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小田原のご当地名物を堪能!食べ歩きもおすすめなグルメの町を紹介!
小田原は箱根駅伝でも有名な街で、かまぼこは小田原名物として有名です。他にも海産物や農作物など美味しいものがたくさんあります。城下町・宿場町として長い歴史から育くまれた、美味しい知恵が詰まったグルメな町です。小田原に行くなら名物グルメの食べ歩きはいかがですか。
この記事に登場する専門家
ぶらり街歩きライター
紅子
名物グルメとの出会いがいっぱい!小田原は街歩きがオススメ
こんにちは、街歩き大好きライターの紅子です。
ここ数年、毎月通ってしまうほど、小田原箱根エリアにはまっています!足を運ぶたびに、伝統と豊かさ、そして時代が育んだレトロ感が面白い町。また美味しいお店が多く、お散歩がついつい食べ歩きになってしまいます。
今回は、小田原の「美味しい」をご紹介したいと思います。有名・定番なグルメから、小田原が推しているご当地グルメ、さらに地元の方に教えてもらった名店をご紹介します。とても歩きやすい街なので、一日食べ歩きツアーで行くのもオススメです。
ぜひ参考になさってください。
小田原の名物:干物〜全国の食通が絶賛
小田原の干物は、全国的にも有名で、グルメな方はお取り寄せして食卓に並べる一級品です。
干物作りが小田原城下で始まったのは戦国時代・北条氏の頃からです。
神奈川県が有する相模湾では、今も昔も海産物に恵まれ、新鮮なお魚を加工し商品として流通してきました。現在も小田原では、海産加工物の創意工夫が代々伝えられ、また発展しています。
「小田原ひもの」は新鮮な魚で作るからこそ可能な、うす塩加工が特徴です。
小田原のおいしい干物を買うならココ!
筆者オススメの干物を買う方法は2パターンあります。
①干物屋さんで購入する
②鮮魚商(町のお魚屋さん)で購入する
①小田原ひものを干物屋さんで購入する
小田原には、伝統の小田原干物を今に伝える干物屋さんが12社あります。
その老舗干物屋さんは、こちらのページに纏められています。それぞれのお店が独自の味を今に伝えているので、食べ比べてみても楽しいです。
通信販売を行なっている店も多いですが、店頭で「今日いちばんのオススメ干物」を聞いて選ぶのも楽しいです。
②小田原ひものを鮮魚商で購入する
小田原の町を歩くと、鮮魚商(町の魚屋さん)が目に止まります。
漁港をもつ町ならでは、「毎日の食卓にはその日朝とれた魚を並べる」という習慣が、今も地元に残っています。それぞれのお宅で、何代にも渡りお付き合いがあったりもするとか。そんなお魚屋さんには決まって軒に干物が干してあります。
鮮魚商が、大漁の旬の魚を干物にして販売する、それは【小田原ひもの】発祥の姿そのものです。
小田原名物「ひもの」のおすすめの店
早瀬ひもの店
住所:神奈川県小田原市浜町3丁目8−4
電話番号 | 0120-014-887 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
ホームページ |
魚新
住所: 神奈川県小田原市城山1丁目6
電話番号 | 0465-34-4621 |
営業時間 | 9:00~ 完売次第終了 定休日:毎週水・日曜日 |
ホームページ | なし |
小田原の名物:小田原産くだもの〜全国区のブランド果実がいっぱい
小田原は、くだものが美味しい土地なのはご存知でしょうか。
小田原産のみかんは、コクのある甘みとしっかりとした酸味が特徴で、近年では神奈川県のブランドみかん「湘南ゴールド」が全国区ですね!
梅は伝統の梅干しだけではなく、スイーツとしても魅力的。【梅仕事】は他地域に比べて盛んで、梅干しや梅シロップ・梅酒作りのために山積みの梅が並びます。
さらに夏場に多くの農家で栽培されるブルーベリーや贈答用としても人気の足柄梨、低農薬で皮まで食べることができる片浦レモンなど、地元産くだものが各季節に楽しめます。
そのままでも加工しても楽しめる、濃い味なのが小田原産くだものです。
小田原産くだものを買うならココ!
