かず、十分注意して下さい。

最後の方は色々恐ろしいことを書いてしまいましたが、欧州の中では断然治安が良く、北欧の最先端を体験できるヘルシンキ。

防寒対策や盗難対策をきちんとすれば、楽しい旅行になることは間違いありません。


さらに詳しく、冬の外気温に対してどんな格好をすればよいか気になる方は筆者の下記ブログ記事もご覧になって下さいね。併せて、同じ北欧ノルウェーの情報も綴っております。

北欧在住経験者もかのブログはこちら