世界最古イギリスの鉄道の乗り方をご紹介！ハリポタ観光地はどの駅？

こんにちは、イギリス在住のamiです！鉄道発祥の国はイギリスってみなさんご存知でしょうか⁉︎ 1852年に開通した世界で最古のイギリスの鉄道となっています。長ーい歴史のある鉄道、私はよくイギリス国内で電車に乗りますが、色々なハプニングも起こりますよ。では、イギリスの鉄道についてお伝えしていきますね。

ヨーロッパの本土から離れて島国となっているイギリス。イギリスの鉄道は、「National Rail (ナショナル・レール)」でグレートブリテン島を走ることができます。ロンドンを拠点として、イングランド国内、スコットランドなどグレートブリテン間を行ったりするのにとっても便利です。イギリスで観光するのにたっぷりと時間がある方は、車窓から景色を見て、アフタヌーンティーをしながらのんびりと旅行をしてみませんか。

イギリスの電車に乗る時には、プラットホームで自分が降りる駅をちゃんとチェックしましょう。時間15分前くらいにならないと、自分が行きたい駅のプラットホームが出てこないために、多くの人たちは駅構内にて待っています。案内を見る自信がない人は、インフォメーションで聞いたり、鉄道のタイムテーブルを見て、発車時間、到着時間をあらかじめ調べておきましょう。

イギリス鉄道の料金体制はちょっと不思議なのです。私はよく地元のローカル電車に乗るのですが、往復チケットと片道チケットの値段が20ペンス（30円ほど）しか変わりません。しかも往復で買ったほうが安いのです！

イギリスの鉄道は無人駅も多いために、中に乗ってから乗車券を購入することができます。日本の新幹線や特急列車のように、National Rail (ナショナル・レール)の人たちがチケットを拝見しにきます。持っていない場合は”この駅から乗ってここまで行きたい”と伝えると切符が買えます。

イギリス鉄道には、『Anytime（エニータイム）』、『Off-Peak（オフピーク）』のチケットとがあります。Anytime（エニータイム）は、ラッシュの時間帯でも1日中乗車できる切符です。もちろん区間によって金額の差はありますが、Off-Peak（オフピーク）よりは高いです。Off-Peak（オフピーク）は通勤、通学の時間をずらしているので、9時〜16時台であれば安く乗車券が買えます。土日もオフピークのチケットが買えるのは嬉しいですよね。

ヴァージントレイン、National Rail (ナショナル・レール)共に、半年以上前からチケットを購入すると、ロンドンー湖水地方、ロンドンーエディンバラ間などが、とても格安な値段となります。もちろん当日や前日はチケットの値段が高いのです。日本では一律料金が普通ですが。。。旅行の日程が早めに決まっている方は、安い時間帯を見つけて日本からチケットを購入しましょう。

イギリス鉄道は、必ずと言っていいほど遅れます。日本のようにぴったり止まって時間どうりに発車する電車、新幹線、地下鉄には西洋人の方はびっくりです。1、2分遅れるのは当たり前のことですが、時には10分以上遅れたりもします。そして驚くことにいつも遅れる電車が2、3分早く発車していることもあり、これには皆が「いつも遅れるのに〜」と文句を言いながら次の電車が来るまで待ちますが。日本ではありえないことですよね。

イギリスの主要な駅には、スターバックス、コスタコーヒー、バーガーキング、もちろんパブも入っています。キオスクのようなスーパーマーケットもあるために、乗客の皆はコーヒーやお菓子、長旅の人たちはバーガーを買ったりして電車に乗り込みます。ローカルな電車でも小さなテーブルがついています。年配の方たちは紅茶にビスケットを食べておしゃべりに夢中になっています！

日本人も建設に関わっていたと言われている、イギリスの北部スコットランドの首都エディンバラにある世界遺産の橋、『フォース・ブリッジ(Forth Bridge)』。建設から100年以上経った現在でも乗客を乗せ走っています。エディンバラから眺めるのも美しい景色ですが、実際に電車に乗ってみませんか。フォース橋の全長は2530メートルとなっています。

ハリポッターの映画で何回か登場するイギリスの鉄道のグレンフィナン高架橋。

ホグワーツエクスプレスの「ジャゴバイト号」の蒸気機関車が走っています。スコットランド・ハイランドウエイ鉄道が走っており、この橋が建設されたのは1899年、120年以上経った今でも観光客を喜ばせる鉄道です。スコットランドの大自然の景色を眺めながら、ハリーポッターに想いを寄せてみませんか。アフタヌーンティーも食べることができますよ！

イギリス鉄道で有名なのは、ロンドンにある『キングス・クロス駅（King's Cross station）』ですね。1852年に開通されたグレートブリテン（イギリス、スコット）の主要都市を結ぶ「ヴァージン・トレインズ（Virgin Trains）」が走っています。ロンドンを拠点として、ケンブリッジ、リーズ、ニューカッスル、グラスゴー、エディンバラ、インバネスなどを結んでいます。この電車の速度は日本の新幹線よりもとっても遅く、ロンドンースコットランドのエディンバラ間を約5〜6時間ほどで走ります。もちろんこの電車も遅れることも多くあります。

キングスクロス駅といえば、映画『ハリポッター』のモデル地として有名となっており、1日に多くの観光客が訪れます。”プラットフォーム9¾”が人気のロケ地ですね！ぜひハリーポッターファンの方は、プラットフォーム9¾を観光して、「ヴァージントレイン」に乗ってスコットランドのエディンバラへハリーポッターのロケ地巡りをしませんか。

世界で最古のイギリスロンドンの地下鉄は、1863年に開通しています。英国人たちは、メトロやアンダーグランド（Underground）とは呼ばずに、『Tube（チューブ』と呼んでいます。メトロを探しているときは、チューブ、アンダーグランドと言ったほうが英国人たちは理解してくれます。ロンドンの地下鉄はなんと268もの駅が存在しています。そして地下鉄の料金は「4.8ポンド（約620円）」となっており、かなり高い物価ですよね。イギリス鉄道同様に、オフピーク、ピークタイム料金が違ってきますし、オイスターカード (Oyster Card)を利用するとお値打ちに地下鉄を乗ることができますよ。

世界最大のイギリス鉄道、色々なタイプがあります。日本のように簡単にチケット売り場にて購入して乗ることができますので、イギリス国内を旅行してくださいね。