くだものを食材そのままGETするなら、オススメはやっぱり【直売所】。
その中でもオススメなのは地元の方からも太鼓判の次の2箇所です
①農園が運営する直売所で買う
②JAや地元の農家さんが持ち寄る直売所で買う
①農園が運営する直売所で買う
今回は敢えて「みかん・レモン」などの柑橘類に焦点を当てます。小田原の中でも江の浦・根府川エリアには、多くのみかん農園があります。代々守ってきたみかん山があり、小田原から真鶴方面にドライブしていると、それぞれの山間には農園が持つみかん直売所に出会うことができます。特に魅力なのは、いわゆるB級に当たる果物。市場には流れないけど味は格別!と行ったみかんを格安で買うことができます
②JAや地元の農家さんが持ち寄る直売所で買う
小田原エリアは、農業がとても盛んな地域です。
JAの直売所では、地元で取れたての食材が一堂に介します。そんな直売所は、地元の主婦の方でいつも賑わっています。
また旬のものはたくさんの農家さんの果物が試食も出されているので、店内を食べ歩き、一番好みに合ったものを選べます。
直売所にいけば、目的になかった「知られざる名産品」にも出会えることも魅力です。
小田原の名物「くだもの」オススメの直売所
青山園
住所:神奈川県小田原市江之浦405
電話番号 | 0465-29-0671 |
営業時間 | 10:00~17:00 定休日:毎週水曜日 |
ホームページ |
朝ドレファ〜ミ
電話番号 | 0465-39-1500 |
営業時間 | 9:30~18:00(冬季~17:00) 定休日:毎週水曜日 |
ホームページ |
小田原の名物:小田原おでん〜町中の商店が協力して生み出したご当地グルメ
昨今、全国各地でご当地グルメが開発されブームになっていますが、神奈川県初のご当地グルメとして挙げられるのが「小田原おでん」です。
小田原おでんの定義は、小田原の地元商店が作り出したおでん用の種を使っていること。
小田原の老舗蒲鉾屋さんは13社が参加。他にもコンニャク屋・豆腐屋・八百屋・精肉店などがおでん種を考案しています。
小田原おでん一つで小田原名物グルメの食べ歩きとも言えますね。
種以外にもこれまたご当地の味「梅みそ」おでんにつけるのもポイントです。
神奈川の最高に気持ちいいサイクリングコース5つ!お花畑や海沿いを走れるスポットをご紹介!
こちらの記事では私が実際に神奈川でサイクリングした場所を含め、おすすめのサイクリングスポットを紹介していきます。 神奈川は海も山も近く、豊かな自然を感じながら走れるコースが多いのが魅力です。
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ご当地グルメ「小田原おでん」と出会うならココ!
せっかく小田原にきたのなら、是非小田原おでんに舌鼓を打っていただきたい!そんな筆者オススメのおでんに出会うシチュエーションはこちらです。
①小田原城址公園で行われるお祭りで食べ歩き
②お食事どころでゆったり食べる
①小田原城址公園のお祭りで小田原おでんを食べる
小田原は、お祭りが大好きな町。どの時期に訪れてもお祭りで賑わっており、出店なので小田原おでんに出会うことができます。ですが、より推したいのはおでんにスポットを当てたお祭りです。桜の時期に開催される「おでんサミット」には全国からご当地おでんが集結します。さらに食欲の秋10月には、小田原市内の各専門店が総出で自慢の食材を提供する「小田原おでん祭り」が開催されます。
②お食事どころでゆったり食べる
小田原市内には、小田原おでんを取り扱ったお食事処がいくつかあります。
屋台風・居酒屋風・個室、広間、カウンターなど、店構えも様々。
お店のチョイスは用途や気分に合わせて雰囲気で選ぶのも良いと思います。
気楽に昼からおでんランチや、ゆったりディナーどちらもおすすめです。
小田原の名物「小田原おでん」を堪能できるお勧めの場所
小田原おでんサミット&小田原おでん祭り
住所:神奈川県小田原市6 城内
電話番号 | 小田原おでん会 080-6500-1750 |
営業時間 | 小田原おでんサミット(近年開催時の情報) 10:00~17:00 小田原おでん祭り(近年開催時の情報) 10:00~16:00 ※開催日時などはホームページや主催者窓口までお問合せください |
ホームページ |
小田原おでん本店
住所:神奈川県小田原市浜町3丁目11−30
電話番号 | 0465-20-0320 |
営業時間 | 平日16:00~22:00、土日祝日は12:00~22:00 定休日なし |
ホームページ |
小田原の名物:小田原どん〜観光地の心意気を感じるご当地グルメ
小田原おでんと並び、小田原のご当地グルメが「小田原どん」です。
小田原どんの定義は、街のおもてなしの精神を定めたもの。
一つ、小田原の海と大地で育まれた食材を一つ以上用いること
二つ、伝統工芸品・小田原漆器の器に盛って饗すること
三つ、お客様に満足していただき、小田原がもっと好きになるように、おもてなしすること
この3つの条件を兼ね備えたメニューについて「小田原どん」と認定されています。
認定された店舗は駅前のパンフレットやネットで確認できるので、神奈川県に旅行できたならぜひご賞味あれ!
