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宇和島と西予市(卯之町)を日帰り観光モデルコース!古い町並みと城下町を堪能!

2019.10.16

愛媛県は観光資源が非常に豊富。ただ、素晴らしいものがたくさんあるにもかかわらず、まだ全国的には知られていないものが多いのは残念。そこで、もっと愛媛県を知っていただきたいと思う地元ラブな私、むらあひるが今回は県南部、西予市(卯之町)と宇和島市にある興味深い観光地のモデルコースをご紹介いたします。

この記事に登場する専門家

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愛媛県在住ライター

むらあひる

ドイツに8年間滞在中、旅行の楽しさに覚醒。それ以来、暇さえあれば美しい自然、面白いものを求めて東へ西へ。訪問した観光施設は国内外合わせて2,000以上。現在は愛媛県に在住、通訳や翻訳をしながら旅に出かける隙を狙っています。

  1. 愛媛県南部の中心地、宇和島市と西予市の面白スポット満載!
  2. 宇和島・卯之町観光AM:古い町並みが美しい卯之町
  3. 宇和島・卯之町観光AM:109mのノスタルジー、宇和米博物館
  4. 宇和島・卯之町観光AM:四国で一番古い小学校、開明学校
  5. 宇和島・卯之町観光AM:珍しいものや懐かしいものがたくさん!宇和民具館
  6. 宇和島・卯之町観光AM:お遍路さんの通った道、大寶寺道(だいほうじみち)
  7. 宇和島・卯之町観光AM:四国88ヶ所有数の古刹、明石寺
  8. 宇和島・卯之町観光昼食:ちゃんぽんがおいしい!菊屋
  9. 宇和島・卯之町観光PM:宇和島で最も有名な和霊神社
  10. 宇和島・卯之町観光PM:もはや「珍」スポット?多賀神社
  11. 宇和島・卯之町観光PM:現存12天守の一つの名城、宇和島城
  12. バラエティーに富んだ宇和島市と西予市の観光地を楽しんでください!

こんにちは。一日も早く「愛媛県やみかんのことならこいつに聞けばいい」と言われたいむらあひるです。

地元って大人になって初めて、よさに気付くもの。それを最近よく感じております。なので、今回も一人でも多くの方に愛媛県に来ていただきたくなるような記事を書けるように頑張っていきましょう。

今回は西予市(せいよし)と宇和島市(うわじまし)。愛媛県南部の中心地です。

松山市からの日帰りも十分可能なので、以下のプランご参照に。

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宇和島市と西予市のモデルコース

AM:卯之町の町並み(西予市)

AM:宇和米博物館(西予市)

AM:卯之町の町並み(西予市)

AM:開明学校(西予市)

AM:宇和民具館(西予市)

AM:大寶寺道(西予市)

AM:明石寺(西予市)

昼食:菊屋(宇和島市)

PM:和霊神社(宇和島市)

PM:多賀神社(宇和島市)

PM:宇和島城(宇和島市)


【松山からのアクセス】


JR予讃線利用の場合

・JR松山駅ー卯之町駅 約1時間(特急宇和海利用)

・JR松山駅ー宇和島駅 約1時間20分(特急宇和海利用)


宇和島バス利用の場合

・松山市駅ー卯之町営業所 約1時間30分

・松山市駅ー宇和島バスセンター 約2時間

では、まずは西予市(せいよし)の観光スポットからご紹介いたしましょう。


西予市というと、実は愛媛県民でもあまりピンと来ない人も多くいます。平成の大合併で2004年に生まれた町なので…宇和島のすぐ北にある辺りと言えば分かってくださる人が増えると思います。


その西予市の以前「宇和町(うわちょう)」と呼ばれた地区に、昔の町並みが残る場所があります。「卯之町(うのまち)」といい、国の重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の一つに選ばれています。

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重伝建は様々なカテゴリーで選定の対象になっていますが(城下町や港町など)、この卯之町は「在郷町(ざいごうまち、地方都市として発展したもの)」。そういった枠組みだけでなく、近くにある四国88カ所の明石寺(めいせきじ)の門前町、また宇和島街道(宇和島と大洲を結ぶ街道)の宿場町の役割を果たしてきました。

そんな卯之町のメインとなる通りには、江戸時代中期から昭和初期に建てられた白壁の商家が立ち並んでいます。とても情緒ある素敵な風景で、自然と写真のシャッターを押す回数が増えているような気がします。

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あまり大きくはなく、静かな雰囲気の町なのでのんびりと過ごしてください。

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また、この卯之町のメイン通り周辺には何軒か見どころがありますので、紹介いたしましょう。

