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内子町のおすすめ観光モデルコース!ノスタルジックな古い町並みを散策!

2019.10.03

2020年東京オリンピックを控え、新しい建物、観光施設が作られて賑やかになる都会。そんな時代の流れなんてなんのその、古いこと、田舎の町であることに誇りを持ち、それを個性として観光に生かしている素敵な町があります。愛媛県にある内子という町です。

この記事に登場する専門家

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愛媛県在住ライター

むらあひる

ドイツに8年間滞在中、旅行の楽しさに覚醒。それ以来、暇さえあれば美しい自然、面白いものを求めて東へ西へ。訪問した観光施設は国内外合わせて2,000以上。現在は愛媛県に在住、通訳や翻訳をしながら旅に出かける隙を狙っています。

  1. 精蝋業で栄えた町、内子を日帰りで楽しもう!
  2. 内子観光AM:創建100年を超える現役の芝居小屋【内子座】
  3. 内子観光AM:商家など美しい建物がならぶ【八日市護国】の古い町並み
  4. 内子観光AM:ノスタルジックな旧映画館、【旭館】
  5. 内子昼食:古い町並みのなかでドイツ料理でもいかがですか?【ツム・シュヴァルツェン・カイラー】
  6. 内子観光PM:日本では珍しい屋根付きの【田丸橋】
  7. 内子観光PM:フォトジェニックな橋がかかる【弓削神社】
  8. ゆっくりと歩きたい内子の古い町並み

こんにちは。古い町並みにやってくると計画よりもついつい長居をしてしまいがちな、むらあひるです。

今回は松山市から日帰りでちょこっと立ち寄れる素敵な町に関してお話ししましょう。

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喜多郡内子町(きたぐんうちこちょう)という人口1万5千人ほどの町。この町は四国88ヶ所を巡るお遍路さんが通過する交通の要所として、また江戸時代から明治時代にかけて精蝋業(和ろうそくを作る)で発展しました。大正時代に入ると精蝋業自体は衰退しましたが、町並みは当時のままの姿を今でも見ることができます。

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一日あれば古き良き時代の町並みや美しいフォトスポットなど、十分に楽しむことができるので以下のモデルプランを参照してくださいね。

内子町へのアクセス

鉄道利用

JR松山駅から特急(宇和海)で25分、各駅停車で50分


車利用

松山から自動車道経由で約50分


その他の地域からのアクセスは以下をご参照ください。

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それでは電車でこの町を訪れるという前提で、JR内子駅の近くから順番にスポットをご紹介いたします。

10分ほど歩くと、レトロで立派な建物、内子座があります。1916年に建てられた現役の芝居小屋。現在、日本ではこのような芝居小屋は数えるほどしか存在しません。希少価値が高いため、2015年に国の重要文化財に指定されました。

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催し物が開催されていないときには内部見学をすることができます。珍しい升席(ますせき)、普段劇場では見られないような「せり」や「すっぽん」などの設備がある舞台裏など、見どころが多いので是非覗いてみてください。

詳細情報

住所:〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子2102

内子座からさらに10分ぐらい歩くと、八日市護国(ようかいちごこく)と呼ばれる地区にたどり着きます。ここが古い町並みを要する内子町のメインの通り。八日市護国の町並みは600mにも渡って続いています。

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町並みへ一歩踏み入れると、まるで別の時代に入ってしまった感じ。通りの左右には江戸時代から明治時代の間に建てられた多くの美しい建物が並んでいます。

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建物の細部には美しく、また面白い装飾が施されており、見ているだけでも楽しくなります。まるで町全体が博物館のようですね。

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何軒かは見学ができますので足を運んでみてください。

詳細情報

住所:〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子

【本芳我家(ほんはがけ)住宅・大村家住宅】

大村家の方は18世紀に建てられた町内で最も古い建物の一つ。

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白い漆喰の壁が特徴的です。

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対して本芳我家の方は鏝絵(こてえ)と呼ばれる彫刻や海鼠壁(なまこかべ)が鮮やかな建物。両家共に内子町を代表する建物なので、じっくり見比べてみてください。

詳細情報

住所:〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子2888

【木蝋資料館 上芳我邸(かみはがてい)】

今までさんざん精蝋業と述べてきましたが、では実際ろうそくはどのように作られていたのか、どんな歴史があったのかというのを一言で説明するのは難しいと思います。

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そんな時には上芳我邸に行けば、スッキリすると思います。潤沢な資料を基にわかりやすく説明していますから。