長年、遠方から多くの人を迎えてきた観光地ならではのおもてなし精神が形になったご当地グルメ、それが「小田原どん」です。
「小田原どん」を楽しむならココ!
小田原の魅力が詰まった「小田原どん」は、旅の目的にしてもいいかもしれません。
観光地小田原巡りのポイントに小田原どんを考えるとき、次のようなコースはいかがでしょうか。
①小田原ついたら、即!腹ごしらえに小田原どんを食べる
②小田原の町を散策しながら、朝昼晩小田原どんの食べ歩き
①小田原ついたら、即腹ごしらえに小田原どんを食べる
小田原どんのメニューを持つお店は、駅前を含め市内に20店舗以上あります。目的のスポット近くで探してみるもよし!改札出て、まず駅周りのお店で選ぶもよし!旅で訪れたなら、最初のメニューはご当地グルメの小田原どん!という選択もいいですね。
②小田原の町を散策しながら、朝昼晩小田原どんの食べ歩き
筆者がお伝えしたい小田原どんの魅力が、様々な味を楽しめるという点です。「小田原の食材を使うこと」という点が味の上では唯一のポイントなので、例えば「足柄牛を使ったステーキどん」や海の幸の「海鮮どん」、「天丼」、更に蕎麦を使ったものなど多彩です。
そのため、小田原散策を楽しみながら、食事は朝昼晩「小田原どん」という縛りがある旅もおもしろい事請け合いです。
小田原名物「小田原どん」を堪能できる場所
小田原魚河岸でん
住所:神奈川県小田原市栄町2丁目3−4 美ゆ紀ビル 1F
電話番号 | 0465-22-3341 |
営業時間 | 11:00 ~ 20:30(L.O.20:00) 定休日なし |
ホームページ |
小田原ブランド元気プロジェクト
小田原どん – NPO法人小田原ブランド元気プロジェクト
小田原どんブランドを推進する「小田原ブランド元気プロジェクト」のホームページ
genki-odawara.com
地元で仕入れた小田原の名物店5選
ここからは、毎週小田原に通う私ライター紅子が、地元の方より情報を得て大満足だったおすすめ店をご紹介します。
観光客の方以外でも、わざわざ神奈川県内外から足を運ぶファンも多いお店です。ぜひお立ち寄りください。
守谷製パン店
私ごとですが、小田原は筆者の祖父母が暮らした街です。
休みに小田原に行くと、いつもテーブルには守屋のあんぱん、甘食、栗まんじゅうがありました。帰るときには、残っていたパンをお土産に持たせてもらっていた。
このお店は薄皮パンにたっぷりのあんこが入っている、ずっしりとしたあんパンが有名で、このパンを目指してわざわざ毎月小田原に足を運ぶ人もいるほどです。
筆者は甘食とピーナッツバターがおすすめです。
住所:神奈川県小田原市栄町2丁目2−2
電話番号 | 0465-24-1147 |
営業時間 | 8:00~18:00 定休日:日曜日 |
ホームページ | なし |
②創作割烹はる海
創作割烹はる海は、小田原に通う中でグルメな地元の方に教えてもらったお店です。
小田原は美味しい素材に溢れています。お魚は特に。
そんな中で、お値段と美味しさとお店の雰囲気と全てを満足していただけるのがこちらのお店だと思います。
小田原伝統の老舗干物店の一つ「春海」が直接卸しているお店でもあり、小田原名物をゆったりとお食事で楽しめます。
住所:神奈川県小田原市栄町2丁目11−30 1F、〒 丁目 小野屋ビル
電話番号 | 0465-20-3114 |
営業時間 | 昼営業 11:00~14:00 夜営業 17:00~21:30 定休日 日曜日 |
ホームページ |
③甘味喫茶岡西