詳細情報

住所:〒797-0015 愛媛県西予市宇和町卯之町3丁目

卯之町の通りを少し西に進んだ高台の上に、旧宇和町小学校があります。現在は宇和米博物館として営業中。お米に関しての展示がある無料の博物館ですが、注目すべきは別のところにあります。

以下の写真をご覧ください。

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長い廊下があります。現存する木造建築の中で最も長い廊下で、端から端まで109mもあります。廃校になった後、これを何かに使えないかと考え出されたのが…雑巾がけ。


ほとんど冗談から生まれたような話ですが、毎年Z-1グランプリレース(Zはもちろん雑巾のZ)が行われるほどの盛況ぶり。

入口の受付で雑巾がけをしたいという旨を告げると(有料:認定書のみ500円、認定バッジ700円)、膝のサポーター、上履きを貸してくれます。そして準備ができて、所定の位置に着くと雑巾がけスタート。私も参加してみました。

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記録は…途中で(やはり)ばててしまったために、1分18秒。普段の運動不足が露見した結果になりました。


なお、誰もが知っている有名人も挑戦して意外な結果を出していたり。誰がどんな結果だったかは実際に見てみてくださいね。そして彼らに勝てるよう(十分に準備をして)トライしてみてください!

詳細情報

住所:〒797-0015 愛媛県西予市宇和町卯之町2丁目24

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卯之町を語るうえで欠かせないのは開明学校(かいめいがっこう)の存在です。

開明学校は1882年(明治15年)に建てられた四国最古の小学校。擬洋風という西洋風に似せた建築様式は、地元の人々だけで作られ、少しでも文明開化の流れに乗ろうという気持ちが見てとれます。

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内部には当時の授業風景を再現した部屋があります。

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また多くの展示物があり、人によっては少し懐かしく、また若い人たちには逆に真新しい風景に見えることでしょう。

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予約すれば明治時代の授業体験もできますので、気になる方はお問い合わせください。

詳細情報

住所:〒797-0015 愛媛県西予市宇和町卯之町3丁目110

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開明学校のすぐ横にある民具館にも多くの展示物があります。

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写真に見られる牛鬼や鹿の面はお祭りで使われるこの地方独特のもの。宇和島周辺は江戸時代伊達家が治めていたことから、東北辺りの文化の影響も大きかったそうです。実際、この面をつける鹿踊り(ししおどり)は仙台、盛岡、そしてこの辺りにしか見られないものとか。

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ほかの展示物も、どこか懐かしいものなど盛りだくさん。

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開明学校の入場券でそのまま入館できるので、是非ともご覧ください。

詳細情報

〒797-0015 愛媛県西予市宇和町卯之町3丁目106

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先に申し上げました通り、卯之町は四国88ヶ所、第43番札所明石寺の門前町の役割があったため、周辺にある遍路道も整備されていました。今でこそ新しい道路も作られ交通の便がよくなりましたが、昔は道とは思えない道が多かったなかで、しっかりした遍路道は巡礼者にとってはとてもありがたいものでした。


明石寺から次の札所大寶寺(44番)までは、全札所間としては3番目の長さになる60㎞以上の長丁場。少しでもお遍路さんの負担を減らそうと整備されたのが卯之町と明石寺との間にある800mほどの大寶寺道(だいほうじみち)です。

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峠を切りとおして作られています。ゆっくり歩いていけばそこまでアップダウンもない道なので、心地よい森林浴が楽しめます。

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30分もあれば通過できる道なので、天気が良く、時間に余裕があれば是非歩いていただきたいお勧めの道です。

詳細情報

住所:〒797-0015 愛媛県西予市宇和町卯之町3丁目

大寶寺道を抜けると、明石寺の山門前に到着します。

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明石寺は札所の番号でいえば43番というほぼ半分辺りですが、九州の方々が四国にわたって遍路を始める場合、このお寺が結願寺(最後の札所。九州から四国に渡ると八幡浜に着くので初めの札所が44番大寶寺になる)になります。

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そのため歴史的に見ると重要な役割をはたしてきたということから、先の大寶寺道とともに国の史跡にまもなく登録される見込み。

史跡というのは、国を代表する歴史的財産ということ。県民としてはうれしいことです。

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実際に本堂や大師堂辺りを見回すと、確かに雰囲気がとてもいいお寺。お遍路さんとしてだけではなく、是非とも訪れていただきたい、四国が誇る代表的な寺院の一つです。

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朝早くに散策を開始すれば、お昼過ぎには以上のスポットをくまなく満喫できると思います。