詳細情報

住所:〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子2696

メインの通りから少し外れるとひと際特徴ある建物が目に入ってきます。旭館というもの。大正15年にまで歴史はさかのぼります。

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無造作に張られた映画のポスターがノスタルジックな感じを引き立てます。

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映画館としての機能は昭和43年に終えていますが、今もなお使用することができる建物です。実際に、年に数回映画がここ旭館で上映されています。

外部はいつでも見学することはできますが、内部に興味のある方は所有者である森文醸造の方へお問い合わせください。

詳細情報

住所:〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子2307

外観は完全にレトロな造りですが、内部は昔のようなお店の使われ方をしているわけではなく、いろんな別の形に姿を変えていたり。お土産屋さんだったり、カフェだったり、覗いてみると結構ギャップが面白いものです。

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その代表的なものがドイツ料理屋さんの「ツム・シュヴァルツェン・カイラー(Zum schwarzen Keiler、日本語では『黒イノシシ亭』とでもいうのでしょう)」。なぜにこんなところにドイツのレストランが?と思う方も多いかもしれません。もともと内子町はドイツのローテンブルク・オプ・デア・タウバーと友好関係があります。だからあるのもうなずける、ということにはなるでしょう…

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ご主人はローテンブルクの出身ではないですが、とても美味しい料理を提供してくれる気さくな方。奥さんは日本人の方なので、特に言葉で心配なく気軽に入ることができるお店。営業は平日の夜ですが、休日はランチもあります。かなりドイツ料理の再現度が高いのでお勧めです。

詳細情報

住所:〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子2885

一日中、古い町並みの中にいてもいいですが、もし時間があれば少し離れてみましょうか?

もっと素晴らしい田舎の風景が見られますからね。

内子町は全国でも珍しいものがあることで最近注目を浴びています。それは屋根付きの橋。海外ではそういった造りのものが多くみられる地域がありますが、日本ではほぼここ内子、また隣町の大洲にしか存在しないもの。なぜ、存在するのか、またなぜほかの地域に存在しないのか、という明確な理由はわかっていません。ただ、この地域では屋根付きであることにより地域の人の憩いの場になったり、また倉庫代わりになっていたというのは明らかなようです。あと、古いものを特に大切にしてきたという内子の人の愛情も大きな理由なのでしょう。

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国道56号線を内子の街並みを出発して松山方面へしばらく進み、河内方面の分岐を進んでいくと、田丸橋という橋が見えてきます。これが内子町を代表する屋根付き橋のひとつ。

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現在みられるものは1944年のもので、NHKのドラマ「坂の上の雲」のロケ地にもなった場所。周りの風景も合わせて、日本人が忘れかけている典型的な農村風景がそこにはあります。

詳細情報

住所:〒791-3342 愛媛県喜多郡内子町河内2201

さらに山の方面へ向かうと、石畳(いしだたみ)地区と呼ばれる山々に囲まれた自然豊かな場所にたどり着きます。ここにも立派な屋根付き橋が残っております。

今回は神社にある橋。室町時代創建の弓削(ゆげ)神社へは池を越えていきます。その池にかかるものがこちら。

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太鼓橋とも呼ばれるこちらのものは、神社という聖域と人間界とを結ぶものとして非常に格式あるもの。このような世界を隔てる役割を持つものとしては、大分県にある宇佐神宮の呉橋(くれはし)などが代表的なものですね。

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田丸橋、弓削神社ともに日本の伝統的な農村風景を想起させる代表例として価値が高く、立派なもの。バスなどの交通機関やレンタサイクルで行くのは少々難しいため(特に石畳地区では傾斜がきつい)、タクシーや車を利用するのをお勧めします。

詳細情報

住所:〒791-3343 愛媛県喜多郡内子町石畳甲1739

いかがでしょうか?ノスタルジックな見どころが豊富な内子の町。今回一日でゆっくり回れるようなスポットを集めてみましたが、何もこの通り見て回る必要がありません。自分が気に入ったところには時間をかけてじっくり内子という町の良さを味わってください。


内子という町には田舎のいいところである、ゆっくりとした時間の流れがあります。愛媛県自体がそのような雰囲気ですが、さらにゆっくりなスローライフを味わって、普段の生活で溜まったストレスを空にして帰ってください。きっと癒されますよ。