甘味喫茶岡西は、昔懐かしの店構え。小田原マダムが女子学生の頃によく通っていた、と連れて行ってくれたお店です。
こちらはかき氷とジャンボおはぎが有名。
丸くこんもりと大きいおはぎ圧倒されても、さらりと食べられる餡子の魅力で残さず食べられてしまうとの声が多いです。
住所: 神奈川県小田原市栄町2丁目9−15
電話番号 | 0465-22-4067 |
営業時間 | お持ち帰り 10:00~18:00 喫茶 12:00~18:00(L.O.17:30) |
ホームページ | なし |
④オステリア イル チエロ
オステリアイルチエロは、小田原駅西口からすぐの本格イタリアンのお店です。
近年、都心に住んでいた若い世代のご家族が小田原に移住することも増えてきたようです。
そんなご家族に出会い、小田原で出会ったイチオシのお店!とご紹介いただいたいたのがオステリアイルチエロです。
筆者も自分のご褒美にとよく訪れます。
ディナーはもちろん素晴らしいのですが、お散歩ライターとしてはランチもおすすめ。
ランチタイムは15時までゆったりできます。
盛りだくさんな前菜盛り合わせ、地魚のパスタ、地元産フルーツのデザートが最高です。
住所:神奈川県小田原市城山1丁目6−32 杉崎ビル 1F
電話番号 | 0465-32-5200 |
営業時間 | (昼)PRANZO 11:30 - 15:00(LO 14:00) (夜)CENA 17:30 - 22:00(LO 21:00) 不定休 |
ホームページ |
⑤そう㐂庵
最後に、和菓子のお店そう㐂庵です。
小田原は、茶道の祖・千利休とも有縁の地です。更に近大茶道を世に広めた【小田原の三茶人】の存在もあり、今日でも茶道がしっかり根付いています。
ご紹介するそう㐂庵では、お抹茶と合う季節の和菓子に力を入れているお店です。
小田原駅から市役所方面に坂を登り切ったエリア「城山」の住宅地にある和菓子のお店で、お持ち帰りと共に、店内での抹茶やコーヒーとお菓子を食べる事もできます。
週替りの上生菓子をメインに、わらびもちなどの常備菓子も人気です。
ワンコインでドリンクセットが楽しめる手軽さと懐かしい店内が魅力です。
住所:神奈川県小田原市城山1丁目29−16
電話番号 | 0465-66-0051 |
営業時間 | 月・木・土・日 10:30~17:00 火 10:30~14:30 金 10:30~12:30 定休日:水曜日 |
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特産品の多い小田原はグルメな街。名物料理を堪能しましょっ!
小田原の【名物グルメ】を、今回は食べ歩きしやすいように「小田原駅周辺」でご紹介いたしました。
歴史を見るに城で栄えた場所には、誇りと工夫と美味しい食材でステキなグルメが生れ育ちます。今にお城の面影を残す小田原もその一つ。
名物の一つの切り口として、ぜひ小田原市のご当地グルメをご堪能ください。
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箱根のお膝元 小田原。相模湾と足柄連峰に囲まれた豊かな土地。美味しい海産物と農作物。北条氏で反映した城下町。そして何より東名阪どこからでも日帰り旅できる好立地。ふらりと小旅行でも、旅の経由地にも使える絶好の場所、おだわら。そんな魅力溢れる街のお土産をご紹介します。
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