では、お次は宇和島へ向かうことにしましょう。

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JR卯之町駅から特急で20分ほどで宇和島駅に到着します。

詳細情報

住所:〒797-0007 愛媛県西予市宇和町明石201

JR宇和島駅から歩いて10分ほどのところに菊屋というお店があります。

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宇和島でお昼を食べるならお勧めしたいお店。お店の看板メニューはちゃんぽんです。

ちゃんぽんと言っても、大抵の方が想像するような濁ったスープの(長崎)ちゃんぽんではなく、透き通ったスープの八幡浜ちゃんぽんに近いものです。

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大きさが全部で4種類あります。写真は「中」。普通のお店での大盛以上の量があります。そのため女性の方は「ミニ」や「小」の方がいいかもしれません。

また、カレーうどんなども人気です。

詳細情報

住所:〒798-0040 愛媛県宇和島市中央町2丁目3-33

お腹も膨れたことですし、町の中を散策してみましょう。


宇和島の町には非常に有名な神社があります。和霊神社(われいじんじゃ)という珍しい名前です。

珍しいのはその名前だけでなく、祀られている神様も。山家公頼(やんべきんより)という宇和島藩、伊達家の家臣だった人です。

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公頼が仕えたのは伊達政宗の長男、伊達秀宗。宇和島藩の家臣として、産業の拡大や民政の安定化に力を入れましたが、政敵の凶刃に倒れてしまいます。


彼の死後、政敵や事件に関わった人間が変死したり、天変地異が発生しました。それらは公頼の怨霊によるものだと考えた人々が、怨念を鎮めるために祀ったのが、和霊神社のはじまりだそうです。

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和霊神社の前にある鳥居は石造りのものとしては日本一の大きさを誇ります。

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入口の門をくぐると目の前に大きなイチョウの木が見えてきます。この写真でも美しさは十分伝わると思いますが、きっと晩秋の頃にはもっと美しい姿を見せてくれることでしょう。

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本殿前の雰囲気も非常に心地よいものです。

自分の中で、神社の善し悪しの判断は、本殿(もしくは拝殿)前にいて、もうちょっと長く居たいか否か。この和霊神社は創建のいきさつは少々恐ろしいものがありますが、とても居心地のいい神社です。

きっとご利益があるかも?

詳細情報

住所:〒798-0012 愛媛県宇和島市和霊町1451

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和霊神社から須賀川沿いを西に5分ほど進んでいくと、別の神社が見えてきます。多賀神社という名前の神社ですが、ちょっとした「珍」スポットとして知られています。


神社の隣には「凸凹(でこぼこ)神堂」という建物が。どちらかと言えば、多賀神社よりこちらがメインと言えるでしょう。

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ちょっと怪しい外見の建物。内部はさらに怪しいと言ってもいいかもしれません。一言で分かりやすく説明するならば「秘宝館」です。


内部の写真撮影が禁止なので(もっともネットで公開できるようなものなど一つもありませんが)世界中の性に関する展示物が所狭しと並んでいます。内容はともかく、「知識が詰まった博物館」として考えるならば、非常に面白いものです。

唯一の難点は…ちょっと(特に女性は)入りにくいということでしょうか…

詳細情報

住所:〒798-0010 愛媛県宇和島市藤江1340

宇和島市では外すことのできない観光スポットがあります。

それは市内の中心部、小高い丘の上に立つ宇和島城。

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日本で12しかない現存天守(全て、もしくは一部の城郭を建築当時から持つもの)の一つです。

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日本のほかの有名どころのお城に比べると、残っている天守は小さくて「これだけ?」と思ってしまうかもしれません。しかしこの天守からの眺めは非常に美しく、特に西側に面した宇和島湾の美しい姿が見られるのはとてもうれしいことです。

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天守のある標高80m辺りまで登っていくのは大変ですが(麓から約20分ほど)、その途中に見られる美しい石垣やうっそうと茂る木々の間を進んでいくのは、他のお城ではなかなか経験できないこと。

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自分の体力に合わせてゆっくりと登ってみてください。

大変な分、得られるものも大きいですよ!

詳細情報

住所:〒798-0060 愛媛県宇和島市丸之内3

さていかがでしょうか?今回はいろいろな方向性の観光地を詰め込んでいる感じはありますが、もちろん全てを一日で見て回る必要はありません。ご自身の興味の方向性で調整してみてください。


ただ、どの場所も面白い場所なので、できれば紹介したすべての場所を楽しんでください!

また、ほかの愛媛県南部の観光地の内子と大洲も記事化していますので、何日か余裕があるならば、参考にして合わせてプランに入れてみてください。(以下のページ参照)